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試写会・映画館にてんやわんやコミュの『犬と私の10の約束』[ 2008年3月15日公開 ]

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●あらすじ
14歳のあかりは、病院に勤める父と優しい母の愛情に包まれて暮らしていた。ある日、元気だった母親が病気で入院してしまう。父親は仕事で忙しく、寂しいあかりの元に、一匹の子犬が迷い込む。犬嫌いの父親を説得し、あかりは子犬を飼うことに。犬はソックスと名づけられた。母親は、あかりに犬を飼う時は、「10の約束」をしなくてはいけないと教える。それは、犬が飼い主にして欲しい、10のお願いだった。

●作品について
90年代に話題となった作者不詳の短編詩「犬の10戒」。インターネットで発表されると、犬を飼う多くの人の共感を呼び、世界中に広まったものである。この詩から、少女と犬のかけがえのない10年間を描いた映画が誕生した。14歳のあかりは、ゴールデンレトリバーのソックスを家族同然に可愛がり、時に寂しさを癒してもらうこともあったが、大人になるにつれ、犬を飼っていることで不自由を感じるようになる。誰にでもありうる犬とのエピソードは、犬を飼っている人、飼ってない人にも、大切な何かを思い出させてくれるだろう。主演は、田中麗奈、加瀬亮、豊川悦司、高島礼子ら。子供時代のあかりを演じる福田麻由子は、未来の大女優を感じさせる。

●10の約束とは?
1、私と気長につきあってください。
2、私を信じてください。それだけで私は幸せです。
3、私にも心があることを忘れないでください。
4、言うことをきかないときには理由があります。
5、私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかってます。
6、私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
7、私が年を取っても、仲良くしてください。
8、私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
9、あなたには学校もあるし友達もいます。でも私にはあなたしかいません。
10、私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。

コメント(4)

3月7日(金)に試写会へ行ってきます!
 雹が降る悪天候で空席が目立つ渋谷レモンホールの中で、「主役」のソックスが可愛い仕草を見せる度、カワイイ〜とか犬飼たいよ〜とか声が上がる、そんな犬好きな人の大集会となった試写会でした。

 この作品が本木克英監督とは、思えないほどホンワカしてて、刺激のない映画でしたね。元木さん、あんたひょっとして最初から動物ものと割り切って撮ったのでは?と穿った見方もしてしまいました。
 その理由はあとで述べるとして、『UDON』でも見せた、人情ものの演出は健在でしたよ。要所でくすぐり笑いさせて、ホロッと泣かせます。
 本木監督のアクションものとは、少し作風が違ってきます。
 まぁ余計な演出をしなくてもね、素材が絵になりすぎます。幼犬時代から老犬に至る都合五匹のソックスは、どの時代でも名演技をこなして、犬好きの観客の心を、ワン!とくわえ込んでしまいました(^^ゞ
 特に馴染みの曲に合わせて、しっぽを規則正しく振る仕草は可愛かったです。。
 ゴールデン・レトリバーって犬種は人なつっこいんですね。小地蔵も近所にお友だちのワンちゃんいますが、彼も小地蔵を見つけると全身で喜びを表現してくれます。絵になる犬種なんですね。

 それと少女時代のヒロインあかり役を演じる福田麻由子がいいんですよ。同じく函館を舞台とした『LittleDJ』でも同様に、かけがえのない人が死んでいくのに彼女が出ているだけで、ふわぁぁぁ〜と画面が明るくなるのです。純粋無垢な感じがいいですね。そんな彼女と幼犬時代のソックスが戯れているシーンなんて、ダブルカワイイでいうことなしです!

 惜しむらくは、作品全体が『10の約束』にフォーカスされずに、前半ならあかりの母の病気のこととか、中頃では友人星進のギターのこととか、父親の仕事のこととか、最後には、あかりの結婚のこととか複線のエピソードに重きを置く過ぎたきらいがあります。
 幼犬時代には、ソックスを可愛がっていたあかりも、家を出て自立する頃には、だんだん自分の生活を縛る「お荷物」として見るように変わっていきましたが、もう少し二人の葛藤を描いても良かったのではないかと思います。10戒の4番目に『言うことをきかないときには理由があります。』とあります。家族のエピソードよりも、ソックスが言うことを聞かないところを見せて、観客にもなぜだろうと考えさせるシーンがあってもいいのではないかと思います。

 よって、この作品は犬好きには涙なしには語れない作品でありながら、映画ファン特に本木監督作品のファンにとっては、監督をはったおしたくなるくらい、曖昧な作品です。
 ただ脇を固める出演陣はいい演技をしているので、そんなに駄作感はありません。犬恐怖症ながら、ソックスに癒されてしまう父親役のトヨエツ(前の日の試写会では、殺人鬼役だったので、小地蔵の頭の中ではイメージギャップが大きかったです。)の仕事と家庭で揺れるパパぶりもよかったです。

 また母親役の高島礼子も、ソックスを飼い始めたあかりに『10の約束』を初めて伝えるとき、最後の10戒である「私が死ぬとき、どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。」という言葉を。自らの死期にダブらせて思わせぶりに、あかりに伝えるところが、気持ちがこもっていて良かったです。

●犬にも心があります。
 この項については長くなったので、下記を参照してください。
 ・mixi日記
 http://mixi.jp/view_diary.pl?id=739597946&owner_id=492091

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