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三題噺ショートシナリオコミュのお題:北極星/オムライス/合鍵

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ほかにも作品が出てるのでトピ立ててみましたが、
既出の同じお題のやつはどうやってこっちにもってくれば良いんでしょう?

コメント(18)

参考に読んだ同じお題の作品はファンタジックだったので、
スサんだ方向にふってみました。

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真夜中。大学生2人、線路沿いの道を歩いている。

男1「あとどれぐらい?

男2「あとどれぐらい、って電柱ごとに聞くのよせよ。じゃんけんして荷物もたせるぞ。

男1「っつかオマエ手ぶらじゃん。

男2「あ、いけねぇギター置いてきた

男1「どこに? 鳥八?

男2「うんたぶん。いいよあそこクラスのヤツいるから預かっといてくれてるんじゃん?

男1「なんだよさんざんだな、世田谷線の終電忘れるわ大事なギター忘れるわ・・・・

男2「きのうのほうがサンザンだったよ。きのう寝てたら川上が来てさぁ、

男1「をぅリエちゃん。なんだ夜這いか?逆夜這いってやつか?

男2「そんな色っぽい話だったら今しねぇよ。勝手に入ってきてレポート書いてた。

男1「あぁ今日提出したあれね。っつかリエちゃん合鍵でももってんの?

男2「え、しらねぇの?ウチのアパート、ドアちょっと上に押し上げながらケリいれるとカギ開くんだぜ。

男1「お、おぅそうなのか・・・・・

男2「でもハデな音がするから夜中はできるだけやってほしくないんだよな。

男1「・・・・っつかおまえ、それでいいのか?直さなくていいのか?

男2「でさぁ、朝んなって・・

男1「流すなよ。直せよ。

男2「いいんだよウチに1万円以上の価値あるもんないし。あ、プレステぐらいか。プレステ盗んだやつブッコロス!

男1「・・・・・ぅん、もおいいよ。朝どうしたん?

男2「あ、朝ご飯ぐらい作ってくれって言ったんだよ。

男1「を、良いじゃん手料理。かなり加点じゃんか。

男2「でもふつーさぁ、なんかちょっとしたもん作ってくれるとおもわねぇ?フレンチトーストだとかさ、オムライスとかさ。

男1「いいねーオムライス。あれだ、ケチャップでハートだ。ゆうじくんへ(はぁと)だ。

男2「それがさー、米あるの確認したらみそ汁作り始めてさー

男1「を、リエちゃん和できたか、いいじゃん和食。塩鮭納豆みそ汁、みたいな?

男2「みそ汁に卵落として半熟みたいにしてさぁ、あぁ朝だしごはんにみそ汁ぐらいでいいかなと思うじゃん? あいつどうしたと思う? どんぶりに米盛ってさ、みそ汁ぶっかけて『ハイ朝ご飯』どんって。犬かっつーの。

男1「それ猫じゃね? っつか猫って熱いの苦手じゃね?

男2「いやどっちでもいいけどさ。もうちょっとさぁ

男1「でもいいじゃん作ってくれるだけ。

男2「まあ自分で作るときはそんなもんだしな。

男1「ってゆうかさ、おまえいつのまに、リエちゃんのこと苗字で呼ぶようになったの?

男2「え、別によくねぇ苗字で。

男1「え、あれ、もしかしてさ、既に2人の時は『リエぽん』とか呼んじゃってる関係? ははーぁん。やっぱ逆夜這いか。

男2「いやべつに夜這いとかじゃねぇよ。レポート書かなきゃってゆーからさ、

男1「あぁはいはいレポートがね。大義名分がね。

男2「あ、こないだここの畑でみんなで大根盗んだんだぜ。

男1「そんな話そらしたって・・・・・って盗んだのかおい。

男2「全裸でな。

男1「・・・おまえら、いつか、っつか今すぐ捕まるぞ。

男2「この畑から見える空がけっこう好きでさぁ。を、カシオペアだ。すばるってどこにあるんだっけ。

男1「え、逆のあっちの、ほら、オリオン座の真ん中ちかくの・・

男2「北極星は見えないの?

男1「北極星は以外と暗いんだぜ。

男2「おまえみたいに?

男1「うっせーよ。逆夜這いされるやつに言われたかねぇ。

ガコん、と大きな音

男2「あ、

男1「もしかして今のが。

男2「・・・・・・ウチだ。誰だろう?

男1「リエぽんか?

男2「ぽんをつけんなっ。ぽんを。
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とりあえず自分で自分のを引っ越しておきマース。
marcasiteさん、乙です!!!!!!!
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とうじょうじんぶつは、実在のハムスターと
その飼い主です。
ハムスターは、こちらがお写真でーす(汗)
http://mixi.jp/view_album.pl?id=430731
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ハムスターのオルフェが、ドアを囓り破って出かけようとしていたとある日のこと。



ちょ おるたんどこいくの?

ぼく、フランスに帰りたいんだよ。歩いて帰るよ

帰りたいって・・フランスって1万キロくらい向こうだよ。

つまりこのユーラシア大陸を渡った向こうにフランスはあるんだよ。歩いていけば着くんだよ。


おるたん帰巣本能より別荘つくる才能ばっかりあるじゃん。途中でまた別荘作って寝ちゃうんじゃなーい。


ぼくは故郷の為なら死ねるんだよ!!うるさいなあなおちゃんは!!

しぬなんてゆってないじゃん。。

僕はパリという街のハムスターとして、メトロのアコルデオンや竪琴を聴きながら余生を過ごすんだよ。

はあ・・・ でもメトロのアコルデオンは下手くそだったよ。


なおちゃんしらないでしょっ、北に向かうには北極星を眺めればいいんだよっ。
地図上の僕のいる地点をAとしたらB地点であるサン・ドニ大学は大体北北西の進路になるんだよ。だから北極星を見つけたら、だいたい67.5度左に行くんだよ。


さ、算数出来たんだ おるたん。。。理科まで。
でも、ねえねえ。。
出発したらA地点からAダッシュ地点に行くんだけど、そこからは北極星に向かった時の角度とずれていくわけだけど、大丈夫かなあ。常に67.5度?


えー。。。


(お、しめしめ混乱したな)
大体、旅したらお腹壊したり大変なんだよ。おるたんなんて不味いパンは投げ飛ばすし農薬だらけのホウレンソウは額をしかめるし、どうするのよ。ロシアのピロシキはチェルノブイリの放射能に侵されてるかもしれないんだよ。


。。。。た、旅慣れてるから大丈夫!
ぼ、ぼくはパリから神楽坂に引っ越して来たハムスターだよっ!!


楽しい旅だったよねえー。
あたしのカバンに入って、アリタリア航空の機内食をこっそり食べてたよねえ。
シャルル・ドゴールではPAULのサンドイッチ・ジャンボンを一緒に食べたよねー。
乗り継ぎのミランでは、モツァレラ・ブファラのサラダをいただいたよね。


。。。(思い出して固まる)


そして初めて日本で食べたにんじんとかは、一口囓ってマズーって顔したよねー。こんな美食家ハムスターで旅できるわけ?
旅に出たら、もう誰もご飯くれる人いないから何でも食べて行かなくちゃいけないんだよ。


はっ、だ、大丈夫だよっ!このあいだ、きれいなお姉ちゃんたちが、初めてあったばかりなのに僕にパンくれたもん、僕モテモテだからね。


ああーこないだ一緒に行った、ビストロでねー。
ねえおるたんてさー、ゆでたてグリーンピース好きなのにオムライスに入ったグリーンピースは食べられなかったよね。どうすんのー、もうゆでたてグリーンピースも焼きたてとうもろこしも、食べられなくなるよ、1万キロ歩き終わるまで。


。。。。(怒りの涙目)


ああ、でも、ごめんね、おるたんを無理矢理日本に連れて帰ってきたのはわたしだもんね。今度頑張っておるたんを連れて行けたら良いんだけどね(ちょっと哀愁


、、、でも僕も、自分の力で頑張るんだ。
あ、良いこと思いついたんだよ!
あのね、やっぱり飛行機が
今度エールフランスの機長室の合い鍵を作って、機長室に別荘を作ろっかな??
空がぼくのねぐら、地球はぼくの別荘。かっこいくない。


おおっすごいねえ、放浪のオルフェ!いかすねえー。


でしょうー!
それにエールフランスは絶対にアテンダントのお姉さんが美人だもんね!
僕あのときのお姉さんにどうしてもまた会いたい…そのためならがんばれる!
 

女が目的だったのかよ。


思春期の心にきざまれた麗しのエールフランスのお姉さん!
待っててねー!
僕は今からルイ16世の秘伝書をめくって錠前作りの腕を磨くよ!


がんばっておるたん、別荘もかぎをかけて私に壊されないように頑張ってね・・(頭痛。。。。


そうだねー!ぼくがんばる!今日は帰って寝るよ!
おやすみー!


おやすみ。。。



遠くのお空で、北極星が今日もぴかぴかと、きれいにまたたいていました。
なぜかこのお題だけ伸びていく。(笑)

北極星
オムライス
合鍵


男がテーブルの脇に立って、上を見上げている。

男「おお。北極星がよく見えるなあ。・・・はー。(ため息)」

女の声が聞こえる。

女「できたよ!」

女が黙って皿を2つ持って現れる。
テーブルにつく男。
女、テーブルの男の前に皿1つ、もう1つを反対側に置き、腰掛ける。
一言もしゃべらない。
そんな女をじっと見つめていたが、皿に目をやる男。

男「わ、わあ。うまそうだなあ。おまえ料理うまくなったよなあ。(テーブルの上のスプーンに手を載せる)」
女「あ。(立ち上がり) ケチャップ忘れた。」
男「いいよ。うまそうだし。(スプーンを持ち上げる)」
女「(振り向きもせず) オムライスには、ケチャップだ。オイまだ食うなよ。」
男「(即座に)う、うん。・・・。(持ち上げたスプーンを意味なく上下させる)」

女、ケチャップを持ってきて席につき、オムライスにかけてから、男の前に勢いよく置く。

男「…ありがと。(スプーンを持ったまま右手を出し、あわててスプーンを置いて、ケチャップを取る)」

ふたたび無言になる2人。
女はうつむいたまま、男はちらちらと女を見、オムライスをただ口に運ぶ。

男「あ、あのさ。」
女「・・・。」
男「あの、おやじ、なんか、言ってた?」
女「・・・。(よーくかんでから、飲み込み、男を見つめ) どう思う?」
男「や、やばい?」
女「・・・まあ私には、関係ないし。」
男「そう言うなよお。」

女、食べるのをやめ、頬杖ついて男を見る。

女「そんで、その子、なんつってんの。」
男「いや、・・・あいつは、知らないから。」
女「(大きい声で) 言ってないのかよ!」
男「(泣きそうな声で) 言えねーべえ?」
女「言えよ!男だろう!」
男「(ぼそっと) 最近は男もそうじゃないのよ・・・。」

女「あーもうおやじといいおまえといい・・・。」
男「(怪訝な顔で女を見る) おやじといい?」
女「どっちかっつーとね、おふくろさんです。」
男「ママが?」
女「ママが。」
男「へぇぇ?」
女「合鍵でキレたらしい。」
男「・・・。」
女「ママにも渡してなかったでしょ。」
男「渡してないけど・・・。」
女「おまえはママの子だからねぇ。」
男「ママには渡さないで、彼女には渡してたから、ってこと?」
女「(にかっ と微笑む) それを知ったときのママの顔をば見せたげたかった。そっからがたいへんだった。」
男「えーなんでそうなるのー?なんでそっちで怒るのー?」

女「(床に落ちていた本を取る) まここはあんたがしっかりすっことだね。」
男「・・・。」
女「そんな顔すんなって。心の準備させたげようとかわいい妹がはるばるやってきて、状況を教えてあげたのに。オムライスまで作ってやって。」

女、本をぱらぱらとめくりはじめる。

男「オレ、長男やめる。」
女「は?」
男「おまえがやれ。長男。」
女「やるか、阿呆。そんな話じゃねーだろ。」
男「もーーおお。(オムライスの上につっぷすように)」
女「あのね、まずあの子にちゃんと話して、うちに一緒に来て、けじめつけなって。はやくしないと、あの子のおなか、どんどん大きくなるよ。」
男「その、話すのがなあ。」
女「いっこも話してないんかい。」
男「いっこも話してない。」
女「旅館のことも。」
男「うん。」
女「なんで東京にいるかも。」
男「うん。」
女「来年には帰ることになってることも。」
男「うん。」
女「従業員58名全員おぼっちゃまの帰りを待ちわびてることも。」
男「・・・・はい。」
女「はいじゃねーよ。」
男「おまえ、言葉遣い、悪すぎるよう。」
女「おまえ、情けなさ過ぎるよう。」

遠くからチャルメラの音が聞こえてくる。暗転。
感想くれた方ありがとーございます。
励みになりますね。
絶対もう半年ぐらい付き合ってるんですよ彼と彼女は。
毎週終電まで飲んでるくせに気づかないなんて、そんな愛すべき友人ってけっこういません?

>すみさん
ママが「合鍵はあたししか持ってなかったのにぃ」だったら、もっと鬼気迫りそうじゃない?w

>ゆかりさん
合鍵を合わせちゃうなんてスリリングですね。もう確信して合わせてますよね。
北極星を指す鋭い目がよみがえって幕、なんですねー(恐
ご、ごめんなさいごめんなさい。
もう1個このネタで書きたいの。書きたいのうう。

北極星
オムライス
合鍵




某国科学省管轄の研究所にて。

中年の科学者「というわけで、北極星からの微弱な電波に対し当方から送ったPQ電波が合鍵となり、電波に乗せられたメッセージが解読できたのです。」
大臣    「なるほど!で、そのメッセージとは?」
中年の科学者「はい。…キミ!」
若い科学者 「はい所長。これがそのメッセージです。」
中年の科学者「ありがとう。えー。…えー。と。えー。」

大臣    「どうしたね。長いのかね?かまわんぞ。時間はたっぷり割いてある。」
中年の科学者「はい。えー。…。ケチャップ。」
大臣    「うん。」
中年の科学者「以上です。」
大臣    「え?は?今なんと言った?」

若い科学者 「ケチャップです。大臣。」
中年の科学者「キミは言わんでいい。」
若い科学者 「失礼しました。」
大臣    「ケチャップとは、何だ?」
中年の科学者「ケチャップとは、あのケチャップです。こちらの言葉に直してあるので。」
大臣    「あの、フライドポテトにちょとくっつける、あのあれか。」
中年の科学者「むしろオムライスの上にのっける、あれです。」
大臣    「ばかもの。オムライスにはデミグラスソースと決まっておる。」
中年の科学者「我々はそのような高級なオムライスは食べたことがありません!」

大臣    「何の話をしているんだ。それより、これ以上は解読できんのか!」
中年の科学者「私どもへの予算を倍にしていただければ、フライドポテトぐらいは出てくるかもしれませんね。」
大臣    「なに!」
中年の科学者「10倍にしていただければ、デミグラスソースぐらいは…。」
大臣    「むぅぅうう。」

翌年より、某国科学省では異星からの電波処理部門が飛躍的に功績をあげたのであった。
背後には某大臣の予算アップへの強力な働きかけがあったからといわれている。
んー。
若い科学者にも、ちっと小芝居やらせりゃよかったかな。(笑)

自分でも書いてて楽しかったっす。
最初は遠い銀河の話にしてたんだけど、よく考えたらそれじゃ北極星はどうなるんだとか気づいちゃって。

皆さんの新たなお題もお待ちしてまあす♪
若い役者、じゃねえや科学者の演技がちょびっと破綻して、
それを慌ててリカバーする中年科学者なんてひと山あると、
面白いけど
長い長いストーリーになっちゃうね。

こーゆーのだいすき。

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