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西部劇を愛する会コミュのさらばカウボーイ達

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TVで古い西部劇{モンテ・ウオルシュ」(1970年作)を見た。原作は「シェーン」と同じ作家、ジャック・シェーファー。一口に西部劇と言ってもその内容は多岐に亘るので、敢えて「カウボーイ物」と言っておく。

敢えて副題を付ければ、「最後のカウボーイ達」とでも言いたい。米国西部に、近代化の波が押し寄せてきて、大牧場経営者が転業や廃止を余儀なくされてゆく時代に、カウボーイとしてしか生きて行けない男たちの身の振り方が切なく描かれている。

見せ場は馬の群れのスタンピード(奔走)とロデオの発祥を思わせる荒馬(じゃじゃ馬)慣らしの場面である。いずれも相当の迫力がある。

拳銃の早打ちを競う場面は一切無い。必要に迫られて使用するという地味な扱い方にむしろ真実味がこもる。

主人公のマッチョなカウボーイ、モンテ・ウオルシュにリー・マービン、彼の良き相棒(親友)に「シェーン」で敵役を演じて有名になったジャック・パランス。珍しいのはジャンヌ・モローがヨーロッパから米国西部まで流れてきて、娼婦まがいの酒場の女という汚れ役で出ている。ウオルシュが結婚したいと思う相手になる。

15−6人も一緒に仲良く働いていたカウボーイ達が、段々に解雇され職を失い生活に困り、ついには銀行ギャングにまで手を染め、追われ追われてかつての仲間同士にも不本意ながら迷惑をかけてしまう結末はわびしい。

本当のカウボーイってどんな生活をしていたのかなという疑問に、地味で、堅実で、友情に厚い男たちであったのだと教えてくれる様な西部劇、否「カウボーイ物」だった。

監督はウイリアム。フレーカーとあった。私は初めて聞く名だった。

Nobby.

コメント(6)

ニドさん

初めまして。「かきこ」に対するコメントを有難うございました。

ジャジャ馬慣らしの場面はちょっとやり過ぎだったかも知れませんが、全体としては、超人的なガンマン等は登場せず、実寸大に近いと思えるカウボーイ生活が描写されていて、好感が持てました。ジャンヌ・モローは、ヨーロッパで食いつめて(?)アメリカ西部に流れてきた、少々とうの立った娼婦という役どころを切なく演じていましたね。

またよろしく。

Nobby.

Tanu2さん

恥ずかしながら初めまして。
いやあ、映画にお詳しくていらっしゃるのですね。ご教授、大変勉強になりました。

フレイカーという人は「トゥームストーン」や「未知との遭遇」をも作った監督だったのですね。観ました。私は恥ずかしながら、映画を主演者だけで観る者(浅いですね)ですので、監督の作品歴等にはにうとかったです。そういえば 「トゥームストーン」もジックリ撮った様な深みを感じさせる映画でした。

またいろいろご教授下さい。

蛇足。昨日「ヴェラ・クルーズ」を久しぶりに観ました。クーパーは渋く、ランカスターはタフな悪役を生き生きと演じていて懐かしかったです。ボーグナインも脇役で居ましたね。

Nobby.

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