内田百閒コミュの園

故郷阿房列車第２４弾、おいでんせぇ岡山コラボ（素案）
「内田百閒流こだわり食のたび、吉永いのちねの旅」編のご案内
百鬼園倶楽部（内田百間顕彰会）、おいでんせぇ岡山
東日本大震災以来、自然災害が少なく交通も便利な岡山には、多くの方々が関東東北から移住されています。関東大震災で亡くなった弟子の長野初、東海道刈谷駅で列車から落ちて亡くなった宮城道雄の死に際して、百閒は深く心を痛めたものでした。百閒なら大震災と原発災害には心を痛めたでしょう。
そこで昨年の尾道への阿房列車では、自主避難の母子をご招待したところ、避難者同士の交流が生まれました。今年は本格的移住者と地元の方々の交流をかねて、大震災原発自主移住者ネットワーク・おいでんせぇ岡山の協力の元、阿房列車を企画しました。
内田百閒は山陽鉄道が開業した間もないころ、祖母に連れられて瀬戸町万富の三谷の金剛様にお参りに連れられて行きました。万富のそばの「吉井川の曲がった鉄橋」は阿房列車の中でも登場しました。また百閒グルメは有名で、「御馳走帖」という編纂本には素材にこだわった食事が載っています。旅行ではいつも食堂車に鎮座していたほどの食いしん坊。食堂車がほとんどなくなった現代などは、百閒なら嘆く時代なのかもしれません。そこで百閒精神を取り入れて岡山の超低床路面電車「ＭＯＭＯ」では、通勤電車なのに食堂車仕様のデザインをお願いしたのです。
今回は故郷阿房列車で万富、吉井川の曲がった鉄橋を通り、車内でコンサート。吉永駅で下車し山間の「神根本」にある、移住者交流拠点・食を見直す場としての「いのちね」を尋ねます。西大寺軽便スタイルの「犀バス」を貸切。
大震災原発事故以来、我々の生き方と食の安全が問い直されています。何にも用事がないけれど、近所の備前三の宮神根神社散策や、いのちねの森周辺の散策など、何にもないところでお楽しみください。
今回も故郷阿房列車名物のレトロファッションでいきましょう。できる限りちょっとでも扮装してください。ひげ一本、シルクハットひとつでも結構です。「明治、大正、昭和」の扮装のお出迎えもあるやもしれません。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

とき　　　　　平成25年3月20日（水）　　
定員　　 100名（定員になりしだい、締め切り）
主催百鬼園倶楽部（内田百閒顕彰会）、おいでんせぇ岡山、公共の交通ラクダ（ＲＡＣＤＡ）
協力　　国際ソロプチミスト岡山桃の大震災被災者向け寄付金を受けて、一連の行事を行います。
後援（予定）　岡山市、備前市、ＪＲ西日本
料金大人3000円、子供2500円、食事・飲み物付　　郵便振替01200-8-30730
申込み先　　　　百鬼園倶楽部事務局　　　下記申込書をご使用ください。メルアドokj165@poppy.ocn.ne.jp
〒703－0803 岡山市北区北方2-2-17　　　　電話090-3743-4778　FAX 086-224-0537
日程　 8:30　　岡山駅集合（２階在来線改札口前）
　　　 9:30　　　岡山駅出発　　4番ホーム、貸切特別列車
（入線　　　　、出発式、テープカット）
9:45-10:40 瀬戸駅停車2番、車内コンサート、記念撮影
　　　10:56 　　吉永駅到着（到着式）
犀バスにて２グループに分かれて「いのちね」
訪問（距離6.2km）
いのちね見学、昼食、コンサート、
講演「神根本の歴史」（おいでんせぇ岡山・津曲真人）
「百閒グルメと生き方」（百鬼園倶楽部会長・岡將男）
　　　16:15 　　吉永駅出発
　　　16:51 　　岡山駅到着
詳細情報については、ＲＡＣＤＡホームページに掲載します。http://wiki.livedoor.jp/racda_okayama/