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ソースティン・ヴェブレンコミュのヴェブレンに影響を受けたその後の研究者についての情報交換

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経済学の中ではなかなか意思を継いだ人は居ませんが、
社会学など他の分野に広げればヴェブレンを引用した人や影響を受けた人ってのはかなり居るんじゃないでしょうか?

とりあえず、よく指摘されるのはガルブレイスとかあの辺でしょうか。
それから、A.A.バーリ、バーナム、この辺も(しばしば著作で批判しているものの)ヴェブレンの『企業の理論』が無ければ業績を残せなかったでしょう。

あとは新渡戸稲造も武士道で『有閑階級の理論』を引用してました。

コメント(9)

新渡戸さんは「教養人」として色々な本に言及されており、マルクスの『資本論』にまで及んでいますよね。『有閑階級の理論』に関する言及も、ほんのお触り程度だったような?

宇沢弘文氏はヴェブレンを高く評価していて、著作までありますが、彼の業績の中で何が具体的にヴェブレンから継承したものなのかと言えば、なかなか簡単には答えられません。「社会的共通資本」なんかは、確かに制度派的な感じがしないでもないですが。

前に自分の日記にも書いたのですが、ガルブレイスとか宇沢弘文とか、ヴィブレンに近い経済学者は、なぜかポスト・ケインジアンとも近いんですよね。特にジョーン・ロビンソンとかに。理論的な面で、ヴィブレンとケインズの共通点ということを考えると、すぐには思いつかないのですが。ただ、戦後のアメリカ経済学の中では「異端」であり「反主流」という点で、親近感があったのでしょうか(笑)。あるいは、理論的な親和性というよりも、経済学に対する態度のような点で共通点があったのかも知れませんね。

以上、想いつくままに。

<僕の日記>
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=471492604&owner_id=2312860
<ロビンソン・トピックス>
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=19212006&comm_id=78286
<宇沢弘文コミュ>
http://mixi.jp/view_community.pl?id=346428
想い出したついでに。
ご存知の方も多いとは思いますが、ジェフリー・M.ホジソンって人が、「進化経済学」とか言って、ヴェブレンの継承者として評価されているようですね。僕の「そのうち読みたい/何時になったら読むんだ」リストの中に入っているのですが、まだ手が出せていません(笑)。誰か、読んだことのある人がいたら、感想でもお聞かせください。
手元で分かる著作だけ、抜き書きしておきます。

『経済学とユートピア : 社会経済システムの制度主義分析
G. M. ホジソン著 ; 若森章孝, 小池渺, 森岡孝二訳
ミネルヴァ書房, 2004. -- (Minerva人文・社会科学叢書 ; 86).

『進化と経済学 : 経済学に生命を取り戻す』
ジェフリー・M・ホジソン著 ; 西部忠監訳 ; 森岡真史 [ほか] 訳.
東洋経済新報社, 2003

『現代制度派経済学宣言』
G.M.ホジソン著 ; 八木紀一郎[ほか]訳.
名古屋大学出版会, 1997.

"Economics and institutions
: a manifesto for a modern institutional economics"
Geoffrey M. Hodgson. -- Polity Press, 1988.

"After Marx and Sraffa : essays in political economy"
Geoffrey M. Hodgson. -- Macmillan, 1991.

"How Economics Forgot History
:The Problem of Historical Specificity in Social Science"
(Economics As Social Theory)-- Routledge, 2001
『帝国主義論』ジョン・アトキンス・ホブスン
おお!紅乃豚さんアンクさんありがとうございます。

ホジソンの進化経済学は初めて知りました。
制度派経済学の海外の雑誌みてると殆どが新制度派の論文ばかりだったので、ヴェブレン流の制度学派は途絶えてしまってるんだろうか?と思っていたら継承者は近年も出て来てるんですね。

とはいえ、ケインジアンとヴェブレンの共通点っていうとやっぱり姿勢(左派寄りに支持され易い)くらいしか思い当たりませんね。方法論全然違いますし、、

今、バーナム読み返しているので、全部読んだら彼がどういう風にヴェヴレンを引用してたかまとめてみます。
A.A.バーリの『財産と権力−アメリカ経済共和国』を最近読み終わりました。
「1960年代の合衆国の政治経済制度を記述した」モノですが、ヴェブレンの技術者革命論の影響がカナリ強いように思えました。
戦後アメリカの実際の経済制度が、専門家によって経済・産業・権力の配分が行われるというテクノクラート論の亜流のようなものになっていたというのは興味深いです。

あと、英国の社会学者のマイケル・ヤングはヴェブレンから影響を受けたと明言はしてませんが、ヴェブレンのテクノクラートの議論にカナリ影響受けてるように思えましたんでコミュニティにレビュー加えました。

ガルブレイスは『新しい産業国家』のテクノストラクチュアはヴェブレンの企業理論を発展させたというか、かなりポジティブに捉えたものと言えるかもしれません。
1983年(昭和58年) - ケインズとヴェブレンを取り上げた『経済倫理学序説』により吉野作造賞を受賞[134] (西部邁 ウィキペディア)
に気が付いたところです。笑い

経済倫理学序説 / 西部 邁【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア https://www.kinokuniya.co.jp › dsg-01-9... アングロサクソン文化圏の異端だったケインズとヴェブレン。時代と格闘した二人の経済学者の多面を見事に捉えつつ、 鋭い大衆社会批判へと論をすすめた、若き著者の闘争宣言の書。本書はまさに西部保守思想の原点である。吉野 ...

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