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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのもーれつア太郎

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週刊少年サンデーに1967年48号から1970年27号にかけて連載された、赤塚不二夫の漫画作品。『おそ松くん』、『天才バカボン』と並ぶ、赤塚不二夫の3大ヒット作品の一つである。2度にわたりテレビアニメ化もされた。

概要
江戸っ子気質が色濃く残る東京下町を舞台にした、人情ものの雰囲気を持つギャグ漫画。ア太郎、デコッ八、×五郎(ばつごろう)、両目つながりのおまわりさん、ニャロメ、ココロのボスとその子分たち、ブタ松、天国の神様とその弟子などの個性あふれる登場人物が物語を盛り上げる。

主人公ア太郎の母親は亡くなり、父×五郎と二人暮らし。×五郎は、八百屋を営むが易に凝った困り者。店の切り盛りはア太郎がしている。もっとも、たまたまア太郎が店を留守にしたときから父が、人が変わったように仕事に精を出すようになって大助かり。しかし×五郎は、ある日子供が木に引っかけた風船を取ってやろうとして木から落ちて死んでしまう。そのためア太郎は、家業の八百屋「八百×」を継ぐ事になる。当初嫌がらせに来たチンピラのデコッ八は、ア太郎の健気に生きる姿を見て改心し、ア太郎の子分(=八百屋の従業員)となる。一方、天国に行った父の×五郎は、死ぬ時でないのに間違って死んだことが神様たち(天国の戸籍係)の調べでわかり、再び地上に帰って来る事になったが、既に体は火葬されて無くなっており、幽霊のままア太郎と暮らすことになる。その姿はア太郎にしか見えなかった。

物語は、必ずしも主人公のア太郎ばかりではなく、デコッ八、×五郎、ニャロメ、ココロのボスなどが前面に出て活躍したり騒ぎを起こしたり、時には人情話ふうの展開を見せることもある。


登場人物
ア太郎
声 - 第1作:山本圭子、第2作:丸尾知子
八百屋『八百×』を営む少年。江戸っ子気質で気風が良く、人情深い親分肌。その人柄を慕う常連客は多い。ア太郎の名前の由来は、×五郎が妻(ア太郎の母)と結婚した際、男の子をたくさん産んで最後に一人女の子を作ろう、と誓った長男であるためで、次男以降は「イ太郎」「ウ太郎」……と命名されるはずだったが、ア太郎の誕生後すぐに母親は他界してしまった。服装はバカボンのパパに似ている。
×五郎
声 - 第1作:永井一郎、第2作:はせさん治
ア太郎の父親。不慮の事故で死んでしまうが、天国役場の不手際により魂(幽霊?)のまま下界に戻って来る。その姿はア太郎にしか見えず、声もア太郎以外には聞こえないが、デコっ八も、×五郎が地獄の鬼に狙われた事件から、姿は見えないものの存在を知るようになる。気絶したり眠っている人間(動物)に乗り移って意のままに動かすことができ、デコっ八ともスルメに乗り移るなどして話をしている。少々頼りないが、ことあるごとにア太郎のピンチを救ってやる息子想いの父親である。名前の由来は、×五郎の父親が酔っぱらって出生届を出しに行き、「八五郎」と書くつもりで誤って「×五郎」と書いてしまったためである。原作では後半になるにつれて出番がなくなっていった。
デコっ八
声 - 第1作:加藤みどり、第2作:頓宮恭子
岩のように立派な額といがぐり頭を持つ少年。鉄砲玉のような性格だが、その反面大変情に厚く、困っている人を見ると放っておけない正義漢である。一本気で男らしく、かつ強いが故に、女の子にもよくモテる。原作では、ア太郎が泊まったスキー場の旅館の息子で、最初はア太郎のことをバカにしていたが、ア太郎のスキーの腕(というより×五郎がうまく動かした)を見て心酔するようになり、そのままア太郎に東京まで付いて来て、子分として八百×で働くようになる。アニメ版(第1作)では八百×の近所に住むチンピラであり、しばしば八百×に嫌がらせをするが、×五郎の死後、けなげに八百×を支えようとするア太郎の姿に感動し、原作と同様に子分となり八百×で働くようになる。デコちゃんという妹がいる。
ブタ松
声 - 第1作:富田耕生、第2作:吉村よう
もとはやくざの親分であったが、ひょんなことからア太郎とデコっ八を親分と慕う(特にデコっ八)ようになり、また自身は子分のブタ軍団と共に暮らしている。原作、アニメ(第1作)とも初登場時には、背中にブタの入墨(原作とアニメとで図案は若干異なる)をしており「シュコロのブタ松」と名乗っているが、後に入墨は消滅している。ケンカはさすがに強く、若い女性に絡んだヤクザ数人を一瞬で叩きのめしたこともある。また、ア太郎たちがピンチの際に、よく助けてくれる。48歳。酒癖が悪く、禁酒中。ココロのボスとは犬猿の仲。美人の妹がいる。
ココロのボス
声 - 八奈見乗児
三人組ギャングのボス。45歳。タヌキにそっくりで尻尾まで生えているがあくまでも人間と自称している。[1]本人曰く、イタリア在住経験があり[2]、アル・カポネに会った事があるのを自慢にしている。「ピヨコ」という、メスのヒヨコを養女に持ち、可愛がっている。洒落たスーツに身を包んでいるが、非常に間抜けな性格で、子供のような言動はとても悪の親分とは思えない。また、デコっ八が帰省のため留守にした時、代わりに八百×で店員として働き、意外な商売上手振りを発揮して、売り上げを伸ばした事があり、その後はア太郎とデコっ八が連れ立って出かける時に、八百×の商売を任された事もある。だが、そのためにア太郎とデコっ八の間に軋轢が生じたのを知ると、仮病で八百×に行かず、二人の仲が修復されるように仕向けるなど、人情に厚く、思慮深い面もある。口癖は「〜のココロ」「ハァーポックン、ポックン」「クーダラナイ!」。また大変舌っ足らずで「バ行」を「パ行」で発音するのが特徴(僕→ポク等)。ブタ松とは犬猿の仲。A助、B助という二人の子分がいる。
神様
声 - 第1作:神山卓三、第2作:田の中勇
天国に住む神様。見た目はあまり威厳のないお爺さん。登場時からしばらくは関西弁を話していた。幽霊の×五郎と親交が深い。たびたび弟子と共に地上に遊びに来る。さまざまな不思議な術を使いこなせる。
熊五郎
声 - 第1作:北川国彦ほか
ア太郎たちと同じ町内に住む大工。妻と、少なくとも二人の男の子がいる。普段は気の良い人物だが、酒癖が悪い欠点がある。生前の×五郎と仲が良かったが、妻がア太郎の人柄に惚れきっていることは、あまり快く思っていない。
熊五郎の妻
声 - 第1作:津田まり子
肝っ玉母さん。気っぷの良い、典型的江戸長屋のおカミさんである。ア太郎の人柄に完全に惚れきっており、八百×以外で野菜や果物を買うことは決して無い。そのことが原因で、夫と喧嘩になることもしばしば。
ニャロメ
声 - 第1作:大竹宏、第2作:神谷明
ア太郎たちの近所に住む野良猫。設定によると、昭和16年生まれの28歳。原作では、当初、話の筋とは関係なく登場して「ニャロメ」と一言言うだけで引っ込むだけのキャラクターだった。後に初めて物語に絡んだ時は四本足で、セリフも「ニャロメ」だけだったが、次第に猫のくせに二本足で歩き、人間の言葉を操るようになる。原作連載当時、一時はア太郎やデコっ八をも上回る人気があった。いたずら好きで卑しい上、(人間の)女好きだが、すぐに騙されてしまう純粋な所も多分にある。何かにつけてケムンパスやベシをいじめるが、本当は仲間思いで、変わったものを食べるのが趣味の大富豪がベシを食べようとした時には、大金を呈示されても屈せず、ベシを守り抜いた。ア太郎たちを押しのけて彼が主人公となるエピソードも結構あり、人間の汚いエゴや裏切りを野良猫であるニャロメの視点から風刺的に描いた作品が数多くある。『おそ松くん』でのチビ太に似た位置づけのキャラクター。ケムンパスやベシと共に空き地で暮らす。口癖は「ニャロメ!」。
ケムンパス
声 - 第1作:野田圭一、第2作:難波圭一
ニャロメの仲間の毛虫。自分のことを「小生」と呼ぶ。気弱な性格。口癖は「〜でやんす」。ケムンパスという名前は、赤塚がサロンパスのコマーシャルを見て「毛虫+サロンパス」という組み合わせを思いついたことに由来する。
ベシ
声 - 第1作:富田耕生、第2作:塩屋浩三
ニャロメの仲間のカエル。ヒゲ(?)が生えている。ココロのボスの養女ピヨコに惚れている。口癖は「〜べし」。名前の由来は、黒澤明の七人の侍の村の長老の台詞、「やるべし」から。

イメージソング
アニメ化以前、漫画のイメージソングとして製作されたレコード。

『ニャロメのうた』(1969年、日本グラモフォン)
作詞:赤塚不二夫/作曲:熊野千賀夫/編曲:竹田由彦/歌:大野進(ニャロメ)
『ケムンパスでやんす』(歌:たなだひろし)との両A面。12〜13万枚を売り上げたという[3]。
『おれと結婚しろニャロメ』(1970年、ポリドール)
作詞:赤塚不二夫/作曲:熊野千賀夫/編曲:竹田由彦/歌:大野進(ニャロメ)、露木美穂(ミーコ)。
『ニャロメのマーチ』(歌:ニャロメ児童合唱団、大野進)との両A面。

スタッフ

1969年版
1969年4月4日 - 1970年12月25日にNETテレビ系にて放送。全90話

※1970年9月25日放映の第77回まではモノクロ、10月2日放映の第78回以降はカラー。

企画:江藤昌治、飯島敬、大沼克之、原徹
原作:赤塚不二夫
脚本:辻真先、雪室俊一、小沢洋、安藤豊弘、鈴木三千夫、山崎忠昭、三芳加也、小川敬一、西川清是
音楽:いずみたく
NETプロデューサー:宮崎慎一
美術:横井三郎、下川忠海、穂積勝義、浦田又治、牧野光成、沼井一、福本智雄
撮影:菅谷正昭、高橋宏固、服部正行、熊谷幌史、高梨洋一、山崎茂、島敏之、森山一、阪東昭雄、河合汪、林昭夫、町田賢樹、井出昭一郎、白根万基、山根恵、吉村次郎
編集:鈴木寛、花井正明、千蔵豊、古村均
録音:神原宏巳、波多野勲、荒川文雄、石井幸夫、小西進、二宮健治
効果:大平紀義→伊藤道広
記録:的場節代、田野多文恵、佐伯節子、木俣時子、池田紀代子、二宮橲代、田中千鶴、波多野紘子、馬道子、佐々木礼子、藤原繁子、早見佐代子、小林ふみ子、関根絹代、鈴木素子、熊沢直美、高野ヒサ子
選曲:宮下滋、賀川晴雄
演出助手:金子充洋、大網郁夫、西谷克和、中村進治、青鉢芳信、竹内啓雄、山口秀憲、福島一三、山形良治、山吉康夫、佐々木勝利、石井裕文、奥西武、横田和善、伴亨、萩原巧司、寒竹清隆
製作進行:竹村環三、佐伯雅久、大辻平八郎、磯本憲昭、富岡義和、福島一三、秋山冴子、隅要次郎、渡部一雄、堂山喜史、向坪利次、館浩二、江野沢通之、江藤浩市、堤四四三、富岡義和、平賀みちる、武田嘉昭、豊島勝義、奥村千賀野
現像:東映化学
作画監督:田島実、永樹凡人、国保誠、木村圭市郎、混進、落合正宗、江藤文男、小暮輝夫、細田輝雄、生瀬昭憲、古沢日出夫、菊池城二、石山卓也、森下圭介、玉沢武
演出:山口康男、田宮武、芹川有吾、西沢信孝、白根徳重、古沢日出夫、岡崎稔、高畑勲、明比正行、茂野一清、永樹凡人、宮崎一哉、勝田稔男、佐々木勝利
製作:NET、東映動画(現 東映アニメーション)
オープニング主題歌:「もーれつア太郎」(作詞:河内洋、作編曲:いずみたく、歌:桂京子)
エンディング主題歌:「江戸っ子のスキャット」(作詞:河内洋、作編曲:いずみたく、歌:ハニーナイツ)(1話 - 26話、)
「モーレツ音頭」(作詞:河内洋、作編曲:いずみたく、歌:加藤みどり)(27話 - 77話)
「ニャロメのうた」(作詞:河内洋、作編曲:いずみたく、歌:大竹宏(78話 - 90話)
※東映ビデオの「東映TVヒーロー主題歌全集」では、「Go!Go!ニャロメ!!」となっている。どちらが正式タイトルかは不明。


1990年版
1990年4月21日 - 同年12月22日にテレビ朝日系にて放送。全34話

プロデューサー:川田方寿、太田賢司(テレビ朝日)、籏野義文、東伊里弥(東映)
原作:赤塚不二夫
音楽:吉田明彦
キャラクターデザイン:直井正博
作画監督:小山知洋、松本勝次、入好さとる、野口大蔵、八幡正
美術デザイン:椋尾篁
美術:窪田忠雄、鹿野良行、大河内稔、田尻健一
シリーズディレクター:佐藤順一
演出:佐藤順一、梅澤淳稔、菊池一仁、新田義方、幾原邦彦
製作担当:目黒宏、藤本芳弘
脚本:雪室俊一、岸間信明、菅良幸、影山由美、辻真先
原画:アドコスモ、きのプロダクション、スタジオダブ
動画:アドコスモ仙台、きのプロダクション、ムッシュオニオン
背景:ムクオスタジオ
仕上:アドコスモ仙台、V・A・P、NSAスタジオ
特殊効果:中島正之→山本公
撮影:沖田英一、沖野雅英
編集:吉川泰弘
録音:立花康夫
効果:今野康之
選曲:佐藤恭野
記録:柴八千穂、原芳子、岡本洋、小川真美子
演出助手:幾原邦彦、五十嵐卓哉、松元忠雄、宇田鋼之介、南浪家成沙
製作進行:松元忠雄、田中雅史、南波家成
美術進行:田村晴夫
仕上進行:今井政代、山本安佐子、奥山淳、植木知子、清村忠
広報:園尾佳則→森田兆墓(テレビ朝日)
現像:東映化学
制作:テレビ朝日、東映動画(現 東映アニメーション)
OP主題歌:「がってん承知ノ介」
作詞:山口のばら、作曲・編曲:つのごうじ 、歌:島田紳助&バスガス爆発楽団
ED主題歌:「ニャロメのROCK」
作詞:園部和典 、作曲:古田喜昭、編曲:つのごうじ 、歌:島田紳助&バスガス爆発楽団

白黒OP

カラーOP

リメイク(2回目か?)OP


その他
1969年版アニメは、1970年9月放映分(第77回)までモノクロであった。モノクロのテレビアニメは1971年の『珍豪ムチャ兵衛』が最後だが、実際には1968年に製作されていたものである。このため、本作が事実上最後にモノクロで製作されたテレビアニメということになる。
そのため、1970年代後半からの再放送は、カラーとなった第78回「札束でぶんニャぐれ」から行うようになった[4]。
1969年版第72回「命短し恋せよココロ」で、「TVに出たい」と言ったココロのボスが、「もーれつモーニングショー」なるワイドショーに出演するが、この番組の司会者は、元ネタ『モーニングショー』の当時の司会者だった奈良和ではなく、『アフタヌーンショー』の当時の司会者だった桂小金治風だった。
1969年版アニメの最終回「オムコさんになりたいのココロ」に、銭ゲバこと蒲郡風太郎がココロのボスの前に現れ「この世は銭ズラ」と発言している。
ニャロメは2001年、富士フイルム「instax mini 20 チェキ」のイメージキャラクターとしてCMやカタログに使用された。声はケムンパスやベシと共に狂言回し役で登場した1998年放送の『アニメ週刊DX!みいファぷー』(1998年放送)で担当した西村朋紘。
関西圏では、1969年版は腸捻転ネット解消前だったため毎日放送にて、1990年版は朝日放送にて放映された。
東映チャンネルで1969年版を放送した時には、「フィルムの紛失」を理由に第54回、第67回、第73回の3回が未放送だったが、その後ソニー・ミュージックダイレクトから発売されたDVD版では、全話が収録されている。

( ̄▽ ̄ )古いほうが好きだったね、当然かもしれないけど古い方が面白かった

コメント(1)

ココロのボス ニャロメ ベシ ケムンパス‥
なつかしいですよね。

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