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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのイナズマン フラッシュ

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『イナズマンF』(イナズマン フラッシュ)は、1974年(昭和49年)4月9日から同年9月24日まで NET テレビ(現:テレビ朝日)系列で、毎週火曜日19:30 - 20:00に全23話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマ。

ストーリー
謎のロボット戦士による切り崩し工作によって、新人類帝国 = ファントム軍団は崩壊した。だが、帝国に君臨した帝王バンバを倒したイナズマン・渡五郎の前に、新たなる敵・デスパー軍団が現れた。その尖兵・ウデスパーは、新人類帝国を瓦解させたあのロボット戦士だった。ウデスパーの猛攻の前に、エネルギーの回復していない五郎は退却するが、彼を助けた男女は殺され、偶然近くにいた作業員も巻き添えを食って襲われてしまう。

と、そこにライフルを持った男が現れ、銃声一閃、五郎を助けた。男は五郎を自らの地下アジトに連れて行く。

男はインターポールの秘密捜査官・荒井誠と名乗り、この地下アジトに潜伏して戦うことを申し出る。五郎はそれを受けた。そして、たった2人の辛く厳しい戦いの日々が始まる…。

概要
本作は TV 版『イナズマン』の第3・4クールに相当する。しかし、いわゆる「変身ヒーロー」が活躍する子供向け特撮アクションドラマが、作品の乱立によって衰退に向かいつつあった当時の状況下、『イナズマン』もスタッフの意気込みとは逆に低視聴率に苦しんだ事から、『イナズマンF』は『イナズマン』(第2クールまで)とは大きく方向性を変えている。

方向性変更の中心となったのは、東映側のサブプロデューサーだった加藤貢である。これがプロデューサーとして最初の作品だった加藤は、低視聴率の原因やその打開策について、助監督の長石多可男をはじめとする若手スタッフとの間で意見を交換していた。折りしも、チーフプロデューサーの平山亨は他の番組も抱えており、先任サブプロデューサー(実質的にはチーフ)だった井上雅央も第2クール終了後他番組に移動したため、平山は加藤に『イナズマン』を任せる事にした。

加藤が最初に着手したのは、設定の変更である。既にイナズマンこと渡五郎のバックボーンであった「少年同盟」は、原作設定を活かし切ることなくフェイドアウトしていたが、『F』では、第2クールまでのレギュラーだった大木姉弟や丸目豪作ともども完全にカット。サナギマンや愛車・ライジンゴーの登場場面も極力減らした。代わって、妻子を敵組織・デスパー軍団に拉致されているというプロフィールを持つインターポール捜査官・荒井誠が五郎のサポーターとして登場。日活で鈴木清順に悪役の素質を見出され、キャリアを積んでいた上野山功一が荒井役に起用された。上野山は荒井を演じるにあたり、日活の先輩である宍戸錠の当り役「エースのジョー」を参考にしたという。

スタッフ面でも、硬派のエピソードを数多く書いていた上原正三をメインライターに、新人監督ながらアーティスト志向が強く、 ATG ファンの加藤とはウマが合った塚田正煕をメイン監督に据えるなど監督・脚本陣を大きく刷新した。この結果、新生『イナズマンF』は、強制収容所を思わせる実験都市・デスパーシティを擁し、サイボーグによる独裁国家を企図するデスパーと、これに対峙し、デスパーの打倒とデスパーシティ市民の解放を目指す五郎・荒井の「たった二人のレジスタンス」を軸とするドラマを前面に押し立てることになった。

新体制の下で、主演の伴直弥をはじめとするキャストや、加藤、上原、塚田を中心とするスタッフは「自分たちの作りたい・演じたいドラマ」作りに力を注いだ。テレビドラマの限界に挑戦するかのような前衛的な画像や、当時の子供向けドラマの水準を飛び越さんばかりの重いストーリーを持ったエピソードが多く作られた。伴の回想によれば、第20話「蝶とギロチン花地獄作戦」の初号試写を見た岡田茂(当時東映社長)は「学生映画なんか作ってるんじゃない!」と怒ったという。

結果として、『イナズマンF』の視聴率は『イナズマン』と変わる事はなかったといわれる。しかし、本作が表現した「ヒーローの孤独」の描写は、ほぼ同じスタッフによる『仮面ライダーアマゾン』で再び試みられる事になる。そして本作自身も1970年代変身ヒーロードラマの異色作として、(特に1990年代以降)カルト的な人気を得るようになった。

特徴
世界観、ストーリー面での主な特徴は「概要」で触れたので、ここではその他の点について述べる。

本作が後年、カルト的人気を得た理由の一つに、毎回登場し、各話の核心を担う女性ゲストの存在がある。重いストーリーを持つ本作だけに、彼女たちは単なる華的な立場に終わらず、時として視聴者に強烈な印象を残した。そのキャスティングも、宣弘社作品を中心とする1970年代前半の特撮ドラマでアクション系ヒロインとして鳴らした牧れい、のちに『ウルトラマンレオ』にレギュラー出演する奈良富士子(第20話)、日活ロマンポルノの主力女優であると共に当時の東映特撮でもアクション面で活躍した鹿沼えり(第7話)、渥美マリらと共に末期の大映を支えた八代順子(第18話)と多彩で、中でも、最終回にガイゼル総統の娘・カレン役で出演した鳥居恵子は当時の東宝の若手人気女優であり、出演交渉は難航したという。第18話に出演した山科ゆりも、当時の日活ロマンポルノでの高い人気を考えると、テレビドラマであるとはいえ他社作品への出演は異例と言えた。また第11話のゲストである隅田和世は『ダイヤモンド・アイ』や『キカイダー01』で特撮ファンにも知られるが、『八月の濡れた砂』(藤田敏八監督作品)を「毎日見ていた」という加藤プロデューサーのたっての頼みで出演が実現した。

ドラマ重視の方針から、サナギマンやライジンゴーの場面が本編から極力削られたのは「概要」で述べた通りだが、アクションシーン不足への不満を考慮し、EDと次回予告の合間に1分弱の「イナズマンアクションタイム」と呼ばれるコーナーが設けられていた。

最終回「さらばイナズマン、ガイゼル最期の日」は、準備稿段階では、ガイゼルを倒した代償として超能力の全てを失った五郎が、平和な社会に戦士としての力を失った自分の存在は今や無意味であり、血みどろの闘いこそが自らの存在証明であったという事実を悟ったことで絶望し「東映まんがまつり」イナズマンのポスターに唾を吐き、風吹く街の何処へと去っていく、というラストシーンをはじめとして、守ろうとした仲間や親類の全滅他、壮絶かつ苦い展開であった(加藤によれば「ドラマの世界から現実に引き戻す事で、『イナズマン』の世界を否定する」意図があったとされる)が、さすがに平山の反対を受け、大きく書き換えられ、現在放送されている内容となった。このプロットは長石多可男の提案であったという。

没稿の最終回以外にも、OAされた作品には「人間狩り」等かなり危ない表現が多々あり、表現が過激すぎて却下された構想もいくつかある。

イナズマンとその仲間たち
渡五郎/サナギマン/イナズマン 演:伴直弥(現:伴大介)
ファントム軍団を倒した正義の超能力者。デスパーの無差別攻撃が周囲の人々を巻き込むことを恐れ、大学の寮を引き払い、荒井と共に地下50mに作られた基地に隠れ住む。前作ではラフな服装だったが、前作の24話(F編の事実上の第1話)から背広姿をするようになった。
サナギマン、イナズマン共に外見は前作と同じだが、イナズマンは前作24話からマフラーを黄色からオレンジ色の物に変更している。戦闘では空手アクションを多用するようになり、超能力はあまり使わなくなった。しかし能力そのものは向上しているらしく、8話からはサナギマンにならなくてもイナズマンに変身するようになった。
新たな武器としてゼーバーを持つ。これは前作の25話でバンバによって特殊な地下牢獄に閉じ込められた際に、ベルト右脇のパーツとイナズマン状態での自身の目、そして触角の一部を加工して作り上げた超能力増幅機である。大きさは携帯電話ほどで、イナズマ状のアンテナを2本と、3色のレンズ付きアンテナを収納している(赤いレンズは逆転チェストを、青いレンズはテレポーテーションを、黄色のレンズは透視能力を増幅する)。必殺技はイナズマ状のアンテナを立てて、増幅された雷撃を放つゼーバーイナズマンフラッシュ。ゼーバーの設定はこれまでにも書かれてきたドラマ性の重視以外にも、あまりにもサナギマンの弱さが目立ってしまったことや、イナズマンは技が多彩であった反面、仮面ライダーにおけるライダーキックのような代表的な必殺技が無かった、という反省に基づく強化策であった。
荒井誠 演:上野山功一
インターポールの対デスパー秘密捜査官。新人類について調査した際に五郎のことを知り、デスパーに襲われた彼を保護した。以後、彼の唯一の仲間として一緒にデスパーと戦う。性格は冷静沈着、どんな苦境に陥っても諦めない不屈の精神の持ち主。ひげを生やしている。過去の記憶を失っていたが、8話でその体がサイボーグである事が判明。彼の体はデスパーに改造されていたのだ。かつて奇跡的にデスパーシティを脱出したが、妻と娘をシティに残してしまい、記憶を取り戻した後は妻と娘との再会を願うようになる。武器は10話まではライフル、11話からはショットガン。
荒井千津子 演:野口ふみえ
荒井の妻。荒井と生き別れになってからはデスパーシティの地下に潜み、読書会を開いていた(デスパーシティでは読書が禁じられている。ちなみに千津子が荒井と再会した時に読んでいた本は島崎藤村の『若菜集』)。最終話で夫と再会し、家族で地上に脱出する。
荒井ルミ 演:上田里美
荒井の幼い一人娘。生まれてから本物の太陽の光を浴びたことが無かったが、最終話で地上に脱出。昇る朝日の光をその身に浴びた。
ケイ麻耶 演:山科ゆり
16話に登場。インターポールの秘密捜査官で、かつての荒井のパートナー。デスパーに誘拐された九条博士の行方を追ってニューヨーク支部から来日するが、デスパーに捕らわれ、サデスパーによって荒井を殺すように暗示をかけられてしまう。荒井を殺しかけるが、イナズマンが敵を倒すと同時に正気に戻った。
白鳥ジュン 演:牧れい
22話に登場。荒井と同じインターポールの捜査官だが、兄コルトカシーラ(演:渡辺修)がデスパー怪人ブラックデスパーに改造されてしまったため、兄のためにインターポールを裏切る。皮肉にも兄の放った銃弾によって命を終えるが、五郎たちにデスパーシティへの入口を示す暗号文を残した。

デスパー軍団
ファントム軍団に代わって世界征服を企む新人類の大軍団。優れた超能力者を機械改造したロボット戦士(デスパー怪人)を戦力とする。日本の地下深くに、人工太陽が輝く地底都市デスパーシティを建造。5万人の人間を閉じ込め、圧制を行なっている。

ガイゼル総統 演:安藤三男
デスパー軍団を支配する総統にして、バンバをも凌ぐ大超能力者。顔は白一色で、右目は十字傷で閉じられている。服は漆黒の将校服。失敗した者は絶対に許さない冷酷非情の独裁者だが、一人娘のカレンには優しく、また優れた部下には全幅の信頼を置いている。趣味は捕らえた人間の狩猟。最終話でデスパーシティの人工太陽を爆発させて日本列島を海底に沈めようとするが、カレンの裏切りによって失敗。イナズマンとの壮絶な死闘の末、弱点である右目を自身の杖で貫かれ、弱ったところをイナズマンのパンチを浴びて息絶えた。
ウデスパー 声:岩名雅記
前作24話から登場したデスパーの参謀。ガイゼルの『右腕』として忠誠を尽くし、ガイゼルからも絶対の信頼を受けている。卑劣な策略家と、誇り高い戦士の両面を併せ持つ。戦闘時は腕にかぎ爪、ガトリング銃、ムチなどのアタッチメントを装着して戦う。7話でイナズマン抹殺の直命を受け、女サイボーグ・ミスワンを利用して渡五郎を殺そうとするが失敗。ミスワンを処刑した後、サナギマンにタイムアップの猶予を与え、イナズマンとの真っ向勝負に挑んだ。ゼーバーイナズマンフラッシュにも耐え抜いたが、皮肉にも自分がミスワンに与えた暗殺用ペンダントによって爆死した。
ウデスパーα 声:渡部猛
8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。体の形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は鉄色から赤銅色になり、少し小さくなった頭部には右に大型の、左に小型の刃状の角が着いている。戦闘時には万力状のアタッチメントを使用。βと角を交差させて「クロスハリケーン」という大竜巻を起こす。ウデスパーの『力』を増幅して受け継いだが、力に頼りすぎて粗暴な面が目立ち、手柄を焦る傾向がある。弟ロボットであるβとは仲が悪い。
ウデスパーβ 声:岩名雅記
8話から登場。爆死したウデスパーの破片から作られたロボット戦士の一人。αと同じく形状は旧ウデスパーと同一だが、体色は銀色になり、頭部の中心部にハサミ状の角が装備された。戦闘時にはムチ状のアタッチメントを使用する。ウデスパーの『知』を増幅して受け継いでおり、性格もウデスパーに似て冷静沈着。しかしその為に短気な兄ロボットのαとは仲が悪く、最終的にはガイゼルから合体ウデスパーへの合体手術を強制される。
合体ウデスパー 声:和田周
10話から登場。αとβに合体手術を行なって誕生させた、ウデスパーシリーズの最終形態。右半身が銀色、左半身が赤銅色になっている。その強力でイナズマンを圧倒するが、戦闘中に動力回路がオーバーヒートを起こしたために撤退、再び2体に分離された。13話で再度合体手術を行い、前回の欠点を克服して復活(眼や口の部分が黒くなった)。左腕のムチの先端を発射する「合体ウデスパー落とし」という新技を使って14話でイナズマンと戦うが、弱点の眼にゼーバーシュートを受け、ひるんだところをゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を浴びて倒された。
サデスパー 声:岩名雅記
12話から登場。デスパーシティの市長にして、軍団の新参謀。頭部から多数の巨大な針を生やしており、十字状の眼からは催眠光線を放つ。胸の装甲を左右に開き、その中に敵を挟み込んで体内から発射するトゲで刺し殺す。正攻法の作戦を好んだウデスパーやウデスパー兄弟とは違い、イナズマンを精神的に追い込んだり、殺し屋や麻薬を利用した作戦を行なう。最終話でゼーバーイナズマンフラッシュの直撃を受けて爆散した。なお、サデスパーという名前はサディスト・デスパーの略称である。また、ウデスパーを右大臣、サデスパーを左大臣に見立てたネーミング、とも言われる。
デスパー怪人
デスパーロボット、ロボット戦士とも呼ばれている。別名どおりロボツトのような外観をしている。様々な武器や機械の機能を宿しており、それを利用して戦う。
デスパー兵士
デスパー軍団の雑兵。赤と黒の縞模様の服を着て、胸部にデスパーの紋章が刻まれた装甲を着けている。武器は手槍、マシンガン、ライフルなど。設定ではバンバを裏切ったファントム兵士を再改造したもので、頭部のマスクもファントム兵士と同じガスマスク風(実際にファントム兵士の物を改造した)。
レッドクイン 演:八代順子
18話に登場した女スナイパー。本名は飛鳥夕子。過去にデスパーによって両親や住んでいた村の人々を殺されており、その復讐を誓った。ガイゼルに近づく為、村の生き残りで唯一の友人である哲也(演:佐藤仁哉)を殺し、サデスパーの信頼を得る。渡五郎の暗殺を命じられ、超能力者に苦痛を与える「死のメロディ」を利用して狙撃しようとするが失敗。五郎からは手を引くように言われるが、自身の手でガイゼルを殺す事に拘り、最後はデスパーの銃撃を浴びた。しかし死の際に放った銃弾はガイゼルの右耳をそぎ落とした。
カレン 演:鳥居恵子
最終話に登場。ガイゼルの一人娘で、父と違って心優しい女性である。しかし彼女に関わった者はガイゼルに処刑されるため、デスパーシティの住人にとっては恐怖の対象となっている。デスパーシティに潜入した五郎と出会い、彼に好意を抱く。デスパーの日本壊滅計画を知り、人工太陽の爆破スイッチを切ったが、裏切りを許さないガイゼルの手によって処刑された。
ナレーター:村越伊知郎

スタッフ
原作:石森章太郎
プロデューサー : 荻野隆史 (NET) 、平山亨、加藤貢
監督:塚田正煕、山田稔、田口勝彦、前川洋之
脚本:上原正三、高久進、平山公夫、島田真之、脩沢修、さとうかずゆき、楢岡八郎( = 加藤貢)、長石多可男、曽田博久、山田哲久、山崎久
音楽:渡辺宙明
演奏:あんだんて

主題歌
オープニングテーマ:『フラッシュ! イナズマン』


作詩:八手三郎/作曲:渡辺宙明/歌:ヒデ夕樹
エンディングテーマ:『イナズマンアクション』
作詩:石森章太郎/作曲:渡辺宙明/歌:水木一郎

(´・ω・`)ユニフォーム姿になったのは2シーズンから、そして必殺武器「セイバー」を使い出しました。

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