La Cocina De Minakaコミュの氷と豆腐の闘い

【氷と豆腐の闘い】
ちょっと妻バカ投稿ですがお許しを

‍♀

子ども達にお金は遺さないが田んぼは遺したい、と15年前に夫は田んぼを始めた。

自力で生きる力を付けさせてあげたい、と子ども達が小学生の頃から車のパンク修理等を一緒にさせた。
薪割りは保育園の頃から。
薪ストーブの火付けは2歳から。
何事もお金に頼らない姿を見せ、お店の改装も息子や息子の友達に手伝わせたり。
車のバッテリー交換をさせたり。

留学したい、と子ども達が言えば、お金はない！と一言。
お金のかからない方法を見つけてきた子ども達。
それでも少しでもお金を使わせてしまったからと、塾や家庭教師は望まず、大学は国立を選んだ子ども達。

私の料理下では、給食もお弁当持参で完全穀物菜食で育った子ども達。
子ども達が二十歳になった時は、夫は子ども達それぞれをお寿司屋さんに連れていき、お酒を交わし、魚の料理方法を伝えた。(私は最近知ったこと

)

陽性と言うか、ワイルドと言うか、彼の生きる力は、決して人道を外れることがなく、本当に頼もしく安心して付いていけるし、どんな時代が来ても私よりもずっと生き残る人だと思う。

私は食で自分の体を整えられるように経験を積ませ、生きる力を子ども達に伝えようとしてきたけれど、私のことも認めながら夫も夫なりに子ども達に生きる力を与え続けてくれている。

小淵沢の合宿では、週末の夜はほとんど夫のお話会。
関西人の夫の話を皆さん大笑いしながら付き合って下さっている。

先日は養生ステイの方等数人いらした中で｢俺の中では氷と豆腐の闘いだったんですよ～｣と、17年前の次男が大火傷した時の話。
｢結婚した当初、子ども達が発熱したからと早く帰宅するとおでこに豆腐を乗せられているんですよ！最初は大丈夫かな？この妻？と思いましたよ～｣｢皮膚移植せねばならんと言われた次男の大火傷の時も豆腐！でも俺の中では氷で冷やすべきでは？と氷との闘いだったんです｣｢でも、その後お風呂で次男と一緒になると、豆腐を貼ったところは火傷が跡形もなく、豆腐が足りなくて氷を当てた肩の辺りは跡が残っていて…豆腐が勝ったんですよ！｣｢皆さん、火傷をしたら豆腐ですよ！｣
と。私も初めて聞いた夫の話。
良くここまで何も言わず私に付いてきてくれたなぁ

と感謝。
どんなに疲れていても、酔っていても毎晩必ず腕枕をして｢今日も一日お疲れ様｣と言って私のつまらない話を聞き続けてくれて24年。
社会との関わりが少ない主婦はそれだけで、少なくとも私はそれだけで、あとは夫の何もかもが気にならなくなり、私のいない世界では自由にあなたらしく羽ばたいてね！となる単純なものです

そんな夫が今年から新しく始めたヘンプ下着のアウンオーガニック。
ヘンプ商品は数年前から扱っていますが、メイドインジャパンを国内外にもっと紹介していこうと始めた土鍋やヘンプ下着。
麻福さんややつはさん等でも人気商品となっており、修了生の方も卸になってくれたりしています。
お陰様で大好評で欠品続きでご迷惑をおかけしていましたが、中目黒、小淵沢の教室にも入って来ています。
今日から一週間は私は東京におります。
https://ahum.organic

#ヘンプ下着