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草野球チーム XCALIBURコミュの07シーズンvol.3

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投手陣
規定投球回数に達したのが丸さんとカンゾーだけなので、この2人を比較しながら論じよう。
とその前に、晃にぃが25イニングも投げているのに、意外と多いな! とビックリ。

僕が投手成績を見る際に重視するのは、「奪三振数÷与四死球数(K/BB)」の数値と被長打率です。
まずは、K/BB。丸さんが2.09、カンゾーが2.32。 と言っても何のこっちゃ分からんよな。この数値を説明しよう。
2006.5.25付の助監部屋でも書いたんだけど、僕の愛読書『マネーボール』の理論です。芯でとらえられても打球が野手の正面に飛んだらアウトにできます。逆に、打ち取った打球でもポテンヒットや内野安打になるケースがあります。つまり、被打率なんかは運・不運や味方守備の善し悪しにより(投手の責任範囲外で)変わってくる。次に、防御率は「自責点×9イニング÷投球イニング」で計算されますが、この自責点は、守備エラーがなかった場合に何点取られていたかを表す数字です。例えば、二死無走者から6番打者を四球で歩かせ二死一塁、7番打者はサードゴロエラーで二死一二塁、8番打者が本塁打を打ったとしよう。失点は3ですが、自責点はゼロです。7番打者のサードゴロを捌いていればそこで3アウトとなり、本塁打を放った8番打者には回らない、と推定して自責点を計算します。こんな、運・不運や推定計算のような不確定要素が介在するデータが果たして投手の優劣を評価するのに正しいものなのか??? と『マネーボール』では疑問を抱いた訳です。 ※これを言っちゃうと打撃成績の打率、出塁率等々も意味のないものとなっちゃうけど…
そこで、投手のみの責任による数値は何か? それは与四死球と奪三振である、という着眼から来たのが「K/BB」です。値が高ければ高い程良し。三振を多く取れて、四球の少ない投手が優秀な投手と言うことです。
では、丸さんとカンゾーの値はどうか?  2.09と2.32。MLBアメリカンリーグの平均は2.02。おっ! 両者とも良い投手じゃん! 是非に、来期もこの数値を持続していただきたい。 ちなみに言うと、メジャーどころの投手の数値(アメリカンリーグでの通算成績)は下記となっています。 ※カッコ内の数値は、1試合当たりの奪三振率と与四死球率。丸さんとカンゾーはそれぞれ(6.50、3.12)(7.34、3.16)、アメリカンリーグ平均は(6.44、3.54)。
クレメンス(BOS,NYY合計)  :2.96 (8.57、3.20)
ムシーナ(NYY)         :3.53 (7.13、2.16)
ジェレミー・モイヤー(SEA時代) :2.24 (5.29、2.68)
ウェイクフィールド(BOS)     :1.86 (6.30、3.91)
ランディー・ジョンソン(SEA時代):2.57 (10.09、4.37)
ペティート(NYY)        :2.19 (6.35、3.05)
シリング(BOS)         :5.31 (7.65、1.61)
松坂             :2.51 (8.86、4.10)
モイヤーなんかは打たせて取るタイプだから奪三振率こそ少ないものの、与四死球も少ないから値が良くなります。特質すべきはシリングで、ボストンに来てから与四死球が極端に少ない。よって、K/BB値が跳ね上がる。

投手陣を語るのは登場人物が丸さんとカンゾーの2人に限られるから、ど〜も書き応えがない。いろいろ解説すべき数値はあるのですが、それはデータ一覧を隅々まで見ていただくこととして、ここでは走者なしの時と走者ありの時の、データを解説して最後とします。
一覧の下段に、無走者時と有走者時の被打率、与四死球率があります。ここに、丸さんとカンゾーの失点率、防御率の差に直結する原因が現れています。 被打率、与四死球率共に、カンゾーは有走者時の方がデータが良いのに対し、丸さんは有走者時にガクンとデータが落ちる。 カンゾーは走者を背負ってから粘り強い投球をする。ピンチにならんと燃えないってか!!!? 一方、丸さんは、走者を背負う=セットポジションになると被打率が約1割跳ね上がる。つまり、タイムリーを多く打たれた。これが失点率、防御率の差となって顕著に現れました。まぁ失点に関しては、1試合平均5.65個のエラーを重ねた我々守備陣に半分近くは責任があるのだが…。 丸さんが登板している→他の選手が三塁手→丸さん以外の三塁手の守備率が惨い→失策にて走者を許す・・・・・ (守備成績に関しては、次号たっぷりと)

両投手の課題ははっきりしています。丸さんはセットでの投球時、如何に球威・制球ともワインドアップ時のものに近づけるか。春先投げ込みだ!!! カンゾーは、先頭打者を簡単に歩かせない&ツーナッシングやツーワンからあてない(死球)ように。もったいない! 春先投げ込みだ!!!

来季を迎えるにあたって、投手の起用法をどうしようかと悩んでいます。連盟&フリーダムは勝ちに行くから丸さん・カンゾーで戦うのは異論のないところだろうけど、その他の練習試合は…。 晃にぃかモトヒロを多用して規定投球回数達成者をもう1人増やすよう務めたり、希望者に投げさせたりするか? 練習試合でも調整と称して丸さん・カンゾーにオンブにダッコで行くか? 練習試合も舐めてかかると今季のドドンパドンドン戦みたいなことになるからなぁ。 あ〜悩む。 シーズン前に幹部会議で話し合いだ!

第4弾へつづく

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