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Krishnaコミュのナマステ・クリシュナ!16〜19

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     「ナマステ・クリシュナ!16」


現代ロックミュージックの元祖とも言えるビートルズの一翼を担った、今は亡きジョン・レノンとジョージ・ハリスン。彼等はベトナム戦争末期に湧き起こったハレークリシュナ運動に魅きつけられ、その中心人物となったインドの聖者シュリーラ・プラブパーダと出逢う事によって大きな啓発を受けた。中でもジョージは、その後の音楽活動にクリシュナの精神的哲学を学んで得た悟りをダイレクトに取り入れていった

★エリック・クラプトンも携わっている「オール・シングス・マスト・パス」と言うアルバムに収録されている曲「マイ・スウィート・ロード」では、神様に会いたいというジョージの純粋な思いが、聖歌ハレルヤとなって表現され、それがいつのまにかハレー・クリシュナの唱名に切り替わっているのだ

★そして、他界する2ヶ月前まで制作に励んだ遺作「ブレイン・ウォッシュド」。喉頭ガンという病魔と闘いながらも、神への愛を育んでいったジョージの心が、ひしひしと伝わってくる一枚に仕上がっている

★宗教という枠組みを超え、音楽を通して伝え続けた精神的メッセージは、今日も尚、多くの人々に影響を与え続けている。(17へ続く)


     「ナマステ・クリシュナ!17」


西洋におけるハレー・クリシュナ運動の創設者、A・C・バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダという聖者は、誕生してすぐに「この子は将来70才にして海を渡り、偉大な宗教者となって108の寺院を築く」と占星術師から予言され、全くその通りの人生を送った希有な宗教者だった

★彼が他界した現在でも、世界の主要都市に於いて、京都祇園祭りの発祥とも言われる、神像を乗せた山車で町中を練り歩くお祭りが、毎年催されている

★ヴェーダ経典の学者としても不動の地位を築いた彼の背景には、物質宇宙を創造したブラフマー(梵天)から続く師弟継承に基いた、ヴェーダを何の解釈も加えずに、ありのままに受け入れる教えを英語に翻訳して後世に残した事にある。だからこそ、現在でも大手自動車会社のフォードもスポンサーとしてバックアップしているのであろう

★アメリカで布教中に、洗脳疑惑があるとして、一度裁判沙汰になった事がある。もちろん裁判には勝ったのだが、その時にプラブパーダはこういう言葉を残している。「洗脳?していますよ。欲望で汚れた脳をきれいに洗っているんですよ」と。(18へ続く)


     「ナマステ・クリシュナ!18」


長年生活を共にしてきた家族ほど、この世の中で縁が深い存在はない。縁が深い分、愛情も深く、その愛情が時として怒りに変わる事もある

★自分はクリシュナの教えを学んで、すぐに菜食主義になったが、いくら菜食が人間にとって素晴らしい食事法だと伝えても、家族は自発的に実践しようとはしなかった。今でこそ人それぞれ精神的段階が違うのだと悟って干渉しなくなったが、菜食主義を始めた初期の頃は、冷蔵庫の中に肉や魚があるだけでヒステリックになり、父や妹と口論になる事が度々あった

★今思えば、本当に申し訳ない事をしたと思う。夕食だけは菜食を受け入れてくれている事に、今では本当に感謝している

★そんな中、病院の集中治療室で働く私の母が、クリシュナ意識に対して好感を抱くようになった。当時職場での人間関係に苦しんでいた母を見兼ねて、ハレー・クリシュナの音楽を聴かせた所、CDに合わせて歌を口ずさむ度に、涙がこぼれて止まらないと言うのだ

★そのうちにクリシュナ崇拝にも興味を示し、祭壇を花で飾り、食べ物を捧げ、食べる前にはお祈りをして、クリシュナのお下がりを深く噛みしめるようになっていった。(19へ続く)


      「ナマステ・クリシュナ!19」



自分の家族や財産を捨て、世界中を旅しながらクリシュナの教えを布教する、齢70を越える僧侶、カヴィチャンドラ・スワミが、大阪の街角で、ハレー・クリシュナ・マントラを歌い、練り歩くパフォーマンスをするというので、この機会を逃すまいと、勇んで参加した事がある

★だが、いざ実行に移すとなると、周りの冷たい疑惑の眼差しがチクチクと胸に刺さり、早くこの場を立ち去りたい気持ちで一杯になった。営業妨害だから店頭から離れろと罵倒されたり、配ったチラシを破って道端に捨てられたり

★インドや欧米では手厚く迎えられるのに、どうして日本では未だに普及していかないのであろう。スワミが語るには、日本は世界でも類を見ない物質的欲望の巣窟なので、初めは拒絶されるかもしれない。だが、継続して布教する事によって、必ず効果は現れてくるのだと

★唱名を始めて1時間、徐々に周りの雰囲気が変わってきた。スワミに手を振る女性店員、リズムに合わせて踊り出す子供達。そして、この運動に対して、真剣な質問をする若者が現れ始めたのだ

★もしかしたら、本当に神様はいるのかもしれない。道行く人に笑顔を振りまくスワミを見ていると、そう思わずにはいられなかった。(完)

コメント(3)

私もハリナマは正直苦手です。
会社の人がいたらどう思うかとか、考えたり。
やってるときは開き直ってますけど。
アメリカ黒人のクリシュナさんが配ったらもらってくれるのに、
日本人からはもらってくれなかったり。
そんなときは、インドが恋しくなるね。
でも歌が上手なクリシュナさんとハリナマするのは
とても楽しい。ほんとに賛美歌みたいだよね。
確かに映画でそんなフィクションを語られると、かなり恐怖心が植え付けられますね。日本でもかなり誤解があるんじゃないかと思います。

街角で歌って踊ったりしていると、一見怪しく見えます。(いや、かなり怪しい!!)そして配っているは、宗教的なチラシ。 
もっと気楽な感じで、クリシュナやインド神話を伝えていけたらと思います。 

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