ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

【新ドラマ・映画】コミュの★スペシャルドラマ 『肉体の門』〜今夜放送〜

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
トイレ人影指でOK


〜解説・みどころ〜

「肉体の門」は中国戦線から帰還した作家・田村泰次郎が戦後すぐに発表したベストセラー小説です。
物語の主人公は、戦後の混乱期に体を売って生きていく街娼、俗に言う“パンパン”で、彼女と彼女を取り巻く人間模様を大胆に描写し、多くの人々の注目を集めました。

「肉体の開放こそ人間の解放である」という小説のテーマを踏まえつつ、今回のドラマ化に当たっては、「強く生きる女たちの人間ドラマ」、そして「戦争の持つ悲惨さ」という二つのテーマを掲げ、現代に生きるすべての日本人に力強いメッセージを発信していきます。

 今年は原油高騰による景気の減退や様々な偽装事件、そして無差別殺人などこれまでにはなかったニュースが頻発し、社会そのものが緩やかにしかし確実に不安定な方向へ向かっていると我々日本人は実感しています。そんな時期だからこそ今回の「肉体の門」は生きることの力強さを登場人物たちを通して描きたいと思います。何もかも満たされた時代の人々に、何もかも満たされなかった時代を生きた日本人のパワーをもう一度思い起こして欲しい、そして戦後の時代にあまり馴染みのない世代にもその生き様を知って欲しい。

「肉体の門」は現代を生きる全ての日本人に力強い生命力をメッセージします。ご期待くださいexclamation ×2



〜ストーリー〜

 東京大空襲をはじめ、主要都市が壊滅的な打撃を受けた太平洋戦争。広島そして長崎に原爆が落とされ、昭和20年8月15日、日本は敗戦を迎えた。

翌21年――。

 東京・有楽町の闇市は戦後の荒廃と新たな活気がすでに渦巻いていた。闇市では高値だが食べ物も並んでいた。復員兵の姿、労働者たち、主婦や子供たちまでもが、食べることを求め、生きることを求め、闇市をうろついていた。だが、黄昏が迫るとそこには戦前には見られなかったパンパンと呼ばれる夜の女たちが出現した。どこからともなく現れ、ガード下で男たちの手を引くのだ。だが、女たちの表情に暗い影はみじんもない。みな生きるためのたくましさにあふれていた。

 その中に浅田せん(観月ありさ)というひとりのパンパンがいた。せんは一風変わっていた。女たちは男の目をひくためにスカートをはいていたが、せんはズボン姿。だが、奇抜ないでたちでかえって男たちの目を釘づけにしていた。鉄火肌なせんだが、彼女の瞳にはどこか遠くを見つめているような悲しみが宿っていた。

 せんの仲間たちは、お六(田中美里)、マヤ(国分佐智子)、美乃(雛形あきこ)、千恵(山田まりや)。崩れかけた廃墟ビルをねぐらにしていた。お六は8歳で郭に売られた女で、今は仲間たちのリーダー的な存在。マヤはボルネオの戦地で兄を亡くし、美乃は茶目っ気たっぷりの食いしん坊、千恵はみんなの妹のような存在だった。

 せんは、ある日ふらりとお六たちの仲間に入ったのだが、彼女の素性は誰も知らない。ただ、せんはいつしかみなの憧れる存在になっていた。スラリと伸びた背、愛くるしい表情が女たちの心を捉えていた。せんはどこから見てもパンパンなどやるような女には見えなかった。

 女たちは貯めたお金でダンスホールを作るのが夢だった。女たちにとって仲間は家族…みんなそう思っていた。

 彼女たちには掟があった。決してアメリカ占領軍の兵士・GIと寝ないこと。ただで男と寝ないこと。それをやぶった者には制裁が加えられた。取り決めを作ることで女たちは自らを守っていた。そんなせんたちのもとに着物姿の町子(三浦理恵子)という女が現れた。夫は出征したきり、姑を抱えて食べていくこともできないのだという。見るからに主婦然とした態度に、お六は反発をおぼえるが、町子は食べていけないからと引き下がろうとしなかった。

 闇市は秦野組が一手に牛耳っていた。ボスの秦野(六平直政)はショバ代をせしめたり、物流の管理をして利権をあさっていた。闇市の店なども秦野組には頭があがらなかったが、みなその非情なやり口に怒りを貯めこんでいた。そして秦野はせんたちのねぐらも奪おうと考えていたのだ。せんたちのねぐらは将来一等地になる…秦野組の狙いはそこにあった。

 そんなある日、闇市で浮浪児の昭太(武井証)が握り飯を盗んで逃げた。秦野組が昭太を追いかけた。それに立ちはだかったのはせんだった。せんは金は自分が代わりに払うからと言ったが、秦野組のチンピラは取り合わない。逆にチンピラはせんに体を要求した。それを見かねたお六たちがホースを取り出し水をぶっかける。女たちのバイタリティに付近は大混乱…そんな騒動を、暗く物静かな男が眺めていた。特攻帰りの伊吹(中村獅童)という男だった。せんは伊吹の目の奥底にある異様な光を感じた。

 せんは夜になると謎の行動に出た。掟をやぶってGIのもとに行くせん。せんはGIにジミー・アンダーソンという男のことを聞きまわっていた。

 そんな最中、外人を専門に相手をする娼婦・洋パンのリーダー・加代(遠野凪子)がせんを取り囲んだ。縄張りを荒らすせんにしびれを切らしたのだ。加代はせんにナイフを向けた。決闘の始まりだ。死闘の末、加代がせんの首にナイフを突きつけた。殺せとせんは呻いた。が、加代はとどめを刺さなかった。加代はなぜかせんに気圧されたのだ。加代はその時からせんに興味を持ち始めた。

 せんは川を見つめていた。彼女の脳裏に母(かとうかず子)の声がこだましていた。せんの父は早くに亡くなり、せんは女手ひとつで育てられたのだ。
そんなせんを酔っ払ったGIが襲ってきた。必死に抵抗するせん。GIの手がせんの首にかかった時、GIの背中にナイフが刺さった。伊吹がGIを刺したのだ。GIは伊吹に発砲した。GIは死に、負傷した伊吹はせんのねぐらに運び込まれた。

 ねぐらに運び込まれた伊吹はせんたちの介抱を拒んだ。だが、伊吹が女たちのねぐらに入ってきたことで、女たちにさざなみが広がった。マヤは伊吹に死んだ兄の面影を見出した。伊吹を拒否していたはずのお六も、しだいに伊吹へ今まで感じたことのない思いを感じ始めていた。だが外ではアメリカ軍の憲兵・MPが必死に伊吹を探し回っていた。そのMPの目をかいくぐり、マヤは消毒用の焼酎を買い集めていた。美乃も伊吹の出現で変わりはじめていた。美乃は町子のような普通の主婦に憧れ始めていた。今まで女たちの掟に守られていたねぐらは奇妙な雰囲気に包まれ始めた。

 伊吹の存在が女たちにもたらした波紋。それは徐々に彼女らの心と絆にも影響を与えだす。
そしてせんが秘めていた過去・・・exclamation & questionGI探しの目的とは・・・exclamation & question

混乱の戦後の中で生きるために体を張った女たちの強く、そして哀しい物語が始まる・・・exclamation ×2


かわいいキャスト

観月ありさ
田中美里
雛形あきこ
三浦理恵子
山田まりや
国分佐智子
遠野凪子
竜雷太
内藤剛志
中村獅童


◎12月27日(土曜日)P.M21:00〜P.M23:21までテレ朝で特別放送ですexclamation ×2

『番組・HP』
http://www.tv-asahi.co.jp/nikutai/index.html

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

【新ドラマ・映画】 更新情報

【新ドラマ・映画】のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。