ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

萌へ絵の為のPhotoshopコミュの【 立ち絵 】

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

萌へノベルゲーム等の通常会話パートに使われる人物絵です

一般的に膝から上、胸から上の絵が使われ、表情・ポーズ等を変化させます

当講座では、表情・ポーズの変化を『差分』と呼びます



今回作る立ち絵は、ゲームに使うのではなく、現在作成中の紙芝居調の動画に使います

アイマスことTHE IDOLM@STER の二次創作の動画です

原作はたくさんのキャラクターが登場しますが、今回は一人のキャラクターのみ作ります

今後動画作成を継続することになったら、どんどん追加していきますが・・・


でわでわ、はじめていきます

コメント(5)

●原画(ラフ画作成)、線画修正、線画作成

 キャラクターは、アイマスから『萩原雪歩』に決定

 立ち絵の原画を描くときに気をつける点は

 1.他のキャラクターと並ぶ場合があるので、キャラクターの身長を加味した上でサイズを統一する
 2.共通部分、差分は別々に描く


写真1)

 今回は共通部分と差分を以下に分けました

 共通部分

 ・体(裸)、頭


 差分

 ・表情(目、口、眉毛)
 ・右手
 ・左手
 ・衣類(衣装、履物)


 衣装変化がある場合は、裸から描くようにします(デッサンの悪さは触れないで・・・)
 後々どんな衣装でも着せることができますので、とても便利です
 
 表情差分はとりあえず5パターン(通常、喜・怒・哀・楽)
 後々増やす予定


写真2)

 以上の原画を解像度300pxlの、グレースケールモードで取り込み
 Photoshopにて線画修正(ペン入れ)を行います

 線画修正後、各々個別にレイヤーセットで管理をし、ひとつのファイルに集めます


写真3)

 全差分を同時に表示しました
 えらいことになってますね

 表情差分の顔への位置合わせは、原画段階で鼻をそれぞれ同じ部分に描いておけば楽にできます
 ・・・違和感なく位置あわせできればそれでいいと思います


次工程はいよいよ塗りに入っていきます
●塗り

 共通部分から始めて、次に差分を塗ります
 立ち絵で気をつけるのは、共通部分・差分の塗りは統一させることです
 劇的な変化でもさせないと、気にならないと思いますが
 
 余談ですが過去に、ひとつのゲームに3人の原画さんを起用した作品を経験しました
 グラフィッカーは私一人でしたので、彩色担当として、
 如何にこの3つの原画に対して同じ塗りを行うかがネックかな?と思いました
 
 さて、まずは彩色のパターンを決めます
 私は自分の塗りを明確に3つに分けています
 1.ベタ塗り(ベースの塗り)
 2.クリア・パステルカラー塗り(透明感のある塗り)
 3.アニメ塗りセル画調(別紙講座参照)

 1が一番慣れているので、今回に採用しました
 立ち絵に関しては納期のあるなしで、塗り込み量(細かさ)は妥協しましょう
 大量の差分を塗ることになる場合もあるので、安定した塗りを量産できるのが需要です
 
 でわ、ブランクはあるものの慣れているはずなので、さくさく作業をすすめます

写真1)

 とりあえず共通部分をさくさく塗ります。特に気をつけるところはありません
 しいて言えば、裸をどこまで塗るか?です。着せ替え前提なら、細部まで塗ります
 素っ裸を使う必要性があるならば、18禁部分も塗りましょう
 

写真2)

 いつまでも裸だとかわいそうなので、服を塗ります
 服に対しての塗りは、特に気をつけるところはありませんが
 差分独特の面倒な部分が発生します
 それは物体が物体に落とす影、つまりは『落ち影』です

 写真を見ればわかると思います
 服を着せた場合、服のレイヤーセットの中に落ち影のレイヤーを作ります
 同様に、差分の右手の落ち影も右手のレイヤーセットに作ります


写真3)

 面倒ですが、落ち影レイヤーは落とされる対象の差分の数だけ作ります
 衣装6つの着せ替えがある立ち絵を塗ったことがありますが、
 なかなか楽しかったです。レイヤー管理の勉強になりました
●差分管理

 履物差分ーサンダルのレイヤー配置です
 もっといい方法は無いのかと思いつつ、慣れてしまったので特に気にしてない

 共通部分(体)に対して、上に配置、下に配置を分けて管理する差分


写真1)

 とりあえず、完成してる絵から

 レイヤーセットで、サンダル上、サンダル下、共通部分(体)で分けています
 現実と同じく、サンダルの上部のパーツは体の上にレイヤーを配置
 下のパーツは体の下に配置します


写真2)

 分解してみました
 ためしに、サンダルのレイヤーを体の下に集めてみました
 写真3)へ


写真3)

 現実と同じく、足の下に行くので上部のリボン部分を踏んづけてます
 なので、写真1)のレイヤー配置になります


でわ、表情差分への作業へ移ります
●表情


 原画を描きなれていないので、表情のか描き分けが弱いです
 いっぱい描くに越したことはないのですが、そこは時間と相談・・・
 後から追加もできますしね

 表情ほどほどにして、ポーズの差分や正面向き、反対向きの絵とか増やすべきですね

 気をつける点としては、使う色は統一すること
 なので、このあたりでカラーパレットを作成をしておきました(おまけで解説)



写真1)

 ひとまず、表情8つ
 通常・喜・怒・哀・楽・困・驚・ニヤ


写真2)

 ほっぺの紅潮を追加します
 個別にレイヤーセットを作成。新規レイヤー乗算モードにて赤みを入れます

 さらにこのレイヤーを複製しておきます
 この二つのレイヤーの、不透明度を調整して赤みの度合いを変えれるようにします
 

写真3)

 紅潮_可変レイヤーセットの使い方

 主に、使用者(絵をゲームや動画に組み込む人)が好みで使ってもらうためのものです
 ベースを0〜200%でお好みで

 怒りの表情も、紅潮の度合いで違った意味合いに!
 表情が一個増えたみたいでお得だね☆
●完成、レイヤー整理、おまけ

 右手、左手の差分も表情差分同様に作業をし、塗り作業は終了です

写真1)

 レイヤーの整理をしました
 不必要なレイヤーの削除、レイヤーの統合、レイヤー名を分かりやすく変更
 レイヤーセットの色を種類(衣類・表情・両手・エフェクタ・本体)ごとに色分け
 色抜け防止用の下地のレイヤーを非表示にし、完成です

 この立ち絵を使うときは、使用者が用途に合わせて表情・ポーズを決め
 レイヤーオプションから「表示部の結合」を行い、最終の保存を行います


というわけで、立ち絵作成のトピックは終了です
おまけは気が向いたら追加していきます


写真2)

 おまけ? カラーパレット

 立ち絵の色塗り作業中、並行してカラーパレットを作っておきます
 後々、一枚絵(ヴィジュアルCG)を塗るときや、同キャラで違う立ち絵等を
 塗るときに便利です
 

写真3)

 おまけ? 左右反転絵

 あまり見ませんが、状況によって左右を反転した立ち絵を使う場合が
 無いとはいえません
 反転することによって、衣類の柄、アクセサリーの位置、ボタンや光源も
 そのまま反転してしまいます
 光源は妥協したとしても、絵柄やボタンは致命的なので、
 どうしても反転絵を使う場合は、その部分だけ描き変える必要があります
 
 今回の立ち絵はまだ必要性が出ていませんので、何も手を加えていません
 ただ、動画作成者よりいずれは反転絵の必要がでるとは聞いています
 
 そのときが来るなら、新しく逆向きの立ち絵を新しく描くと思います
 個人的に光源まで反転しちゃうのは気持ち悪いので・・・

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

萌へ絵の為のPhotoshop 更新情報

萌へ絵の為のPhotoshopのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング