とにかく怖い話。コミュの【実話】ペンギンの水筒

閲覧ありがとうございます。

今回は初投稿として実話を書きたいと思います。

誤字脱字がありましたら申し訳ございません。

※この話は私が見てたわけではないのですが
「らしい」という表現が多くなると思うので
あたかも見ていたように話したいと思います。


今回の話は小学生からなにかと霊的な者に関わっている
兄弟についてのある一部分の話です。

まず、知っていてほしいことは

私は4人兄弟の次女で、姉、私、妹、弟がいます。
私達は小さいときから比較的、霊体験がありました。

関わり方に特徴もあります。

必ず姉は間接的に、友達が霊感が強くそれによく巻き込まれます。

妹は直接的に見えたり、感じたり、対処方法は分かってないため
たまに苦しむときが、たぶん1番霊感が強いです。

弟は間接的に、妹の感じた者だけに巻き込まれます。

最後に私、何故か私だけはそういった体験、被害はありませんが
不思議な体験をよくします。

では、話へ



***



これは兄弟で体験した内の１つで
私の中で強く印象に残っている話です。


ある日の夜でした、夏場でその日は本当にあった怖い○という
番組がやっていました。
私はパソコン中毒者だったので自分の部屋でパソコンをやり
姉、妹、弟、母は1階でその怖い番組を見ていました。

パソコンをやっていると一瞬だけパソコンが暗くなりました。
「はぁ！？ちょっと！今ので死んじゃったじゃん！」
オンラインゲームをやっていた私は一瞬パソコンが暗くなった
事によってモンスターに倒され萎えてました。

すると1階から何か割れる音が・・・
なんだろうと思ったのですが、私はゲームに忙しかったので
部屋を出ることなく「どたっ・・・どんっ！！！」・・うるさい（怒


先ほどの死んでしまった事もイラつくし、
うるさくてゲームに集中できないと少し切れ気味な私。
ドアを開けて、1階へこういいました。



「うるさい！！！！！暴れるならどっかへいけ！！！」



すると、1階から物音が聞こえなくなりシーンとなりました。
なんだ、怖い話の番組をみて怖くて暴れてたか？と私は思い
再びパソコンへ。

数分後・・・




ドタドタドタドタドタッ！！！




物凄い勢いで階段を上がってくる音が聞こえました。
なんだなんだ＠＠；と思ったら部屋のドアが開き
姉と弟が入ってきて私にこういいました。




姉「怖い！どうしよう！怖い！」

弟「マジこぇ！やばいって！」



そんなに番組が怖かったのか？



私「なに、番組そんなにこわかったん？見ればよかった」


姉「違うって！！妹！妹！」


私「はぃ？なに、妹がどうかしたん？」


姉と弟の様子がいつもと違ったので、とりあえずパソコンをおいて
話を聞きました。

話を聞くと暴れていたのは妹だったみたいです。

怖い番組を見ていたら急に妹が泣き、震えていたのを姉が気づき
顔を覗いたら、私達の家の庭に向かって



「違う・・・私じゃない、違うって」



と、ずっと繰り返しつぶやいていました。


弟がどうしたの？って肩に手を置いた瞬間
妹は暴れ始めたらしく、ずっと外に向かって



「私じゃない！！違う！！ごめんなさい！ごめんなさい！」



何故か必死に謝って、来ないで・・来ないで！！
と手元にあったコップなどを投げたり暴れたり、
急いで弟と姉と母が取り押さえたのですが、すごい力で
3人でやっと押さえ込むのが精一杯だったのです。

そこへ私の声が2階から


「うるさい！！！！暴れるならどっかいけ！！！」






瞬間、妹は嘘のように泣き止み、力が抜けボーっと
宙を眺めて放心状態。


その時の、私の声が何故かずっしり響いて皆一瞬で冷静になったとか
（私は言われえてよくわかりませんでしたが）


母も焦っていて、「落ち着いて」と妹の口に
入らないぐらいコロン菓子を大量に詰め込み牛乳を流し込み
どうにか妹の意識をはっきりさせようと試みて、お風呂
一緒にはいろっか！
とお風呂に入りにいったと姉達は私に説明しました。



私「で、今お風呂はいってるの？」

姉「うん・・・；今落ち着いて考えたら
怖くって○○（私）ちゃんの部屋に勢いできちゃった」



私はその話を聞いて、「へぇ〜」ぐらいしか思わず
風呂に入ってる妹にも興味なく、その日は妹と会わずに
寝ました。


次の日、私は休みなので家に夕方まで寝てました。

夕方に起きて、1階へ降りると母だけが椅子に座って険しい顔。
どうしたの？って聞くと夕べの話、そしてその後の話を教えてくれました。




話はこうです。



妹は番組をみていました、すると周りが暗くなった感じになり
なんだろうと思ったら庭向こうの十字路、真ん中に
おじさんが立ってるのが見え、カーテンしてるのに
おじさんだけが見えるの？と思った瞬間におじさんが
妹をみて怒ってきたみたいです。





「お前だ！直せ！！！お前のせいだ！お前だ！お前だ！！」




ずっとこれだけを言ってきて、何の話かわからず
怖くなり違う私じゃないと必死に訴えたみたいです。

すると、十字路から自分の家の庭に、窓のすぐ外にと
段々近くなっていくおじさんに恐怖を覚え暴れた。
なぜそんなに暴れたかもわからない加減がきかなかった
と言っていました。

そんな中、頭にイメージみたいなものが浮かんだみたいで
妹と背格好が似ている女の子が墓よこで遊んでて
ボールを蹴った瞬間に墓においてあったペンギンの水筒を
倒して帰ってしまったみたいです。



私「ぺんぎんって（笑）かわいいなぁｗ」



私はなんだそれｗっと笑ってしまいました。




母「で、そこであんたのうるさい！って声が聞こえて
その瞬間におじさんが一瞬で消えたらしい」


私「へぇ〜・・、で　もう妹は大丈夫なの？」


母「大丈夫・・・。墓にお参りにいった」


私「は？なに？え？」


母「心配で、お酒もって家周辺の墓を片っ端に回ったのよ。
○○ちゃんもつれて」

（田舎なもんで、家の周辺に墓が点々とあります）

私「もしかして・・あったの？」


母「・・・・・。3つ目に回った墓にぺんぎんの水筒が倒れてた・・」





私は持ってたものをつい落としてしまった
朝、昼、夜兼用のサンドイッチを返せ・・・；






完結