飛鷲フレンズ公式コミュニティコミュの第１７回飛鷲フレンズメール歌会・・・結果

お待たせ致しました。今回は一席が３名という大接戦。全員が私を題材にした歌での一席です。

１．→７点
赤い糸は
見えなくても
人生の糸が
そっと交わるのを
感じている　　／眠り猫

２．→９点・二席
外にも出たくない
うっとうしい日も
囁くような
雨音のビートなら
微笑んでしまう　　／喬城奈緒海

３．→７点
正直言って
お題が
難しいです
５行しかない
５行もある　　／なき

４．→２点
公式戦で
セとパが
戦うこと
もっと早く
誰か気付けよ～　　／有限公司

５．→５点
大きな、大きな雨音で
雨は
窓にあたって
私の泣き声
消してくれる　　／めご姫

６．→０点
一体
どこまで
勝ち続けるの
誰にも止められない
ファイターズの連勝記録　　／赤柴

７．→１１点・一席
情念の移ろいと
心の波を詠った
五行の集まりは
新しい私に脱皮する
バイブル　　／渓舟

８．→７点
シトシト
ジメジメ
うっとうしい
唯一の救いは
一面に開く傘の花　　／太平　洋

９．→５点
トレード組が
交流戦で
旧チーム相手に
活躍してこその
交流戦　　／なき

１０．→１１点・一席
五行歌の存在を
教えてくれて
ありがとう
またひとつ
人生の幅が広がったよ　　／有限公司

１１．→６点
降り注ぐ霧雨は
あなたの涙
だから…
わたしは
雨が嫌いだ　　／渓舟

１２．→５点
人前で泣くのが大嫌い
何をするのもフルパワー
時にはオーバーヒートでダウンする
でも真の姿は乙女チック
そんな貴女は魅力的　　／太平　洋

１３．→９点・二席
あまりにも
憎しみと哀しみが
深すぎるから
二度と交われない
紅と蒼の放物線　　／喬城奈緒海

１４．→９点・二席
明け方
激しい雨音に
起こされつつも
雨の日の猫はまた
布団にもぐり込む　　／眠り猫

１５．→１１点・一席
彼女が
生きてきた
道程は
５行で言い表せる程
簡単ではないよ　　／赤柴

１６．→４点
6月の雨の中
走る中坊主達は
ぬかるみに
足をとられながら
校庭に交わっていく　　／めご姫

１７．→８点・三席
君の街まで続く
どんよりとした空
ふと愛する人に
逢いたくなった
雨の日曜の午後　　／有限公司

１８．→６点
過去とか遺伝とかの
囚われの檻から
救い出した
五行の叫びは
心の杖となる　　／喬城奈緒海

１９．→０点
勤務の後のナイトゲーム
球場に着いたら五回終了
点を取ったり取られたり
互いに譲らず延長戦
今日から明日へと交差する　　　／太平　洋

２０．→４点
こんな所にも
地球温暖化の影が
早くも黄色信号点灯
梅雨入りを前にしての
ダムの貯水率　　／赤柴

２１．→３点
「人気」と「実力」が
交わると言う話は
昔の話だ！
地域密着チームの
実力と応援が輝くだけ…　　／渓舟

２２．→７点
水中で見上げる
光のような黄色
ページをめくり
あなたの歌の海へと
ダイブする　　　／眠り猫

２３．→２点
いくら家が
雨漏りしたって
雨が好きだ
止んだ後の
景色が好きだから　　／なき

２４．→５点
あなたはいろんな事を
教えてくれる
あなたはドコを見てるの
あなたの目線をまだ
私は追えない　　／めご姫

というわけで、各席への評を、高い点数を入れた方にお願いします。

一席、７番には眠り猫さん、１０番には私、１５番にはめご姫さん。
二席、２番には有限公司さん、１３番には歌の内容からいって太平さんと赤柴さん、１４番にはなきさん。
三席、１７番には渓舟さんです。
ミクシィ未加入の方は直メールで、ミクシィに入っている方は渓舟さんによるフレンズコミュへの転載が終わり次第、コメントをお願いします。

また、自分の歌の解説もお願いします。

今月も有難うございました。

喬城奈緒海

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 06月26日 23:15

こんなコメントになるのは事務局の性（さが）ですが、文句なしにこの歌は戦前から好成績の予感がありました。

人生の幅がひろがった、という結句の言葉に私への感謝が集約されていて、全体的にもスッキリした読後感も爽やかなお歌でした。

☆自分の歌の解説☆

２／雨は大嫌いですが、囁くような雨音なら音楽を聴くように嬉しくなる、という気持ちで。

13／言わずと知れた近鉄とオリックスの憎悪を美しく表現することを意識して詠いました。

18／自叙伝がわりで創った歌集なので、まえがきの言葉を拝借しながら歌集をナビする感じで。

来月からフレンズは２首だけど、その代わりに日和と御苑の投稿もあってバタバタします。大丈夫かいな？(笑)

[2] mixiユーザー 06月27日 17:36

有限公司さんからメッセージをいただいています。
ご自分の歌の評はまだですが、二席２番の私の歌への評です。

外にも出たくない
うっとうしい日も
囁くような
雨音のビートなら
微笑んでしまう　　　ｂｙ　喬城奈緒海

雨の日って何をするにも億劫。
外へも出たくないし、気分的にも沈みがちです。
しかし物事は前向きに行きましょう。
雨の日は雨を楽しんでしまえ。ほーら、雨の音を
よく聞いてみると、なかなかいいリズムだよ。
なんだか雨の日も楽しくなってきちゃったな。
ってな感じでポジティブな性格の自分に
ぴったりの歌と思い、点を入れました。

　　　　　　ｆｒｏｍ　有限公司

[3] mixiユーザー 07月01日 21:58

お話をいただきましたので
僭越ながら７番の一席への評を。

一番気に入ったフレーズは4行目の「新しい私に脱皮する」の部分で
自ら生み出した歌に、自分も生まれ変わらせられるというのが
歌を詠うことの醍醐味だなぁと思いました。
たかしろさんはこれから先、この本を読むたびに
そういう気持ちになるのかなぁ、
わたしも自分の歌を振り返ると成長できるのかなと思いました。

今回の自分の歌に関しては、

１番：題詠「交わる」
運命よりも確実な関係を築きたい気持ちを込めて。

１４番：題詠「雨」
二席をいただき、点を入れてくださった方に感謝します。
「雨の日のネコはとことん眠い」というフレーズが好きなのと
強い雨の音を聞くとお休みしたくなってしまう
めんどくさがりな自分の気持ちを込めました(^-^;)

２２番：特別題詠「歌集発刊記念・私(喬城奈緒海)」
表紙の印象から。
自分視点の創作活動は模索の海から何かを掴むような作業だと
思っているのですが、人の作品を見るときは逆に
その人の要素がいろいろ入った海に飛び込むイメージなので
背景の黒を海の中、タンポポの黄色をそこから見上げる光に
当てはめてみました。

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