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とにかく怖い話。コミュの【体験】  あれは一体・・・

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以前【元嫁の話】http://mixi.jp/search_topic.pl?community_id=1154462&submit=search&category_id=community&sort=date&page=1&open=1&type=top&bbs=0&keyword=%B8%B5%B2%C7%A4%CE%CF%C3&x=16&y=18を書いたものです。

元嫁と生活していた頃は何かと感じる事が多かったですが、その中でも一番の体験です。
誤字脱字、句読点には注意したつもりですが読み難かったらごめんなさい。





今から十余年前の事です。

私の母が還暦を迎えるので五月のGWを利用し、家族(両親・妹夫婦・その子供・元嫁・私・長男)で北陸へ三泊四日で旅行に出かける事にし、初日は一気に魚津まで走り、帰りながら観光と温泉を楽しむ事にしました。
で二日目は能登半島輪島へ・・・和倉温泉に宿泊。

そして三日目は東尋坊の近くの民宿に泊まることにしました。
日中は芝政や水族館で遊び夕方に民宿に到着、松林の中に建ち少し古びてましたが静かな雰囲気で中々良いところでした。
人当たりの良い女将さんに部屋に案内して貰うと二階の十二畳くらいある部屋が用意してあり、部屋に入るとみんな足を伸ばして寛ぎお茶を入れて貰いながら女将さんと世間話をし、子供たちは広い部屋を走り回って遊んでいました。
隣との仕切りはふすま一枚でしたが二階は私たちの貸切り状態・・・多人数と小さい子供もいたのでそうなったのでしょう。
部屋の入り口の真正面の障子を開けると長い廊下・・・通し縁ってやつです。同じくらいの和室が三部屋ありその端部屋でした。通し縁には鏡台で間仕切りがしてあり、手前には小さなテーブルを挟んで椅子が二つ置いてあり、窓の外には水平線が緩い孤を描く日本海と沈む夕日に照らされ赤く色づいた松の木や木立、岩に砕ける波の音が聞こえていました。


順にお風呂を頂き夕食です。
ホントは食事は1階で頂くようになっていたのですが、部屋と同じように気を使って頂き空いている隣の部屋で夕食と朝食を頂くことになっていました。
食事が終わってしばらくすると子供たちは疲れから元嫁の添い寝で寝てしまいました。


妹に誘われて2回目のお風呂に・・・。
お風呂から出て広い玄関の上がりかまちに座り妹と座って涼んでいると、女将さんが冷たい麦茶やお菓子を持ってきてくれました。
「仲のいいご夫婦ですね」
「あ、いえ、妹ですが・・・www」
気が付くと23時を回りお休みなさいをして部屋に戻ると既にみんなは爆睡状態。
電気はこだま電球になってましたが、月の明かりがさしておりみんなの寝顔はしっかりと見えました。
明日は帰る日です。しっかりと寝ておかないと・・・。











どのくらい経ったのかふと、目が覚めました。

ん?何時??
時計を手探りで探しますがありません。あ、そうか、テーブルに置いたンや。

視線を足元の先、テーブルの方に移すと誰かいます。
?起きてる?
私に背を向け少し前かがみになった女性が椅子に座っています。

なんや、寝付けんのか・・・。ってことはそんなに時間経ってへんのんや。

と思い寝ました。





また、目が覚めました。
一度寝付くと中々起きない私なのですが一晩に二回も目が覚めました。枕が替わると寝られない、ってのはホントなんだなと思いつつ足元を見ると、

・・・まだいました。

今度は鏡台に向かって長い髪を何度も何度も梳いていました。

またお風呂行ってたんやな、あいつ風呂好きやしなぁと思いつつ声も掛けずに寝ました。








明るい日差しに目が覚めました。
「おにいちゃん おはよ」
妹の声。

「おじちゃん 起きなよ」
甥っ子の声。

「%?●※#!■▽&&$よ〜〜」
私の子供の声。

いきなり布団の上に衝撃が。
グッ。。。手加減なしのフライングボディプレスを貰いました。
「オハヨ・・・」寝起きは不機嫌です。ブスっとしてます。
仕方なく身体を引きずるようにして椅子に座りタバコに火を着けます。
妹もやってきて正面に座りお茶を飲んでいました。


ふと違和感を・・・ん?違う。なんか違う・・・。
こう言うときにどうして確認しようとするんでしょうか・・・。

「お前昨日の夜中起きてたけど寝付けへなんだんか?」
「ううん、しっかり寝たで」

「お前、あの後三回目のお風呂行ったんか?」
「行ってへんて、よ〜寝てたしさっき起きたばっかり」

「お前起きてから着替えたか?」
「起きたばっかりや言うてるやん」


気持ち悪くなってきて胃がググっと上がり、生唾が出てくるのが分かりました。
違う。服の色と髪の長さが・・・。
今の今まで夜中に見た女性を妹だとばかり思っていたのでなんとも思わなかったのですが、背中を向け鏡台に向かって髪を梳いていたあの女性は白い服装でした。
今目の前にいる妹、そして寝る前に見た妹の服装はパジャマ代わりの黒のTシャツだったのです。
そして母と元嫁はショートカット。


では夜中に見たあの女性は一体誰だったのでしょう・・・。
そしてもしあの時声を掛けていたら、私は何を見てどうなっていたのでしょう。


その時は妹をはじめ家族の誰にも話せませんでした。
勿論女将さんにも・・・。

帰宅後元嫁に話すと一言・・・やっぱり、と。
詳しく聞くと着いた時はさほどでも無かったけど夕食後から嫌な感じがした。でもみんなの楽しい雰囲気を壊すのが嫌だったのと、多分誰もわからないだろうから自分はシャッターを降ろして子供と一緒に寝た、との事。










そんな東尋坊に行ったときのお話でした。


最後までありがとうございました。後一つあるのでまた書いてみたいと思います。





コメント(9)

元嫁の話は、ケータイからだと読めないんですかいなー?
> ☆ちほ☆さん…ん〜どうだったんでしょうね。今となっては分からないですたらーっ(汗)
> えあめーる〆さん…ありがとうございます。
え〜っと、トピックを検索で探せますよ。
> にーしゃさん

また!(笑)検索を使えばすぐ見つかるなんて、んなアホな‥




ホンマや!
【体験】元嫁の話
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=47686527&comm_id=1154462&guid=ON
> えあめーる〆さん…タイトルや書いた名前が分かれば検索一発でするんるん
> R嬢さん…ありがとうございます。
その宿に泊まって自殺した女性の幽霊だったのでしょうか。げっそり

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