とにかく怖い話。コミュの【実話】隣の…

私が初めて他県に転勤した時のお話です。

あまりに急な決定で住処等は適当な二階建てアパートの一階の部屋を会社が選んでくれておりましたが
仕事が忙しくそのアパートには、ただ寝に帰るだけの日が続きました。
二週間してやっと落ち着き久しぶりに丸一日お休みをいただきましたので他の荷物を全て開けたり部屋の整理をしたりとバタバタでしたが充実した一日を終えようとした最中…。
外から
近所の小学生の叫び声が聞こえてきました。叫び声というより「きぃ～ん！」と飛行機かなにかの真似をしてるのでしょう。
「きぃ～ん」の声は私のアパートの裏まできて、階段をドタバタと駆け登る音がして。
子「ただいま～。今日の晩御飯は…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ」
二階に上がっていったため声は聞き取れなくなりました。

はっと時計を見ると夕方の五時です。
もうこんな時間か。
お隣さんに引っ越しのご挨拶をしなければ…。もう二週間経ってるので非常識でしたがやらない訳にも。
私は贈り物を手に取り外へ出ました。

で、隣の部屋のドアをノック。…なんと私の部屋の両隣の部屋は２つとも未使用。
ドアノブに水道局の書類等が入った袋がぶら下がってる。うーん、二週間も前を横切っていたのに気づかないとは…。

ま、それなら仕方ない。

私は自分の部屋のちょうど上の階の住人に挨拶に行こうと階段を探しました。
で…気づきました。
実は、一階の部屋は私以外誰も借りていないこと。
全てのドアノブに袋がぶら下がってたこと。
では、二階の部屋は？

気持ち急いで階段に向かうと
「きぃ～ん」
また子どもの声が聞こえました。
階段からは外は見れないので、声の主の姿は見れません。私が階段を登ると
彼も裏の自分のアパートの階段を駆け登ってる音が。
私が二階へ上がる頃
彼は既に自分の部屋の前に着いたようです。

子「ただいま～。今日の晩御飯は…ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ」

私「えっ？」
さっきと同じセリフ？

なぜ同じセリフを言うのか少し気になって裏にあるアパートを覗いてみようかと。
ちょうど仕切りのない通路があったのでそこに行きアパートの裏を覗いた。

そこは空き地だった。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 02月20日 13:29

これが空耳というものか。

[2] mixiユーザー 02月20日 13:34

ただの空き地。
草が生えた空き地。階段もなければ
アパートもない。
声の主の小学生もいなかった。

で二階の部屋もどなたも借りてない様子でした。

取り敢えず会社に電話してみた。
経理「あら、どうしたの？今日お休みでは？」
私「ちょっと聞きたいことが…」
経理「やっぱり出た？」
私「やっぱり…て。
訳有り物件かよ」
経理「隣がね」

経理の話だと
隣のアパートはガス爆発で全焼
死傷者も出ていたとか。
そこを避けて今のアパートが新しく建ったらしいが…ことごとく住人が出て行くらしい。
そのため今の家賃は格安…。

経理「あなたなら大丈夫でしょ？」

確かに
その後、深夜に窓をこつこつと叩かれたり、なぜか脱衣場が水浸しだったりしたことはあった。

しかし半年後私はこのアパートを出ることになった。

…会社が潰れたから。

その後すぐアパートも潰され空き地になり、今でもそのままのようです。

【おわり】

[3] mixiユーザー 02月20日 17:43

そんな所に住んでみたいです。(長期ではなく短期で)。
自分も前に住んでたアパートは2DKでしたが1つの部屋の雰囲気がおかしかったので、気になった押し入れの上の扉を開けると御札貼られてました。

[4] mixiユーザー 02月20日 17:54

この話とすごく似ている話を昔見たことあります!!
コピペですか!?

[5] mixiユーザー 02月20日 18:00

> ﾓ´･ω･｀ｷｭさん

4、5年前私が実体験した話です。
センスのない文章は私のオリジナルです(笑)

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