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ドゥルーズ=ガタリコミュの【資料】 ドゥルーズ=ガタリ著作リスト

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◆ドゥルーズ=ガタリの著作
『アンチ・オイディプス〜資本主義と分裂症』(原著1972)市倉宏祐訳 河出書房新社1986.5.10/宇野邦一訳 河出文庫 全2巻 2006.10.20
『カフカ〜マイナー文学のために』(原著1975)宇波彰・岩田行一訳 法政大学出版局1978.7.10
『政治と精神分析』(原著1977)杉村昌昭訳 法政大学出版局1994.11.5
『リゾーム』(原著1976)豊崎光一訳編 朝日出版社エピステーメー臨時増刊号1977.10.10⇒覆刻改訂版1988.6.25
『千のプラトー〜資本主義と分裂症』(原著1980)宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳 河出書房新社1994.9.30/河出文庫 全3巻 2010.9.20〜11.20
『哲学とは何か』(原著1991)財津理訳 河出書房新社1997.10.3 


◆ジル・ドゥルーズの著作

『ドゥルーズ初期〜若き哲学者が作った教科書』加賀野井秀一訳 夏目書房1998.5.20
 ・「キリスト教からブルジョワジーへ」(原著1946)
 ・「本能と制度」(原著1953)
『ヒューム』(アンドレ・クレソンとの共著)(原著1952)合田正人訳 ちくま学芸文庫2000.2.9
『ヒュームあるいは人間的自然〜経験論と主体性』(原著1953)木田元・財津理訳 朝日出版社エピステーメー叢書<30>1980.5.25⇒『経験論と主体性(新装改訳版)』河出書房新社 2000)
『差異について』平井啓之訳 青土社1989.6.30
・「ベルクソンにおける差異の概念」(原著1956⇒『無人島1953-1998』に再収録)
『記憶と生』(A・ベルクソン著、ドゥルーズ編)(原著1957)前田英樹訳、未知谷、1999
『原子と分身 ルクレティウス/トゥルニエ』原田佳彦・丹生谷貴志訳 哲学書房1996.11.25
 ・「ルクレティウスと模像(シミュラークル)」(原著1961⇒『意味の論理学』に再収録)
 ・「ミシェル・トゥルニエと他者なき世界」(原著1967⇒『意味の論理学』に再収録)
『新装版 ニーチェと哲学』(原著1962)足立和浩訳 国文社S57.7.20→『ニーチェと哲学』江川隆男訳 河出文庫2008.8.20
『カントの批判哲学〜諸能力の理説』(原著1963)中島盛夫訳 法政大学出版局1984.12.15⇒國分功一郎訳 ちくま学芸文庫 2008.1.10
『増補版プルーストとシーニュ〜文学機械としての「失われた時を求めて」』(原著1964、増補第二版1970、増補第三版1976)宇波彰訳 法政大学出版局1974.2.25
『ニーチェ』(原著1965)湯浅博雄訳 朝日出版社ポストモダン叢書<8>1985.6.25⇒ちくま学芸文庫1998.5.8
『ベルクソンの哲学』(原著1966)宇波彰訳 法政大学出版局1974.6.10
『マゾッホとサド』(原著1967)蓮實重彦訳 晶文選書47 1973.7.20
『差異と反復』(原著1968)財津理訳 河出書房新社1992.11.20→河出文庫(上下2巻)2007.10.20
『スピノザと表現の問題』(原著1968)工藤喜作・小柴康子・小谷晴勇訳 法政大学出版局1991.10.15
『意味の論理学』(原著1969)岡田弘・宇波彰訳 法政大学出版局1987.10.30→小泉義之訳 河出文庫2007.1.20
『ニーチェは、今日?』(ジャック・デリダ、ジャン=フランソワ・リオタール、ピエール・クロソウスキーとの共著)(原著1973) 森本和夫・本間邦雄・林好雄訳 ちくま学芸文庫2002.1.9
『ドゥルーズの思想』(クレール・パルネとの共著)(原著『対話』1977)田村毅訳 大修館書店1980.5.10→『対話』江川隆男訳 河出書房新社2008.8→『ディアローグ 〜ドゥルーズの思想』江川隆男・増田靖彦訳 河出文庫 2011.12.20
『情動の思考〜ロレンス「アポカリプス」を読む』(原著1978⇒『批評と臨床』に再収録)(ファニー・ドゥルーズとの共著)鈴木雅大訳 朝日出版社 ポストモダン叢書<14>1986.7.10
『重合』(カルメロ・ベーネとの共著)江口修訳 法政大学出版局1996.5.30
 ・ドゥルーズ「マイナス宣言〜カルメロ・ベーネと演劇」(原著1979)収録
『スピノザ〜実践の哲学』(原著1981)鈴木雅大訳 平凡社→平凡社ライブラリー2002.8.10
『感覚の論理〜画家フランシス・ベーコン論』(原著1981) 山縣煕訳 法政大学出版局2004.9.25
『シネマI*運動イメージ』(原著1983)財津理/齋藤範訳 法政大学出版局 2007年6月刊行予定
『シネマII*時間イメージ』(原著1985)宇野邦一/石原陽一郎/江澤健一郎/大原理志/岡村民夫訳 法政大学出版局2006.11.15
『フーコー』(原著1986)宇野邦一訳 河出書房新社1978.10.20→河出文庫 2007.8.20
『襞〜ライプニッツとパロック』(原著1988)宇野邦一訳 河出書房新社1998.10.12
「ペリクレスとヴェルディ」(原著1988)(『ドゥルーズ横断』に邦訳収録)
『記号と事件〜1972−1990年の対話』(原著1990)宮林寛訳 河出書房新社1992.4.20→河出文庫2007.5.20
『消尽したもの』(サミュエル・ベケット論)(原著1992)宇野邦一・高橋康也訳 白水社1994.1.20
『批評と臨床』(原著1993)守中高明・谷昌親・鈴木雅大訳 河出書房新社2002.10.30→守中高明・谷昌親訳 河出文庫 2010.5.20
『無人島 1953−1968』(原著2002)前田英樹監修 宇野邦一/江川隆男/加賀野井秀一/財津理/鈴木創士/鈴木雅雄/前田英樹/松葉祥一/三脇康生/安島真一訳 河出書房新社2003.8.30
『無人島 1969−1974』(原著2002)小泉義之監修 杉村真美/笹田恭史/鈴木創士/杉村昌昭/立川健ニ/松葉祥一/三脇康生訳 河出書房新社2003.6.30
『狂人の二つの体制 1975−1982』(原著2003) 宇野邦一監修 宇野邦一/江川隆男/岡村民夫/小沢秋広/笹田恭史/菅谷憲興/杉村昌昭/鈴木秀亘/水嶋一憲/宮林寛訳 河出書房新社 2004.5.30
『狂人の二つの体制 1983−1995』(原著2003) 宇野邦一監修 宇野邦一/江川隆男/小沢秋広/笠羽映子/財津理/笹田恭史/杉村昌昭/鈴木創士/野崎歓/広瀬純/松本潤一郎/毬藻充/宮林寛/守中高明訳 河出書房新社 2004.6.30


◆フェリツクス・ガタリの著作
『精神分析と横断性〜制度分析の試み』(原著1972)杉村昌昭・毬藻充訳 法政大学出版局1994.6.10
『三0億の倒錯者〜ルシェルシェ十二号より』(1973年刊行の「ルシェルシェ十二号 三〇億の倒錯者・同性愛大百科」の部分訳を基にした日本での編集)市田良彦編訳 インパクト出版会1992.6.25
『分子革命〜欲望社会のミクロ分析』(原著1977)杉村昌昭訳 法政大学出版局1988.3.10
『精神と記号』(原著1977)杉村昌昭訳 法政大学出版局1996.9.30
『機械状無意識〜スキゾ分析』(原著1979)高岡幸一訳 法政大学出版局1990.9.28
『自由の新たなる空間〜闘争機械』(原著1985)(トニ・ネグリとの共著)丹生谷貴志訳 朝日出版社ポストモダン叢書<12> 1986.1.25→『自由の新たなる空間』(アントニオ・ネグリとの共著)杉村昌昭訳・解説 世界書院 2007.7.1
『光速と弾炎Agencement’85』(田中泯との共著) 朝日出版社週刊本<35>1985.6.1
『精神の管理社会をどう超えるか?〜制度的精神療法の現場から』(原書1985)ジャン・ウリ、フランソワ・トスケル、高江洲義英、菅原道哉、ダニエル・ルロとの共著、写真:市川信也)杉村昌昭・三脇康生・村澤真保呂訳 松籟社2000.4.7
『闘走機械』(原著『冬の時代1980〜1985』1986)杉村昌昭訳 松籟社1996.1.30
『FOOL'S MATE』1986.3月号
 ・フェリックス・ガタリのインタヴュー(監修:浅田彰、聞き手:岡野忠輔)「音の横断」収録
『未来派2009』(坂本龍一、細川周平編)本本堂発行 扶桑社発売 1986.4.25
・対談F・ガタリ×坂本龍一「F・ガタリ、サンプリングを語る」(構成:浅田彰、通訳:浅田彰、コリーヌ・ブレ、翻訳:鈴木圭介)を収録。 
『東京劇場〜ガタリ、東京を行く』(平井玄・浅田彰・竹田賢一・ラジオ ホームランとの共著、写真:梶洋哉)UPU1986.4.28
『分裂分析的地図作成法』(原著1989)宇波彰・吉沢順訳 紀伊國屋書店1998.2.10
『三つのエコロジーandポストメディア社会に向けて』(原著1989)杉村昌昭訳 大杉書店1991.4.5→『増補改訂 三つのエコロジー』杉村昌昭訳 大杉書店1993.10.5→『三つのエコロジー』杉村昌昭訳、平凡社ライブラリー2008.9.10
『カオスモーズ』(原著1992)宮林寛・小沢秋広訳 河出書房新社2004.1.30
『消費の見えざる手』(共著)I&S/ポスト消費社会研究会編 リブロポート1992.9.10
『政治から記号まで〜思想の発生現場から』粉川哲夫・杉村昌昭訳 インパクト出版会2000.5.2
『<横断性>から<カオスモーズ>へ〜フェリックス・ガタリの思想圏』(ジル・ドゥルーズ、エドゥアール・グリッサン、
イラン・ハレヴィ、ピエール・レヴィ、パスカル・クリトン、ダニエル・シヴァトン、ルネ・シェレール、フランソワ・パンとの共著)杉村昌昭訳 大村書店2001.8.1
『アンチ・オイディプス草稿(ステファン・ナドー編)』(原著2004)國分功一郎・千葉雅也訳 みすず書房 2010.1.22
『カフカの夢分析(ステファヌ・ナドー編)』(原著2007)杉村昌昭訳 水声社、2008.10.10
『精神病院と社会のはざまで 〜分析的実践と社会的実践の交差路(ステファヌ・ナドー編)』(原著2012)杉村昌昭訳 水声社、2012.8.29


◆関連雑誌
『現代思想』増頁特集ドゥルーズ 青土社1982.12
『現代思想』総特集ドゥルーズ=ガタリ 青土社1984.9
『ドゥルーズ横断』宇波彰編 河出書房新社1994.9.20
『現代思想』緊急特集ジル・ドゥルーズ 青土社1996.1
『批評空間』II-9 共同討議ドゥルーズと哲学 太田出版1996.4.1
『ユリイカ』増頁特集ドゥルーズ「シネマ」を読む 青土社1996.10
『現代思想』特集ドゥルーズの哲学 青土社2002.12
『KAWADE 道の手帖 ドゥルーズ 没後10年、入門のために』 河出書房新社2005.10

コメント(87)

『批評と臨床』(原著1993)
ジル・ドゥルーズ著
守中高明・谷昌親・鈴木雅大訳
河出書房新社
2002.10.30
『政治から記号まで〜思想の発生現場から』
フェリックス・ガタリ著
粉川哲夫・杉村昌昭訳 
インパクト出版会
2000.5.2
『<横断性>から<カオスモーズ>へ〜フェリックス・ガタリの思想圏』
フェリックス・ガタリ、ジル・ドゥルーズ、エドゥアール・グリッサン、イラン・ハレヴィ、ピエール・レヴィ、パスカル・クリトン、ダニエル・シヴァトン、ルネ・シェレール、フランソワ・パン共著
杉村昌昭訳 
大村書店
2001.8.1
『無人島 1953−1968』(原著2002)
ジル・ドゥルーズ著
前田英樹監修 
宇野邦一/江川隆男/加賀野井秀一/財津理/鈴木創士/鈴木雅雄/前田英樹/松葉祥一/三脇康生/安島真一訳 
河出書房新社
2003.8.30
『無人島 1969−1974』(原著2002)
ジル・ドゥルーズ著
小泉義之監修 
杉村真美/笹田恭史/鈴木創士/杉村昌昭/立川健ニ/松葉祥一/三脇康生訳
河出書房新社
2003.6.30
『狂人の二つの体制 1975−1982』(原著2003)
ジル・ドゥルーズ著 
宇野邦一監修 
宇野邦一/江川隆男/岡村民夫/小沢秋広/笹田恭史/菅谷憲興/杉村昌昭/鈴木秀亘/水嶋一憲/宮林寛訳 
河出書房新社
2004.5.30
『狂人の二つの体制 1983−1995』(原著2003) 
ジル・ドゥルーズ著
宇野邦一監修 
宇野邦一/江川隆男/小沢秋広/笠羽映子/財津理/笹田恭史/杉村昌昭/鈴木創士/野崎歓/広瀬純/松本潤一郎/毬藻充/宮林寛/守中高明訳
河出書房新社
2004.6.30
『現代思想』増頁特集ドゥルーズ 
青土社
1982.12
『現代思想』総特集ドゥルーズ=ガタリ 
青土社
1984.9
『現代思想』緊急特集ジル・ドゥルーズ 
青土社
1996.1
『批評空間』1996 II−9
【小特集】ドゥルーズ
編集委員 浅田彰・柄谷行人
太田出版
1996.9
『ユリイカ』増頁特集ドゥルーズ「シネマ」を読む 
青土社
1996.10
『現代思想』特集ドゥルーズの哲学 
青土社
2002.12
KAWADE 道の手帖『ドゥルーズ 没後10年、入門のために』
河出書房新社
2005.10
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ著、宇野邦一訳『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症 上』
河出文庫
2006.10.20
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ著、宇野邦一訳『アンチ・オイディプス 資本主義と分裂症 下』
河出文庫
2006.10.20
ジル・ドゥルーズ著
宇野邦一/石原陽一郎/江澤健一郎/大原理志/岡村民夫訳
『シネマ2*時間イメージ』
法政大学出版局 叢書ウニベルシタス856
2006.11.15
ジル・ドゥルーズ著
小泉義之訳
『意味の論理学 上』
河出文庫
2007.1.20

※新訳。冒頭に、原著裏表紙記載の文章の翻訳あり。原著の節見出しの翻訳あり。
ジル・ドゥルーズ著
小泉義之訳
『意味の論理学 下』
河出文庫
2007.1.20
ジル・ドゥルーズ著
宮林寛訳
『記号と事件 1972−1990年の対話』
河出文庫
2007.5.20

※原題は「折衝」。文庫化にあたり、改訳がなされている。
ジル・ドゥルーズ著
宇野邦一訳
『フーコー』
河出文庫
2007.8.20
フェリックス・ガタリ+アントニオ・ネグリ著
杉村昌昭訳・解説
『自由の新たな空間』
世界書院
2007.7.1

※杉村昌昭による新訳。
ジル・ドゥルーズ著
財津理訳
『差異と反復 上・下』
河出文庫
2007.10.20

※内容は単行本と同一。若干の差異は、語句の修正がみられることと、「文庫版へのあとがき」が加わり、巻末の事項索引が削られたことである。
キルケゴールやニーチェにみられる反復の概念をイデアの力=累乗の特異性として捉えなおし、ルプレザンタシオン批判を展開。同一性の哲学に替えて、差異性の哲学を切り開く。
ジル・ドゥルーズ著
國分功一郎訳
『カントの批判哲学』
ちくま学芸文庫
2008.1.10

※ドゥルーズにとって、この本は「敵について書いた唯一の本」であるという。(田中敏彦による論文「ドゥルーズとカント〜能力論を中心として」参照のこと。この論文は『現代思想 1984.9 総特集ドゥルーズ=ガタリ』に収録されている。)カントの三批判書『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』を、能力論の観点から整理してみせると同時に、カント哲学の乗り越えを図ろうとした著作。新訳。
ジル・ドゥルーズ著
江川隆男訳
『ニーチェと哲学』
河出文庫
2008.8.20

※『狂人の二つの体制 1983-1995』などの翻訳で知られる訳者による新訳。
ヒュームを論じて、その経験論の考えから、主観性が後から造られるという考えを引き出し、さらにはベルグソンを論じて、差異の考えを引き出すなど、初期ドゥルーズは、従来の思想史では着目してこなかった観点を見出し、思想史の組み換えを図ってきたといえる。
初期ドゥルーズにとって、特にスピノザとニーチェは、自身の思想に非常に近い、重要な思想家であった。なぜなら、この二人は、力能に関する哲学者であったからである。
『ニーチェと哲学』は、初期ドゥルーズの代表作であるが、何よりも読んで元気が出る哲学書である点が良いと思う。
ジル・ドゥルーズ+クレール・バルネ著
江川隆男・増田靖男訳
『対話』
河出書房新社
2008.8.30

※かつて『ドゥルーズの思想』(田村穀訳、大修館書店)として邦訳刊行された"Dialogues"の新訳。『ドゥルーズの思想』にはあったが、原著にはなかった小見出しを削除。『ドゥルーズの思想』は、読者の便宜のためか改行が多かったが、原著どおりに改行を減らしている。原著の裏表紙にあった文章の翻訳を加えるとともに、拙筆となった「現働的なものと潜在的なもの」を付録として加えている。
フェリックス・ガタリ著
杉村昌昭訳
『三つのエコロジー』
平凡社ライブラリー
2008.9.10

※自然環境のみならず、社会環境、精神環境も視野に入れた三つのエコロジーを説くフェリックス・ガタリの理論的マニフェスト。
1991年に大村書店から刊行された単行本を基に、平凡社ライブラリー収録。単行本に掲載されていた[フェリクス・ガタリについて[解説]」「フェリックス・ガタリ追悼」「改訂増補版への訳者あとがき」を割愛。代わりに、「訳者あとがき」として「特異なエコロジスト、フェリックス・ガタリ」を、「解説」としてマサオ・ミヨシによる「全人類の課題」を収録。
フェリックス・ガタリ著
ステファヌ・ナドー編註
杉村昌昭訳
『カフカの夢分析』
水声社
2008.10.10

※収録内容は、以下の通り。
第一章 カフカの六十五の夢(ガタリの没後、『マガジンヌ・リテレール』2002年12月号にて発表された論考)
第二章 カフカ〜「過程(プロセ)」と「手法(プロセデ)」(1984年6月〜10月にパリ、ポンピドー・センターにて行われたイベント「カフカの世紀」に、実行責任者としてガタリが書いた論文)
第三章 カフカバンド(前述のイベント「カフカの世紀」の宣伝用の原稿)
第四章 カフカ映画のためのプロジェクト(80年代前半に、カフカを主題とした映画を製作しようとしていたガタリの残したメモやノート)
編註を担当したステファヌ・ナドーは、小児精神科医で、2004年にフェリックス・ガタリの『アンチ・オイディプス草稿』を編集して出版した人物である。
ジル・ドゥルーズ著
財津理/斎藤範訳
『シネマ1*運動イメージ』
法政大学出版局 叢書ウニベルシタス855
2008.10.7

※『シネマ2*時間イメージ』の邦訳から、約2年を経て、後期ドゥルーズの代表作の邦訳が完結。こうしてみると『シネマ』(全2巻)は、無数の映像作品が扱われるが、映画史や映画論の構築を目標としたのではなく、ベルクソンとパースに触発されながら、映画に表出されたイメージと記号を哲学的に分類しようとした試みであることがわかる。『シネマ1*運動イメージ』で展開される運動イメージ、知覚イメージ、感情イメージ、欲動イメージ、行動イメージに関する論考を基盤として、『シネマ2*時間イメージ』が書かれているので、やはり第1巻から読むのが良いと思う。
『現代思想 2008.12 vol.36-15 特集ドゥルーズ』(青土社)

※『シネマ』の邦訳完結を期に刊行されたドゥルーズ特集号。

フランソワ・ドス著
杉村昌昭訳
『ドゥルーズとガタリ 交差的評伝』
河出書房新社
2009.8.30

※ジル・ドゥルーズとフェリックス・ガタリの評伝。
彼らの思想は、いかなる時代背景をもとに生み出されたのか。
彼らは、その思想を基に、どのような実践へと繋いでいったのか。
そういったことを知るとき、役立つ本。
彼らの思想の解説も含まれており、理解の助けになる。
豊富なデータをもとに、彼らの生涯が描かれている。
ステファン・ナドー編
フェリックス・ガタリ著
國分功一郎・千葉雅也訳
『アンチ・オイディプス草稿』
みすず書房
2010.1.22

※『アンチ・オイディプス』の成立過程を知る上での最重要書類。ガタリの遺稿を、児童精神科医で哲学研究者でもあるステファン・ナドーが整理して出版したもの。
ガタリが単独で書いた最初の段階のこの草稿において、『アンチ・オイディプス』にみられる基本的な概念の多くがすでに造られていたことがわかる。
本書の出現によって、ドゥルーズ=ガタリの著作において、ガタリは第二バイオリンの役割を果たしていたに過ぎないとする根拠のないデマは粉砕されるだろう。
これら草稿群において、特に注目すべきテクストは、「精神分析と多声性」「資本主義はヒューマニズムである」といったところか。
ジル・ドゥルーズ著
守中高明・谷昌親訳
『批評と臨床』
河出文庫
2010.5.20

※単行本は、第6章の翻訳を鈴木雅大氏が行っていたが、文庫版では谷昌親氏が行っている。
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ著
宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳
『千のプラトー〜資本主義と分裂症 上』
河出文庫
2010.9.20


※1994年9月に刊行された河出書房新社単行本『千のプラトー〜資本主義と分裂症』(原著1980)を、一部改訂の上、3分冊で刊行。上巻には、「序 リゾーム」「一九一四年 狼はただ一匹か数匹か?」「BC10000年 道徳の地質学(地球はおのれを何と心得るか)」「一九二三年十一月二0日 言語学の公準」「BC五八七年、AD七0年 いくつかの記号の体制について」「一九四七年十一月二八日 いかにして器官なき身体を獲得するか」を収録。
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ著
宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳
『千のプラトー〜資本主義と分裂症 中』
河出文庫
2010.10.20

※「零年 顔貌性」「一八七四年 ヌーヴェル三編、あるいは「何が起きたのか?」」「一九三三年 ミクロ政治学と切片性」「一七三0年 強度になること、動物になること、知覚しえぬものになること……」「一八三七年 リトルネロについて」を収録。
ジル・ドゥルーズ+フェリックス・ガタリ著
宇野邦一・小沢秋広・田中敏彦・豊崎光一・宮林寛・守中高明訳
『千のプラトー〜資本主義と分裂症 下』
河出文庫
2010.11.20

※「一二二七年 遊牧論あるいは戦争機械」「BC七〇〇〇〇年 捕獲装置」「一四四〇年 平滑と条里」「結論 具体的規則と抽象機械」を収録。


ジル・ドゥルーズ+クレール・パルネ著
江川隆男・増田靖彦 訳
『ディアローグ〜ドゥルーズの思想』
河出文庫
2011.12.20

http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309463667
フェリックス・ガタリ著
杉村昌昭訳
『精神病院と社会のはざまで 〜分析的実践と社会的実践の交差路』
水声社
2012.8.29

※収録内容
本書の成り立ちについて ステファヌ・ナドー
フェリックス・ガタリの思い出 マリー・ドゥピュセ
レロス島日記 フェリックス・ガタリ
精神の基地としてのラボルド
フェリックス・ガタリのために ジャン・ウリ
フェリックス・ガタリと制度論的精神療法 杉村昌昭

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