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東洋美術コミュの“定誉”“秘蔵”と墨書された白磁観音像

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はじめまして。

早速ですが、お尋ねします。

“定誉”“秘蔵”と墨書された焼き物の観音像 高さ60cm、全体的に白象牙色で後頭部から裾へかけて一部に酸化焼成による朱がかかっています。
平戸焼き観音像とは異なり、やや粗く、表面仕上げはツルツルの滑らかさはありません。 胸部までの上半身は釉薬がかかって光沢があります。
頭の中央に坐像の仏様が彫ってあり、左に蓮の華と葉の浮彫り、右は孔雀の飾りがあり、左手に紐で結んだ財布らしきものをお持ちです。
瓔珞みたいな耳飾りが(欠落していますが)肩にかかっています。上品な印象を受けます。
くり抜いた花びらを貼り付けた飾りも肩から胸部にかけて見られます。
福岡博物館の仏像担当者から『高野山の祈親上人・定誉が焼いたとは考えにくい。有田・伊万里の観音像を焼く窯元に尋ねるのがよいのでは?』と助言がありました。
佐賀県立陶磁文化館の学芸員の方は『国産ではなく、福建省界隈で焼かれたものではないか?明・清時代か?』との見解でした。
有田焼の日展作家先生は国産焼き物と比較して『有田焼ではない。大陸製白磁で明・清よりもっと古く1000年ほど遡るかもしれない』と述べられました。

何か手がかりを教えていただければと思って書き込みました。
詳しい方のご意見を待っています。

コメント(4)

どなたか中国の人が所蔵されていたのでしょう,または中国の古美術店で買った

のかも知れませんね。

中国人は,日本人をだますのに良く使う言葉ですから

(“定誉”“秘蔵)・・・・どちらも素晴らしい品物の意

この様な墨での書き込みはあまり信用がありません?

官用の製品は,おし印(年号)の角印(染付等)できっちり書かれています。

所蔵していた人が個人的な思いで,良い物だと思って書かれたものかも知

れません,時には彫りこんである品物も有ります。
御文章だけから判断すると、中国の徳化窯で制作された観音様ではないかと思います。
リンク先にもありますように、17世紀初期ぐらいから現在まで製造され続けているものですし、徳化窯は年代鑑定も容易でないので、制作年代決定は現物をみても難しいと思います。
定誉 という名前の僧侶は、日本で名の残っている人だけでも3人以上いますし、時代も10−18世紀までばらけています。これだけでは無理だと思います。また、所蔵している陶磁器に墨書するという習慣は日本では無いのではないかと思います。

http://blog.goo.ne.jp/lingmubozhi/e/94a1a320079543870ee44be1d045c72a
印象では、やはり福建省あたりの徳化窯という気がします。
観音像は現在も大量に作られていて、北京や上海などの店でよく見ました。
倉敷案内人・玲生・gramercyの皆様の情報に感謝します。

“定誉秘蔵”の墨書の横に朱の角印が押してあります。
即位間もない昭和天皇・皇后両陛下にご賞味いただいた宮内省献納・海軍御用達の醸造屋として資金調達の折には(大正〜敗戦後まで)担保物件として数箇所を旅した観音像だと言い伝えられています。

ご指摘いただいた“福建省あたりの徳化窯”や北京や上海を尋ねることがあれば多くの観音像と見比べてみたいと思います。

有難うございました。



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