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ヘアロジックス ビギニングコミュのペンで理解する親水と疎水の話

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ガラス窓に水性ペンで絵を描こうと思ったけど
はじいてうまくいかなかった…こんな経験はありませんか?

この違いを解くカギが“親水性/疎水性”です。


簡単な実験をしましょう。
ティッシュペーパーと油性ペン、水性ペンを用意してください。

まずは普通に、ティッシュペーパーにラインを引いてみます。
当たり前ですがどちらもよく書けます。
では次に、ティッシュペーパーを水で濡らしてみましょう。
同じようにラインを引いてみます。すると、どうでしょう?
油性ペンはあまりよく書けません。
水洗ペンは?
書けますがとてもにじみます。

ガラスに書くときは水性ペンはほとんど書けなかったのに
濡れたティッシュペーパーでは書けましたね?
逆に油性ペンではガラスにはよく書けるのに
濡れたティッシュペーパーにはあまりよく書けませんでした。

水性ペンは親水性の顔料を使っています。
油性ペンは疎水性の顔料を使っています。

“筆記する対象になるものの状態によって書ける条件が違う”
この事がお分かりなるでしょうか。

パーマ液で考えてみましょう。
パーマ液にも親水性・疎水性の還元剤があります。
親水/疎水は2択ではなく下表の様になっています。


(*ゴメン!うろ覚えです。データ紛失。順番、違うかも。)

↓ ー 親水性の傾向が強い還元剤 ー
 システイン(まさに水性ペン)

 チオグリコール酸(水性/油性ペンの中間くらい)
 システアミン(どちらかというと油性ペン寄り)
 ブチロラクトンチオール(油性ペンに近い)
 チオグリセリン(めっちゃ油性ペン)
↑ ー 疎水性の傾向が強い還元剤 ー


一般的に、
システインパーマ剤は健康毛に対してかかりが弱いですよね。
では傷んでいる髪に対してはどうですか?
システインではなく、
他の疎水性の強い還元剤ではどうでしょう?


“筆記する対象になるものの状態によって書ける条件が違う”

パーマにおいては、
“還元剤を使う対象になる髪の状態によってかかる条件が違う”
ということになります。


さあ、
パーマ液を例に勉強してみましたがいかがでしたでしょうか?
親水、疎水。少し理解が深まりましたでしょうか?
では、PPTではどんな事が言えるのでしょうね?


「コルテックスにおける疎水の考え方」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=39752286&comm_id=1194154

コメント(10)

ノートにまとめないと

理解できません。
>システインパーマ剤は健康毛に対してかかりが弱いですよね。

もう一つ、薬液のかかりやすさの比較の他に
その還元剤自体が作用を初めてから自己酸化しやすいタイプの還元剤も実はそれほど強くかからない。
シスもそれほど弱い訳ではないのに酸化されやすいのも原因らしいですね。また薬液的に揮発やら温存やらの使用アルカリ剤でも、、
しかかり前の薬液特性だけでなく作用中の特徴にもかなり影響されますね。
時間の配分とかと関わる問題。

>パーマにおいては、
“還元剤を使う対象になる髪の状態によってかかる条件が違う

シャンテさんのDOSでかなりわかりやすくしかも深くやってますね。


>親水、疎水。少し理解が深まりましたでしょうか?
では、PPTではどんな事が言えるのでしょうね?

PPTや他の処理剤との重ね使いの順番にかなり関わってきますね。

疎水性が高くても由来別蛋白の吸着量なども関係してくるので
イメージだけでなくデーター比較とか実際に髪に乗せた感覚や
髪表面吸着なら同じような疎水性膜にわざとそのPPTを乗せて
どんな状態で乾燥したりしなかったり油性っぽいとか
固まるとかツルツルするとか確認することでしょうね。

それとブレンドした場合も相乗効果有りと勝手に判断する人が多いけどその逆だったりする事が本当は多かったりもするので
確認が必要です。

いつかのペリセアの使用で染毛がダメだったように
未だに染毛でもいけちゃいますなんて言ってるメーカーもあるので
いかにしっかりした実験が必要かと思います。
HBさんのいつかのペりセアのカラー退色実験あれよかったです。

パーマ液は嘘が少なく使った感じどうり答えがハッキリしていて嘘もつけない状態。
PPTはアバウトだから使う側もアバウト。
混ぜると特に何がなんだかわからなくなる。
特に吸着に疎水・親水など関わってくるからその差が激しい。また
激しいのを逆使いしてしまう人も多いですね。
効き過ぎる物をもの凄く弱く使う。結果補修には結びつかない
わずかな質感変化だったりとかあえてそれを使わなくてもいいのではと思うことがありますね。

基本的にはシンプルに的を絞って使い切ることですね。
多少間違っていても何かの効果・変化があるって事です。
ももさん、
いまいち、わかりにくかったですか?
質問あれば遠慮なくどうぞ。

MAGOさん、
システインの説明、わかりやすかったです。
パーマに関してはシャンテさんが講習でやってくれてますから
受講する方はホントに恵まれてますね。僕も受けたいです。
PPTはいろんな種類のものをたくさん使うのじゃなくて
どのPPTをどのタイミングで使うかの方がはるかに重要ですよね。

今回は
「親水/疎水」のイメージをつかむための講座にしてみました。
僕が講習で言っていたことがHBさんのトピを見て
合っていたんだな〜と思いホッとしています。

同じような説明をしていました。

むずかしく考えるとこんがらがっちゃうので、
水と油の二つに性質を分けて話そうと思ってやってました。

親水と疎水・カチオン(+)とアニオン(−)の理解でほとんど
仕事上必要な部分は補えるのではないかなって考えています。

アルキルカチオンのPPTなんて良い例で、ただのアルキルだけなら損傷部分よりも健康な部分に吸着してしまうだろうけど、カチオン化されてるから健康毛にはくっつきにくくダメージ毛にはくっつきにくいはずだけどカチオン化によって最初の
くっつきやすさを作っているのだろうなとか。。

でも細かい官能基になると僕はチンプンです(笑
シャンテさん、
「美容師に必要なケミカル」っていうコミュのタイトル、
いつも気になるんですよ。まさにそうだな、って。
美容師やるために科学者までの知識はいらない。
でも薬品使うからには知らないじゃ済まない事も多い。
じゃあ、どこまでかって事ですよね。
官能基は全部知る必要はないけども
いくつかは憶えとくと便利なものもあるんですよね。

このコミュ、半年以上もご無沙汰してました。
閉鎖する事も考えたのですがもう少し続けようと思います。
タイトルも近日中に変わる予定です。
「美容師に必要な髪のケアーと知識」の間違いでした。
なるほど・・

と、いいながらイマイチ理解できない私!!

何度も読んでみようっと!!

コミュ
閉鎖しないでくださいふらふら!!
himeさん、
ありがとうございます。
夢中でどこまでも進めていって、ふと振り返った時、
とても多くの情報が眠るコミュになるように育てていきたいです。

わからない事は聞いてくださいね。
僕の表現が不充分だったり回りくどいこともありますから。
先生!戻ってこられましたね(笑)

猿レベルでお願いします。。



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