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月夜見 [ツクヨミ]コミュの旧暦のリズム 〜【和みの暦】で季節を感じる

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二十四節気は15日間隔、さらに七十二候で5日間隔。
最低でも5日置きに刻んでますが、暖冬であろうと温暖化であろうと、古来からの四季観に変わりがないことを実感しています。
春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の、それぞれの季節が確実に巡ってくるのです。
この先人の教えを知らずして、単なる季節の変わり目を異常気象と疑うのは失礼だと思ってます...

このトピは旧暦と季節の関係をリアルタイムに検証するため、管理人のいい加減な気持ちで刻み始めて早1年が経ちました。
いつまで続くかわかりませんが、気づいたことがあれば書き込んでみてください!

更新(2007/11/9)


++++++++++++++++++++++++++++

日本の旧暦(太陰太陽暦)は、月の満ち欠けを意識しながら、四季折々を豊かに暮らすための和のこよみ【和みの暦】です。
そこには、日本人の本来のカラダのリズムが反映されています。

 1月 1日 … 正月元旦
 1月 7日 … 人日の節句(七草)
 1月15日 … 小正月
 3月 3日 … 上巳の節句(桃)
 3月13日 … 十三詣り
 5月 5日 … 端午の節句(菖蒲)
 6月30日 … 夏越しの祓え
 7月 7日 … 七夕の節句(笹)
 7月15日 … 盂蘭盆(茄子や胡瓜など)
 8月15日 … 十五夜(里芋とススキ)
 9月 9日 … 重陽の節句(菊)
 9月13日 … 十三夜(豆や栗)
11月15日 … 七五三詣り
12月30日 … 年越しの大祓え

いにしえからのお祭りは全て、毎年同じ月齢の月の下で行事を行っていました。
例えば正月は新月(朔)、ひな祭りは三日月、七夕は上弦、お盆は満月(望)...

▼江戸の年中行事
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33352741&comm_id=1110372


沖縄では今でも、生活の中に太陰暦の伝統行事が豊かに残っています...

▼琉球暦 〜沖縄の年中行事
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=15306826&comm_id=1110372



しかし新暦(グレゴリオ暦)のカレンダーでは伝統的行事に不都合が生じたり、生活と身体に結びついていたものにも混乱が起きてしまいます。
混乱の原因は、旧暦から伝わる行事を新暦へ以降するさい、方法が大きく3つに分かれたことが原因かと思われます。
旧暦で行なわれていた日付をそのまま新暦に移してしまったものから、お盆のようにだいたい旧暦に合うように新暦で1ヶ月ずらして行なったり、十五夜の月見や神社の祭礼など旧暦の日付を順守して行なわれるものなど、何の規則も無くおざなり状態...

少し面倒でも、そのことをもう一度思い出してみたら、もっと素敵な日本に出会えるはず!
もう忘れかけてしまってることも多いけど、まだまだ伝統・文化・生活の中に確実に残っていて、知らぬ間に私たちの遺伝子の中に染み込んでいます。
ここでは、【和みの暦】から風流な和の季節を感じる取ることが出来ればいいなぁと思います...


▼五節句(節供)
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11964238&comm_id=1110372

元々太陰暦の日付で行われていた行事として、五節句があります。
五節句は季節の草や木に関連していますが、季節に応じた植物を食することで邪気を払うのが目的でした。
しかし実際には旧暦の日付のまま新暦で実行しているので、季節感は意味の無いものとなってしまいました...

 一月七日 … お正月の【七草(七草粥)】

 三月三日 … 上巳の【桃、よもぎ(桃花酒→江戸時代以降は白酒)】

 五月五日 … 端午の【菖蒲(ちまき→江戸時代以降は柏餅)】

 七月七日 … 七夕の【笹、瓜(さくげ→江戸時代以降はそうめん)】

 九月九日 … 重陽の【菊(菊酒)】


▼十二の月の和風月名(わふうげつめい)
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=12781996&comm_id=1110372

本来は旧暦(陰暦)による月名の呼称であるため、そのまま新暦に適用すると季節感が合わなくなります。
別称も含めそれらの言葉からは、自然と神の下で人々が謙虚に共存して生活をしていたことが読み取れます。
中国から直接輸入した暦としてだけではなく、はるか縄文からの流れを継承しているのだと思います。

 春  一月:【睦月(むつき)】

 春  二月:【如月(きさらぎ)】

 春  三月:【弥生(やよい)】

 夏  四月:【卯月(うづき)】

 夏  五月:【皐月(さつき)】

 夏  六月:【水無月(みなづき)】

 秋  七月:【文月(ふみづき)】

 秋  八月:【葉月(はづき)】

 秋  九月:【長月(ながつき)】

 冬  十月:【神無月(かんなづき)】

 冬 十一月:【霜月(しもつき)】

 冬 十二月:【師走(しわす)】



これに対して「太陽暦」の要素を「太陰暦」に取り入れた「太陰太陽暦(旧暦)」には、「二十四節気・七十二候・雑節」という正確な季節感を生活に取り入れる技があります。
日頃よく「暦の上では・・・」という表現を耳にすることがありますが、これは二十四節気から来ています。


▼二十四節気(にじゅうしせっき)
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11384083&comm_id=1110372

暦の季節区分として、「春分点」を基準に太陽の黄道上を24等分し、季節の移り変わりを示す目印し点です。
中国から輸入したまま変更していませんので、日本の季節感とはズレが生じていますが、季節点であることに代わりありません。


▼七十二候(しちじゅうにこう)
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11384127&comm_id=1110372

二十四節気を更に3つに分け、約5日ごとに初候(第1候)・次候(第2候)・末候(第3候)とし、一年を72分割したものです。
二十四節気と同時に入ってきましたが、長い時間をかけて日本の気候に合わせる努力がなされ、江戸時代にとても完成度の高いものとなりました。

 季節    【二十四節気】(七十二候)

 春 初春 ※【立春】(東風凍解/鶯鳴/魚氷上)
 春 初春  【雨水】(土脉潤起/霞始めてたなびく/草木萌え動く)
 春 仲春  【啓蟄】(蟄虫戸を啓く/桃始めて咲く/菜の虫蝶となる)
 春 仲春 ※【春分】(雀始めて巣つくる/桜始めて開く/雷声を発す)
 春 晩春  【清明】(玄鳥来る/雁北に行く/虹始めてあらわる)
 春 晩春  【穀雨】(葭始めて生ず/霜やみて苗出ずる/牡丹咲く)
 夏 初夏 ※【立夏】(蛙始めて鳴く/蚯蚓出る/筍生ず)
 夏 初夏  【小満】(蚕起きて桑を食う/紅花咲く/麦の穂出る)
 夏 仲夏  【芒種】(螳螂生まる/腐草螢となる/梅の実黄ばむ)
 夏 仲夏 ※【夏至】(乃東枯る/菖蒲咲く/半夏生ず)
 夏 晩夏  【小暑】(温風至る/蓮始めて咲く/鷹学を習う)
 夏 晩夏  【大暑】(霧始めて花を結ぶ/土潤いて暑し/大雨時行)
 秋 初秋 ※【立秋】(涼風至る/寒蝉鳴く/蒙き霧まとう)
 秋 初秋  【処暑】(綿の柎開く/天地始めて粛む/稲みのる)
 秋 仲秋  【白露】(草露白し/鶺鴒鳴く/玄鳥去る)
 秋 仲秋 ※【秋分】(雷声を収む/蟄虫戸をふさぐ/水始めて涸る)
 秋 晩秋  【寒露】(鴻雁来る/菊花開く/蟋蟀戸に在り)
 秋 晩秋  【霜降】(霜始めて降る/小雨ときどき降る/楓蔦黄ばむ)
 冬 初冬 ※【立冬】(山茶始めて開く/地始めて凍る/金盞香)
 冬 初冬  【小雪】(虹かくれて見えず/北風葉を払う/橘始めて黄ばむ)
 冬 仲冬  【大雪】(閉塞して冬となる/熊穴にかくる/鮭群れる)
 冬 仲冬 ※【冬至】(乃東生ず/麋の角解/雪の下に麦出る)
 冬 晩冬  【小寒】(芹生ず/水泉動く/雉始めて鳴く)
 冬 晩冬  【大寒】(蕗の花咲く/沢水腹く堅し/鶏始めて乳)

      ※印は二至二分・四立の八節


▼日本独自の暦【雑節】
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=14377976&comm_id=1110372

暦には二十四節気や五節句と言った暦日以外に、生活の中から自然発生的に生まれた民俗行事・年中行事が古くから記されるようになり、これを総称して「雑節」と呼んでいます。
主な雑節として土用(入)、節分、彼岸(入・中日・明)、社日、八十八夜、入梅、半夏生、二百十日、二百二十日があります。





▽閏月と季節の関係!? 〜二十四節気は旧暦でも新暦でもない?
 http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10212428&comm_id=1110372


...

コメント(357)

水無月七日の本日、小暑となりました。
六月未の月の正節で、暑気に入ってそろそろ梅雨も明けるころ。
日増しに暑くなっていき、七十二候の初候は「温風至る」となりました。

新暦で七夕をするとなかなか天の川が見れませんが、本来の七夕である旧暦七月七日ころは立秋前後の秋の夜空です。
今日も太陽に感謝!

夏至に天上で極陽となった氣が、この地上で熱エネルギーに転換される時間差は、大気から大地へ一ヶ月、さらに大海へは二ヶ月遅れとなる。
だから、6月22日の夏至から一ヶ月後となる7月23日に大暑となり、七月十五日のお盆と重なる8月中旬が過ぎればクラゲが自然と発生します。
本日、太陽黄経117°で土用入りしました!

今日から立秋前日の8月7日までが土用の期間。
明日21日が「土用の丑の日」となります。
土用は夏でも秋でもない、陰陽五行で五つ目の季節。
この間は土公神が司るので、土を掘り返したりいじってはいけません。
今日は伝統的七夕です。
上弦の月となるのは6日20時7分。

新暦の7月7日は梅雨の後半だけどこの時期は天候が安定しているので、満天の夜空にかかる天の川に文月上弦の月が舟となって渡ります。
天の川にみんなの祈りや願いが届きますように。
古代の日本ではこの時期に水辺の神事をしていました。
大陸から伝わった風習と習合して今ある七夕となる…
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=21907452&comm_id=1110372

盆踊りやエイサーは、六月二十七日から晦日までの初山、七夕までの七日堂、盆の期間である十七日までの盆山を踊った、踊り念仏がルーツ。

七夕の灯籠流しや豊作祈願に虫除り。
復興の願いをかけて行われた東北六魂祭は、そのすべてが七夕からお盆にかけてのお祭り。
仙台七夕祭はもちろん、青森ねぶた祭も秋田竿燈祭も、もともとはお盆を迎えるための七夕行事。
七夕くずしの盛岡さんさ踊も、山形花笠祭も福島わらじ祭も…

文月の上弦から文月の満月へ。
沖縄ではこの日がお盆のはじまりで、お墓に挨拶して掃除をします。
水無月晦日の夏越祓。
盆と正月。
この列島で自然が織りなす季節のリズム。

旧暦は立春ベースの一年。
立秋はその半年後にあたる折り返し地点。
正月の十五夜が小正月とか女正月と言われるように、その半年後が七月十五夜のお盆。
盆と正月はこの半年周期の十五夜からきている。
古代は1年を夏の年と冬の年の2年とした2倍年暦の名残。
そしてまもなく、8月8日に立秋を迎えます。
その前日までの18日間が土用と呼ばれる期間で、陰陽五行でも重要な季節。
土用は立春立夏立秋立冬それぞれにあり、18日×4で一年に72日間あります。

春夏秋冬+土用を均等に割ると72日×5。
+5日で365日となる。

土公神が司る土用とは、大地の奥深くから季節を入れ替えるサナギのような期間。
このとき地上では、目に見える形で小刻みな変化が起こりやすくなる。
しかし、あえて大きな変化を起こすことは慎まなければならない。
今年は広島の原爆記念日が旧七夕と重なりました。
ちなみに、1945年8月6日は旧暦で六月二十九日。
立秋をはさんだ8月9日の長崎は、七月二日でした。

このような季節だったんですね。
両日とも、黙祷をささげたいと思います。
秋の氣が立つ、立秋となりました。

暑さも本番。
これからがもっとも夏らしく感じる季節ですが、今日から秋です。

陰陽五行では金の季節。
飽きるほど実る季節。
風の変化や虫の声など、小さい秋をすこしずつ見つけることができるようになっていきます。
古代太陽暦は大きくわけて二つ。
同じ陰陽でも、冬至や夏至を起点に新年とするものと、春分や秋分とするもの。
どちらも1年を反復するから2倍年暦ともいう。
ここ数年、どちらの立ち位置からも見比べながら、そのスタート位置をどこに置くかによって、実は流れが大きく変わってくることを実感している。

冬至を起点にする流れは弥生=サヌキ=男性性を感じ、春分を起点とする流れには縄文=アワ=女性性を強く感じる。
2010年末の冬至から流れる氣。
明けて2011年。
流れを春分に向けていたところで311がおこった。
その直後に春分となり、ようやく秋分の半年が経った。
長くて短いこの大きな流れ…

太陰太陽暦の旧暦は表向き立春正月だけど、実は冬至が起点となってる。
暦を学んでるとどうしても冬至を意識してしまうけど、わたしの身体は自然と春分からの流れに大きく乗っていることを感じる。
そして春分からの波に乗ると、いつも必ず大きな飛躍をもたらしてくれる。

この春分の半年周期を振り返ると、家族と自分を守るために必死でやってきたから今年はいつもと違うんだと勝手に思い込んでたけど、やっぱり飛躍への準備を着実にしてきたってことに気づいた。
秋分の新年に豊穣のときがやってきたのだから、あとはそれをためらいもなくやるだけなのだ!
写真は昨夕の日没時に撮影した長月八日夜の上弦。


今日は朝から雨降ってるけど、本日は長月九日。
九月九日の重陽の節句です。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11964238&comm_id=1110372

陽数最大の「九」が重なるめでたい日。
http://mixi.jp/view_event.pl?id=10214089&comm_id=1110372

今夜はお酒に菊花を浮かべて九日月が見れるといいな。
本日は寒露の末候、蟋蟀(きりぎりす)戸に在り。
15日周期の二十四節気とともに巡る5日周期の七十二候は、日本の風土に根ざした太陽暦。
現代では蟋蟀と書いてコオロギと読みますが、キリギリスとはコホロギの古語で秋に鳴く虫の総称。
外はすっかり寒くなりコオロギが家の中に入ってきて鳴く時節。


古語の「きりぎりす」がいつの時代に「こおろぎ」と入れ替わったのか定かではありませんが、平安時代前後のようです。

ちなみに、興梠(こおろぎ)さんと言えば南九州に多い姓ですが、その語源はカムロギカムロミの神呂木とも。

それにも関係しそうな話ですが。
楚の王孫を蟋蟀(コオロギ)といい、竈神とされています。
だから、きりぎりす戸に在りで竈の裏から声がするこの虫を神の遣いとすれば、楚の竈神に由来してるのかもしれないなぁ…
本日、冬の土用入り。
土用とは各季節の入り口となる四立(立春、立夏、立秋、立冬)の前の18日間。
四季のどれにも当てはまらない五つ目の季節です。
冬土用であれば、それまでの秋が立冬で突然冬となるわけでなく、秋でも冬でもない季節として18日かけてゆっくりと変化の時を待ちます。

それはちょうど、蝶々が羽化する前にサナギとなるように、母なる大地がとても重要な状態になっていきます。

キツヲサネヨモトナカナリ。
陰陽五行で土は四方の中心。

土用は土公神(どくじん)といわれる土を司る神が支配する期間。
土いじりや土地に関する仕事、土を動かすことは慎まなければなりません。

陰陽道で六神いる方位神のひとつが土公神(どくじん)。
古代太陽信仰は方位や測量の最先端技術でもある。
方位除けの守護神であるサルタヒコも土公の神や庚申(猿)信仰と深く結びついていきました。
その子孫は宇治土公(うじのつちぎみ)といい、猿田彦神社の宮司は宇治土公(うじとこ)さんという…
寒露から霜降へ。
ツユからシモへ。

朝晩の冷え込みで霜が降り始める時節となりました。

二十四節気は15日周期の太陽暦。
まだまだ昼間の陽射しが強くなかなか実感できませんが、この間は一雨降る毎に寒気が流れ込み、山では紅葉が色付き始めて冬支度。
深まる秋もそろそろ終わりを迎えようとしています。
神無月朔日。
月が立つからついたち。
本日04:56に新月となり、日の出と同時に月の出を迎え、朔(さく)の月は太陽とともに在ります。

十月は神々が出雲に集う神無し月。
故に、出雲では神在り月。

また、古語の「な」は「の」の意味で「神の月」とも。
収穫祭を終え、案山子あげで田の神が山へ帰る月。
昨日ツイッターでつぶやいたのに、ついこちらに書き込むのを忘れてしまいました…
http://twitter.com/#!/fuhgetsu/status/133722050547290113

> 本日、立冬を迎えました。土用明けの昨日が節分。氣が入れ替わったことを父なる空が告げている。宇宙船地球号は、陰極まる冬至を頂点とする魂の殖ゆる(フユル)冬から生命の張る(ハル)春へ... http://twitpic.com/7bypjs
神無月二十三日の本日は曇り空の雨模様。
昨夜の二十二夜もおぼろ月で、流星群とともに雲隠れ。
冬が立ってしばらく経つが、朝晩の冷え込みと昼間の温度差が日に日に増して、三寒四温ならぬ三温四寒で陰の氣が地の底でうごめいているのを感じる。

立冬を含む旧暦十月は、月干支でいうと亥の月。
冬至を含む霜月の十一月は子の月。
つまり、一年の始まりとなる十二支のスタート月。
それは、冬至が陰極まると同時に陽へと転ずる月でもあるから。
ゆえに、陰の氣が最も高まる月は十二支最後の亥の月となる。

その十月の中でも、最も陰の氣が高まるのが、亥の月の亥の日。
この日に子供たちが土地を叩く、亥の子づきの行事があるのはそのためだ。

また、十月の十日夜には案山子あげをする。
田んぼで神の依代を燃やすから、コガシがカガシに転訛。
焦がすことで浄化や魔除けにつながる。
燃した煙は龍のように渦を巻きながら天に昇り、田の神は帰っていく。
そして来春まで山の神となる。

昔はこうしてだれもが、あめつちの循環を体感していたのだ。
亥の子の行事は収穫祝いであり子孫繁栄を願い、亥の月亥の日亥の刻に子供たちが地面を搗くのは田の神を天(山)に還ってもらうためとも。
今年は初亥が11月4日、二の亥が16日でした。
この日は茶道でも火除けの神として炉開きしたり、炬燵やストーブを使い始めると火事を出さないとされていました。

十二支の最後は亥。
「核」とは木へんに亥と書く。
イノシシゆえに火がつけば猪突猛進となるのか。
新暦の今日は新嘗祭。
本来は旧暦霜月(十一月)の冬至祭。
本日、神無月二十八日。

二十四節気は「小雪」。
亥の月の中気。
山には雪がちらつく“大ならざる雪”の時節となりました。

七十二候は「虹かくれて見えず」。
太陽は日に日に低くなり、虹をつくる陽射しの力も弱まって、本格的な冬の到来へといざないます。
新嘗祭はその年とれた穀物を神にささげ奉り、そのあとなおならいとして人間もいただく儀式。
つまり、新穀や新米をはじめて食べることができる日。

冬至の日に行われていた新嘗祭。
今でも冬至の日には小豆入りの粥を食べる風習として残っている。
冬至南瓜や柚子湯も古の太陽信仰の名残。

毎年手で植えてる田んぼのお米。
立冬のころに稲刈りし、神無月の十日夜で案山子あげをし亥の子づきで大地をたたいて、この日が来るまで新米を食べるのを楽しみに待つ。
寒中お見舞い申し上げます。

本日、師走十三日。
二十四節気は小寒となり、寒の入りしました。冬至から一陽起こし、陰に逆らう故の寒気。
二十三番目となる一年で最も寒い節気の前半。
節分までが寒の内です。

七十二候は芹栄う(せりさかう)。
正月が近づき七草のひとつが盛んに生い茂る時節となりました。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧暦、睦月十三日。
本日より二十四節気と七十二候は再びスタート地点に戻り、干支である壬辰のエネルギーが本稼動しはじめます。

二十四節気の第一節となる立春は、酷寒の中に春の気配をどことなく感じ始める時節。
寅の月の正節で、雑節の八十八夜や二百十日などを起算する基準点となります。

七十二候の第一候となる立春初候は、東風凍を解く(はるかぜこおりをとく)で、東の方から風が吹き厚い氷を解かし始める時節となりました。
2016【太陽】暦

旧暦は、太陽と月の円環が両輪で巡る太陰太陽暦です。
そのはじまりは、太陽暦の立春から。
ここから、いよいよ申年のスタートです。

関連ハッシュタグ: #二十四節気 #七十二候 #雑節…
https://twitter.com/fuhgetsu/status/694942044574216192
2016【太陰】暦

旧暦は、太陽と月の円環が両輪で巡る太陰太陽暦です。
正月元日は、立春に最も近い新月から。
元旦の初日の出は、同時に月を拝んでいる。

関連ハッシュタグ: #朔望 #年中行事 #琉球暦…
https://twitter.com/fuhgetsu/status/696367290539872257
2016/2/8

睦月朔日/正月元日。
月が立つ、朔(ついたち)。
新月となるのは、8日の23時39分。
立春新月の大正月。
睦月とは、正月で親類知人が互いに往来し仲睦まじくする月。
一年の計は元旦にあり。
正も元も、はじめの意味。
旦は、地平線から昇る朝日。
元旦とは、初日の出のこと。
2016/2/8

一月一日。
ソーグヮチ(正月)。
あらたまぬとぅしに、炭と昆布飾てぃ、くくるからしがた、若くなゆさ。
まず、朝一番に若水を汲んで、仏壇やヒヌカン(火の 神)に供え、年始めの挨拶や無病息災と繁栄をウガン(御願)することからはじめます。
若水とは、若返りの水であり、再生の意味がある。

#琉球暦
2016/2/9

一月二日「初夢/書き初め」
正月二日。
初夢/書き初め。
初夢で一年の吉凶を占う。
書き初めで書いたものを左義長で燃やし、その炎が高く上がると字が上達すると云われている。

*初夢の宝船は、和歌の一首「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」の回歌文が簡略化された名残りとも…


回文歌

ナカキヨノ トヲノネフリノ(永き夜の 遠の眠りの)

ミナメサメ ナミノリフネノ(皆目覚め 波乗り船の)

ヲトノヨキカナ(音の良きかな)


伊勢詣りで舟参宮する葦船ひかり
http://twitpic.com/35uikk
2016/2/9

正月二日〜十三日。
トゥシビー(生年祝い)。
二日〜十三日の間で自分の干支の日に健康祈願をする。
十二年毎の生まれ年(数え13歳,25,37,49,61,73,85,97…)の人は厄年となり、ウヤファーフジやヒヌカンに厄祓いの安全祈願をし、高齢になるほど盛大な生年祝いを行う。

#琉球暦
2016/2/10

一月三日。
ハチウクシー(初起し)。
仕事始めのこと。
正月の二日から三日に行われていたが、現在では三日に行うところが多い。
農家ではハチバル(初畑)と呼び、豊作を祈願。
漁師はフナウクシー(船起こし)と呼んで、船魂を祀り航海安全と豊漁を祈願した後、大漁旗を揚げて船上で祝宴する。

#琉球暦
新月にはじまる旧正月。
三日目にして、新年初のお月見です。
陽が沈むと、太陽を追いかけていた三日月の姿が、アコークローの空にゆっくりと浮かび上がってきました。
地球照も見えてます。

三日月には異称が多く、初月(ういづき)、若月(わかづき)、眉月(まゆづき)などとも呼ばれる。
新月の後「初めて姿が見え出した月」を語源とする、「朏(みかづき)」という文字で表されることもある。

#朔望
>>[351]

すばらしい!

土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)ですね。
睦月九日
#霞始靆(かすみ はじめて たなびく)
https://twitter.com/fuhgetsu/status/702211927796162560
昨日が雨水の末侯、草木萌動(そうもく めばえ いずる)でした。
https://twitter.com/fuhgetsu/status/704087180302491648

そのタイミングで、関西と東海地方で春一番が吹きました。
今日は満月ですが、旧正月の十五夜=小正月(女正月)です。
睦月十九日
#啓蟄
#蟄虫啓戸(すごもりむし とを ひらく)
https://twitter.com/fuhgetsu/status/705846956606656512

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