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透析らいふ ミクシイ支店コミュの脂質代謝異常

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今日、恒例の中外製薬のTVフォーラムに参加してきました。話の中で、脂質代謝異常の言葉が出てきたのでちょっと復讐したいと思いました。
後輩と3人で行ったのですが、後輩はウトウトしながら聞いていたよう・・・ぷ


慢性腎不全では、脂質代謝異常が起こると教科書には書いてありますが、これはいったいどんなことが透析患者さんの体でおこっているのかちょっと考えてみました。

脂質代謝異常って言うとちょっと難しく感じるけど、ようは高脂血症のことを示していると考えてよいと思います。

高脂血症とは、総コレステロール220mg/dl以上、中性脂肪150mg/dl以上、LDLコレステロール140mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満のいずれかを満たすものと定義されているようです。

高脂血症は大きく?、?a、?b、?、?、?の5つに分類されるようで、その中でも?a、?b、圧倒的に多く、約1/3ずつを占めます。男性の場合は肥満、アルコール、糖尿病らが、女性の場合は女性ホルモンが大きく関与していると言われています。女性ホルモンにはコレステロール低下作用もあるため、一般には閉経によりコレステロール値は上昇するそうです。

透析患者さんでは糖尿病性腎症の方が多くなっていますので、高脂血症によりなりやすい状況と言えますよね。

高脂血症は高血圧と並んで動脈硬化の要因の一つにもなっています。これにより脳血管障害や虚血性心疾患など動脈硬化性疾患を合併し、生命に危険をもたらします。動脈硬化のうち脂質と関連の深いのはアテローム硬化です。アテローム硬化とはコレステロールが増加する?型に多く見受けられ、増加したコレステロールが心臓や血管の動脈にプラークを形成することを言うようです。  なるほどね。

LDLコレステロールはいわゆる悪玉コレステロールであり、HDLコレステロールはいわゆる善玉コレステロールです。LDLコレステロールが上がれば上がるほど、HDLコレステロールが下がれば下がるほど動脈硬化が起こりやすい状態です。

高脂血症→動脈硬化→高血圧→血管ボロボロ→シャント詰まる→いろんな所の血管詰まる→やばい   こう考えると怖いですね。

治療の基本は食事療法と運動療法。それでも数値が下がらない時は薬の助けが必要になるわけですね。

高脂血症の薬としては、LDLコレステロールが高い場合はHMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン製剤)であるメバロチン、リポバス、ローコール、リピトール、リバロや胆汁酸吸着レジンであるコレバインが使用。中性脂肪が高い場合はフィブラート系製剤(ベザトールSRやリパンチル)やニコチン酸(ペリシット)を使うようです。

透析患者さんでは使える薬剤がある程度限られると思うので、実際に処方している薬は病院で医師に聞いてくださいね。

スタチンやフィブラート系の薬剤を使用する場合、腎機能が低下していると副作用として横紋筋融解症の危険性があるので、十分な注意が必要のようです。慎重にってことですね。

あらためて勉強しなおすと頭に入りやすくなりますよね。

今回は私自身風邪をひいているので、残念ながら勉強会のあとの飲み会はなし・・・あ〜ほんと残念。





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