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全国喫茶コーナー交流会コミュの和歌山県で喫茶が

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 和歌山県田辺市上屋敷2丁目の旧中部公民館が、障害のある人らが働けるベーカリーカフェとして活用される。来年1月から改修工事をし、7月に開店予定。同公民館については市議会の一般質問で、文化的価値がある建造物として活用しながらの保存を求める声が上がっていた。田中敦市保健福祉部長は「活用が決まっていなかった施設で、障害のある人の雇用拡大にもつながる。地域の連携の中で、事業運営をしてもらいたい」と話している。


 同館は1949年に建設され、木造2階建て。延べ床面積は約296平方メートル。当初は警察の庁舎として、83年から2009年9月までは中部公民館として利用された。その後、市の内部で使途について協議したが活用方法が挙がらず、障害のある人らの就労支援やまちづくりをしているNPOかたつむりの会(上屋敷2丁目)からのベーカリーカフェ運営の申し入れを受けた。

 同NPOは、利用者と雇用契約を結んで働く場を提供する就労継続支援A型の「町家カフェ上屋敷二丁目」(上屋敷2丁目)を運営し、今年4月からは一般就労に向けて技術などを身に付ける就労移行支援事業所「ワークサポート・いこう」(田辺市今福町)を開設している。町家カフェで働く利用者の定員は10人だが、障害のある人ら13人が働いており手狭になっていた。就労の場を広げられるよう、近くの同館でのベーカリーカフェ運営を決めた。

 田辺市は総事業費約6300万円のうち、市議会に657万4千円の整備費補助を提案。同NPOは高齢・障害者雇用支援機構に3067万9千円の補助を申請している。

 改修は外観の雰囲気を残しながら進め、1階は店舗や厨房(ちゅうぼう)、パン工房にし、2階は地域住民も展示やイベント会場などに使える場にする。就労継続支援A型として町家カフェで働いている人と新規に雇われた計10人、支援員2人が切り盛りする。地元の食材を生かしたパスタや、国産小麦を使った天然酵母パンを販売したいという。パスタは麺から作ろうと、利用者と支援員はシェフ経験者から指導を受けている。

 同NPOの河原美和子代表(56)は「一人一人が生き生きと輝ける場にしたい。地域の人に育ててもらえる事業所でありたいと願っている」と話している。

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