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とにかく怖い話。コミュの千鳥ヶ淵公園で

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4年前の日記からです。
いつものような昔話的なものではないので、あしからず。



数ヶ月前のこと。

仕事で千鳥ヶ淵を自転車で疾走していた。
大手町の方から靖国へ坂道を上っていた。

いつものように猫が居るのが楽しみで道路ではなく遊歩道になっている公園内を通った。

公園の半分くらいまで来たとき、前を見ると植え込みの奥に人が立っている。

変な所に立っているな〜と思った。

坊主頭の若い男性で灰色の詰襟の上半身が植え込みから見えている。
その後ろはお堀への緩やかな崖だ。
どこか特徴のない顔立ちで「のっぺり」とした印象でただ前を(公園側)向いている。

その男性の前を通り過ぎようとした時

男の体全体がぐにゃんぐにゃんと横に激しく揺れた。

アレだういろうを持って思いっきり横に振る感じ。

頭が真横に腰まで下がっている。左右にぐにゃんぐにゃん。
顔はこちらを向いたまま。

(うぎゃあっ!!!)

内心悲鳴をあげチャリダッシュ!!!

しゃかりき漕いで人通りの多い靖国通りの人込みの中に入りホッとする。


そういえば千鳥が淵を通っている時、最初から誰にも会わなかった。
猫一匹、いつも昼寝をしている浮浪者にも。
桜の季節ではなくても日中は人が多く、自転車でダッシュなど出来ない場所である。


この事を先日友人に話した。
以前に書いた妖精と遊んだ記憶のある人である。
不思議な体験をすると彼女に話すことが多い。
霊体験なら、我を通して彼女は同じものを見ることが出来ることがある。

友人は少し考え込んで

「今見たんだけど」

「そこに男の幽霊がいたのではなくて、なんか、化かされたって感じ」

「狐とか狸じゃないけど、そこにいる強い存在がイタズラした感じ」


すぐ横には戦没者霊園がある。
前には靖国神社があり、奥は皇居だ。

江戸城のあった頃から呪術が施されているとも聞く。

「強い存在」がある、というのは納得できる気がする。


友人の言葉は確認しようもないが、なんというか・・・人でなくて良かった。

人があーゆー状態でいるのは辛いだろう?

しかし、人の形をしたものが人外の動きをするのは、ひどく怖い。

ふとした時に思い出す。



ぐにゃんぐにゃん  ぐにゃんぐにゃん

コメント(28)

怖いけど。化かされただけなら害はないんだ?良かった・・。それにしても便利な友達・・・。
ぐにゃんぐにゃんしている様が目に浮かぶように想像出来てしまいました。
朝イチに読んだので、今日は一日中頭から離れなさそうです。恐い…

人外のものは人間を怖がらせて楽しむのでしょうか?人間は見下されているって事ですよね。
なんか悔しいなあ。
家康が遭った肉人を思い出した。もっともあちらは江戸城ではなく駿府城での話ですが。
そいつは「封(ほう)」という妖怪で、その妖怪を食べると武勇に優れるというお話。
くろたえさんも、ういろうみたいなそれのはしっこを、ぱくりと食べたら、ひょっとしたら何か力がみなぎってきていたかも?w
 
>>[1]

コメントをありがとうございます。
怖かった以外の害はありませんでしたが、未だ思い出しては怖気を振るうという後遺症があります。

文章の中に間違いがありました。
友人は我を通して状況を(霊体験なら)知ることが出来ますが、それは我の見たものばかりでなく、我の頭上にまた別のモノが居たりしたと、見えた以上の事を教えてくれることがあります。
不思議な事に対しては便利ではありますが、日常生活に不思議はそうそうにある訳がなく、友人は、どちらかというと生きるのに不器用な性質です。
>>[2]

いつもコメントをありがとうございます。

靖国神社の裏通りで女性の悲鳴が聞こえて駆けつけたら、老婦人が靖国神社の参堂脇の木々に向かって
「お兄さん。帰りましょうよ。お兄さん!」
と叫んでいるのに出くわしたことがあります。
娘か息子夫婦らしき初老の男女が宥めて車に乗せようとしていましたが、
年老いた女性は頭よりも高い木々の枝に向かって、しきりに叫んでいました。
なんというか、
戦争とは傷ついた人が居なくならない限り終わったことには、ならないのだと感じました。
>>[3]

朝イチから爽やかでなくてスミマセン。

我を怖がらせた人外のモノは、必死で逃げた我を哂っていることでしょう。
人を下に見ているとしても、人の命よりも遥かに長く存在しているのでしょう。
その存在が護りか障りか分かりませんが、その場所に固定されているのなら、意趣返しでイタズラをしても仕方ないのかもしれません。

皇居か、東京か日本を護っているかもしれない力の一部の気晴らしになったのなら、仕方ないかとも思うのです。

コメントをありがとうございました。
>>[4]

その妖怪は食べても食べてもなくならない肉の妖怪でしたっけ?
ぶるんぶるん♪と勢い良く振れる弾力は似ていますが、普通に人の姿をしていました。
坊主頭の若者の姿のモノを噛み千切れるほど、我に獣の親の影響はないと思います。

また、現世での力の象徴はお金ですから、筋肉自慢な中年女性というのも寒い気がします。
よって、人外の存在を食すのは除外させていただきます。

コメントをありがとうございました。

>>[008]の新作が読めて喜んでいます。
ファンとしては嬉しい限りです。
私が一番怖いのは一見人の姿をしているけども、人の面を被った何か、ですが。(今まで怖い思い出ばかり)

そういうお茶目な方もいらっしゃるんですねぇ〜。
靖国神社には1回連れてって貰ったことあります何とも言えない独特の雰囲気
だったのを憶えてます
最後のきりかえしが恐かったですげっそり
靖国神社周辺にそのような縛られたモノがいるのですか
明治神宮の井戸には縛られて護りとされているモノがいるらしいとホンコワで読みましたが、同じような事なんでしょうかね

元々ヒトだったのならば
憂さも晴らしたくなるのかもしれませんねえ、ただそんなに怖いもの見たくはないですがクロタエさんお疲れ様ですたらーっ(汗)
2回目書き込みお邪魔します〜。

あちらの世界には「気づいてもらえないのは仕方ない」の鉄則がある気がします。
本来「違う世界」ですもんね。

もし私が同様の場面にあった場合。
お、変な所に人が。変な人かな?と。
次の瞬間には違う方を向き、なるたけ迂回しますね。
変な人は見ないに限る。視線を向けない限りからんで来る事は滅多にない…。

生きてる変な人と同様の事情かもですが。
グニャ男は見てもらえずにひとり寂しくぐにゃんぐにゃんをするだろう…。
あちらの方はつつましい。けして「気づけよ!」と怒鳴るような事はない。
私はゆっくりチャリを漕ぎながら、
「今日は人少ないな?ええねえ。」と思う事だろう…。

ああ。鈍いって幸せなんだと改めて思う。
そして恐い目にあった事のない私は、人の「恐かった話」を「へええ」と読む
のであった。
>>[9]

コメント返しをお褒めいただき恐縮です。
だんぞうさんのコメントを面白く思いましたが、噛み付いている自分を想像したら情けないものがありましたもので。

ヤマノケは白くて踊っているようなヒトガタでしたっけ?
かなり邪悪な存在でしたよね。
それに比べれば可愛いものだと・・・・いや、それなりに怖いですが。

昔、百話を書いたので上げやすいです。
ファンだなんて嬉し恥ずかしです。
また、機会ありましたら書かせていただきます。
>>[10]

ちゃんとコミュに沿ったものが書けて良かったです。

コメントをありがとうございました。
>>[11]

そういえば、「首かがり」を書かれましたよね。
黒い人影でしたっけ。あれは怖かったです。人の魂を食べてしまうなんて。(「乳」はともかく)

人の形、姿。それだけで、人見ずにいられなく、そして差異を見つけ恐怖するのでしょう。

文章にしてみたら、お茶目さんです。実害もないです。

それでも、怖かったんですよ〜〜〜

張り切っているフラワーロックならお茶目ではありますが、無表情のヒトガタがそんな動きをされたら、やっぱり逃げるしかないと思うのです。
>>[12]

靖国神社は御柱様を迎えてない招魂社なので、他の神社と空気が違うのは当たり前なのかもしれません。

靖国神社の裏側は高級住宅街や有名私立の学校などありますが、妙に空気が濃密というか重いです。

靖国神社から坂を下りグランドパレス辺りまで、何かがあるのでは?と思っています。
>>[13]

靖国神社から通りを挟んだ場所にある公園です。
皇居のお堀沿いにあります。
皇居じたい、何らかの呪いがありそうですが、靖国神社も戦没者霊園も、戦争で亡くなられた方の場所ですので、その影響もあるかも知れませんね。

そういえば、ぐにゃんぐにゃんさんの着ていたグレイの詰襟はその時代の学生服や下位の軍服に似ています・・・

人であったものならば、もう少し楽な場所に行って欲しいです。

その時代の影響を受けた何かが居るのなら、少しは憂さ晴らしになったとかなぁ?
でも、「縛られている」と考えると、悲しいです。
それが護りの方法であるなら、少しでも気が紛れたら嬉しいな・・・
>>[14]

日常生活の中で「あちらの世界」の存在は考えません。
まず、公園内で人が居ないことに気づかなかった。
ヒトガタを見て、最初はハリボテか人形に見えました。
それが、どうやら人らしい。
なぜ、そんな場所に居るのか?困っているのなら、声を掛けられたら対応しよう。
と消極的親切心(何もしない)で通り過ぎた時の事です。

まあ、遭うときには合ってしまうものです。

我自身、霊感などないもので、ヒトガタを見れば人と認識するのは仕方のないことでしょう。
あの辺りですか…

個人的には美術館辺りと、少し四ッ谷方面に向かった女●学院辺りが独特な空気だと思います。

この辺り…住所で言うと「番町」は怪談「番町皿屋敷」の舞台にもなった場所ですからね。

近くの某テレビ局のスタジオも所謂、出るという噂が絶えない場所です。


皇居から代官町通〜番町中央通〜四ッ谷はバイクでたまに通るルートなのですが、ずっしりと重い感じなんですよね。
ぐにゃさんは一見は「変な人かも」と警戒心を持つような雰囲気の人
ではなかった訳なんでしょうね。

昔から「どうかしましたか?」と声をかけたら妖怪だったという話は
多いけど…。妖怪さんは見るからに怪しくていて欲しいものです…。
(妖怪か何かも不明ですけど…。)

それにしても、怖い話の好きな人のコミュだけあって、みなさん妖怪各種
よくご存知ですよね〜。
近所なので千鳥ヶ淵も靖国神社もよく散歩に行ってたけど…もう一人じゃ行きたくないです
くろたえさんのお話は、いつも興味をそそられます。
またアップしていただけることを楽しみにしております。
>>[21]

お返事遅くなりまして申し訳ありません。
番町皿屋敷は市谷の近くの二番町、一番町あたりと聞きました。
四谷の方はあまり知りませんが、九段下のグランドパレスの裏の道が、笑っちゃうくらいヤバイです。
ぜひ、夜遅くに通ってみてください。

コメントをありがとうございました。
>>[22]

お返事遅くなりまして申し訳ありません。

「むじな」とか「のっぺらぼう」がそんな感じでしたね〜
見るからに怪しいなら避けて通りますが、「何やってんのかな〜」とは思っても警戒心は沸きませんでした。
なので、その分「してやられた感」が否めません。

当たり前にコメントで妖怪などの怪しい名前が出てくることに驚き楽しんでいます。
そして、それに対応できる自分にも苦笑いです。
やっぱり好きなんですよね〜

コメントをありがとうございました。

>>[23]

桜の時期はあの辺りは綺麗ですよね〜
苦手な場所にしてしまうのは残念です。
我には分かりませんが、霊感の強い友人は、皇居は強いパワー感じると言っていました。
パワースポットとも言われますので、人によっては感じられるかも知れませんよ。
我も桜の時期はあの辺りに今でも行きます。
怖い思いをした場所ではありますが、いつもは、人懐っこい猫がまどろんでいます。

コメントをありがとうございました。
>>[24]

いつもコメントを頂きありがとうございます。

ポケットはまだ空ではありませんが、コミュに合ったものは少ないので、また書けるか分かりませんが、機会ありましたら、また読んでください。

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