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ぶっ飛んだ事をしたいコミュの★最南端からの手紙★第4話

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『そんなにサトウキビを切るのが好きなの?』

『子供がすご六に夢中になって時間を忘れるのと一緒だね』

サトウキビを斧で倒したくて一人畑で時間を忘れて仕事をしていた。

自分から残業させて下さいと頼んだ。

そして心配して海とトシおばぁが迎えにきてくれたのだ。

まだ6時半だというのに非常に暗い。

後10分もそこにおれば真っ暗闇に包まれるところだった。

8歳の海が自分を心配して探しに来てくれるのは非常に嬉しかった。


順応力が売りの私が、手首と指の間に湿疹が出始めた。

『慣れない畑仕事をしたからさ、すぐに慣れるよ』

東南アジアを旅していた時でも体に何の異変も起こらなかったのに、湿疹とは驚いた。

トシおばぁに話をすると、アロエのクリームを塗ってくれた。


今日は朝5時に起床した。

早起きは非常に気持ちが良い。

久しぶりにFacebookに英語で書き込んだ。

オレ英語もできるっていうアピールと、西洋人の仲間に見てもらう為だ。

アピールの方が大きいかも。。。

私はとても小さい人間だ。

常に人より何か秀でたいと気持ちがかなり強い。

大した人間でないくせに。

どの環境であってもそうであり、ここ波照間にいててもそうだ。

人より人に好かれたい、人より仕事ができたい、人よりモテたい。

この煩悩は次生まれ変わっても一緒かもしれない。


『オレここで何してんねんやろ?』

このフレーズがここ2、3日頭の中をよぎる。

サトウキビを刈りながら。

前の会社にいた時は後ろ向きなフレーズとしてだったが、今回は前向きな部分もある。

私は自分の人生プランを固めてからこの島を出る事にした。

そして今日という一日を全力で楽しむ事に決めた。

この一日という時間は、人生の縮図の様な気がしたからだ。

『今日を楽しめる賢者は、人生を楽しめる。』

何となく今日はこのフレーズを頭に何度も流したいと思った。

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