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橋本紡の世界コミュの印象に残った文、台詞

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橋本紡の作品で、印象に残った文、台詞をあげて行きましょう。

私の場合は、『半分の月がのぼる空』第1巻から。



「多田さんから頼まれたんだ」
 息を切らしながら、亜希子さんは言った。
「このエロ本、あんたにあげてくれって」
「オレに……?」
「そう、遺言ってわけ。信じられる? あのジジイ、死ぬ直前に意識を取り戻したんだけどさ、なにか言いたいことあるかって聞いたら、このエロ本をあんたにあげてくれ、だって。もう死ぬって自分でもわかってたはずだよ。それなのに、他のことにはいっさい触れないで、そんなことを言いやがったんだ。バカだよ、男って。ほんとバカだよ、底抜けのバカ。というわけだから、ありがたく貰っておきな」
 病室を出ていくとき、亜希子さんはエロ本の山に見事なヤンキーキックを喰らわしていった。

コメント(8)

 はじめまして、青河と申します。
 私は四巻ラスト付近の夏目の言葉。

「運命も未来もおまえ次第なんだよ。おまえはこういうのコッ恥ずかしいと思ってるんだろうがな、逃げることなんてできねぇんだよ。おれたちはそういうコッ恥ずかしい場所でコッ恥ずかしく生きるしかねぇんだ。そして、運命や未来がおまえの思うとおりにいきそうにないんだったら、それを否定しろ。曲げてやれよ。できるかもしれねぇし、できないかもしれねぇ。でも唯々諾々と従うよりはマシじゃねぇか。たった一パーセントの可能性にでも賭けてみろよ」でしょうか。
 
 この言葉のお陰で本当なら諦めていたかもしれないことに、賭けることができて、未来を、運命を自分の両手で掴んでやろうじゃないか、と「今やらなくちゃいけないこと」を成す事が出来ました。
 今は笑うことができているのは、きっとこの言葉のお陰なんだと思います。
はじめまして!
私の場合『半分の月がのぼる空』…この題名じたいが好き!

なんかこう言い表わせないような、なにかが…
はじめまして。
私は半月4巻より。

僕はこの子を守って生きていくんだ。
これほどすばらしいことが他にあるだろうか?

これ読んだ瞬間に泣いてしまいました(つд`)
はじめまして。
俺は『流れ星が消えないうちに』から

僕の左手は、今も加地の右手を掴んでいる。加地の左手は、奈緒子の右手を掴んでいる。(中略)僕と奈緒子にはそれぞれ、空っぽの手がまだひとつずつある。その手を直接繋げばいい。僕の右手で、奈緒子の左手を、ぎゅっと握りしめよう。

巧と奈緒子の加地への思いが痛いほど感じられる場面でした。死んでいった加地の手を離して忘れるんじゃなくて、それでも繋がっていこうとする思いに涙しましたたらーっ(汗)

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