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わたしの町の子育て支援コミュの即興演劇で子育て支援

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劇団プレイバッカーズです。

2007年11月、神戸市で行われた、
子育て支援公演の内容をご紹介いたします。
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1.日時:2007年11月16日(金)14:00〜16:00
2.会場: 神戸市垂水勤労市民センター レバンテホール
3.対象:子育て中の保護者、子育て支援者、子育て支援機関、団体職員など
4.テーマ:プレイバックシアターで心に寄り添う子育てを 
<平成19年度 地域福祉推進基金 区社会福祉協議会助成金事業>
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5.全体の流れ
?導入  子育てについての気持ちを質問し、それを体と声で表現する。(手法 動く彫刻)
・子どもが演じることを覚えて役になりきっている時に、現実に戻すのが大変。
・子ども連れてこの観客席にいるのだが、なんとか最後まで静かにしていて欲しい。
・孫が三人兄弟なのだが、まん中の子が気になる。                      

? 即興による再現ドラマ (手法 ストーリー) 
・「今日もまた」
仕事を終えて家に帰る途中で不安が募る。
子どもが言いつけを守って鍵をかけているかどうか、
それが心配なのだ。これまでも、繰り返し、繰り返し伝えてきた。
それにも関らず、彼は遊びに行くことに夢中で、
鍵をかけて家を出るというルールが守れない。
今日は、どうだろう。。。 
帰ってみると案の定、鍵はかかっていなかった。
夜になっていつものように言い聞かせたのだが、
「だって、できないんだもん」と怒りをあわらにして寝てしまった。
同じことの繰り返し。いつまで続くのだろう。

・「カウントダウン」
2人の男の子を育てている。散歩に出かけると私では、
とても気付かないような道端の花をみつける。
子どもらしい発想や豊かな感性に驚き、子育ての楽しさを満喫している。
とはいえ、そろそろ家に帰りたいと思っても、子どもの時間間隔は大人のものとは全く違う。
なだめすかして家に連れ帰る苦労は並大抵でない。
上の息子は、もうすぐ3歳を迎える。
きっと男の子は、成長とともに母親との距離ができていくだろう。
毎日、同じような散歩道でのひととき。
けれど、それは永遠ではなく、今この時だけ。
子どもにぴったり寄り添える母親としての喜びが貴重に思える。

・「孫への思い、嫁への思い」
男の子と女の子の双子を育てている嫁は、何かと私を頼ってくれてうれしい。
私はかわいい孫の面倒を見たくて、いそいそと出かけて行き、子育てを堪能している。

もうすぐ2歳になろうとしている2人は動きも活発になり、目が離せない。
余裕のない状況に嫁は声を荒げて孫たちを叱る。
「そんな怒り方をしなくてもいいのに」と心の中で思いながらも、
どこまで介入して良いものか迷い、何も言わないでいる。嫁とは良い関係でいたいのだ。

母親に叱られて私の胸に飛び込んでくる孫をなぐさめつつ、どう支援したものかと迷う日々である。

・「子どもも、大人も盛り上がって」
これまで民生委員をしていたが、活動の主な対象は年配の人々だった。
このたび児童委員として子育て支援に携わることになり、果たして何ができるのかと考えていた。
そんな折、行政からの呼びかけに応じて、地域の子育て支援をするイベントを開催することになった。
人が集まる企画は何かと、仲間たちとアイデアを出しあった。
あんな遊び、こんなゲーム。そして、ポップコーンやぬいぐるみ。
当日はたくさんの子どもたちが集まり、予想を超える盛り上がりよう。
イベントは大成功だった。

・「支援しあう仲間たち」
異動に伴い、行政の立場として、子育て支援機関や支援活動をしている方、
子育て中の保護者に関ることになった。私には子どもを育てた体験がない。
その私が子育て支援に携われるのか、疑問が湧いた。
「子どもを育てたことのない人に何がわかるの!」そんな声が聞こえてきそうだった。

しかし、私の不安は、子育て支援に携わる児童委員さんのパワフルな活躍ぶりにかき消された。
その方たちの影響があって、支援のネットワークが広がり、イベントが盛り上がり、
地域ぐるみの活動となった。心ある仲間の思いに支えられて、
私が私の仕事を成し遂げられることを、とても幸せに思う。

※ストーリー掲載にあたり、私たちは、ストーリーを語ってくださった方(テラー)の
プライバシー保護のために、以下のことを遵守しています。
・事前にテラーの了解を得ています。
・テラーが特定できないように、表現に配慮しています。

6.アンケート記入・回収(一部抜粋)
・演技がわかりやすかった。一番感心したのは、言葉の豊かさ。
たくさんの言葉が胸の中から選びだされ、口から発せられる。
心に響く言葉だった。胸をうたれ涙ぐんだ場面もあった。

・第三者の立場で自分を見られておもしろかった。
自分がとても小さなことにこだわっていること、
大事な時間を過ごしていることを改めて感じた。

・体験を即興劇にしてもらったことで、当時の苦労が懐かしく思えた。
苦労も良い思い出の一部だと思えた。心が温かく、柔らかくなった。

・少しのインタビューで、これだけの演技ができるのがすばらしいと思った。
心の内面を言葉にすることは難しい。うれしいことは言えても、苦しいことは言いにくいと痛感した。

・子育て中の方と子育て支援中の方、双方が舞台に上がって参加し、
子育てに関する内容、経験を即興劇で再現する企画を初めて体験した。
これからもこのような公演を続けてほしい。

・即興で心の中を表すことができるのが不思議だった。
自分たちのやっている子育て支援は、「してあげている」という思いが
強くなっていて親子の思いを忘れていたと思う。
喜んできてくれる人たちがいるのだと、改めて思えた。

・悩みの渦の中にいても、抜け出せないことがあっても、
即興劇を見て自分を客観的に見ることによって、抜け出せると思った。
他人事として、笑っていると自分の悩みの解決策がすぐそこにあり感心した。

・語っている人も観ている人も、とても良い顔をしていた。素敵な時間だった。
いろいろな思いが交差し、別の自分を見ることができた。

・即興で気持ちを汲みとって劇にすることで、会場のすべての人が
同じ内容に共感できたと思う。体験を話すことの難しさを感じると同時に、
聞き手の上手さも感じた。気持ちの引き出し方がとても素晴しかった。

・何も相談せずに話を聞いただけで、3人の役者とピアノ奏者が、
バッチリで不思議だった。

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参加している観客が、個人的な出来事や思いを語り、その内容を
即興劇としてその場で、打ち合わせなく、再現する新しい手法、
それがプレイバックシアターです。

プレイバックシアターは、この数年、テレビ、新聞などで、
取り上げられ世の中に知られるようになり、 様々な分野で使われています。

ご質問などございましたら、どうぞ気軽に
お問い合わせくださいませ。

●プレイバックシアターについて、劇団プレイバッカーズについて、
子育て支援活動についてのこれまでの実績、そして、
公演やワークショップ内容の詳細はホームページをご参照ください。
http://www.playback-az.com

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E-mail:munakata@playback-az.com
URL:http://www.playback-az.com


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