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とにかく怖い話。コミュの【実話】せつない霊

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これは私が小学生の頃の話しです。

私の母方の家は南九州の田舎町で料亭を営んでいました、大きな宴会や結婚式があると親戚中が集められ手伝いを(主に母親)していました

母親が集まると当然その子供たちも集まります。小さな子供たちばかりですから長い間じっとはしていません、なので一つの約束があり子供たちは宴会中一階は立ち入り禁止(大広間が一階だからです)その代わり個室ばかりの二階はOK、かっこうの遊び場でかくれんぼしたり鬼ごっこしたりしていました。

その日は結婚式で私達は約束通り二階で遊んでいました。

夕方宴会も終わり親達は片付けに走りまわっていました。

鬼ごっこをしていた私達にあらかた片付けも済んだので一階でも遊んでいいと言われ走りまわっていました。

時間は5〜6時頃だったと思います、二階から逃げようと私は従業員しか使わない階段を駆け下り縁側から階段脇の部屋へ…。

障子を開けた私は固まりました。ついさっき走り抜けた時には無かった風景だったからです。

その部屋は普段太鼓や三味線などが置いてあるいわゆる楽器部屋だったのですがそこには夕焼けに染まった部屋に一組の布団と二人の横たわる人、男性は上半身起き上がり肩にキャメル色の服をはおり、女性はこちらに背を向け横たわっていました。

男性の後ろ側の障子が開いた音にゆっくりと振り向く途中で私は「ヤバイ!」ピシャリと障子を閉め逃げ出しました。
私はお客さんに迷惑をかけたと思い込みずっと黙っていました。



小学生だった私も成人し納得していなかった事もあり(五分前には無かった布団と宿泊やラブホ的な営業はしていなかったはず)母親に聞いてみる事にしました。

「昔、じつはこれこれこんな事があったんだけど?」

しばらく黙っていた母は…。

「あんたが見たのは『想い』だよ」

「想い?」

「あんたもあそこがどんな土地柄か知ってるだろ」

母はゆっくりと話しはじめました。

コメント(8)

じつはその料亭があったのは太平洋戦争時、特攻基地があった◯◯という土地で戦争末期沢山の兵士が爆弾を積み片道分の燃料だけで米軍の艦船へ突っ込んで行ったのです。

母は、

「日本中から集められた兵士の宿舎が基地だけでは間に合わなくなり一時大広間を臨時の宿舎に貸していたのよ。」

「最後の手紙を受け取った家族が一目会いたいとやって来てたんだけど……。」


その頃の兵士は赤紙と言って召集令状が届くと強制的に兵士にならなくてはならず兵士になる前に結婚し戦地に向かう人も多かったようです。ただし特攻兵は家族に会い里心がつくのを軍は嫌い面会は禁止、しかし私の祖父母は遠くから交通機関もままならないなかをやっとの事たどり着いた特に新婚のお嫁さんを禁止だからと 突き放す事が出来なかった……と。

だからといって誰でもいうわけにもいかず比較的行動の自由な士官クラスに限り楽器部屋を一晩だけ使わせていたそうです。

あの時の男性が肩にはおっていたキャメル色の上着は陸軍の士官服、振り返ろうとした時に首もとに見えた赤いバッチは階級章、あの光景は死にたく無くても死ななければならない男性のおもいの光景だったのでしょう。

すみません書くコミュが間違ったかもしれませんm(_ _)m

残念ながら男性は多分あの光景の数日後にはこの世にはいる事が出来なかったでしょうが願わくばあの後ろ姿の女性があの後少しでも幸せな人生を歩まれた事をねがいます。

長文になりました、ありがとうございました。
大人でもやはりびっくりするし、さっきはなかった風景だけに怖いと感じると思います。コミュ違いではないと思います。
私は霊感とかがないだけに、霊感のある人が周りにいなかったことから、実は心霊体験で霊を見たっていうのは、実はその場所の記憶を見せられたんじゃないかって思った時期があります。精霊みたいなものでしょうか、その場所が心みたいなものもっていて、インパクトのあったものを通りかかる人に見せているだけなんじゃないか?って。
後に知り合った霊感のある人はバカにもせず聞いてくれましたが、すべてがすべて、本当の心霊現象ではなくて、その場所が蜃気楼みたいに見せているものもあるんじゃないか、とは今でも思ってます。
にしても、せつないですね。
>>[2]
ぶよよさんありがとうございます。
私も霊はその人の…巧く言えませんが例えば電気エネルギーのような物だと思っています、私は車を運転している時に少しだけハンドルを「クイッ」と切ったりブレーキに足が行ったりします、家族は分かっているので「居たの?」と聞かれます。視界の端に急に入ってくるので反射的に反応するんですがそれも相手が急に出現するのではなく私の方がそこにあるエネルギーに近づいて行ったから見えるし、自殺の名所などでは飛ぶ姿→着地→飛ぶ姿→着地の繰り返しの映像です、自分の意思で行動している霊もいますが私の経験上ほとんどはその人の電気エネルギーのような物が漂っているパターンが圧倒的に多かった様に思います。m(_ _)m
本当に切ない
どんな思いで二人でいたのかと思うと…
南九州…知覧でしょうか?
亡くなられた特攻隊員にとって、永遠の想いの一瞬だったのでしょうね。合掌。
サイコメトリーですね。

私も、特殊な場所ではサイコメトリーを体験します。

例えば神社などは、私にとってはタイムカプセルであり、サイコメトリーを使う場所です。

無垢な子供時代の体験でいらしたことが、その切なさを純粋に伝えているのを感じました。

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