【新ドラマ・映画】コミュのドラマ『女刑事みずき～京都洛西署物語～』～最終回～

～ストーリー～ (最終回)

課長昇進のための研修を受けることになったみずき（浅野ゆう子）は、徳永課長（野村宏伸）から、二条駅近くにある『出世稲荷神社』の“出世鈴”をプレゼントされ、おかげで捜査課の原田刑事（松重豊）や竹尾刑事（黄川田将也）の好奇の目に晒されてしまう。課長昇進が決まれば、洛西署を去り、別の所轄に異動することになるみずき…。

　そんな中、拳銃による殺人事件が発生する。殺されたのは職業不詳の清川（手塚秀彰）という男で、自動車教習所の教習カードを所持していた。殺害されたのは、前夜の10時過ぎのことらしい。

　聞き込みの結果、アパートで一人暮らしの清川は、粗暴な振る舞いに及ぶことが多く、近所でも鼻つまみだったことがわかる。つい先日も、製菓会社の社員・沢渡（林剛史）を近所の喫茶店に呼び出し、「お前のところの製品を食べて腹を壊した」とインネンをつけ、小突きまわした挙句、金を巻き上げていったという。
　製菓会社を訪ねた竹尾は、沢渡の前夜のアリバイを聞き出すが、同僚の証言とは食い違っていて、竹尾は彼の犯行ではないかと疑いを持つ。

　やがて、清川はかつて暴力団の準構成員で18年前に恐喝で2年ほど服役していたことが判明、さらに15年前に突然京都から姿を消して、つい最近戻ってきたばかりだとわかる。どうやら、その間に免許証が失効し、取り直していたところらしい。

　その後、緒方（吹越満）というラーメン店主が、食い逃げを捕まえてくれと、丼を持って洛西署に現れる。緒方によると、持参した丼に食い逃げ犯の指紋がついているはずだという。
　数日後、沢渡が拳銃を入手しようとしていたとの情報を得て、捜査課では沢渡逮捕に踏み切る。ところが、緒方の持ってきた丼に付着していた指紋が沢渡のものと判明、緒方の証言から、清川が殺害されたと思われる時刻には、沢渡は緒方の店でラーメンを食べていたことがわかるが…。

キャスト

浅野ゆう子/野村宏伸/松重豊/高畑淳子他

◎9月13日(木曜日)P.M20:00～20:54までテレ朝で放送です