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とにかく怖い話。コミュの【実体験】お化けの屋敷 二軒目

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前回の『お化けの屋敷三軒目』から7年ほど前の話です。
せっかくなのでカウントダウンな感じでいこうかと。

高校時代に住んでいたアパートの話。
ちょいとした事情で中学に入ってから、実家から少し離れたアパートで寝泊まりするようになった。

食事や風呂は実家で。眠る時はアパートで、みたいな。

年端もいかぬ若造に夜与えられた一室の部屋。
そりゃ友達を呼ぶのは当然。

高校一年の夏休み。
中学時代の友達kが泊まりにきた。
Kはいわゆる不良。
俺は普通の部活スポーツマン。

何故この2人が仲良くなったのか。

『怖い話好き』

元々怖い話大好きで、さらに幼少期住んでいた家がリアルお化け屋敷の母親がドッペルゲンガーの俺と、先祖が恐山の元イタコで姉が毎朝幽霊と挨拶する。そんな家系のK。

俺もKも先祖の影響あってか会えば怖い話大会。
その日も二人で夜更かしして怖い話をしていた。

外は土砂降り、時間は夜中の三時半。

その日のお題は『虫の知らせ』。
お互いそんな体験談をペチャクチャ話していた。

ドンドンドンドンッ!

不意に部屋がノックされた。
しかも勢いが半端ではない。

するとKが
「やべぇ、話し声うるさいってお前の親父きたんじゃねぇか?」

二人で焦る。
タバコ消せK、てか隠れろ。
いやもう謝ろう、絶対ばれてる。
二人でアタフタ。

ドンドンドンドンッ!

なおもドアは強く叩かれている。
とにかく換気扇回して、Kの吸い殻隠して玄関へ向かう。

ドンドンドンッ!
ガチャガチャッ…
ガチャガチャ
ドンドンッ!
ガチャッ…

ドアノブも狂った様に回してきやがった。どんだけ怒ってんだ。

「待て親父!今開けるから!」

ドアノブ抑えて鍵を開け、ドアを開ける。
「…………」

誰もいない。
「あれ?」

キョトンとする二人。大雨の音しか聞こえない。
とりあえずドアを閉める。

「なぁ、」
「ん?」
Kがおもむろに確認をした。
「ノックの前さ、足音聞こえなかったよな」
「そういやぁ。」

うちのアパートはどんなに忍び足にしようと、下が砂利のため足音が聞こえてしまう。
今は確かに全く聞こえなかった。

「集まってきちゃったな」
「そうだな…。もう寝ようぜ」

布団に入って目をつぶる。
ちょっと怖かったから玄関には足を向けて、ベランダの方に頭を向けて寝た。

コメに続きます。

コメント(4)

一軒目から読もうと探してしまった。

怖いのとその状態でサクッと眠れるkさんにびっくり。

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