佐久間真人コミュのサクマワールド

私は、おもに私自身の中にある街のイメージを作品にしています。
そして、私の作品を目にした方々にそこに描かれている風景の中に身を置き、思いを巡らせ楽しんでもらいたい、そんな思いから制作を行っています。
それは、珍しいものを見たときや美味しいものを食べたときに他の人にその情報を伝えたくなるのと同じで、自分のいいと思うものを紹介し、それに共感してもらえるのであればそれを一緒に楽しんでほしいという単純な理由です。

私は自分自身の中にある風景、そこで起こる出来事、出会う人物や物がとても好きです。
ですから作品制作を行う上で自らの持つイメージを出来る限り作品に反映させ、私が自分自身の中で見聞きしたこと、感じたことを忠実に作品に再現し、作品に触れる人にもその風景や出来事を私同様に体験してもらいたいと望んでいます。

私が初めて街を描き始めたころ、そこには入り組んだ配管と時計しかありませんでした。
やがて、地平線、街灯、などが現れましたが町を構成する要素はまだまだ少なく殺風景なものでした。
その後、街は日に日にいろいろなものを取り込んで成長し、入り組み、複雑なものになっていきました。
これから、この風景が何を取り込み、どのような発展をしてゆくのか、またその景色の中でどのような出来事が起こってゆくのか、私自身非常に楽しみにしています。

佐久間真人

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※ハルモ購買部　商品紹介ページより引用
　http://harmo.jp/shop/catalog/product_info.php?products_id=36