とにかく怖い話。コミュの【実話】人形小噺。

腕。人違い。舎弟。心霊写真。百鬼夜行。を書いた者です。
色々あった事が有りすぎて、どれから書いていいのやらです。

さて今回は人形の話を、いくつかまとめて書いてみようかと思います。

その１　りかちゃん人形
小さい時って女の子は、りかちゃん人形って憧れじゃあないですか。
私は持ってなくて欲しかったんですよ。
しかし買ってもらえなくて、年上の従姉妹(舎弟の従姉妹とは別です)からりかちゃん人形数体貰いました。

しかしその人形、よくある話で。
美容院ごっこでもしたのか、髪はおかっぱ。
別のものにいたっては頭がすぐとれる(これは子供心にダメージいった)。

そしてなにより、怖かった。
直ぐに遊ばなくなり、放置して大きくなってから舎弟。の方の従姉妹にあげました。

数年後。
私はちょっと気になって、人形がどうしたか叔母に聞いてみました。

『ああ、あれN(従姉妹)が怖がったから、押し入れにしまった』

嗚呼……と納得してしまいました。
それからはどうしたかというのは聞いてないので、いい(この場合、怖いという意味)感じに熟成されてると思います。

その２　セーラー○ーン人形
流行りましたねぇ。
子供の頃にこれで遊んだ方、沢山いらっしゃると思います。
舎弟。の話に出てくる従姉妹ズも持っていたのですが。(なんのキャラだったか忘れた)
いつぞや、その人形を置きっぱなしにしてたら、カタカタカタカタと振動したそうです。
勿論、人形を持ってる方はご存知の通りですが、電池なんて物は使わないですよね。
それを目撃した従姉妹ズ。
姉『もうすげー吃驚して妹に、「ちょっとM(妹)！動いてる！！」って言ったもんねぇ』
妹『ああ、動いてたね』←妹は余りそういうのに動じない

その人形も押し入れです。

その３　ひな人形
中学生の時の話、仲のよい後輩が居ました。
その子の家っていうのが、まあ立派で公家の血筋を引いていて、
(戊辰戦争で焼けたが家系図もあったらしいし、先祖が建てたといわれる城跡もどこかの場所にあった)
関ヶ原の戦いで負けた側なんで、こちらに逃げ隠れた(？)みたいですが。

その子のひな人形なのですが。

お内裏様とお雛様だけなんですが、凄い大きくて30センチぐらいの立派なのですが。
それだけでなかったのです。

普通ひな人形ってジャパニーズスマイル(曖昧な笑み)っていうか、ちょっと口の端が上がってる感じですよね。
しかしその人形は更に目を細め、口を大きく開けて笑ってるのですよ(書かれた歯の部分までみえる)。
恐る恐る聞いたら、最初はそうじゃなくて次第に口が開いて、この表情になったという事です。

その後後輩とは疎遠になったので、この人形がどうなったのかは、わかりません。

以上人形の話でした。

コメント(15)

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[2] mixiユーザー 04月25日 10:09

私は、子供の時、りかちゃん人形等の素材で出来た人形を見ると気持ち悪くなります。

でも、ジェニーちゃん（りかちゃんとほぼ同じ人形）は大丈夫で大好きでした。りかちゃんもまぁまぁ大丈夫でした。他のは断固拒否してました。

ジェニーは、自分用に買ってもらったのですが他のは、誰かのお下がりでした。

私は、子供心に素材が体質に合わないと思っていましたが、お下がりの人形は何か念みたいな物を感じて苦手なのかもと思います。

なので、拒否はしませんが我が子のメルちゃんを長く見れません