私は正義の味方だ！コミュの不自由な事・・・

選挙の街頭演説は、名前の連呼をしているうちは、それぞれがテメーの事を大声で叫んでいるだけなので、うるさいという害はあるが罪はなかろう。だが、それも少しずつ矛先が変わり、他党のやり方を批判するようになる。もちろん、野党には与党を監視し、抑止力として働くべき部分があるので、その行為自体は問題ないのだが、最近は批判の対象が、その政策や結果という中身ではなく、単なる言葉狩りになってしまっている。自民・麻生氏が「きちがい水」といったところに食いつく連中。もともと、口の悪い人であろうから、中には不快に思う人もあろう。だが、言葉をどう変えようが本質は変わらない。酒飲んで運転して幼子を轢き殺すような奴が飲んだのは間違いなく「きちがい水」だし、飲む奴もキチガイだろうが、こういう言葉狩りをする連中は、古典落語の名作などもすべて否定してから文句を言えと言いたい。だいたい、言葉狩りなど馬鹿な話で、かつて「ちびくろさんぼ」が黒人に対する侮蔑だと言われた馬鹿な時代があったが、黒人をクロンボと呼ばなかったら、彼らの体色が白くなるのか？また「びっこをひいている」がダメらしいが、じゃ、足の不自由な人と言い替えれば足が治るとでも言うのだろうか。一方で「はげ」も侮蔑だろう。せめて「毛髪の不自由な人」と言うべきだろうし、最近増えている「クズ親」などは「頭の不自由な親」「良識に不自由な親」、新聞などは「真実に不自由な紙」ってところだな。何にでも「不自由な人」を付ければ事が済むと思っている連中が、腹の中でどう思っているかの方がよっぽど怪しいし、胡散くさい。「私たちは言葉で××に不自由な人たちを傷つけませんよ」と言っている時点で、既に上から物を言っているのではないか？最近の言葉狩りは、前後の脈略もなく、ただ、その単語だけを取り出して騒いでいる。馬鹿な問題を騒ぐだけでなく、事の本質すら見ようとしない。学校に押し寄せたPTAのおばはんに「おばはんたち静かにせいや」と言った後のヒステリー状態を多くのメディアが演じている。おばはんと言われたことに腹を立て、ただ、その事ばかりを根に持って話を聞こうとしない連中は○○団体という存在にとって最強の兵であろうが、それを国政レベルでやられても困るなぁ。麻生を叩くなら、被災地に視察に「珍道中」に行った民主党議員も吊るし挙げてみろ。どうも報道は公平さに不自由な連中が多いんじゃ～ねえの・・・？