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とにかく怖い話。コミュの【実体験】ごめんな

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前に『黒電話』を投稿したものです。

ここ数日、雨の影響かやたらと肌寒いですね。

こんな天候の時は、どうしても思い出してしまう体験があります。

ちなみに私には霊感の類いはありません。

あの日は、今日のように雨が降り続いて夏なのに嫌に肌寒いかった。

仕事上がりの深夜過ぎ、リア友と何人かで地元の桜と夜景の名所である小さな山にドライブに行きました。

もちろん季節も夏ですし、桜なんか咲いていません。

そして、雨も降ってましたから夜景も霞んで見えました。

まぁ、それはそれで綺麗でしたけど。

暫くクネクネと曲がる山道を登って、中腹にある駐車場に車を停めました。

外は雨。

勢いはないにしろ濡れるのはごめんでしたが、リア友の一人が『外に出てみよう』なんて言うものだから渋々ではありますが傘を手に皆で外へ出ました。

そんなに広いとは言えない駐車場。

数メートル歩くとそこは断崖絶壁。

転落防止の柵の向こう側は鬱蒼とした木々。

その合間から町の明かりが雨で霞んで見えました。

『あんまりそっちに行くと落ちるで』

私は言い出しっぺのリア友の首根っこを掴んで手前に引きました。

『うへっ』

変な声を出してリア友が私を見ます。

そのやり取りに他のリア友たちが笑うというほのぼのとした雰囲気が数十分続きました。

『さて、そろそろ車に戻ろうや。さすがに寒い』

夜景も見飽きて来た頃、リア友の一人がそう言いながら車に向かっていきました。

しかし、その足が急に止まった。

そして、こちらに後ずさるように戻ってくるのです。

『どうしたの?』

私がそう聞くと

『今はやばい。車のそばに何かいる』

真っ青な顔をしてリア友が震えた声で言葉を出しました。

『はぁ?』

その言葉を聞いて皆が車を一斉に見た。

暗闇のなかにポツンと浮かぶ白い車体。

そのすぐそば、運転席を覗き込むように、屈んだ暗闇より濃い人影……がいるらしい。

皆、絶句。

私には何も見えませんでしたので思わず

『…車上荒らしか?』

私がそう言うと、真っ青な顔をしたリア友が『なわけあるかexclamation ×2』とすぐさまツッコミをいれてきました。

なんだ、元気じゃんむふっ

そして、どうしようかと相談しあっているうちにその人影は消えたようです。


人影が消えた事を確認した後、我先にと車に乗り込むリア友達。

そんなリア友達を眺めてから、私は運転席のドアを開けて車に乗り込むとエンジンをかけました。

『エンジン……かかんない』

ポツリと言うと、車内は絶叫の荒らし。

頼むから耳元で叫ばないで。

頼むから私を揺すらないで。

若干、気持ち悪くなってきたので一度車から降りて懐中電灯片手にボンネットをあけました。

取り敢えず一通り点検をしてみても、エンジンに異常は特になし。

仕方なくボンネットを閉めると、車内のリア友達を見ました。

顔面蒼白。

まさにその言葉がぴったりはまる面持ちで皆がこちらを見ています。

『?』

その様子に首を傾げると、助手席にのっていたリア友が私の背後を指差して『早く乗って』と叫びました。

その瞬間、背筋にゾクッとしたものが走り鳥肌が一気に出た。

ボンネットに手をついた途端、体が凍り付いたように動かなくなる。

私の様子が変わったのを感じたリア友達が車外に出ようとドアに手をかけたのが分かった。

どうやら開かないらしい。

その慌てぶりが可笑しくて笑いそうになった。

こんな時でも私はポジティブです。

するとガッチリとした腕が首に巻き付くのを感じた。

ずっしりと背中に体重をかけられる感覚と生暖かい息遣いが耳元に感じた。

鉛のように重く冷たい腕だった。

更に慌てる車内のリア友達。

そして……そいつは耳元で囁いた。

『ごめんな』

やたらと低い掠れた声色でした。

変質者exclamation ×2

そう思った瞬間、体が自然と動いた。

左斜め下から力一杯の肘鉄。

私の二の腕に衝撃が走り、背後から『グェexclamation ×2』と言う声が漏れた。

そのまま勢いで背後を振り替えると、そこには誰もいませんでした。

えっと……なんだったんだろう?

そう思いながら車に乗り込むと、リア友達の呆然とした顔がありました。

取り敢えずエンジンをかけるためにキーを回すと、今度はちゃんとかかり下山出来たけど……。

車内の空気がやたらと微妙。

リア友達と私の間の温度差が更に微妙。

下山後に立ち寄ったファミレスで落ち着いたリア友に『幽霊に肘鉄を食らわせるなんてアンタなんなのさ』と苦笑されました。

リア友達曰く、私の背後に黒い影のか溜まりが覆い被さっていたとかあせあせ

結局、私は何も見ていませんが冷や汗

コメント(171)

怖いけど面白いわーい(嬉しい顔)
肘鉄、痛かっただろうなぁ(笑)
リア友リア友うざい 普通に友達でわかるやろ そんなにリア充してないんか
> ★あこ★さん

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

多分、痛かったんやないかと思われます(笑)

少しでも楽しんでいただけましたら幸いですうれしい顔
> †ÅκΙЯα†コム?さん

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

う〜ん、あの表現はうざいですかあせあせ

気になる方が多かったんで、今後は気を付けます。

>  YK #!さん

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

火事場の馬鹿力というやつです(笑

多分、二度は出来ないかとあせあせ

だって……怖いもんあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

リア友はリア友でいいですよね!
なんて呼ぼうが余計はお世話ですよね(笑)

自分にリア友がいないから
ひがんでるんですかね(笑)
> まきてぃのなりごんさん

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

呼び方は人それぞれだとは思いますけど、気に障るかたもいらっしゃるようなのであせあせ

心の広いコメントをくださる方が多くて、有難いです。

やっぱり文章を書くのは難しいあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

> 利秋さん

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

まぁ、呼び方なんて人それぞれやとは思いますけど。

少しでも、楽しんで頂けましたら幸いですうれしい顔
> 丘ボーダーさん

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

火事場の馬鹿力ですね、きっと(笑)

多分、素で同じことをしろと言われたら出来ない自信があります。

だって怖いやんかあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
主の住む地域が判らないけど、訛りとかある地域で…
「おめぇだ…(お前だ)」
ってのが
「ごめんな…」
って聞こえてたんだったら怖いよね…( ̄○ ̄;)
幽霊的には「(まんまと車から出てきた奴がいる…まずは)おめぇ(から)だ…」
肘鉄力こぶウッシッシ
「グヒッ…(くっ寺生まれだった…か…)」

妄想補完失礼しました。

肘鉄(笑)
梟さん幽霊に肘鉄とかwwwwwwwwイケメン過ぎるwwwwwwww
しかも
変質者で自然に体が動くのとかすごいなwwwwwwww
>>[144]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

私も、まさかあちらさんに肘鉄がきくとは思わなかったなぁとあせあせ

まぁ、当初は『変質者』だと思ってたんで遠慮なく叩き込みましたが(笑)
>>[145]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

き、聞き間違いあせあせ

それだったら嫌だなぁあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

寺生まれではありませんが、あちらさんは気合いで何とかなる場合があるみたいですよ。

あの時は、背後の物体が『変質者』としか思わなかったから(笑)
>>[146]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

車内にいた友達の皆さんが、頼りになる状態だったら私が『変質者』に鉄拳制裁しなくても良かったんですけど……ねあせあせ

流石に羞恥プレイの趣味はありませんからあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

まさか、背後の変質者があちらさんだとは思いませんでした(笑)

まぁ、終わりよければすべてよしってことでわーい(嬉しい顔)

少しでも、楽しんでいただけましたら幸いですほっとした顔
私もその場に居たかったですぴかぴか(新しい)
怖いしおもしろいし、文章に引き込まれましたぴかぴか(新しい)
>>[150]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

現場の空気を伝えられる文章を作成するのって、難しいんやなぁと常々思っているものですから……。

そう言っていただけると嬉しいですウッシッシ

少しでも、楽しんでいただけましたら幸いですほっとした顔
トピ主、律儀ですね

面白かったですよわーい(嬉しい顔)
>>[152]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

律儀と言うわけではないと思います、たまにコメント頂いていることに気付かずって時もありますからあせあせ

私の拙い文章を、こうして読んでいただけて、尚且つコメントまで貰えるのは、書き手として嬉しいことだと思っているものですわーい(嬉しい顔)

少しでも、楽しんでいただけましたら幸いですウッシッシ
何度読んでもこのトピ笑ってしまう
すみません。笑

梟サン ホント最強*&最高(´ω`)
相変わらず強いですね
安定の強さで安心しておりますw
>>[154]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ムード

きっと、あちらさんも体を張ったボケをしたかったんですよ(笑)

笑ってあげてくださいウッシッシ

少しでも、楽しんで頂けましたら幸いですほっとした顔
>>[155]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ムード

私は強くないですよあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

同じ事をもう一度しろと言われたら、出来ないですからあせあせ

だって……怖いやんか(笑)
>>[157]
いやいや、強いだすよ
霊的な意味で

ワシは霊感だとかないですが
文面から、『あ、この人強い人なんだな』て思ったのです
>>[158]

多分、火事場の馬鹿力ってやつかと思います。

あのときは、背後にいるんが『変質者』としか思ってなかったんであせあせ

でもまぁ……まさか肘鉄が、あちらさんに当たるなんて思わなかった(笑)

まさか、幽霊に接触する能力を有する人間がいるなんて…
> 梟†Syndromeさん

実体がある事にビックリです。
触れるんですね…。
夏もおわっちゃいましたたらーっ(汗)
寒いのは嫌だけど、ゾッ…Σとはしたい。
また聞かせて下さい!
>>[160]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

触れたんは、まぐれですあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

霊能力者じゃない一般人の私には、そんな能力ありませんってあせあせ

もし、同じことをしろって言われたら……全力で辞退したいですもん(笑)

だって、怖いやんか冷や汗
>>[161]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

う〜ん、触れるのは時と場合によるんじゃないでしょうか?

後は、気合いと根性(笑)

あの時は、背後のかたがあちらさんだとは思いませんでしたし、『変質者』は隙をついて撃退しないと痛い目にあいますからあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
思わず笑ってしまいましたウッシッシ
幽霊だろうが変態だろうが「ごめんな」の一言でなにやっても許されると思うなよo( ̄ ^  ̄ o)
と陰でコソコソなら言える私ですが、もし今、その黒い影が背後にいたら『ヒーげっそり』しか言えません。
でも多分その変態幽霊はオバチャンには絡み付いてくれない気がします。
>>[164]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

>>幽霊だろうが変態だろうが「ごめんな」の一言でなにやっても許されると思うなよo( ̄ ^  ̄ o)

ごもっともです。

まぁ、仮に背後の方が変質者だった場合は問答無用で警察へご案内しますがねわーい(嬉しい顔)

あちらさんの考えていることは、私には分かりません。

ホンマに、咄嗟とは言えなんとか出来て良かったほっとした顔

まぁ、もう一度やれと言われたら出来る自信はありませんけどあせあせ

>>[165]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

あくまで無意識の産物ですが、なんとか出来て良かったと思わずにはいられませんあせあせ

少しでも、楽しんで頂けましたら幸いですほっとした顔
>>[168]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます
m(_ _)m深々ぴかぴか(新しい)

妖怪人間(笑)

どんなんだか非常に気になります
( ´艸`)
私も霊に膝を掴まれた事があります。
肘鉄www
>>[170]

コメントえんぴつ頂き、ありがとうございます<(_ _)>ペコリ

あちらさんやのに、肘鉄が効くとは思わんかった(笑)

人間、火事場の馬鹿力でなんとかなるもんやなぁとあせあせ

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