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精神科看護と精神看護学コミュの精神科病院で起こる事件とその対処〜法的側面から〜

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先だってタイトルにある精神科病院で起こる事件とその対処〜法的側面から〜
という研修に参加してきました。今年の大阪大会でも同じ内容でディスカッションする予定であるとのことでした。
その中で、昨年入院中の患者に看護師がカッターナイフで刺され不幸にも亡くなった事件に関連して質疑応答の場面で私物チェックについての話になりました。一般的なセキュリティに対して精神科病院のセキュリティはどこまでが求めらるるのか。また、どこまでが認められるのか。など、私物チェックに絞ると各病院、各病棟、各スタッフの看護観や法的解釈の仕方など様々であるように感じました。その中で金属探知器の導入についてで、弁護士さんは個人的見解との前置きでボディチェックよりは金属探知器の方が人権に配慮されているのではないか。ということでした。私が勤める病院は現在ボディチェックはしていません。もちろん金属探知器も導入していません。入院時にオリエンテーションし、同意のうえで荷物の確認をしている程度です。入院形態が任意・医療保護に限られていることもありすが。各病院ではどのように人権と安全のバランスをとっているのかコメントをいただけると助かります。

コメント(14)

うちはけっこう厳しいですねぇ〜私物はダブルチェックです☆☆
でも忙しいときやスタッフがいない時はシングルでチェックしてますあせあせ(飛び散る汗)
厳しいからこそ患者さん達も隠れて私物持ち込もうとして、家族も理解が悪い人は隠れて渡そうとしますよね…危険物の範囲もいまいちよくわからなくて(笑)使いようでは全部危険物なんですけどね(^^:;)
うちの病院は私物持ち込みチェックは必ずしますが
大体1人でやりますね。
もちろん説明のうえでチェックを行います。
でも、どこまでが危険物かとなるとそのチェックした看護者の判断に委ねられるのが実情です。
過去の学会で危険物についての発表もありましたが
この線引きは難しいところです。
あと、患者さんのみならず、ご家族などの協力も不可欠で難しい問題です。
 皆さんの病院はすべての病棟で持ち物検査をされているのでしょうか?
 私の勤務先では、入院時は全病棟でチェック。外出外泊の帰棟では、急性期治療病棟と、依存症治療を行っている開放病棟では依存症の患者さんに行っています。薬物の持ち込みチェックのためです。次の病棟会議では、開放病棟での持ち物チェックは、依存症の患者さんでも問題があり、隠し持ちなどの限界もあり見直しを検討している所です。

 私は事件のあった東京の病院のスタッフ数人と、何度か話あう機会がありました。
 危険物持ち込みへの対応は事件の一部ですが、それだけで議論すると、管理的側面ばかりが注目され、患者さんは危険されていると嫌な感じを受けるでしょう。病院は刑務所や拘置所ではないのですから。また、入院者や面会者による傷害事件は精神科に限らず他科でも問題になっています。閉鎖的で、行動制限を背景とした精神科では、管理的な面が強くなると看護は容易に変質しますよね。
 その東京の病院では急性期治療病棟では、金属探知器導入検討含めて、不徹底であった荷物チェックをしっかりするようになったようです。しかし、話しあったスタッフは、管理を厳しくする事では解決しない、安心して働けないと言っていました。
 刃物の持ち込まれた問題はあります。しかし、持ち物チェックには面会者や隠し持ち込みなど限界もあります。また、急性期、閉鎖病棟以外の問題もあります。その病院の職員らは、管理よりもスタッフの関わりを密にする事で問題を早くつかみ、関わり、ケアする事が結果的に一番の事故予防につながると言っていました。
 長文失礼しました。
ガソリンじゃなくてサラダ油なんですよね?
放火目的ならともかく私も危険性についてわかりませんでした。
サラダ油が危険とすると、トイレットペーパーやティッシュも危ない、マンガ雑誌も危ないですよね。
 先ほどの東京の事件についての追記です。
■治療契約、関係性の問題
 東京の看護師刺殺事件の加害者は統合失調症や躁うつ、依存症の患者さんではなく、いやいや任意入院になった若い人のようです。日常的に単独で買い物など外出しており、OTに参加し暴力的言動は見られていなかったと。事件の当日退院予定でしたが、逆に退院したくなかったようだと聞きました。私はその話しを聞いて、危険物の持ち込みの問題というより、双方の治療目標の共有など治療関係と契約、病状把握、医療ケアのありかたなどの問題の方が大きかったかも知れないと感じました。
 私の勤務先では人格障害、解離性障害圏の任意入院時では、患者さんの受けたい治療とケア、目標、限界設定などについて話しあって治療契約を結ぶようにしています。入院期間のメド、治療目標の評価の予定も、できるだけ入院時に取り決めます。入院治療への期待と医療ケアの方向性のすれ違いが起きた時には、退院する約束や行動制限を含めた限界設定をします。
■2人夜勤体制、精神科特例の問題
 事件は深夜1時ごろ、急性期治療病の2人夜勤で相方が仮眠中に起きています。看護師一人で巡視中に、廊下ですれ違った時に刺されたようです。仮眠中の看護師はすぐに事故に気付かず、応援が遅れ、傷が深く出血がひどく、救急搬送されましたが手遅れになったとの事でした。
 現場の職員は、二人夜勤体制が問題であるとして、一人が交代で休憩仮眠をとっていても二人で対応できる体制が必要だと訴えていました。私の勤務先では急性期治療病棟は3人夜勤、依存症との混合の精神一般病棟は準夜3名深夜2名です。その病院の労働組合は3人夜勤体制を要求して交渉しています。また、精神科を他科より少ない医師・看護師・薬剤師人員に抑えている、医療法の「精神科特例」が問題の背景にあります。その組合が所属する全国精労協は、厚生労働省に特例の撤廃と3人夜勤体制が可能な人員基準を求めて交渉するとのことです。
■労働安全と医療安全
 これは労働安全と医療安全の問題でもあります。対立するものではなく、働くものが安全に安心して働けない病棟環境では、24時間そこにいる患者さんも安全ではなく安心して入院できないでしょう。逆もまた真なりですね。
■危機予防のスキル
 また、医療保護入院等診察料の基準で、行動制限最小化委員会の活動と危機予防のスキルの研修(CPIやCVPPP)がありますが、形式的でなくその普及も重要な課題だと思います。海外では行動制限の最小化にとって必須だと認識されていますが、日本ではまだ形式的だったり、認識が浅く、研修体制や教育体制が不十分ですね。
■管理よりも入院者が尊重され安心してかかれる医療であるのか
 大阪の研修は関心があります。もう少し知りたいと思いますが、事件の問題を一部だけとらえて、対策が検討されないように願います。事故の事実と背景を踏まえて問題を把握し、対策を検討されるべきでしょう。また、荷物チェックには入院時の治療契約や、同意書、病棟オリエンテーション用紙に持ち物チェックについて明記する事も必要ではないでしょうか。また、患者さんが自分が尊重されている、人権が守られていると思えないと、看護への抵抗も暴力的対応にもつながります。そこで視点を管理だけではなく、入院する患者さんにとって安全で安心できる医療看護ケアが提供できているかという視点で考えるべきではないかと思います。
るなさん☆
コメントありがとうございます。
ダブルチェックとはかなり厳しいですね。それによって危険物の持ち込みは防ぐ成果がでていますか?チェックする側も大変じゃないですか?たしかに一口に危険物と言っても、とらえ方でなにもかも危険物ですよね。研修のときどこかの病院の方が先の鋭利なものはダメという決まりから箸はいいけど爪楊枝はダメ。みたいな変な状況になっているとか。
チュンさん☆
コメントありがとうございます。
病棟内に危険物が持ち込まれなければたしかに事故はなくなると思いますが、昔のようにはいかないですしね。難しい問題ですよね。
うっしーさん☆
コメントありがとうございます。
危険物の線引きは病院によってずいぶん違うんでしょうね。
看護師の判断というのもスキルや考え方などで全然違うでしょうし。
にかちゃんさん☆
コメントありがとうございます。
そういう患者さん本人が危険物と認識せず持ち込み、他の患者さんの手に渡るケースもありますよねぇ。
JK Zappaさん☆
コメントありがとうございます。
詳細なコメントにより、当該したスタッフの意見など本当に参考になります。
たしかに危険物を取り締まるだけでなく患者ー看護師関係も含めて統合した取り組みが必要なんだと感じています。
いや〜wcheckの効果は…何とも言えません☆価値観とか危険物に対する認識がそれぞれ違うので…
このまえはももひきでイシュしてました…もう何でも危険物ですよね〜
あとうちは1つの病棟内に閉鎖も開放もあってさらに男女いるんでなおさら難しいんです(ノ_・。)

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