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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの電撃戦隊チェンジマン

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1985年(昭和60年)2月2日から1986年(昭和61年)2月22日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18:00 - 18:25に全55話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第9作である。


あらすじ

地球防衛を任務とする地球守備隊の日本支部では、各部隊から集められた精鋭たちに対して、教官である伊吹軍曹の激しい訓練が繰り広げられていた。しかしあまりに過酷な訓練に隊員は次々と離脱していってしまう。 その時、星王バズーが率いる数々の異星人が集まった宇宙帝国「大星団ゴズマ」の地球侵略が始まる。ゴズマの戦闘員・ヒドラー兵から逃げ惑い、隊員達は絶体絶命のピンチに陥る。その時突然地球から発せられた光に包み込まれた剣飛竜をはじめとした5人は、強化服をまとった戦士に変身した。

あっさりとヒドラー兵、そしてなんとかゴズマの怪人「宇宙獣士」も倒す5人。そのパワーに驚く彼らに向けて伊吹軍曹は言う。自分がしてきた非常識ともいえるこの訓練は、地球守備隊内に設置されている特殊部隊・電撃戦隊のメンバー選抜のためであったことと、電撃戦隊の長官が伊吹自身であること、そして彼ら5人は地球に危機が迫ったときに、その危機を脱するために発する「アースフォース」に選ばれ、その力によって強化服をまとうことができるようになったのだと。

こうして5人は、これまで伊吹が選抜してきた電撃戦隊の新しい一員「チェンジマン」としてゴズマの地球侵略に立ち向かう。そしてチェンジマンの戦いはやがてゴズマの屋台骨を揺るがし、他の星々に住む人々の命運をも担った最終決戦へと向かう。


概要

特徴

ヒーローの「若さ」「汗くささ」を前面に押し出した作風が、本作第一の特徴と言える。「地球を防衛する組織に所属するプロフェッショナル」という設定自体は『秘密戦隊ゴレンジャー』『太陽戦隊サンバルカン』などのシリーズ初期作を踏襲しているが、チェンジマンは彼らほど完成されておらず、訓練の厳しさに弱音を吐いたり、功を焦ってチームワークを乱すなど、若く未熟なヒーローとして描かれている。青春ドラマやスポ根ドラマとも相通じるこれらの特徴によって、本作は多くの女性ファンやティーンエイジャーのファンを獲得し、戦隊シリーズのファン層を大きく押し広げることに成功した。同時代に女性の人気を集めていた作品と比較して「特撮界のキャプテン翼」などと呼ばれることもある。

ドラマ面では、前作『超電子バイオマン』の作風を受け継ぎ、大河的な流れを重視した造りとなっている。本作での敵組織「大星団ゴズマ」は、様々な異星の出身者が集まった集団である。それぞれの過去、それぞれの事情を抱えた異星人たちがチェンジマン5人と関わりあうことで生まれる群像ドラマこそが、本作最大の見所と言っても良いだろう。シリーズ終盤では、ゴズマから離反して地球側に味方するものが現れたり、電撃戦隊の指導者たる伊吹長官(演じるは往年のアクション俳優藤巻潤。厳しくも暖かい父のようなキャラクターとして設定され、戦隊メンバーの若さを強調している)が自身の意外な素性を明かすなど、多くの見せ場が用意された。特に後者については当時の視聴者の度肝を抜く設定で、今でもファンの間で語り草となっている。

チェンジマンの変身後のスーツ色は赤・黒・青・白・桃で、黄色いスーツの戦士に代わって(イエローがいない戦隊はこれと『ジャッカー電撃隊』のみ)、女性戦士史上初の白いスーツ(ピンクのラインがあるため、当時の視聴者にはピンクが二人いるという印象もあったようだが)を身に着けた戦士が登場した。また変身後の名前は色ではなく、モチーフとなっている伝説獣(変身前の名前でも暗喩されている)の名前を取り入れている。スーツ色を各戦士の名前に使っていないのは、東映オリジナルの『バトルフィーバーJ』以降で、戦隊のフォーマットがほぼ確立してからは初。なお、これに続くのが、当作品でチェンジペガサス/大空勇馬を演じた和泉史郎が、7年後に史上初の6番目のレギュラー戦士・ドラゴンレンジャー/ブライを演じた作品『恐竜戦隊ジュウレンジャー』である。

また戦隊の必殺技にも新機軸が取り入れられた。5人の持つバズーカ砲(「〜ズーカ」)を組み合わせて形成する合体バズーカ砲・「パワーバズーカ」である。これ以降シリーズの各戦隊では、同様の大型火器による必殺技、及び各戦士の武器を組み合わせて作った必殺兵器がしばしば採り上げられるようになった。

作品が放送された1985年は『秘密戦隊ゴレンジャー』の放送からちょうど10年であったが、特に記念作品という位置づけは行われていない。しかし戦隊メンバーは軍人で、彼らとともに戦うサポートメンバーについてもかなり描写されているなどの共通点があり、意識しているのではないかと推測されるところもある。それと関係しているのか航海士ゲーターの声にはゴレンジャーで日輪仮面の声を演じた増岡弘、ナレーションは同じく14話までナレーションを勤めた田中信夫が起用されている。

当作品の全55話という放送回数はそのゴレンジャーに次ぐ記録であるが、当初は51話の予定が後番組との調整、また当時スーパー戦隊とメタルヒーローシリーズは1ヶ月ほど新番組の開始時期をずらしており、メタルヒーロー側の『時空戦士スピルバン』が4月開始になったことなどの要因で伸びたものである。結果的にはこの1ヶ月の延長が既に挙げた終盤の盛り上がりに非常に大きく貢献しており、放送当時より20年を経た現在でも、ファンの間では人気が高い。メイン脚本家の曽田博久も、自分の関わった中ではこの作品が一番のお気に入りであると述べている。戦隊シリーズを長寿番組と認知させた作品であるとも言えるだろう。

オープニングコールが、レッド役の役者が戦隊冠名をコール→全員で戦隊名コールという形で定着した作品でもある。

名乗りの隊列が他の女性戦士2人の戦隊と違っている。女性戦士は中心のレッドの両隣にいるが、この作品のみ、男性戦士がレッドの両隣で、フェニックスが左端、マーメイドが右端(女性戦士は両端)にいる。この隊列は2006年現在チェンジマンが唯一である。


登場人物

地球守備隊、電撃戦隊
電撃戦隊は、地球守備隊日本支部内に設立された秘密部隊。


チェンジマン

チェンジマン5人はそれぞれ、地球に宿る5体の聖獣(ドラゴン、グリフォン、ペガサス、マーメイド、フェニックス)の力を宿している。

チェンジドラゴン(赤) / 剣 飛竜(つるぎ ひりゅう)
元日本支部航空部隊将校。24歳。高知県出身(演じた浜田の出身地から来ている)。射撃とオートバイの腕前は抜群。リーダーとしての資質には恵まれているが、これまでの戦隊シリーズのリーダーに比べると、冷静さよりも「直情径行」「一本気」と言う言葉が似合う熱血派の面が強調されており、いささか暴走気味の面もある。突拍子もない作戦を考え出してメンバーを閉口させることも(第24話など)。高校時代は野球部のエースであり、当時投げていた「ドラゴンボール」なる「消える魔球」を披露もした(投球フォームは何故かチェンジドラゴンの名乗りのポーズと似ている)。普段は左利きだが、変身後は右利きになる(これは、演じた浜田が左利きだったことと、スーツアクターの新堀が右利きだったことが原因である)。

チェンジグリフォン(黒) / 疾風 翔(はやて しょう)
元日本支部レンジャー部隊将校。23歳。顔は二枚目(一部では「戦隊シリーズ史上初のビジュアル系キャラクター」などと言う評価もある)でクールな性格を気取っているサブリーダー。しかし実際の性格は女性には甘く、黙っていればかっこいいという典型的二枚目半のせいかあまりもてない。片想いの相手だったメルル星人さくらの事を忘れられないなど、純情な面もある。戦いの最中でも櫛を携帯し、ファッションには気を配る余裕(序盤は「セットが乱れるぜ」と言う台詞が口癖)を見せるなどを持ち合わせている所はさすがに職業軍人で、劇中も度胸抜群かつ決めるところはちゃんと決める。東北出身(演じていた河合宏(現在は高橋和興)も青森県出身)のため時々なまりが出る。

チェンジペガサス(青) / 大空 勇馬(おおぞら ゆうま)
元日本支部陸上部隊将校。20歳。その若さで卓越したメカ、そして爆弾関連の知識を持っているエキスパートであり、細身の割には怪力の持ち主の肉体派である一面も持つ。追い詰められると普段の快活さから一転、激しく弱気になる事も。特にアハメスの参戦で窮地に陥った第35話ではアースフォースに縋り、その力を渇望したりもした。除隊したら将来はとんかつ屋を開きたいらしい(第5話)というほどの大変な食いしん坊で、子供の心を忘れない無邪気さも持ち合わせた電撃戦隊のムードメーカー。特に第30話における老馬ペガサスに寄せた愛情は印象的であった。また、かなりひどい音痴である(第25話)。

チェンジマーメイド(白) / 渚 さやか(なぎさ さやか)
元日本支部作戦部隊将校。20歳。その明晰な頭脳で敵や状況を冷静に分析、そして緻密な作戦を立てる参謀格であり、猪突猛進気味のリーダー・剣=チェンジドラゴンを擁くチェンジマンには欠かせない人物である。ただし敵にあっさり捕まって人質にされたり(第17話、第20話ほか)、公園の僅か数段しかない緩やかな石段から転げ落ちただけで気絶してしまう(第44話ほか)など、体力面では他の4人に大きく遅れをとっていたようである(俗に言う「もやしっ子」)。典型的な頭脳派のキャラであり、エチケットには少々うるさい(第22話)。軍人としてはクールだが、素顔は明るくかわいいキャラクターの女性。

チェンジフェニックス(桃) / 翼 麻衣(つばさ まい)
元日本支部諜報部隊将校。20歳。おしゃべり、かつ天真爛漫な性格。男勝りでオテンバな行動派の性格だけあって過去における恋愛の経験は皆無だったらしく、第26話でリンド星の救援に旅立つ医師への想いが初恋であったらしい。元諜報部隊所属だけあってか、バイクのテクニックは抜群(演じた大石は、実際にバイクの中型免許を持っていたそうである)。さやかとはかなり性格が違うが、意外に馬が合う。弱点は幽霊。なお余談ながら、変身前の女性の姓名が共に漢字であったのは彼女が初めて。第44話では、さやかの服を着て外出してしまい、ウェディングドレス、インディアンの娘、シスターなどのコスプレを披露した。麻衣の服を着たさやかも見ることができた。

チェンジマンの仲間達

伊吹長官(いぶき)
自身の提唱した「電撃戦隊」を率いる地球守備隊の有能な指揮官。訓練は厳しく、そして普段は優しい、隊員たちにとっての父親的存在。戦士としてもかなり高い戦闘力を持っており、自ら先頭に立って戦ったこともあった。なぜか宇宙の伝説や生物に関する知識が異様に豊富である。
戦士団
伊吹長官の厳しい訓練を乗り越えてきた地球守備隊のエリート集団。アースフォースに選ばれたチェンジマン5人は彼らの代表である。チェンジマンのサポート(渚とともにゴズマの獣士対策をするチームやマシンの整備を行なうチームなどもいる)が主な任務だが、彼らに代わって戦ったこともある。


大星団ゴズマ

星王バズーが率いる、全宇宙にその名を轟かせている恐怖の混成エイリアン軍団。宇宙の星々を次々と滅ぼし、その生き残りを自軍の戦力として取り込み、更なる侵略を進める。組織の規模は強大で、地球にやって来た部隊も一方面軍に過ぎない。メンバーの中にはかつてバズーと戦った者もいるが、バズーの圧倒的な力の前に屈し、母星の再興を条件に忠誠を誓っている。遠征軍は戦艦ゴズマードを拠点とし、ゴズマ戦闘機や、宇宙各地から呼び寄せた宇宙獣士を地球に送り込む。余談ながら、宝島社より刊行された『怪獣VOW』では、既に多くの星を制圧し、残存勢力を取り込んでいることなどから、ゴズマが「悪の組織 本気度ランキング」1位に輝いた。


首領・幹部

星王バズー
大星団ゴズマの長。機械に首だけが接続されたような手足のない姿をしているが、その正体は…。
ギルーク司令官(〜33話)
大星団ゴズマの銀河系方面軍司令官。ギラス星の出身。かつては勇猛な戦士としてギラス星防衛のためバズーと戦ったものの軍門に下った。故郷の再興を条件に地球侵略に着手したが度重なる失敗のため、第33話にて致命傷を負ったところで「宇宙の墓場」へと追放される。
ゴーストギルーク(38〜43話)
死にかけた宇宙獣士ザドスに乗り移ることによって宇宙墓場から舞い戻った幽霊体。
スーパーギルーク(43話〜)
リゲルオーラを浴び、宇宙獣士ザドスとともに実体を取り戻した上、パワーアップを果たした完全体。
副官ブーバ(〜52話)
元・宇宙海賊で、ゴズマへの参入も含めたその出自は一切不明。斧にも変形する剣「ブルバドス」を振るい、ギルークの副官としてチェンジマンを幾度となく窮地に追い込んだ。この作品以降も同シリーズで数々のスーツアクターを演じている岡本が声も含めて熱演。自らを犠牲にして仲間の脱走を助けるといった展開は戦隊シリーズ初の試みでもあった。またブーバのデザインは映画『プレデター』の宇宙生物のモデルになった、とも言われている。

副官シーマ
元・アマンガ星の王女。ブーバと共にギルークの副官として活躍していたが、強制的に宇宙獣士ズーネに変化させられたり(第49話)、ゲーターの脱走を目の当たりにしたことで侵略行為の意義に苛まれる。当初はトーンの低い男のような声で喋っていたが、それは戦士の状態での声らしく、作戦で変身した際や戦闘で記憶を失ったり、ゴズマ脱退後などのアマンガ星人の姿に戻った際には女性の声になっていた。なお、アマンガ星人は地球人に酷似しているが、あらゆる生物を人型に変身させる乳を出す宇宙獣士ウーバを乳母として育った過去があるため(第4話)、出生時から人の姿であったかどうかは不明。

女王アハメス(17話〜53話)
第17話より登場。かつてはギルークと同盟を組み、バズーに対抗していた元・アマゾ星の女王。当初は独自のルートで配下の宇宙獣士を呼び寄せ、ギルーク達とは別行動をとっていた。その後リゲルオーラを浴びてパワーアップし、三獣士や宇宙怪鳥ジャンゲランを従えたアハメスは、ギルークの失脚によって新たな指揮官の座に就く(第33話)。だが、電撃戦隊の奮闘の前に失敗を重ね、第50話でバズーによってジャンゲランを2体の宇宙獣士にされたが、それは端的に指揮官の座から下ろされたことを示していた。第53話でスーパーギルークの力で宇宙獣士メーズに変えられ、電撃戦隊の秘密基地もろとも爆死して果てた。その狡猾な性格から疾風に「女狐」呼ばわりされたが、デザイナーの出渕裕によると、アハメスの初期スーツはもともと妖狐をモチーフにしていたとのこと。

航海士ゲーター
母艦ゴズマードの航海士でナビ星の出身。故郷に身重の妻ゾーリーと息子ワラジーを置いて単身赴任している。彼を追って地球にやってきたゾーリー・ワラジーの度重なる説得にもかかわらず、ゴズマに対する恐怖心から脱け出せずにいたが、第51話においてゾーリーの出産とともに「生まれてくる子供を抱きたい」という一心でゴズマから脱走する。妻子共々なぜか関西弁を喋っていた。名前の由来はナビゲーター(航海士)から。

ギョダーイ
ギョダーイ星の原始生物で、口の中に巨大な単眼を持つ。この単眼から放たれる光線に、一度死亡した場合も含めて生物の組織を活性・巨大化させる作用(無生物をも巨大化させる)があるため、倒された宇宙獣士を復活・巨大化させる目的で飼育されている(最初からそれを見越していたのだろうか?)。光線発射にはかなりの体力を消耗するため、普段は母艦ゴズマード内で寝てばかりいる。最終話において爆発寸前のゴズマードから救出されて仲間になり、意外な方法でチェンジマンのピンチを救う活躍をすることになる。「ギョ〜ッ、ギョ〜ッ」という声のみで言葉を話せないが、人の言葉を理解できる程度の知能は有していたようだ。24話でキーガに寄生されていた時は鉄を食べていたが、通常時の食料は不明。

その他
宇宙獣士

ゴズマの侵略の尖兵となって働くエイリアンたち。故郷の星をゴズマに侵略され、解放を条件に服従した者が多い。知能や能力は個体差が大きく、言葉も話せない獣同様の者から、ボルタのように宇宙の人気スターになった者までいる。終盤ではゴズマの幹部がスーパーギルークやバズーの力で宇宙獣士化されるようになった。
ヒドラー兵
怪物のような顔をしたゴズマの戦闘員。体色は青。卵から生み出される。知能は低く、リング状の剣を武器として、敵に獣のように襲い掛かる。神出鬼没で、土中や壁の中などどこからでも出現する。体に付けられたパイプが弱点で、そこを切られると苦しみもだえ、ガスを噴出しながら消滅してしまう。
ゴズマ戦闘機

異星人

ポロ星人ココ、キキ(11話)
宇宙獣士ゴーストの攻撃を受けていたポロ星から地球にやって来た。この二人は姿を自在に消すことのできるゴーストの姿を見えるようにする『ダイヤポロビーム』を放つことが出来るが、その為には地球にしかないダイヤモンドが必要であり、二人はダイヤを手に入れる為に地球を訪れたのである。ゴズマに命を狙われるがチェンジマンに助けられてダイヤを入手。チェンジマンと力を合わせてゴーストを撃破した後、ポロ星に帰っていった。
リゲル星人ナナ
天才的な頭脳を持つテクノ惑星リゲルの少女。父親そっくりの地球人・熊沢博士(演:頭師孝雄)を本物の父親と信じてしまう。ゴズマに協力する熊沢博士に騙され、ギョダーイをパワーアップさせるエネルギー転換フード装置を作り、宇宙獣士バラスとトカゲを巨大化させた。熊沢博士の死後は地球で平和に暮らしていたが、リゲル星人は成長する段階でそれを浴びた者をパワーアップさせるリゲルオーラを発する為、その力を求めるギルークとアハメスに狙われる。当初は幼い女の子だったが、リゲルオーラを放出して一気に成長した。自分を助けてくれた剣飛竜を慕っている。剣とはオクラホマミキサーを踊った。
メルル星人さくら(16話、55話)
天使のような姿をしているメルル星人の少女。メルル星人は人間の戦う心を無くす力を持っており、それ故にバズーに真っ先に狙われ、滅ぼされた。だがメルル星人はメルル星が滅ぶ時、その子孫をさまざまな星へ脱出させた。さくらもその一人で地球で普通の人間として暮らしていたが、メルル星人が残したメモリードールによってメルル星人としての記憶と能力が復活。宇宙に散っているメルル星人の子孫と共に宇宙の平和を取り戻す為に飛び立っていった。最終決戦で駆けつけ、チェンジマンに協力する。
水原新平(みずはら しんぺい)(23話)
海洋生物とのコミュニケーション能力をもつポセドニア星人の末裔。海の生物を支配しようとした宇宙獣士ゼーラの作戦に邪魔な存在だった為、命を狙われる。
ゲーター一家(27話、47話、49〜51話、53〜55話)
名前の由来はそれぞれゲタ、草履、草鞋、靴。
ゾーリー(27話、47話、49〜51話、53〜55話)
ナビ星からやって来た航海士ゲーターの妻。夫をナビ星に連れ戻すため、一時はゴズマに協力する。
ワラジー(27話、47話、49〜51話、53〜55話)
ゲーターの息子。父の事を尊敬しており、父に会いたい一心で地球に来た。彼が奏でる笛の音はゴズマの幹部たちに望郷の念を抱かせ、組織を大きく揺るがす契機になる。
クック(51話、53〜55話)
地球で生まれたゲーターの娘。彼女の誕生は、ゲーターの心を大きく揺さぶった。
ギガラ
過去、ブーバとコンビを組んでいた経験を持つ宇宙海賊。
ゼグ
太昔の宇宙の予言者。バズーの誕生とその正体を知った為に、自らがバズーに殺される運命であることを予知していた。だが殺される前に、バズーの正体をスペースドールに記憶させて宇宙に逃がした。スペースドールは地球にたどり着き、一人の少女に拾われ…。
イカルス
星王バズーに育てられたイカルス星の王子。母星再興のためにチェンジマンを襲う。自分の亡き母にそっくりであったさやかに心を奪われ、自分の星に連れて帰ろうとする。
ニジン星人アイラ
虹色の縞模様が特徴的な異星人。十二年前に地球を訪れた際に少年時代の剣飛竜に助けられた。再び彼に会うために地球を訪れるが…。
なお、演じている中村容子は、次作超新星フラッシュマンのイエローフラッシュを演じている。
女海賊ジール
過去、ブーバやギガラと行動を共にしていた宇宙海賊。ブーバを愛しており、ゴズマに協力するブーバを改心させる為に地球を訪れる。ブーバを救う為にスーパーギルークに挑むが、殺された。

チェンジマンの装備・戦力

共通装備・技
チェンジブレス
チェンジマンの5人が装備している変身用のブレス。「レッツチェンジ」のかけ声とともに一瞬しゃがみ、すぐに立ち上がりながら自分のコード名を発声(5人一斉の場合は「チェンジマン」の発声)し、ブレスを天にかざして変身する。ブレスレーザーを放つことも可能。
チェンジソード
それぞれが持つ光線銃。銃身部とグリップ部がわかれ、銃身部からは刃が伸びて剣に、グリップ部は展開して小型の盾になる、と同じ「ソード」でもバイオマンの「バイオソード」よりは実用的且つ無理のない変形をこなす。38話では野球バットに変形した。

個人装備・技

チェンジドラゴン
ドラゴンズーカ
パワーバズーカ時は本体となるバズーカ砲。
ドラゴンアタック
ドラゴンのポーズを取り空中から攻撃を仕掛ける。
ドラゴンサンダー
ドラゴンパワーで空中から雷撃を落とす。
ドラゴンボール
剣が高校球児時代に編み出した、消える剛球。親友のキャッチャーに大怪我をさせたために封印していたが、9話でオーズの弱点である目を、大空が開発した爆弾ボールで攻撃するために使用。38話でも、ドロンの呼び出した幽霊野球選手達と試合を行って成仏させるために使用。
ドラゴンキック
足にアースフォースを集中させて放つ、空中からのキック。
ドラゴンソード
ドラゴンボールの応用技。チェンジソードにアースフォースを集めてジャンプし、体をねじりながら敵に投げつける。ドロンの不死身能力を破るために使用。
反重力ベルト
さやかが開発チームと共同で開発した、重力を制御して空を飛ぶことが可能になるベルト。チェンジドラゴンがジーグとの戦闘で使用。

チェンジグリフォン
グリフォンズーカ
パワーバズーカ時は銃口(マズル)部となるバズーカ砲。
グリフォンアタック
グリフォンのポーズを取り空中から攻撃を仕掛ける。
グリフォンマグマギャラクティ
グリフォンパワーで大地を割り、マグマを噴出させる。

チェンジペガサス
ペガサスズーカ
パワーバズーカ時は中央部下となるバズーカ砲。唯一二つの銃口を持つ。
ペガサスアタック
ペガサスのポーズを取り空中から攻撃を仕掛ける。
ペガサスイナズマスパーク
ペガサスパワーで雷光を発する。

チェンジマーメイド
マーメイドズーカ
パワーバズーカ時はスコープ部となるバズーカ砲。
マーメイドアタック
マーメイドのポーズを取り空中から攻撃を仕掛ける。
マーメイドタイフーンウェーブ
マーメイドパワーで嵐を巻き起こす。
マーメイドビッグウェーブ
アースフォースの力で大波を呼び寄せ、波乗りのポーズで体当たりする。

チェンジフェニックス
フェニックスズーカ
パワーバズーカ時は中央部上となるバズーカ砲。
フェニックスアタック
フェニックスのポーズを取り空中から攻撃を仕掛ける。
フェニックスファイヤー
フェニックスパワーで炎を放つ。
フェニックスファイヤーボンバー
両手を交差させ、爆発と共に敵に体当たりする。

合体武器・技
電撃フラッシュ
5つの伝説獣の力を集め、敵に閃光を浴びせて攻撃する。単体でも使用可能。劇場版第1作では、カミラによってヒトデ人間にされた人々を元に戻した。
パワーシュート
額から伝説獣のオーラを放って攻撃する。単体でも使用可能。
チェンジフラッシュ
5人で体を発光させる。17話で使用、アハメスの目を眩ませて異空間から脱出した。
ペンタフォーメーション
宇宙獣士を取り囲んで、一斉にチェンジソード銃モードを放つ。
電撃ビクトリービーム
空中で5人がV字を描くように並び、チェンジソード銃モードを放つ。
アースフォース電撃ソード
5人のチェンジソードを合わせ、剣先から電撃を放つ。ギラスの左胸の傷を攻撃してダメージを与えた。
ダブルハリケーンソード
マーメイドとフェニックスが背中合わせに立ち、回転しながらチェンジソード銃モードを連射する。
ダブルソードオーロラシューティング
マーメイドとフェニックスが空中で虹を描くようにきりもみ回転しながらチェンジソード銃モードを連射する。
クロスハリケーン
5人のチェンジソードと盾を組み合わせた物を星状に組み合わせて光線を放ち、星型の赤いオーラを浴びせる。
パワーバズーカ
5人の持つバズーカ砲を組み立てて完成する巨大バズーカ砲。ドラゴンが「セット!」と叫んで弾丸を挿入し、マーメイドが狙いを定め「マーク(=照準セット、ロックオン)」と発声した後、ドラゴンの「ファイア!」の発声と共にアースグレーンと呼ばれるごく小さな粒状の物体をコアとしたエネルギー弾が発射される。36話以降は、聖獣のパワーを込めた金色の弾丸を装填する形で敵に打ち込まれるように、3倍の威力に強化されている。

メカニック
シャトルベース
地球守備隊の宇宙船であり、チェンジロボに合体する3機のメカの母艦でもある。レーザー砲とミサイルを装備。設定上、長期間の惑星間航行が可能で、その性能は最終回に遺憾なく発揮されている。
オートチェンジャー
各メンバーに配備されたバイク。ミサイルを装備しているが、本編では未使用。
チェンジクルーザー
四駆車。探査ビーム砲、クルーザーミサイルを装備。
ジェットスキー
各メンバーに配備された水上バイク。
ジェットチェンジャー1
チェンジドラゴンが搭乗する巨大な戦闘機。レーザー砲を装備。チェンジロボの頭・胴体中央部・ひざより上を構成する。

ヘリチェンジャー2
チェンジグリフォン、チェンジマーメイドが搭乗する巨大ヘリ。ミサイル、バルカン砲、ガトリング砲を装備。チェンジロボの胴体・両椀を構成する。
ランドチェンジャー3
チェンジペガサス、チェンジフェニックスが搭乗するタンク。ミサイルとドリルを装備。チェンジロボのひざより下の脚部を構成する。

チェンジロボ
ジェットチェンジャー1、ヘリチェンジャー2、ランドチェンジャー3が「合体、アースコンバージョン!」の合図で合体した巨大ロボット。ブースト機能フルパワーという機能もある。通常、これらは3機のメカの形態で巨大空母「シャトルベース」に積載されているが、ストーリー上の展開によっては、合体したチェンジロボとしてそのまま出撃する場合もある(しかしその手法はフラッシュマン以降の作品でも活用されている)。

データ
全高:54.2m
重量:1030t
飛行速度:マッハ1.5
出力:175万馬力
装甲:ドラドクス合金製
武装
電撃剣
チェンジシールドに収納された剣。
チェンジシールド
チェンジバルカン
両肩のバルカン砲。
チェンジロボミサイル
腹部から発射するミサイル。
必殺技
電撃剣・スーパーサンダーボルト
雷のエネルギーを帯びた電撃剣で相手を叩き切る必殺技。
その他の技
チェンジロボフラッシュ
両目から放つ光線。別名・チェンジロボビーム。
電撃剣・風車斬り
回転しながら斬りつける技。
電撃剣・燕返し
33話で円を描きながら複数のゴズマ戦闘機を斬り落とした技。
電撃剣・ブリザード返し
電撃剣とチェンジシールドを組み合わせて回転させることでジャンのブリザードアタックを跳ね返した技。

キャスト

レギュラー
剣 飛竜:浜田治希(現・浜田治貴)
疾風 翔:河合宏(現・高橋和興)
大空 勇馬:和泉史郎
渚 さやか:西本ひろ子
翼 麻衣:大石麻衣
伊吹長官:藤巻潤
星王バズー:桑原一人(演)、加藤精三(声)
ギルーク司令官:山本昌平
副官ブーバ:岡本美登
副官シーマ:藤枝かな(演及び第10話、46話、52話〜最終回の声)、飯田道郎(第1話〜第52話の声)
女王アハメス:黒田福美
航海士ゲーター:増岡弘(声)
ギョダーイ:渡部猛(声)、日下秀昭(演)
ナレーター:田中信夫

準レギュラー
リゲル星人ナナ:早川美也子(13〜14話、32〜33話)、柴田時江(33話、42〜43話、51〜55話)
ゾーリー(声):高坂真琴
ワラジー(声):大原和彦
ガブー(声)、ゾビー(声)、ゴースト(声)、ホーグル(声)、バルルカ(声)、ゴーダ(声)、ジャン(声)、カミラ(声):依田英助
ゴーム(声)、ロガン(声)、キーガ(声)、ドロン(声):西尾徳
ウーバ(声)、:太地琴恵
ピカラ(声)、ドキュラ(声)、ギルバ(声)、宇宙海賊ギガラ(声)、ゲラン(声):丸山詠二
マーゾ(声)、ハウスト(声)、バラス(声)、シーラ(声)、ギロム(声)、ゾルバス(声)、カーゲ(声)、ザドス(声)、ジグラ(声)、ダリル(声):岸野一彦
ジーグ(声)、(声)、バラス(声)、アハメス三獣士ダブン(声):飯塚昭三
ゾノス(声)、ペイン(声)、アハメス三獣士ギザン(声)、ゾルテ(声)、ダロス(声):桑原たけし

ゲスト
茂野幸子(現・朝倉陽子):メルル星人さくら(16話、55話)
丸山詠二:ギガラ(29話)
岩城力也:ゼグ(31話)
福田健次:イカルス(41話)
中村容子:ニジン星人アイラ(45話)
広瀬匠:犬人間(4話)警備兵(45話)
橘美奈子:女海賊ジール(48話)
木場剛:ボルタの声(21話)
広森信吾:ゼーラの声(23話)
高坂真琴:アハメス三獣士ジェラーの声(32話〜35話)
山下啓介:ボーラの声(41話)
飯田道郎:ズーネの声(49話)
安西正弘:ドドンの声(劇場版第2作)

スーツアクター
チェンジドラゴン:新堀和男
チェンジグリフォン:的場耕二
チェンジペガサス:喜多川務
チェンジマーメイド:赤田昌人
チェンジフェニックス:蜂須賀祐一

スタッフ
原作:八手三郎
連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
脚本:曽田博久、藤井邦夫、鷺山京子
音楽:矢野立美
特撮監督:矢島信男
撮影:いのくままさお
助監督:小中肇
アクション監督(ジャパンアクションクラブ):山岡淳二、西本良治郎
キャラクターデザイン:出渕裕
車輌協力:MAZDA
オートバイ協力:スズキ自動車
プロデューサー:加藤守啓(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)、富田泰弘(東映エージエンシー)
監督:堀長文、山田稔、長石多可男

主題歌
オープニングテーマ:『電撃戦隊チェンジマン』
作詞:さがらよしあき / 作曲:大野克夫 / 編曲:矢野立美 / 歌:KAGE
スーパー戦隊シリーズ歴代オープニングテーマのうち、本作で初めてシャッフルビートを用いた曲が採用された。
余談だが、総合格闘技大会PRIDEで活躍している格闘家ホドリゴ・グレイシーは、自身の入場曲にこの曲を使用している。
エンディングテーマ:『NEVER STOPチェンジマン』
作詞:さがらよしあき / 作曲:大野克夫 / 編曲:矢野立美 / 歌:KAGE
大野克夫が作曲したロックテイストあふれるオープニングは後の作品にも大きな影響を与えている。

なお、当作品のオープニングとエンディングのテーマ曲を歌っている「KAGE」は、この作品がその手のジャンルとして初めての参加となり、後に数々の特撮・アニメ・ゲームの主題歌などで熱唱ぶりが人気を集めることとなる影山ヒロノブである(ただし、これ以前にも超時空騎団サザンクロスの挿入歌を担当している)。

劇場版
電撃戦隊チェンジマン
監督:堀長文
脚本:曽田博久
登場宇宙獣士:カミラ
1985年3月6日公開。東映まんがまつりの一編として上映された。
電撃戦隊チェンジマン シャトルベース! 危機一髪!
監督:堀長文
脚本:曽田博久
登場宇宙獣士:ドドン、寄生獣ヌウ
1985年7月13日公開。東映まんがまつりの一編として上映された。

1985 - dengeki sentai changeman (電撃戦隊チェンジマン) OP
http://www.youtube.com/watch?v=dF9zCFqfxs0

電撃戦隊チェンジマン 名乗り
http://www.youtube.com/watch?v=LPOIKVpVkwo

電撃戦隊チェンジマンED
http://www.youtube.com/watch?v=Wz_jX0l-iRU

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