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◆きちんと知ろう健康美♪コミュのメタボリック症候群とは    http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20627466&comm_id=115058

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日本内科学会など8学会の委員で構成されたメタボリックシンドローム診断基準検討委員会は、2005年4月に開催された日本内科学会総会において、日本独自の「メタボリックシンドロームの定義と診断基準」を発表しました。これは、メタボリックシンドロームを構成する因子の中でも、内臓脂肪の蓄積が重要な役割を担っていることを明確にしており、この点が、従来用いられてきた、外国などで用いられている診断基準とまったく異なるところです。

今回のメタボリックシンドロームの診断基準では、内臓脂肪の蓄積が必須条件と位置づけられ、他の3つの項目のうち、2つ以上を満たしている場合に「メタボリックシンドローム」と診断します。
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■<必須条件>------------

1. 肥満

メタボリックシンドロームを引き起こす肥満は皮下脂肪ではなく内臓に脂肪がたまるタイプの肥満です。内臓脂肪型の肥満かどうかを調べるには、へその高さの腹囲を測ります。(一番細いところではありませんので注意してください)「男性85cm以上、女性90cm以上」の場合は、内臓脂肪型の肥満と考えられます。この数字は、腹部CT画像(へその高さ)で精密に内臓脂肪を測定した場合、断面積100cm2に相当します。




■<選択条件>------------

2. 高脂血症

「中性脂肪値150mg/dl以上」または「HDL(善玉コレステロール)値40mg/DLl未満」を目安とします。


3. 高血圧

一般の基準値よりも低い「収縮期血圧130mmHg以上、または拡張期血圧85mmHg以上」を目安とします。


4. 糖尿病

高血圧と同じく一般の基準値よりも低い「空腹時血糖値110mg/dl以上」が目安となります。正常と糖尿病の中間である「境界型」の人から注意が必要になります。

すなわち、?ウエスト周囲径+2つの選択条件?を満たせば「メタボリックシンドローム」と診断されます。これに該当する候補者は思いのほか多く、最近の厚労省の調査では、40歳以上の男性の約50%程度の人が内臓脂肪型肥満のリスクがあると報告されています。また、日本の企業労働者12万人を対象とした調査では、軽症であっても「肥満」「高血圧」「高血糖」「高トリグリセリド(中性脂肪)血症」または「高コレステロール血症」の危険因子を2つ持つ人は、まったく持たない人に比べ、心臓病の発症リスクが10倍近くに、3〜4つ併せ持つ人ではなんと31倍にもなることがわかりました。


このように、たとえ異常の程度は軽くても複数の危険因子が重複しているケースでは、動脈硬化が起きやすいので注意が必要です。「メタボリックシンドローム」という概念が確立された目的は、動脈硬化による循環器疾患(心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症など)をいかに予防するかということです。動脈硬化は、ある程度症状が進まない限り、なかなか症状として出にくい病気です。しかも、動脈硬化による循環器病は働き盛りに突然発症することが多く、生命に関わる重大な病気であり、後遺症も深刻です。メタボリックシンドロームを放置しておくと、やがては動脈硬化を引き起こします。動脈硬化にならないために、メタボリックシンドロームの段階できちんと改善しておきましょう。
http://www.kyosai-cc.or.jp/health/tpc/k_news/200605/200605.html





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メタボリック症候群の診断基準に腹囲の長さが取り上げられています。男性85cm、女性90cm以上という診断基準は、この値が内臓脂肪の蓄積を意味しています。

内臓と皮下の脂肪組織の疾患発生に及ぼす影響を調べたところ、

 成人検診の肥満者で皮下に脂肪が蓄積するタイプで
 合併症を持たない比率は36%

 成人検診の肥満者で内臓に脂肪が蓄積するタイプで
 合併症を持たない比率は8%

つまり内臓肥満の人の92%が何らかの合併症を持っていることになります。また、治療によって内臓脂肪が減少するとそれに伴って、中性脂肪の量も減少します。このことにより、内臓脂肪の量が血中中性脂肪を調節する1つの因子であることが伺えます。

メタボリック症候群にみられるインスリン抵抗性は脂肪細胞の機能によって説明されています。脂肪細胞からは多くのホルモンやサイトカインといわれる生理活性物質が分泌されています。その分泌は値中の量を規定するような量で、固体の機能を調節したり、病態を全身に影響を及ぼすような機能を果たしています。それらのサイトカインの中でTNFαは脂肪細胞から分泌されていることが分かりました。

内臓脂肪の蓄積に応じてインスリン抵抗性がみられるのと平行して、TNFαも分泌されています。TNFαはインスリンの作用を阻害することが確かめられています。このTNFαの作用と拮抗するようなサイトカインとしてアディボネクチンがあります。

アディボネクチンは脂肪の増加によって減少し脂肪組織の減量によって増加するといわれています。この他にも極めて多くのホルモンやサイトカインの分泌についての報告が出されています。{参考文献}日本病院薬剤師会雑誌 2005.9




アディポネクチン
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20625397&comm_id=275785
アディポミックス
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★メタボリック症候群とは
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メタボリック症候群 生活習慣を見直そう
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=20628867&comm_id=115058

コメント(2)

この判定基準はもうすでに色んな研究者から疑問の声が上がり始めています。僕も反対の立場に立っていますが、その大きな理由として次の二つがあげられます。

1)必須基準とされている肥満の判定基準に問題。
基準である男性85cm、女性90cmはCTスキャンからの腹部における内臓脂肪蓄積面積から発表されていますが、これは個人の体のサイズの違いを考慮しないで実測値を使っているため、体の小さい人などでは正しく判定ができなくなります。また、最初に参考にした研究の被験者の年齢層とそこから発表された実測値を使っているため、子供や若い年代(40歳以下)に対してこの基準を使う事は適切では無いと考えます。現在は肥満児の割合も高くなっていて、幼年期からメタボリックシンドロームや心疾患を発症しているケースが報告されているにもかかわらず、日本のこの基準はあくまでも中高齢にのみ焦点を当てていて問題だと思います。

また、腹部における脂肪の蓄積度合いにのみ注視して全体の体脂肪率を軽視する事で、「体に過剰に脂肪が蓄積されていて健康に害を及ぼしかねない状態」と定義されている本当の意味での「肥満」で改善の必要がある個人を見過ごしかねません。若い年代、特に女性の間でも運動を伴なわないダイエットの結果、筋肉量が落ちて総合的に体脂肪率が高くなり健康リスクが高くなっている人の割合が高いと考えられていますが、彼女たちの腹囲周囲が90cmに達している事は稀と考えていいと思います。

2)なにより重要視しなくてはいけない点は、発表されたのはメタボリックシンドロームの「発症を判断する基準」であって、「予防するための基準」ではないという事です。
本来、予防医学は病気の発症を防ぐ事を念頭に考えなくてはいけないのに、今回発表されたのはあくまでも治療を行う必要のある個人を判断するための基準なので、発表された数値よりももっと早い段階の基準を設定する必要があると考えています。
高血圧や高コレステロール値、高血糖といった状態は内臓脂肪だけではなく、体脂肪率その物や脂肪分布などとも関連があるので、全体的な体脂肪率、そしてそれがどこに蓄積しているかなど、腹囲周囲にのみにこだわらない健康診断のアプローチが必要だと思います。

他にも海外との判断基準の違いや「ウェスト」周囲の定義の違いなど、発表された基準にはまだ多くの疑問点や問題点があります。今後も研究が進むものと思いますが、それまでできることとしては、過剰に脂肪を蓄積させないために、運動と食事のバランスをしっかりと取ると言う規則正しい生活を継続させる事だと思います。

長文・乱文失礼致しました。
メタボリック症候群:診断基準再検討の動き 内科学会など
http://mainichi.jp/select/science/news/20071202k0000m040094000c.html

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準を決めた日本内科学会など8学会が、基準再検討へ動き出したことが分かった。来年度から、この基準をベースに40〜74歳の全員を対象にした特定健診・保健指導制度が始まるが、基準や制度の妥当性が問われそうだ。

 日本内科学会(永井良三理事長)は10月、「メタボリックシンドロームの診断基準について」と題する文書を各学会に送付。男性85センチ以上、女性90センチ以上とした腹囲の基準などについて「問題点をご指摘いただき、再検討する機会を持ちたい」と訴えた。

 世界の人種別基準を作っている国際糖尿病連合は今年6月、日本人の基準を他のアジア人と同様に男性90センチ、女性80センチとすることを発表した。内科学会はこれを受け、「早急に関係学会の意見を取りまとめて見解を出す必要がある」と再検討を呼びかけたという。

 8学会は05年、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などの危険性が高い人を検出するため基準をまとめた。メタボは、危険因子となる脂質(コレステロール)異常や高血圧、高血糖の背景に内臓脂肪の蓄積があるとの考え方で、腹囲は内臓脂肪の量を反映するという。腹囲の基準に該当し、脂質、血圧、血糖のうち二つ以上が基準を上回るとメタボと診断する。

 8学会に加わったある学会の幹部は「基準は最善とはいえない。腹囲だけでなく他の検査数値も議論がある。国民の予防意識を高めた意味は大きいが、科学的な検討を加えることが必要だ」と話している。

毎日新聞 2007年12月2日 2時30分

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