☆流星群を見よう☆コミュの☆１０月の天文情報☆

ようやく秋の気配がやってきました！
気温は低くなりすぎず、空は澄んで冬の星座も見えてくるこの季節は絶交の星空観測シーズンです。
今月は多種多様な天文現象が見られるので、今まで思うように星の時間が取れなかった方もここから年末にかけてたくさん堪能して、夏の天気不良の分も取り返しちゃいましょう☆

【☆１０月の天文現象☆】

・10/03　　金環日食
(南太平洋、チリ、アルゼンチンなどで。※日本では観測不可)

〇10/05　　細い月と金星が接近
（日没～18時ごろまで、南西の空）

〇10/06　　細い月と金星が接近
（日没～18時半ごろまで、南西の空）

〇10/07　　月とアンタレス(さそり座)が接近
(日没～19時半ごろまで、南西の空)

〇10/08　　月とアンタレスが接近
(日没～19時ごろまで、南西の空)

△10/08-09　　☆10月りゅう座流星群が極大☆

〇10/14　　月と土星が接近
(日没～15日02時半ごろまで、南東～西の空)

※10月中旬～　　紫金山・アトラス彗星が夕方・宵の西の空に見える

・10/17　　スーパームーン
(今年いちばん大きく見える満月)

◎10/21　　月と木星が接近
(20時ごろ～24日夜明けまで、北東～西の空)

△10/21　　☆オリオン座流星群が極大☆

◎10/23　　月と火星が接近
(22時半ごろ～24日夜明けまで、北東～南東の空)

〇10/23　　月とポルックス(ふたご座)が大接近
(22時ごろ～24日夜明けまで、北東～南東の空)

〇10/26　　金星とアンタレスが接近
(日没～18時半ごろまで、南西の空)

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【☆月の動き☆】
　
10/03　新月

10/11　上弦

10/17　満月

10/24　下弦

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【☆今月の注目ポイント☆】

・『ビッグタイトル勢ぞろい！』
→日本では見れないものや、観測には双眼鏡やカメラがほしいものなども混在していますが、
今月は【日食・流星群・スーパームーン・彗星】と大きな話題になりそうな天文現象がズラリと並んでいます。

その中でも実は今年いちばん注目の天文現象になるかもしれないと言われているのが【彗星】なんです。

【紫金山・アトラス彗星】(読み方はシキンザンもしくはツーチンシャン)
→9月末から10月の初めにかけては明け方の東の空に。
日の出30分前で高度が10度以下なので観測難易度は高め…

観測の本番は10月中旬ごろから下旬！
このころには日没後の夕方西の空に見えるようになり、日にちの経過とともに高度も上昇し、だいぶ見やすくなっています。
ただし彗星はどれほど明るくなるか・尾の長さは・いつまで見られるかなどの予想は非常に難しいので日々チェックすることが重要になります。

カメラや双眼鏡があると肉眼とは段違いに彗星を楽しめるので観測にはこういった機材が欲しい所ですが、欲を言えば肉眼でも十分に楽しめるぐらいの大彗星になってほしいですね(^▽^)☆

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【2つの流星群について】

・オリオン座流星群は規模としては中堅クラスですが、今年は満月過ぎの月が一晩中オリオン座のすぐ近くにいるのでなかなか厳しめの観測条件です。
20日の夜～21日朝にかけて、
21日の夜～22日朝にかけて、の２晩がお勧めで出現数は1時間あたり5個～10個前後程度の予想となります。

・10月りゅう座流星群は小規模なのですが、観測条件としては上々。
お勧めは8日夜から9日に日付が変わるごろまで、出現数は1時間あたり5個前後程度の予想となります。

…ただし！
この流星群は13年ごとに活発な活動が期待される周期があり、1998年・2011年と多くの流れ星が出現しています。
※2018年にも突発的な大出現あり

今年はこの周期に該当するので、規模の小さい流星群ながらも油断せず注目しておきたい天文現象と言えそうです。

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10/1 　日の出 05:36 日没 17:25　(東京)

　(時刻は上記の天文情報一覧も含め、東京時間を基準にしています。地域差としては大阪では約２０分後、福岡では約４０分後に東京で見える星空とほぼ同じ状態になりますので、目安としてください。)