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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの獣拳戦隊ゲキレンジャー 2007年

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2007年(平成19年)2月18日から2008年(平成20年)2月10日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全49話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および劇中で主人公たちが変身するヒーローの名称。 「スーパー戦隊シリーズ」第31作にあたる。キャッチコピーは、「高みを目指して、学び、変わる!」。

あらすじ
獣拳とは獣の力を心に感じ、獣の力を手にする拳法である。古代中国で誕生し4000年の歴史を持つこの拳法は、ある時を境に2つの流派に分かれた。獣拳の力で世界の平和を守る正義の流派「激獣拳ビーストアーツ」と、獣拳の力で世界の支配を目論む邪悪な流派「臨獣拳アクガタ」である。2つの流派は長きに渡って戦い続け、互いの技を磨き上げてきた。

そして現代、激獣拳ビーストアーツはスポーツメーカーを表の顔とする組織「スクラッチ」を設立。最新のスポーツ科学を使い、その技を科学的に進化させていた。一方、臨獣拳アクガタは闇の魔力を取り込み、悪の組織「臨獣殿」を再興。理央という青年に率いられ、世界征服を企む。

樹海で虎に育てられた青年・漢堂ジャンは、スクラッチの重役・真咲美希と偶然出会い、その才能を見出され激獣拳の拳士「ゲキレンジャー」の一員ゲキレッドとなる。ジャンは、宇崎ランや深見レツといった若きゲキレンジャーの仲間たちとともに、マスター・シャーフーを始めとした「拳聖」たちとの修行を通じて「心技体」を学び、成長していく。一方、臨獣殿の理央も強さを求め「拳魔」たちとの修行などを通じ力を増していく。

2つの流派の戦いが激化する中、新たに2人の仲間を加え5人となったゲキレンジャーの前に、謎の流派「幻獣拳」も立ちはだかる。以下、物語はゲキレンジャーの活躍により、獣拳の流派が1つに戻るまでを描いていく。


概要
日曜朝に移転してから10作目を迎える本作品は、モチーフを中国武術と動物に置き、『爆竜戦隊アバレンジャー』以来となる3人編成でスタートする。


特徴
敵味方の構図
従来以上に「正義の変身ヒーローVS悪の変身ヒーロー」という展開を全面に押し出している。まずオープニング映像では、人間形の敵幹部(理央、メレ、ロン)が戦隊側のメンバーとほぼ同格扱いの映像・テロップ表示でキャスト紹介され、各人がパーソナルカラー(黒、緑、金)を与えられている。また、戦隊側のメンバー3人が“心技体”を表すのに対し、敵である理央とメレは“強さと愛”を司るなど、キャラクターの造形にはっきりとしたテーマ性がある。これはプロデューサー塚田英明の、敵側の登場人物も主役としてしっかり描きたいというコンセプトに基づく。その結果、正義のヒーロー側に3人、敵側である臨獣殿に2人、合わせて5人が主人公という珍しい配置でのスタートとなった。テレビ朝日プロデューサー八木征志は、敵側が「若くて格好良い」ことが今作の特徴の1つであり、子供は味方、父母は敵のファンになって欲しいと語っている。6月17日と7月1日は放送休止ということで、この日だけテレビ朝日公式ホームページは臨獣殿バージョンを表示させた。
修行というテーマ性
本作のメインテーマは“修行”である。各話を示す単語にも「修行」(しゅぎょう)が使われた。『轟轟戦隊ボウケンジャー』最終回での予告では「修業」となっていたが、これは誤植。序盤は1話の中で必ず1つ修行が入る構成となっている。
序盤の主人公たちは、敵と戦うが敗北もしくは決着がつかないなど各話ごとに壁に当たり、師匠より教えを受けて修行を行い、修行の成果により再戦で勝利する。この一連の流れは、「高みを目指して、学び、変わる!」という本作のキャッチコピーにも色濃く現れている。こうした点から、シリーズで最も情操教育に良い作品であると制作側は語っている。また、このフォーマットは敵側にも共通しており、戦隊側と同様に敵側にも師匠が存在し、同様に修行を行う。
味方側の修行は心技体の協調を基本としており、ハードな描写は少なくお稽古など子供たちの日常生活を織り交ぜたほのぼのとしたものが多い。また、これまでのシリーズの中でレッドの精神年齢が最も低いこともあり、子供の目線で語りコメディやギャグの比重を大きくすることで、低年齢層にもわかりやすい内容を目指している。対する敵側は理央とメレの修行描写を重点に置き、味方側よりハードに描かれる。そのため、2つの流派の修行の仕方の対比を見ることができる。
こうした1話に修行が1つ入る形は、ストーリーが進み連続軸が濃くなるにつれ変化する。
動物と師匠
本作で合体メカに相当するものは主に「ゲキビースト」と呼ばれ、動物の姿を模している。これは各々が「気」を形にする獣拳の技として描かれ、巨大化や合体も技の1つとして行われる。序盤から各々が具現化できるゲキビーストの他に、新たな師匠に学ぶことにより、具現化可能なゲキビーストが増えていく。また、師匠たち(七拳聖)は半擬人化した動物の姿をしており、修行の成果により会得するゲキビーストは師匠と同じ種類の動物である。
カンフーアクション
カンフーアクション映画(酔拳シリーズなど)を意識し、例年以上に生身のアクションを重視した作りになっている。前述した“修行”とアクションの関連性が強く、修行によりアクションを会得するという流れであることから、キャスト側にも高いハードルが求められた。そのため、スーツアクターは2ヶ月、キャストは例年より1ヶ月早くアクションの練習に入っている[7]。生身のキャストが身に着ける衣装についても工夫がされており、ゲキブルーを演じる高木万平は「アクションで動きやすい」と、プレミア発表会で語っている。
アクション演出においても、カット割りを少なくした長回しでの連続したアクションの描写など、随所にカンフー映画を意識した観せ方が採用されている。
チャレンジした造形
造形面ではカンフー映画で馴染みの「トラックスーツ」を意識し、前作まで一貫して変身後のスーツに装備されてきたベルトを本作品の初期メンバーのスーツでは敢えて無くしている。靴もブーツタイプではなくスポーツシューズ型、変身アイテムはグローブ型など、戦隊チームがスポーツメーカーに所属しているという設定が生きたデザインとなっている。また、物語中盤から登場するパワーアップ後のスーツにも、スポーツシューズやスポーツウェアのラインが取り入れられている。ゲキレンジャーのスーツデザインを担当した山田耕司(プレックス)は、日本とアメリカの両方で売れるデザインを目指し、デザインとしてもかなりチャレンジをしたとインタビューに答えている。

制作・脚本・演出
アクション監督とは別に、中国武術指導の専任担当として中国拳法を特技とする喜多川務が加わる。その他、塚田英明が1年振りにチーフプロデューサーを担当。また、脚本はシリーズでのメイン担当は初となる[5]横手美智子が、メイン監督は横手同様に本作が初となる中澤祥次郎が担当。その他渡辺勝也など前作からの続投が多い。

登場人物

激獣拳ビーストアーツ / スクラッチ

ゲキレンジャー
ジャン・レツ(ゴウ)・ランの3人の苗字の頭文字を合わせると「カンフー」(かん・ふ・う)になる。

漢堂ジャン(かんどう ジャン) / ゲキレッド
キャッチフレーズ:身体に漲る、無限の力 “アンブレイカブル・ボディ”(スーパーゲキレッド時は「過激にアンブレイカブル・ボディ」)
幼少の頃から樹海で虎に育てられた野生児。そのため身元・本名は不明で「漢堂ジャン」は自称。ただし、後に見つかった両親の遺品のペンダントなどから、少なくとも「ジャン」は本名であることが分かる。久しく人間と接していなかったため一般常識は乏しく、好奇心旺盛だが精神的には幼い。その分純真無垢で明朗な性格で、弱きを助け悪を憎む正義の心の持ち主。野生児ゆえに「体力」は抜群。また、感情や周囲の状況を鋭敏に受け取る感覚を持つが、頭ではなく体で感受しているため「ニキニキ」などといった「ジャン語」と呼ばれる独特の言語によって表現する。好物はなつめに作ってもらった豚の角煮やメンチカツといった肉料理。
生まれ持った強烈な激気を美希に見出され、激獣タイガー拳を学ぶと同時にラン・レツと共にゲキレンジャーとして戦うようになり、身元が判明するまではスクラッチ社が身元を引受けることとなる。課題は人と数多く触れ合い、その「心」を成長させること。獣拳合体を始めとするパワーアップのきっかけを掴むことがメンバー中で1番早く、そういった面では他のメンバーを引っ張る存在である。
理央はジャンが自らを唯一下した相手である「白虎の男」の関係者と推測。その推測通りジャンは「白虎の男」ことダンの息子で、樹海の中で暮らしていたのは幼少の頃に暮らしていた獣源郷の近くの村が、15年前に土砂崩れで壊滅したため。これは証拠隠滅を図ったロンが引き起こしたもので、母ナミはジャンを逃がした後、ロンにより殺されている。その直後濁流にのまれたショックでジャンは記憶を無くしたのだろうと美希は推測している。
宇崎ラン(うざき ラン) / ゲキイエロー
キャッチフレーズ:日々是精進、心を磨く “オネスト・ハート”(スーパーゲキイエロー時は「過激にオネスト・ハート」)
強き正義の「心」の持ち主で激獣チーター拳の使い手。激獣拳を学ぶ前は陸上の選手をしていたためジャンを凌ぐ俊足で、スピードを生かした戦法を得意とする。ある時にシャーフーと出会い自分の力を人のために役立てたいということから激獣拳への道を選んだ。曲がったことを嫌う真面目でストレートで男勝りな性格。自分と反対の考えを持つレツとは口論になることもある。「根性」が口癖の努力家であるが、根性だけでは克服できないこともあるため、今後の課題はその「技」を磨くこと。食事は中華料理を好む。
大地主の1人娘で、スクラッチには社会勉強という名目で入社していた。母の伶子からお見合いを持ちかけられるも、伶子の考えを変えることに成功する。
深見レツ(ふかみ レツ) / ゲキブルー
キャッチフレーズ:技が彩る大輪の花 “ファンタスティック・テクニック”(スーパーゲキブルー時は「過激にファンタスティック・テクニック」)、酒が彩る大輪の花(酔拳時)
優れた「技」の持ち主で激獣ジャガー拳の使い手。あらゆる格闘技に精通する理論派で、常に新しい技を追い求めている。酒に酔うと「ジャガー酔拳」なる拳法を使用する。自分のことを「才能がある」と言ってはばからず、技の未熟な者に対しては冷たい態度をとりがちだが、根底には激獣拳に対する熱い心を持つ。反面、ネガティブな発言をすることもあり、多少悲観的な部分がある様子。華麗な技で敵を翻弄し時には敵すら魅了するが、体力面に難があるため今後の課題は「体」を鍛えること。食事は好きなものは後で食べるタイプ(ラーメンのチャーシュー、ショートケーキのイチゴなど)。
かつてゴウと共に教会で育てられていた。また、若き天才画家として嘱望されていたが、ゴウが愛した激獣拳に感動を求め、スクラッチに入社した。
深見ゴウ(ふかみ ゴウ) / ゲキバイオレット
キャッチフレーズ:紫激気(刺激)、俺流、わが意を尽くす “アイアン・ウィル”
物語中盤より登場。亡くなったと思われていたレツの兄。かつて臨獣拳に走ろうとした兄弟弟子の理央を止めるために「獣獣全身変」を使い、そのまま消息を絶っていた。10数年の失踪中の記憶は無く、技の代償として歳も取っていない。狼男の姿でゲキレンジャーの前に現れ襲い掛かるが、「獣獣全身変」が不完全だったため正気を取り戻し本来の姿に戻る。
一見協調性が無いように見えて、その実優しい性格の持ち主。口癖は「参ったぜ」や「なんてこった」。失踪する前には戦いに巻き込みたくないがゆえに、レツに激獣拳を学ぶことを禁じる約束をしており、レツが激獣拳を学んでいることを知り辞めさせようとするも、レツの成長と戦闘センスを見て激獣拳の拳士として認めるようになる。理央とは強い友情で結ばれており、道を踏み外した時には彼を止めるようにという約束も交わしていた。しかし一方では理央にライバルとして見て欲しかったというコンプレックスも抱いている。食事は好きなものから食べるタイプ。また方向音痴でもあり、1人で道に迷うといった愛嬌のある一面もある。
修行の段階で激気ではなく、「紫激気(しげき)」を身につけたため、激気に合わせて作られたゲキチェンジャーでは紫激気と合わず変身できなかったが、美希が紫激気用に開発していたゴングチェンジャーによりゲキバイオレットとなる。ムエタイのような構えをとる独自の拳法を使い、当初はその拳法を「獣拳深見流・ウルフ拳」と称するが、ゲキバイオレットとなってからは「激獣ウルフ拳」と改める。
久津ケン(ひさつ ケン) / ゲキチョッパー
キャッチフレーズ:才を磨いて、己の未来を切り開く “アメイジング・アビリティ”
物語中盤より登場。激獣拳最古の拳の1つで空手のような構えを取る激獣ライノセラス拳の使い手。なお、演じる聡太郎は松濤館流空手の有段者で、劇中ではそれを生かしたアクションが見られる。獣拳の聖地・獣源郷で修行していた。スクラッチマイスターズ社の社員を父に持ち、彼の使用するジャケットやアイテムにはスクラッチ社のマークではなく、スクラッチマイスターズ社のマークが描かれている。スーツは白色にオレンジと黒のツートーンで、腰に空手の帯を思わせるベルトがある。
元は4人目として呼び寄せられたが、合流に遅れるなど性格にはいい加減な所があり、それが元で1度はジャン達からゲキレンジャーに加わることを拒否される。しかし激獣拳に対する思いは誰にも引けを取らず、自らの技を見せて4人に加入を認めさせる。「押忍!」が口癖で、好物はメンチカツや『恐竜や』のカレー。英語は分からないが自己解釈で乗り切る。母親を幼い頃に病気で亡くしており、夢は「女性の涙を嬉し泣き以外この世から消し去る」ことと語る。
過激気や紫激気といった特別な激気は持たない(後に獣力開花したことで過激気は身につける)が、激気を研ぎ澄ましダイヤモンドのように硬く鋭利にするゲキワザ「激気研鑚(げきけんさん)」を使用できる。この技は拳聖すら修得できなかったもので、彼が非凡な才能の持ち主であることを証明している。他の4人とは違い自分のゲキビーストを持たず、巨大戦では操獣刀でサイダインを使う。



キャスト

レギュラー・準レギュラー
漢堂ジャン / ゲキレッド(声):鈴木裕樹
宇崎ラン / ゲキイエロー(声) :福井未菜
深見レツ / ゲキブルー(声) :高木万平
深見ゴウ / ゲキバイオレット(声):三浦力 
久津ケン / ゲキチョッパー(声):聡太郎
マスター・シャーフー(声):永井一郎
真咲美希:伊藤かずえ
真咲なつめ:桑江咲菜
エレハン・キンポー(声):水島裕
バット・リー(声):池田秀一
シャッキー・チェン(声):石丸博也
ゴリー・イェン(声):大友龍三郎
ミシェル・ペング(声):田中敦子
ピョン・ピョウ(声):草尾毅
理央 / 黒獅子リオ(声) / 幻獣王リオ(声):荒木宏文
メレ / メレ獣人体(声) / 四幻将メレ(声):平田裕香
バエ(声):石田彰
空の拳魔カタ(声):納谷六朗
海の拳魔ラゲク(声):幸田直子
大地の拳魔マク(声):柴田秀勝
四幻将ロン / ロン獣人体(声):川野直輝
四幻将サンヨ(声):梅津秀行
ダン / 四幻将スウグ(声):大葉健二
ナレーション:ケイ・グラント

ゲスト
八木沼純子:八木沼純子(4)
ピエール藤代:遠山俊也(6)
ダンスの先生:彩木エリ[22](7)
源さん:岡本美登(12)
理央(少年時代他):江原省吾(12、46、49)
ジャン(少年時代他):深澤嵐(15、46)
南北アリス:大久保麻梨子(22)
執事:横山あきお(22)
スクラッチ課長:諸田敏(23)
久津権太郎:石田太郎(28)
久津幸子:井端珠里(28、30、49)
含韻:石井苗子(29)
少女時代の含韻:吉田絢乃(29)
新一:須賀健太(31)
獣拳創始者ブルーサ・イー:甲斐将馬(32、34(声のみ))
吉良上野介:石井愃一(33)
毛利小平太:今井靖彦(33)
清水一学:福本清三(33)
ローズ:小野友紀(36)
リリー:人見早苗(36)
チェリー:川村ゆきえ(36)
宇崎伶子:美保純(37)
鏡の中のレツ:高木心平(38)
ナミ:佐藤友紀(40、46)

スーツアクター
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
ゲキレッド、ゲキトージャ:福沢博文
ゲキイエロー:人見早苗
ゲキブルー、ロン獣人体:竹内康博
ゲキバイオレット:清家利一
ゲキチョッパー、大地の拳魔マク:渡辺淳
黒獅子リオ、ピョン・ピョウ:今井靖彦
メレ獣人体:蜂須賀祐一
マスター・シャーフー、トレーニングドロイド・ロボタフ:神尾直子
エレハン・キンポー:大林勝
バット・リー:喜多川務
シャッキー・チェン、メレ獣人体(修行その36のみ):中川素州
ゴリー・イェン、空の拳魔カタ:日下秀昭
ミシェル・ペング :橋本恵子
海の拳魔ラゲク:小野友紀
大地の拳魔マク(修行その35・一部):岡元次郎

スタッフ
原作:八手三郎
連載:テレビマガジン、てれびくん
プロデューサー:八木征志(テレビ朝日)、塚田英明・宇都宮孝明(東映)、矢田晃一(東映エージェンシー)
脚本:横手美智子、荒川稔久、吉村元希、會川昇、中島かずき、小林雄次
監督:中澤祥次郎、渡辺勝也、竹本昇、諸田敏、辻野正人、加藤弘之
音楽:三宅一徳
演奏:フェイスミュージック
撮影:松村文雄、大沢信吾
キャラクターデザイン:篠原保、(劇場版のみ)野口竜
アクション監督:石垣広文・竹田道弘(ジャパンアクションエンタープライズ)、新堀和男(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)、坂本浩一(NZユニット)
中国武術指導:喜多川務
助監督:加藤弘之、息邦夫、大峯靖弘
特撮監督:佛田洋
プロデューサー補:和佐野健一、泉谷裕、深田明宏
制作:tv asahi、東映、東映エージェンシー

音楽
音楽は三宅一徳が担当。三宅は忍風戦隊ハリケンジャーに続き本シリーズに2度目の参加となった。本作のモチーフが中国武術であることから、二胡や明笛などの中国楽器を用いた中国風の楽曲が中心となる。巨大戦に実況が入るため、シリーズ恒例の「ロボットソング」は作られていない。その分、等身大のアクション曲が例年より多く、劇伴で最も重要な曲となる「ゲキレンジャーのテーマ」は、サントゥールを使用し、掛け声を楽器のように合わせるアクション性の強い仕上がりとなっている。


主題歌
オープニングテーマは全編マイナーコード(Bm→Bm7→G→GM7)のハードな曲調になっている。エンディングでは前作『ボウケンジャー』で一旦途切れた、楽曲に合わせて主人公たちが“踊るエンディング”が復活。エンディングテーマを歌う水木一郎は、これまで挿入歌などでの参加はあったが、戦隊シリーズのTV作品の主題歌を担当するのは本作が初となる。主題歌シングルはオリコンチャートで最高位16位を記録。水木は、それまでの39年の歌手生活で初めてのトップ20のランクインとなった。

また、39話より「キャラソン7番勝負」と題して出演者によるキャラクターソングをEDテーマとして毎回順番に流すという企画が行われた。歌詞は、作品内特有の「激気」といった言葉を敢えて排除し、各登場人物の心情を綴ったものとなっている[24]。ラン役の福井未菜、メレ役の平田裕香は、自らの曲の作詞も手がけている。ED前の歌の紹介はバエ(石田彰)が担当。

カッコ書きの番号は、使用された話数を示す。

オープニングテーマ:『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(1‐48)
作詞:及川眠子 / 作曲:岩崎貴文 / 編曲:京田誠一 / 歌:谷本貴義、ヤング・フレッシュ
エンディングテーマ:『道(タオ)』 (1‐38、46‐49)
作詞:藤林聖子 / 作曲:前田克樹 / 編曲:三宅一徳 / 歌:水木一郎、ヤング・フレッシュ
キャラソン7番勝負
『進めのススメ』(39)
歌:漢堂ジャン(鈴木裕樹)
『Run』(40)
歌:宇崎ラン(福井未菜)
『Just Make It Out!』(41)
歌:深見レツ(高木万平)
『Wondering Wolf』(42)
歌:深見ゴウ(三浦力)
『そういうコトもあるだろよ』(43)
歌:久津ケン(聡太郎)
『ちぎれた羽根』(44)
歌:メレ(平田裕香)
『黒き鼓動 ~揺るぎない想い~』(45)
歌:理央(荒木宏文)



挿入歌
挿入歌は12曲作成された。『サイボーグ009』の主題歌などで知られる成田賢が26年ぶりに歌手活動を再開、声優陣からはマスターシャーフーの役名で永井一郎が歌うなどベテラン勢の挿入歌が目を引く。また一方で、ゲキレンジャーへパワーアップする際の挿入歌『過激気!』に、女性ボーカルを起用するという新鮮な試みも行われている。

『Just feel it 〜明日のために〜』
作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:ジャック・伝ヨール / 歌:Sister MAYO
『燃えよ激獣拳!』
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:三宅一徳 / 歌:宮内タカユキ
『高みの空へ』
作詞・作曲・編曲:谷本貴義 / 歌:谷本貴義
『1-2-3-4激気正義!』
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:岩崎貴文 / 歌:成田賢
『暗黒闘技 臨獣拳!』
作詞:斎藤謙策 / 広東語訳詞:汪以文 / 作曲・編曲:ジャック・伝ヨール / 歌:斎藤謙策 / コーラス高取ヒデアキandリンシーズ
『過激気!』
作詞:及川眠子 / 作曲:岩崎貴文 / 編曲:京田誠一 / 歌:MIQ
『俺流!! ゲキバイオレット』
作詞:桑原永江 / 作曲:高取ヒデアキ / 編曲:籠島裕昌 / 歌:石原慎一 / 演奏:ZETKI
『押忍! ゲキチョッパー!』
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:ジャック・伝ヨール / 歌:串田アキラ
『誓い』
作詞:荒川稔久 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / プログラミング:大石憲一郎 / 歌:水木一郎
『Burning up! ~情熱を受け継いで~』
作詞・作曲・編曲:谷本貴義 / 歌:水木一郎、谷本貴義
『マスター・シャーフー〜暮らしの中に修行あり〜』
作詞:藤林聖子 / 作曲・編曲:田代智一 / 歌:マスターシャーフー(永井一郎)、ヤング・フレッシュ
『すすめ! 正義の七拳聖』
作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:山下康介 / 歌:ヤング・フレッシュ

CDアルバム
『真激音盤』と題されたアルバムでは、劇中で使用されたBGMおよびOP・ED・挿入歌などを収録。其之一、弐、参では曲間に新録ストーリーが収録されており、其之一ではオリジナルの拳士・臨獣ロウカスト拳ブラゼミアが登場する。下記に示すものの他に、「コロちゃんパック」と呼ばれる絵本付きのキッズCDなども数種類発売されている。

『獣拳戦隊ゲキレンジャー真激音盤 其之一』(2007年5月23日、COCX-34284)
『獣拳戦隊ゲキレンジャー真激音盤 其之二 〜ゲキウタ・コレクション〜』(2007年5月23日、COCX-34397)
『獣拳戦隊ゲキレンジャー真激音盤 其之三 〜ネイネイホウホウ大活劇〜』(2007年9月19日、COCX-34493)
『獣拳戦隊ゲキレンジャー真激音盤 其之四及五 秘伝奥義大鑑』(2007年11月21日、COCX-34589/90)
『獣拳戦隊ゲキレンジャー キャラクターソングアルバム』(2007年12月19日、COCX-34591)
『獣拳戦隊ゲキレンジャー ゲキウタ全曲集』(2007年12月26日、COCX-34632/3)

(´・ω・`)カンフーぽくなかったにゃ

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