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とにかく怖い話。コミュの【実体験】向かいのマンション

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いつもガクブル(´Д` )で読ませて頂いてます!
眠れないので私が体験したちょっと怖い話。
駄文で怖くないかもしれないですが、読んでいただけると嬉しいです。


私が19歳の時の話です。
高校を卒業して、 高校時代から付き合っていた彼氏と田舎から上京してきた私は、彼氏の借りたマンションに居座り半同棲をしていました。
東京の外れの志村けんで有名なあの街です。
都心から30分程度かかるとはいえ、今

思えばかなりの格安物件だった様に思います。
5階建てマンションの5階角部屋で、オートロック。ユニットではありましたが、洋室6畳で1人暮らしでは比較的ベーシックな造り。駅歩も10分以内なのに4万ぽっきり。
当時も確か随分安いな〜と感じていた様に思います。

それだけに不可解なことが多々起こりました。
最初は棚の上にある写真立てが倒れたりしてただけなのですが、1ヶ月位した頃から人がいけるはずのない上の階(最上階なので屋上ということになりますが、何度探しても屋上行ける様な階段等もなく、そもそもボックス型マンションで屋上自体存在しないことになる?)から何か硬いもの?拳?で地面を叩く様な音が深夜になると聞こえて来る様になり、短い時で10分、長い時だと1時間強鳴り続けました。

ただ、そのときは霊的なものが見えるわけでもなく、慣れてしまい「うるせーな」位でそこまで気にもとめてませんでした。


そんな日常が数ヶ月続いたある夏の日の出来事です。

当時学生で夏休みに入り、彼のマンションに高校時代バンドをやっていたメンバーで飲んでいました。
彼は友人Aとゲームをして、私は友人Bとベッドの上で漫画か何かを読んでいました。
冒頭でも書いた通り彼の部屋は角部屋だったため、ベランダの窓の他に部屋の側面にも窓があり、ちょうどベッドに座ると窓が顔の位置に来る様な高さにありました。
当時埼玉県の遊園地が夏になると毎日花火をあげていて、それを見るのが私の日課でした。

どーんと花火の音がして、外に目をやりました。ふと、普段は気にもとめない、向かいのマンションの、ベランダに白いワンピースを着た女性がいるのが目に入りました。(確か2階か3階の角部屋でした。)
すごく違和感を感じたんです。
花火が上がる時間。大体、夜の8時とかだったと思うのですが、そんな時間に1人でベランダにいるのもおかしいですし、他の部屋は電気がついているのに、女性のいる部屋は暗いんです。
ただ、はっきりと彼女の姿が見えるだけで、ものすごく不気味でした。

なんだか怖くなり、とっさにカーテンを閉めて見なかったことにしてしまいました。

それからなんだかんだ喋ったり、ゲームをして、すっかりことを忘れた0時過ぎ。
全員がタバコを吸っていたため、部屋の換気をしようと無意識にカーテンを引き窓を開けたんです。

ぞっとしました。
まだいる。
全く同じ場所に白いワンピースの女が立ってるんです。
ざっと4時間は経過していました。周りの部屋の電気は消えていて、外の街灯やら月の光やらでぼーっと浮かび上がる様に立ちすくむ彼女は、霊だろうが本物の人間だろうが相当不気味でした。

恐怖の限界に達した私は、友人Bに相談する事に。(彼氏は怖がりの為、この事実を打ち明けたらパニックになると思ったので言えませんでしたw)

私「ねぇ、あのマンションのベランダに女の人いるの見える?」
友人B「あ?あ〜…何だあの女。薄気味わりぃな。こんな時間になにやってんだ?」
私「……あの人4時間前に見たときからずっとあそこにいるの。」

B絶句。私も人に話したことで、恐怖がよりリアルになり、2人でどうしよう、どうしようとかなりびびってました。

B「…わかった。あと2時間経ってもあの女がいたら、あいつらにも話そう。さすがに6時間もあそこにずっといたら相当やばい野郎だって。」

Bはそう言って窓を閉めカーテンを閉めると、今は忘れろ。気にするな。とかそんな様なことを言ってなだめてくれた様な気がします。

彼氏とAはゲームに夢中でそんな私たちには全く気付いていない。

それから雑誌や漫画を読んだり、音楽を聞いたりしていたが全く頭に入らず、何となく嫌な感じ、悪寒が止まらなかったです。

窓の向こうのマンションが気になるけど、怖過ぎて、ただただ時計を気にしながら時間が過ぎるのを待ちました。

2時間が過ぎようとしたころ、
彼氏「あれ、いつの間に窓閉めたの?空気悪いから換気してよ。」

タイミングが良過ぎる位に私に投げかけてきました。

裏返った声で返事。
Bとの無言の会話。
早くこの恐怖から開放されたい。ただの頭おかしい人であってくれexclamation ×2
Bと同時に生唾を飲み込むと、一思いにカーテンを引きました。

私「ひっ…………!!」

思わず声がうわずってしまった。
まだいるexclamation ×2
全く微動だにせず、しかし、心なしか無表情だった様に感じた女が含み笑いをしている様に見える。

Bは愕然として、私は恐怖の絶頂に達して彼氏にしがみついて号泣。
状況が理解出来ない彼氏とAはポカンとしてました。

落ちつきを取り戻して、まず第一発見者の私が事情を説明。
続いてBが加えて説明。
彼氏もAも顔面蒼白でした。

そして、全員で窓から向かいのマンションのベランダを確認。
やっぱりいる。

そのとき既に午前3時を回っていた気がします。
意を決したBと彼氏がご近所迷惑は承知で窓から声を掛けた。距離にして100mあるかないか。静まり返った深夜なら充分に聞こえる距離だったと思う。

「おーい。」
「大丈夫ですか〜?」

そんなことを言っていた気がする。
しかし、あちらからの返答はなく、2人の声が暗闇に吸い込まれて、静寂が訪れるだけだった。

全員沈黙。

するとBが突然窓をピシャリと閉めてカーテンを閉めた。

B「もうほっとくべーよexclamation ×2全員見えてんだし、幽霊とかじゃねーべ。こっちの反応見て楽しんでんだろexclamation ×2こんな夜中に悪質じゃね!」

痺れを切らしたのかキレだした。w
しかしはっきりすぎる程確認できていたし、そう考えるのが一番自然だった。

何だかすっきりしなかったが、明け方近くなっていて6時間以上この恐怖と戦っていた私は酷く疲れていて、気が付くと眠ってしまっていた。



目が覚めると、お昼過ぎでした。
部屋にはBと彼氏の姿がなく、Aが床でイビキをかいていた。
コンビニでも行ってるのだろうと思い、あまり気に止めず冷蔵庫から麦茶を取り出して飲んでいると、険しい顔をしたBと彼氏が帰ってきた。

私「?おかえり。どーした?」

2人は手ぶらで、コンビニに行った形跡はなかった。
無言でベッドに座ると同時にタバコに火を着けた。

B「…ありえねーべexclamation ×2どうやったら説明つくんだよexclamation & question
突然発狂するB。
彼氏「………でも何もなかったんだし。」
冷静に振る舞う彼氏。でも手に持つタバコが震えていた。

2人の態度から向かいのマンションに行ったであろうことはすぐにわかった。そして只事ではないことも。




事の真相はこう。
彼氏の言った通り、何も、なかったのだ。そもそもあの部屋には人が住んでいなかった。空室で、だからその部屋のベランダに人がいるはずがないのだ。

苦情を言いに向かいのマンションの管理人室に言った2人はそこで、あの部屋が空室だという事を聞かされた。
それもあの部屋だけ、ここ数年ずっと人が入らないとのこと。
納得のいかない2人は管理人に無理を言って部屋を確認させてもらった。

鍵を開けると、ずっと手付かずのはずの部屋のカーテンレールにシーツのようなものが輪っかになってぶら下がっていた。

管理人は「ありゃ?なんだこれ。」なんて腑抜けたことを言っていたらしいが、どう考えたってこの部屋で首吊った人がいる事を連想させる。でも管理人はこのマンションの管理を10年ほどやっていたが、そんな事件はないし、その前の管理人からも聞いた事がないと言い張った。

結局女の正体も分からず。

余談なのだが、隣の住人かと思ったが、とてもじゃないけどベランダからベランダは危険過ぎて渡れそうになかったらしく、管理人となんやかんややっている間に、隣の住人が部屋から出てきたらしい。

30代位の若奥さんと小さい息子さん。
どう見ても昨晩のベランダの女とは似ても似つかない容姿だったそう。

そして冷静に一言。
奥さん「あんたたち、何か見たの?」

こいつ、何か知ってやがるexclamation & questionと思いつつも自分たちに襲いかかる非現実的な出来事に、もう頷く事しかできなかったみたいです。


そして続けて、
奥さん「害が無いなら余計なことはしないでよね。うちも時折拳で壁を叩くような音がするけど、それ以外は何も無いから放っておいてる。危害が無ければその音だって家鳴りで済むんだから。変な恨みかって何かされたらたまんない。気が済んだらとっとと帰りなさい。」

と冷たく言い放って何処かへ出掛けて行ったそうです。


B「あのおばはん絶対何か知ってたよな〜」
彼氏「まぁね。でももう忘れよう。うちのマンションじゃないし、何より怖いわ!w」

そんな一部始終を話しながらスッキリはしないものの、とりあえず事件解決として、何となくこの話は終わりました。

本当怖すぎた出来事でした。

しばらくしてよく考えたんですけど、彼の部屋で夜中に聞こえる拳で天井を叩くような音と、向かいのマンションで例の部屋の隣の若奥さんが言っていた壁を拳で叩くような音。
偶然かもしれないですけど、見えない天井、壁の向こうから発っせられる音の正体が、出来過ぎた話の様にあのベランダにいた女が叩いていたら?

そう思うと今でも背筋が凍る思いです。

今は彼氏とは別れて友達ですが、あの時の話は封印されて、AもBも触れようとはしません。
あのマンションも今ではどうなったか…。


オチがはっきりしなくて申し訳ないです(>_<)
読んでくれてありがとうございました!

コメント(23)

うわーwなんか怖いわー失恋
俺も向かいに道路挟んで同じ10階建てのマンションだから、リアルさを感じて怖いw
でもたぶんそれ人間じゃないですよ。
東村山の何処なのか気になります……(>_<)

怖いです……



四人とも見えているのがスゴいあせあせ
今でも建物は残っているのか気になりますね(゜゜;)
怖い....(ノД`)
息子にしごみついて寝ます(T_T)
読みやすかったです。

その女性は、何故ベランダにずっと立っていたのでしょうね…
気味が悪いですね(>_<)
皆様コメントありがとうございますm(_ _)m

どちらのマンションもそこまで古くはなかったので今も存在してると思います。東村山と久米川の間くらいの線路沿いのマンションでした。下に小さな公園もありましたよ!

今思うと本当変なマンションでした!
人とすれ違ったと思って振り返ると誰もいなかったり、人がいないのにエレベーターが各階で止まったり。

今だったら絶対住めませんね(´Д` )笑
こわ。

なんだったんだろーね。奥様問い詰めたいね。笑。
でも、たしかに言い分は非常に共感できます。
寝た子を起こすようなマネはやめたほうがいいです。

読みやすくておもしろかったです。ありがとう。
これは怖い
オチがはっきりしないところがまたいい
めちゃくちゃ怖いです!
寝れませんw
寝れないから暇つぶしに読んだだけなのに
おれは馬鹿だw
> リャマさんさん

全くもって同感ですあせあせ(飛び散る汗)

もう部屋のカーテンあけられないです(>_<)あせあせ(飛び散る汗)
このマンション…
近くに踏切があるマンションの事かな…冷や汗
東村山市ね

その街の怖い出来事で
も一つ
http://m.mixi.jp/view_bbs.pl?id=56043722&comm_id=4410237&
も一つ
http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=posutoman21&id=44237415

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