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大野一雄コミュの触れる、たちのぼる、けだもののフラボンーー大野一雄頌

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画家・福山知佐子さんの著書「反絵、触れる、けだもののフラボンーー見ることと絵画をめぐる断片」(水声社)が2012年11月に刊行されました。大野一雄先生について書かれた「触れる、たちのぼる、けだもののフラボンーー大野一雄頌」という文章が、この本の核になっています。
ダンスを見るのが好きだった私は、この本で大野先生のことを知り、その魅力にたまらなく惹きつけられています。大野先生の舞踏の本質を、ちょっとだれにもまねできないような言葉づかいで魔術のようにつかまえた、すばらしい文章です。まだ読んでおられない方がいらしたら、ぜひ読んでみてください。

「反絵、触れる、けだもののフラボンーー見ることと絵画をめぐる断片」(水声社)
[著者] 福山知佐子

谷川俊太郎さんの帯文。
「この書物をオビに凝縮するのは、至難の業です。
書いても描いても尽くせないいのちの豊穣に焦がれてヒトの世を生きる
福山知佐子は、どこまでも濃密なエロスの人だ」ーー谷川俊太郎

帯の裏側の文章。
大野一雄、中川幸夫、若林奮らとの比類ない出会い、
花や動物たちとの全神経細胞を震わせる共振、
それら記述不可能な体験の深みに向けて言葉を酷使する。
主客未分のカオスの闇に晒され傷ついた眼、
あるいは「動植物の目」によって、「物」を見ることの
根源が執拗に生き直される、けだものの息による絵画論。

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