ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュのアローエンブレムグランプリの鷹

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
放映: 77年9月22日〜78年8月31日
毎週木曜日19時00分〜19時30分  CX系




ストーリー
レース中の事故により、一度はレースの道を断念した轟鷹也。だが、今一度香取レーシングチームのドライバーとして、苦難や挫折を味わいながらも自身の経験、テクニックをマシンの設計に反映させながら、トドロキスペシャルなどで名うてのレーサー達を相手に世界のレースを戦っていく。

いわゆるスーパーカーブームを受けて制作された作品だが、この時期の競合作であるマシンハヤブサ(正確には微妙に時期がずれるが)・とびだせ!マシーン飛竜・激走!ルーベンカイザー・超スーパーカー ガッタイガーらのスーパーカー・アニメがことごとく打ち切りの憂き目に遭い消えていくのと対照的に、リアルさにこだわった描写やそのドラマ性で確実に視聴者の心を掴んだ。その結果、本来の予定であった2クール以降の延長も成し遂げた程である。

8輪の化け物マシン・トドロキスペシャルや、宮川泰が手がけた哀愁溢れるEDが印象に残る。また実在のレーサーで番組放送当時に第一線で活躍していたニキ・ラウダ(劇中では、ニック・ラウダ)やマリオ・アンドレッティらが物語世界の中に登場、リアル嗜好に拍車をかけると共にモータースポーツ、中でもF1の世界を当時の視聴者(特に子供世代)に近づけた功績も忘れてはならない。


スタッフ
原作: 保富康午
オリジナルデザイン: 杉野昭夫、小林壇
企画: 田宮武、横山賢二、別所孝治
製作担当: 菅原吉郎
脚本: 辻真先、上原正三、藤川桂介
チーフディレクター: りんたろう
演出: 芹川有吾、川田武範、蕪木登喜司、他
キャラクター設計: 野田卓雄、小泉謙三
美術設定: 椋尾篁、辻忠直
音楽: 宮川泰


キャスト
轟鷹也: 富山敬
大日方勝: 野田圭一
ニック・ラムダ: 徳丸完
車大作: 柴田秀勝
逢瀬すず子: 小山まみ
逢瀬半五郎: 野沢雅子
香取梨恵: 吉田理保子
ナレーター: 矢田耕司
 


OP楽曲
「グランプリの鷹」
作詞:保富康午  作曲:宮川泰   うた:水木一郎、フィーリングフリー
http://www.youtube.com/watch?v=H87Q3L68bsA
ED楽曲
「レーサーブルース」
作詞:保富康午  作曲:宮川泰   うた:水木一郎



【登場メカ】
トドロキスペシャル
香取モータースが1977年シーズンからのF1参戦に際し開発。プロトタイプは6輪(後1軸並列ダブルタイヤ)であったが、路面グリップ性能等の向上を図るため、轟鷹也の意見を元に実戦用は前2軸4輪でステアリングする8輪車に改設計された。これが高速サーキット用のT1で、外観のイメージは当時出走していたティレルP34(実在)に近い。

その後シーズン途中から実戦での経験をフィードバックし、同年フランスGPより、勾配サーキット用で常に最適なダウンフォースを得られる様に自動可変スポイラーを装備したT2、また同年イタリアGPから、曲線サーキット用に車輪配置を前後2軸ずつに改めコーナリング性能を改善したT3が現れ、サーキットに応じて使い分ける事となった。T3が轟の操縦により同年の日本GP決勝(富士)で優勝している。

番組中でエンジン周りの説明等はなかったが、8輪による複雑なメカニズムから来る重量増をカバーするため、フォードDFV対フェラーリ水平対向12気筒の対決が頂点に達していた当時の趨勢の中では珍しく、自社製の非常に強力なエンジンを搭載していると思われる。

T3から車大作が開発したセンサータイヤと呼ばれるシステムが装着されたが、これは現在のABS(アンチロックブレーキ)システムに相当するものである。

カトリ スーパーロマン
香取モータース製。スペックは当時のフェラーリ512BBやランボルギーニ・カウンタックLP500S等のスーパーカーに匹敵する。第1話ではテスト走行の段階であったが、番組放送期間中に市販に至ったと思われる。1977年のモンテカルロ・ラリーとサファリ・ラリーにワークス参戦、後者で優勝している。またレース専用にワークスで改造されたグループ5シルエットフォーミュラ仕様があり、同年のル・マン24時間レースで優勝している。

F0サムライ
1978年に施行された新レギュレーション「F0(エフゼロ)」に際し香取モータースが開発。同年の日本GP(浅間山麓)で轟の操縦により優勝している。エンジンはガスタービンを用いている。


F0(エフゼロ)
旧ソ連が赤い星レーシングチームを結成し、宇宙技術を生かしてF1で活躍、中東産油国も豊富な資金を使ってF1に参入するなど、F1は国威発揚の場と化していた。負けじとアメリカもビッグ3(フォード、ゼネラル、クライスラー)が資金と技術を出し合ってオールアメリカレーシングチームを結成したが、成績は全く振るわなかった。その原因がF1の細かなレギュレーションがシンプル&ビッグ好みのアメリカ人の性格に合わないため、と考えビッグ3は、F1のレギュレーションを全廃して、アメリカ好みの排気量無制限という新レギュレーションを国際自動車連盟に強引に認めさせた。
この他、ライバルとなるF1マシンでフェラーリ312T2、ロータス78等が、またスーパーカーでは前述の512BBやカウンタックの他、ランチア・ストラトス等が登場。当時のアニメ作品では珍しく実在の車両が数多く登場し、当時の画力、技術をもってリアルに描かれていた(恐らく他にはルパン三世位であろう)。



コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

懐かしい物ふぁんくらぶ♪ 更新情報

懐かしい物ふぁんくらぶ♪のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング