TamariコミュのTamariは本当に狭い！

ちょっと新店舗　『唐揚げ丼専門店　Tamari』　の御紹介を。

まず入口の扉がちょっと小さい。
背の高い人だとちょっとかがんで入る感じで、ちょっと隠れ家？に入る感じかも？
でもそれは丼屋らしくなく、逆にいいなと。

そして店に入ると狭い！
それに３階に上がっていく階段が当店の天井にはみ出しているのでさらに狭く感じる。
（写真の斜めの部分）

そんな狭い店なので、席はカウンター８席のみ。
キッチン側も本当に狭いです。

次に内装。
丼屋ではありますが、イメージとしては和風ではなく、今のTamari Barと同じくCAFÉ風に。
そしてBGMもJAZZでも流して。
お金はかけられないので内装は本当にシンプルですが、でも女性でも来てもらいやすい店にと思っています。

さてさて、でもTamari Barは20坪だったのに、今回はなぜ狭いのか？
単にお金がないからか？
確かに金はないですが、それはあえて狭い物件を探したから。

６月、ＰＳ三世で放送される前、きっと多くのお客さまが来店されるだろうから、その際のオペレーションの参考にしようと思い、いつも行列の店をあちこち見て回りました。

そしてふと気づいたのが、中には広い店もありますが、大抵は店がそんなに広くなく、席数も少ないこと。
でもただ席数が少ないから行列なのではなく、もちろん美味くてお値打ちだからなのですが、私もその行列に並んでいて感じたこと。
それは並んでいる時はなぜかあまり苦にならない。
でももしこれが広い店だと、並ばずに店内に入れても一旦椅子に座っちゃうと次は料理が出てくると思ってしまうので、このあと長時間待たされたりするとイライラする。

つまり店が広くて席数が多ければ、大勢のお客さまを一度に受け入れることはできるものの、でもそこでお待たせしちゃうとイライラさせてしまい、折角美味しい料理も美味しさ半減に。

それに店が広いと家賃も高くなるし、人も大勢雇わないといけないので人件費もかかる。

じゃあ逆に狭いとどうなるか？

今のTamari Barの経営で、不景気時、固定経費が大きいと如何に大変か身をもって経験したので、まず固定経費をできるだけ小さくしたい。
その点、店が狭いと家賃は安く済むし、大勢人を雇わないで一人でできるので人件費もかからない。

それに店の人気が出てこれば、席数が少ないだけに行列ができやすい。
そして行列ができるとそれがまた一番の宣伝に。
NAGO-1に出た時も、いったん行列が出来はじめるとどんどん長くなりました。

それに年中テレビで紹介されている大須だから、行列ができればテレビで紹介してもらえるかも。
そうなると人の数が半端じゃない大須だから、さらに人気に(^_-)

つまりお客さまの回転さえよければ、狭い店は良いことづくめ。

ＰＳ三世に出て私にとって一番の収穫は、この大発見？でした。

行列のできるお店回りしたとき行ったTamari Barの近くのラーメン屋さん。
ラーメンは美味しいのですが、その店は本当に狭くて外には行列が。
でも店主は慌てることなく、一品ずつ丁寧に調理しお出ししているのを見て羨ましく思いました。

私の目指す『唐揚げ丼専門店　Tamari』はこれだと！

唐揚げ丼の店を出すなら絶対大須と思っていたのですが、じゃあ大須で狭い物件を探してみようと不動産屋に行ったら、なんと、「ちょうどさっき入った物件がありますよ」と（゜０゜）
それですぐ案内してもらったらなかなかいい場所じゃない（＾ν＾）
これが６月。

でもそれから契約までには実に大変な苦労があったのですが、そのお話はまたいずれ。

ちなみに新店舗の入る三鈴屋ビルは昭和３４年竣工。
そして私も昭和３４年生まれ。
同じ５４歳の同級生？

これもなにか縁がありそうな・・・(^_-)