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Evgeni Plushenko コミュのIFS 7-8月号 Zhenyaのカバー記事

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2006-5-17「International Figure Skating」誌インタービュー
原文
http://www.ifsmagazine.com/forum/index.php?showtopic=177&st=0&p=277&#entry277
執筆者:Kathleen Bangs

金色(彼お気に入りの色)の「オリンピック・ハードウェア」から,デビューを控えている赤ちゃんまで,男性が欲しがる全てを,ロシアのエプゲニー・プルシェンコが手に入れた.
彼は,競技の栄光と永遠の別れを告げる準備ができたのか?

IFS: あなたは,新採点システムで,オリンピック金メダルを取ったはじめてのシングルスケータです.あなたのプログラムは技術的に非常に優れていました.そのため,ショートプログラムの後,あなたのトップチャレンジャー達が,望めるのはせいぜい銀メダルだと認めざるをえなかったです.しかし,ロシアは自国の選手が男子シングルのオリンピック金メダルを持ち帰るのに慣れています―以前の五人のチャンピオンは全員ロシアかソ連の選手でした.あなたはロシアに戻った時,どんな様子でしたか?

Plushenko: 男子のフリープログラムの後,すぐ帰国しました.朝6時に,私と私のコーチ―アレクセイ・ミーシンはトリノを出て,空港に向かっていました.そこで,私達はあのすっかり有名になった車事故に遭い―それは結構大きい衝突で,死者が出なかったのは幸いでした.私達の車では出血する人さえ出ませんでしたが,あの朝の霧の中で,他の車はそこまで幸運ではなかった.怪我人を負った人は気の毒です.

サンクトペテルブルクに着いたとき,私は有頂天になっていました.たぶん50−60人の興奮したメディア関係者が待ち受けていて,大勢はテレビカメラを抱えていました.すごい騒ぎで,あっちこっちから叫び声が上がっていました.少しショックでしたが,でも,とってもいい感じでした.私はこの大仕事のために,長い間訓練し努力し計画してきました,そして,やっと―それが完成したのです.

IFS: 昨年6月に結婚されました―約1年になりますね.そして,あなたはもう,最初のお子さんを待っていらっしゃいます.あと数週間ですか?

Plushenko: そうです.6月に,私は父親になります.私はとても喜んでいます.新しい子供,新しい生命―新しい家族を迎えるのです.妻との出会い,そして結婚は素晴らしいことです.私は,自分の決断が問われていたことを知っています.「彼はなにをしているの?」,「なにもオリンピックの年に結婚しなくても...」と云われていたのです.結果が照明してくれました,明らかに,妻は私の気を散らす存在ではなく,私のインスピレーションになったのです.

IFS: アメリカでは,親がよく,生まれてくる赤ちゃんの性別を判別して,みんなに伝えたり,パーティで名前や性別を発表したりします.ロシアではやはり習慣が違いますか?

Plushenko: まあ,(笑い)ロシア人全員を代表して云うことができません.でも,答えはYesです,我々は違います.妻と私は,赤ちゃんの性別を知っていますが,縁起を大事していますので,それを云うつもりはありません.子供を沢山もつことが夢ですので,正直,私は男の子でも女の子でもかまわいません.23歳はまた若いと思われるかもしれませんが,私の人生のなかで,必要な物質的なものはもう全て揃いました.私はいい父親になる準備ができています.妻マリアを護る準備も.


IFS: アメリカでは,ジョニー・ウィアーがフィギュアスケートを盛り上げてくれていて,メディアも注目してはいますが,やはり長い間,ミッシェルクワンと対等できるような男子フィギュアスケート「スーパースター」が現れていません.ロシアでは,あなたは正真正銘のスーパースターです.祖国での名声について,教えてください.

Plushenko: スターになりはじめたのは,おおよそ五年前です.フィギュアスケートのイベント以外の公共な場所で,人々からに認識されるようになったのです.今?今はすごいです.もう,ばれずに街を歩けません.人々はいつも私を止めて,サインや写真を求めるのです.勿論全員じゃないですが,たぶん80%の人口が私を知っているじゃないかと思います.ロシアでは,いろんな新聞のインタビューに応じていますし,テレビ出演も,コマーシャルもやっています.国のみんなに見てもらうことが好きですし,フィギュアスケートの人気再燃に少しでも貢献できればいいと思っています.

IFS: アメリカでは,あなたはロシアほど有名ではありません.ツアーでこちらにいらっしゃるとき,何か違うことがありますか?

Plushenko: アメリカツアーで滑ると,みんなが拍手してくれます.このスポーツを愛するアメリカ人なら,私を知っていて,私の滑りを気に入っています.気持ちのいいことです.

IFS: あなたは,アメリカツアーのため,Ice Symphonyというロシアツアーの出演をあきらめざるを得ませんでした.アレクセイ・ヤグディンは,プロのイベントやショーであなたと共演できたら楽しめるだろうと率直に云っています. お二人の共演は,多くの国で,ファンを引き付けるのでしょう.

Plushenko: 実現できるか,見てみましょう.「ファンにとって面白いことだ」ということについては,彼と同意見です.将来は,新しいツアー ― 自分のツア ― またはロシア版Champions on Iceを作りたいです.今は,これだけ大掛かりなことを企画したり,コーディネートしたりする時間がないので,実現が難しいですが,楽しみにしています.

IFS: 前アイスダンス世界チャンピオンIlia Auverbukhが主催したロシアのIce Symphonyツアーは,はやくも成功を収めました.観衆のほうだけでなく,スポンサーのほうでも成功しています.Ilia の次のツアーであなたを観る望みがあるでしょうか?

Plushenko: 出るかもしれないし,出ないかもしれません.また分かりません.フィギュアスケートに限定しない内容の自分をツアーを本当に作りたいです.スイスの Art On Ice ショーのように,ミュージシャン,歌手,俳優が出演するものになるでしょう.作りたいのはそういうスタイルのショーです.

IFS: アイスショーの人気がここ数年著しく落ちています.ロシアのショーのように観衆を魅了するには,我々は何をすればいいと思いますか?

Plushenko: ビジネスはいつもクリティカルです.人気が上がることもあれば,下がることもあります.最盛期ではありませんが,Champions on Ice ツアーのビジネス状況は悪くはありません.当然,94年や97-98,2000年のようなわけにはいけませんが,悪くはないです.Stars On Ice ショーはまた(笑い)見たことがありません.しかし,我々は違うシステムを必要としているかもしれません ― エンターテイメントを多く盛込んだものを.アメリカはスター不足という声もありますが,それは違うと思います.あなた達には,ミシェル・クワン,サーシャー・コーエン,そして今,キミー・マイスナーがいます.彼女はまた若い,でもじき成長するでしょう.

私はジョニー・ウィアーが大スターになれると思います.彼はすごいスケータです.パワフルで芸術性が高い.彼こそは真の芸術家です.私は好きです.でも彼がトップになるには,四回転ジャンプを決めなければいけません.彼にもそうを云っています.彼もそれを分かっています.「はい,もっと努力して,来シーズンはやります.」と云っています.でも我々は一緒に訓練することがないので,現状を知るのは彼だけです.

IFS: アメリカがロシアの勝利記録更新を中断させ,2010年のバンクーバーで金を取れると思いますか?

Plushenko: 我々には強い伝統があるし,偉大なコーチがいるから,ロシアは独占し続けています.なぜ毎回勝つのか説明が難しいのですが,やてみましょう.それは,我々の内側になにか違うものがあるからです.表現しにくいのですが,自分を消耗するか,助けるかどちらかに働く炎のようなものを内側でもっているみたいです.我々は勝ちを欲していて,そのための努力は好きです.我々はそういう感覚をもっています.その感覚は非常に強いのです.

IFS: ファンも視聴者も,競技アリーナであなたを応援することを続けたいと思います.ここで,競技を続けることを宣言をして,ファンをハッピーにさせ,そして,ライバル達を落胆させるのはいかがですか?

Plushenko: 来シーズンは競技に出ないことを決めました.でも,そのあと復帰する可能性があります.来シーズンは,アマチュアで滑りませんが,エキシビジョンとツアーに積極的に出るつもりです.それが済んでから,また状況をみるかもしれません.

IFS: ゴールはなんでしょうか?

Plushenko: 2回オリンピックチャンピオンになりたいと思います.いつ,どう決断するのかはまた流動的です.競技をするには,まず,健康でなければいけません.勝利― (笑い)私は勝利が好き―は健康な選手を好むのです.私には,もうすぐ赤ちゃんが生まれます.最近は,オリンピックもで勝ったし,多くの怪我を抱え,手術も経験しました.いろいろありました.今は少しオフの時間を作り,家庭を楽しんだほうがいいです.

IFS: あなたとコーチのアレクセイ・ミーシンの間に,特別な関係があるようですね.少なくとも,大衆から見れば,あなたはいつも彼のアドバイスに従い,云われたとおりにやっているようです.あなたほどレベルが高いスケータでは,珍しいことです.もう一人のミーシン門下生のオリンピックチャンピオンと違って,あなたの父親は故郷の家族と暮らしていました.そして,他のスケータと違い,ミーシンはある意味で,あなたのの第二の父になったのでしょう.

Plushenko: もちろん私には,愛する父親ビクターがいます.彼はずっと私を支えてきました.私のコーチも一種の父親で,スケータ人生にずっと関わった人です.我々は訓練の年月を一緒に過ごしてきました,競技も,セミナも,旅行も,すべてです.12年も一緒に働いていますから,私はコーチをよく知っています.アレクセイ・ミーシンは一種の父親です.そうはいっても,私は自分の父を愛しています.彼はすごい人で,私の状況を全て理解してくれています.彼もアレクセイ・ミーシンが好きです.我々は一つの大家族のようなもので,仲のいい家族です.

IFS: あなたはいつも完璧な息子でしたか? 一回ぐらいは反抗したことがあるでしょう?

Plushenko: 私はまた若かったとき,11歳か,12歳の頃.あの時は既に膝の問題を抱えていました.ある日,リンクで―我々はイタリアで訓練していました―痛みがひどくて滑れませんと,私は彼に訴えました.彼は「じゃ,アパートに戻って,休んで,睡眠を少しとりなさい.明日会いましょう.」と云い,私は「はい,では,あとで」と答えました.そうしたら,(笑い)アレクセイ・ヤグディンが来て,「サッカーをやろうよ」と誘いました.ガキだった私が何をしたかと思う?もちろん,サッカーをやり始めたのです(そんなもんをサッカーとよべるのなら).10分後に,ミーシンはやってきて,「家に戻れと云っただろう!」と怒鳴った.「はい,もう終わったから,今帰るところです.」と私が答えたら,彼は去りました.我々は遊び続けましたが,5分後に,ミーシンがまた戻ってきました.今度は本当に怒っていて,私の肩を掴まえて,「あなたは自分が何をしているか分かっていない!膝は本当に傷つくから!」と怒鳴りながらバス停まで引っ張っていきました.彼が私を掴まえようとしたとき,私は右手で抵抗しようとしして,指を怪我しました.

IFS: どの指ですか?

Plushenko: (笑い) 中指です.

IFS: 親に云いましたか?

Plushenko: はい (笑い). 彼らは, 「バカな子だね.今度はコーチの話をよく聞きなさい.」と云いました.だけと,私はやはり彼のいいことだけを話したがります.彼はすごいコーチです.私が持っているものは,全ては彼のおかげです.

IFS: あなたが競技を続けるのなら,彼も引き続きあなたのそばに付いていきますか?

Plushenko: はい

IFS: あなたのようなワーカホリックは,休みの日に何をするのですか?

Plushenko: リラックスする日は旅行していることが多いです.大概は家族と一緒に.サンクトペテルブルクにいても,町の外にある別荘に行って,バーベキューをします.ブールドッグを連れて行くのが好きです.ヨークシャーもいるけど.時々,四輪駆動で森の中に入ります.町にいるとき,妻と私は静かな場所でのディナーを楽しんでいます.特に日本料理やお寿司が好きです.ディスコやクラブにはあまり行きません.

IFS: わが誌の新しいシリーズ“Adventures Off Ice”(「オフアイスの冒険」)に参加してみませんか?

Plushenko: それいいですね.私はまたスノーボードをやったことがないから,いけますね.

IFS: あなたは他のスケーターと親しいですか?

Plushenko: はい,私の一番の親友は Alexei Polishchuk (ice acrobat), Alexander Abt, Vakhtang Murvanidze,そして Roman Kostomarov.

IFS: 一部で「あまりフレンドリーではない」と云われていることに対して,どうお考えですか? なぜメディアがあなたとブライアン・ジュベールを友好的な競争相手ではなく,ライバルのように描きたがるのかについて,とう思いますか?

Plushenko: 私には分かりません.口論も,喧嘩も,ドラマも私の好みではありません.Todd Eldredge, Elvis Stojko, Alexei Urmanov―とにかく,ありとあらゆる―競争において,我々は友好を保ってきました.Elvisは何回も競技の前に握手してくれて,幸運を祈ってくれました.ありがたいと思っています.スケータを敵として見ていません.友達を作りたいです.アイスの上では戦いますが,オフアイスでなぜ戦う必要があるでしょう?ジャンプ,スピン,ステップ,そしてパフォーマンスで戦うべきです.私はジュベールと戦っていません,彼よりスケート暦が少し長いです.彼は一番になるのが好きで,勝つのが好きで,勝ちたいです.彼はいいやつです.なぜ不仲だと云われるのかは,分かりません.

IFS: 他のスポーツで競技できるのなら,ホッケーとサッカーのどちらを選びますか?

Plushenko: サッカー! 好きなチームが沢山あります.地元チームのZenithが一番のお気に入りです.親友Alexanderを含め,Zenithには大勢友達がいます.レアルマドリなどのスペインチームも素晴らしい.それにLiverpool と Manchester United も好きです.

IFS: 一番やりたいポジションは?

Plushenko: フォワード!

IFS: 一番やりたくないポジションは?

Plushenko: ゴールキーパー

IFS: 栄光に恵まれないから?

Plushenko: (笑い) おっしゃる通り.

コメント(3)

Zhenyaが自分のショーをProduceできたらいいですね.
ロシアまで見に行きますよ :-)
凄く面白かったです。というより、興味深かったです。来シーズンPlushenkoが競技会に出ないのは悲しいですが、またショーやエキジビションに期待します。
ヤグディンとプルシェンコって小さい時はそんなに仲が悪くなかったのかな・・・。まぁ、当時は二人とも同じコーチについていたんだし。
読み応えのある記事でした〜♪私もYOUさんと同じでヤグディンとプルシェンコのところに注目してしまいました。一緒にサッカーしてたんだ。それにしても二人が同時に出演するショーとか、実現するなら是非見に行きたいものです!!
来シーズン競技に出ないのはほんとに寂しいですが、ゴールに向けてそう決めたんならしょうがないですよね◎エキシビジョンなどが放送されるのことを期待します!

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