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とにかく怖い話。コミュの聞こえたもの、見えたもの

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ある山中に割と大きな建物があった。
すごい気になったので昼過ぎくらいだったか。
たまたま近くを訪れたのでそこに寄った。
車は少し離れた丘の上にしか停めるとこがなく、そこに停めて近づいてみた。

どうやら、いや、やはり廃墟のようだ。

割と大きな建物。二階建て。

正面玄関は両開きのガラスのドアで、半分割れていた。

潜れば中に入れそうだが、まずは全体を把握しようと思い

とりあえずうろうろして

建物の裏側に周ると

二階の窓から木の枝らしきものが生えていた。

まさか…

と思いよく見ると、やはり木の枝だ。よく茂っている。

建物から木が生えているのか?

かなり古い建物…には見えないのだが……

建物の中を覗いても木は見えない。

だが、とんでもないものを見つけた。

広間みたいなとこに

何か、細長い板のようなものが大量に突き出している。

なんだ、あれ

板の中央が黒くくすんでいる。



卒塔婆か。

卒塔婆だ。お墓にあるアレがどうしてこんなとこ…に…?






音がした

どこから?

ぎしりぎしり

二階か?

ぎしりぎしりぎしり

階段か?

ぎし ぎし

廊下?近い!

それはものの数秒だった。

どこからか足音がして、飛び退くようにその場を離れた。

急いで自分の車のあるとこに戻った。
少し離れた丘の上。

冷静になる。

廃墟散策なんてしてる人は割といる。

もしかしたらそういう物好きが中を歩いていたかもしれない。

と、割り切る。

卒塔婆か……

なんだったんだろ。

まさか?宗教施設か?

と、そんな考えに行き着いた。

しばらくその場にいて廃墟をを眺めてふと気づく。

あたりを見回したが、車らしきものは、自分の車を覗いて他にはない。

足音の人物はどこへ?

まあ、しかしハイキングみたいな感じで訪れる人はいるし…



二階に人影がみえた。

子供のようだった

え?なんであんなとこに。

まずいだろ?

と、その子供を見ていると

くるっと、こちらを向いた。

ピンポイントで目があったのでかなり驚いた。

そして、なにか急いだようにいなくなった。

ん?なんだ?

降りたのか?

と、玄関に現れた。

こちらを見ている。

しかし出てこない。

玄関、開いてないのか?

どこから入ったか知らないが出られくなったのか?

そう思い、ほっとくわけにもいかないからまた廃墟に近づこうとした。

まてよ

ふと、立ち止まる

玄関はガラスのドア。
半分割れており、潜れば出入りできる。はず。

子供なら余裕で潜れる。はず。

だが、なんで

出てこない。

試しに大きな声を出して呼んでみた

そこの割れたとこから……



二階、一階、どこかの部屋、あらゆる箇所に

人がいる。


……!

再び玄関に視線を戻すと

その子供は

笑ったような顔で玄関のドアを叩いていた。

放置して車に乗り、すっ飛ばしてその場から逃げる。

山道を駆け上る。

まずい。

少し走らせたら道が開け、そこには

車が停めてあった。

…足音は本当に人だったかもしれない。

しかし、見たものは

明らかに人ではなかった。









コメント(6)

実話の場合、とにかく危ないから訳が分からなくても逃げなきゃいけないし、
でも、訳分からないままだから、ちょっともやっとしちゃうし。
しかたないですね(;^_^A。

屋内に大量卒塔婆とはまた珍しい光景ですね。
供養してるのか・・。閉じ込めてるのか・・。

ん〜(^_^;)。
>>[1]
以前ここのトピックに書いたか忘れてしまいましたが、小さな滝があるすぐ隣りに小さな高床式倉庫みたいなものがありました。窓が無く、なんだこれと後ろに回りこんでみたら

大量の位牌に壁から天井にかけてびっしりと札がはってあり中央に注連縄が置いてありました。
それはどうやら昔にわるいことをした人を祀るための建物だったそうですが…

今回のそれは常軌を逸していました。

場所は…中部のある地方…山そのものが気味悪いです
>>[2]
ありましたね、その話。その時も走って逃げましたよね(^_^;)。
その建物は小さくて、封印の為に建てられたものなのは納得な感じでしたが。

今回のは、
普通に他の目的で建てられた施設っぽいもの(ガラス両開き扉だし)が捨てられたのを、
勝手に卒塔婆捨て場にしたような?
本来の目的での建て方と合ってないので余計に変な感じになって、
捨ててた人も近づけなくなったような?

もやん(^_^;)。

>>[3]
無数の人がいたのには驚きました。先輩曰く、
九州地方の最果てに凶悪な場所があるらしいです。学生時代、修学旅行の自由時間に訪れてひどい目に遭ったとか。
>>[4]
山奥にある建物は本当に気味悪いですね。
バブル全盛期に建てたであろう悪趣味な色と形をしたホテルやリゾート地。
なぜ、あの時代はサイケデリックなカラーが使用されていたのか…

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