試写会・映画館にてんやわんやコミュのThe 焼肉ムービー　プルコギ　　[ 2007年5月5日公開 ]

人気TV番組“焼肉バトルロワイヤル”で連戦連勝の王者に君臨しているトラオ。巨大焼肉チェーン店＜トラ王＞御曹司の彼は一躍有名人となり、全国に次々と開店した店も軒並み大繁盛！だが唯一、北九州市だけは業績不振に陥っていた。なぜならそこには、“焼肉の達人”と呼ばれる韓老人と孫娘ヨリ、そして修行中のタツジが営む＜プルコギ食堂＞があったのだ。偵察に訪れたトラオはその味に驚き、番組での対決を申し出るが…。

北九州を舞台に全国制覇を目論む大手焼肉店チェーンと地元で圧倒的な人気を誇る食堂が繰り広げる、焼肉市場戦争を描いたフードバトルムービー。『偶然にも最悪な少年』に続いて監督第2作目となるグ・スーヨンがメガホンを取り、究極の焼肉バトルに兄弟愛を絡めた人間ドラマを構築した。主演の松田龍平を筆頭に、人気モデルの山田優など豪華なキャストが集結した。料理評論家の服部幸應監修による、めくるめく焼肉の種類からも目が離せない。

試写会で行ったらサプライズで出演者・監督による舞台挨拶があってかなり得した感じで嬉しかったです。

焼肉の映画という事でしょっぱなから高そうなお肉のアップに豪華で美味しそうな調理法で作られるバトルで空腹で行ったらお腹がなっちゃいそうでした。
東京などでは最近　ホルモンなども注目されてきましたが、北九州では前からメジャーな食べ物だそうです。
たしかにモツ鍋とかも有名ですよね。
内臓などの白肉＜プルコギ食堂＞　お肉の部分の赤肉＜トラ王＞　赤肉は高級な所を使っててとても美味しそうで、白肉は種類の説明や焼き方でかなり味が変わるという事で皆さんも食べてみようと思えろのではないでしょうか。
でも焼肉映画と名を打ってる割にお肉のウンチクやためになりそうな情報などが全然なく　お肉としての興味は話が進むにつれてかなり薄れちゃってラストのバトルも盛り上がりに欠けたのが残念です。

焼肉の達人とタツジの師弟関係　生き別れになった兄弟の事　タツジとヨリの恋模様　どれも中途半端に描かれててそれぞれの関わりが描ききれてなくて感情移入出来なくて　話の期待感・ワクワク感が感じられませんでした。

でもなんか所々で挿入される笑えるシーンでストーリーをカバーしてて長くは感じませんでした。

松田龍平さんはどんな役もこなせるいい役者さんになりましたね。
ＡＲＡＴＡさん　長髪で初め写真1を見たとき　浅野忠信さんかと思いました。声も誰かに似てるな？と思ったら自分はトヨエツに似てるな～と感じました。
独特な雰囲気を持っている人でいい味出してました。
山田優さんはＪＪモデルだけあって凄いスタイルで演技も思ったよりはまってて良かったと思います。

脇を固める俳優さんの演技がよく面白かったです。
桃井かおりさん・かまやつさんの独特な演技
竹内力さんのパワフルでコミカルな司会っぷり。
田口トモロヲさんのどこかお茶目でおバカな側近
結局なんで出演してるのか分からなかった賠償美津子さん
焼肉の達人で本作が遺作となってしまった田村高廣さん
（ご冥福をお祈りいたします。）

結局　何を言いたかったのかよく分からない作品でした。