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こころの生態系づくりコミュの映画「長い散歩」を観てきました

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今日は「長い散歩」の試写会がありました。
会社の仕事を早めに終え、18時半から映画は上映されました。

何度も涙が自然に流れ出ました。

幼児虐待。世の中のあちこちで起きていること。
負の連鎖です。連鎖をいかに止めていけばいいのでしょう。
いけないという言葉は簡単にいえます。
でも、どんな行動がとれるでしょうか。

もし近所にそんな家があったとしたら。
何ができるでしょう。


何度か胸がぐっとくる場面がありました。

 ***************
 隣に住み始めた老人、松太郎は、虐待を受け、家の中のゴミの
中で小さくなって横になるサチを不憫に思い、自身の家庭崩壊の
辛い思い出から、何とかしてあげたいと思う。

 実の母親や母親の同棲相手に虐待され続けている少女、サチは
昼間、誰にも見つからない隠れた林陰の木株跡で、お気に入りの
もの(絵本や人形など)に囲まれながら、指をくわえ横に
なっている。
 松太郎は、彼女の秘密の場所を見つけることができ、そばに
腰を下ろす。しばらくすると、木に登り始め、巣の中にいた小鳥
をちょっと借り、下にいた少女に見せる。
サチは、小さな生まれてまもない命に接し、大切に思う気持ちが
あふれ、老人に対しても初めて心を少しであるが開く。
いのちあるものといのちあるものとの、細いながらも糸が
つながったシーン。

 ***************
 老人の苦くもなつかしくもある思い出の山に行き、青空や
ふわふわの雲をみせようと向かう途中、少女は疲れから熱を
出す。診療後、山小屋で1泊する中で、老人は少女を隣の布団に
寝かせる。濡れタオルを額においてあげ、自分の床につく。
すると少女が老人の布団に入ってきて横に寝る。
「おじいちゃん、サチのこと好き?」
老人は涙を流しながら、
「・・・だいすきだよ・・」
この世に生をうけたものどうし、生きることを支えあう存在として
のシーン。

 ***************
 山を下り、警察に向かう松太郎とサチ。松太郎は自首する
つもりでいる。あと少しで警察というところで、松太郎はサチに
語り始める。
「いいか、サチ。これからおじいちゃんのいうことをよく聞くんだよ・・・」
松太郎、涙が溢れ出て、止まらなくなる。
(この子はこれからどうなるのだろうか。この子を守ってあげたい・・・)
憐憫の情に溢れ、サチの前で膝をおとし、泣き続ける松太郎。
そんな老人にサチは、抱きつき
「おじいちゃん、泣かないで。泣かないで。サチが一緒にいるから・・・」

観ている私も涙が溢れ出ていました。

よかったら、ぜひご覧ください。


*****************************
「長い散歩」公式HP(予告編)
 http://www.eiga.com/official/nagaisanpo/trailer.html
 
【奥田瑛二監督のコメント】
「みんなが、世界中の人が本当の優しい愛を欲しがっている。それを、モントリオールで立証できたことはこの上ない喜びです」

コメント(4)

ネットカフェに居るのに、このあらすじを読んだだけで泣いてしまいました…。
この映画のことは全然知りませんでした。
緒方拳さん、好きな俳優です。
当日はハンカチではなくタオル持参で観てきます。
あなん さん

ありがとうございます。
私もいま、読み返していたら・・・
また涙が出てきてしまいました。
akkiye さん

緒方拳さん、この映画でもすばらしいです。
定年を迎えるまでの家庭を省みなかった悔悟の気持ちが、
少女への憐憫の情に変わり、一人の人間としての愛情ある
行動になっていく様をすばらしく演じられていました。

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