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卓上演劇団 机上の九龍コミュのGM眠郎によるSW2.0キャンペーン

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新しくSW2.0キャンペーンがスタートしましたので、今回からこちらに各セッションのあらすじをまとめていこうと思います。
ストーリーを忘れた方やセッションに参加できなかった方はこちらでストーリーを確認して下さい。

コメント(28)

第1話『はじまりの地』(2012年10月14日)

テラスティア大陸最北端の国・ダーレスブルグ。そこから南に徒歩5日の距離にある小さな村・コルツ村に、4人の冒険者が立ち寄っていた。
シャドウの戦士・ブルターク。
エルフの妖精使い・シーバラ。
タビットの魔導師・くりぃむ。
ドワーフの戦士・ベルタ。

彼らが宿屋兼酒場の店で夕食を摂っていた時、家畜を狙って蛮族が襲撃してくる。成り行きで蛮族を退治した彼らに、村長が「近くに住み着いた蛮族を退治してくれ」と依頼してくる。

翌日、早速東の洞窟に蛮族退治に出かけた彼らは、苦戦しながらも何とか親玉を倒すことに成功する。しかし、戦いの中でシーバラが犠牲になってしまう。

殆どなし崩し的にパーティを組むことになった一行は、村長の薦めもあり、ダーレスブルグにある冒険者の店『静寂の音無亭』へと向かう。女主人・ピヨータの計らいでシーバラを蘇生させた一行は、蘇生代の返済の為、静寂の音無亭に所属する冒険者となるのだった……。


今回入手金額/累計入手金額  600G/600G
今回入手経験点/累積入手経験点 2500/2500
今回入手名誉点/累積入手名誉点 45/45
第2話『迷惑な天才博士』(2012年10月28日)

音無亭で魔動部品調達の依頼を紹介された一行は、人間のサカロス神官・グレンを仲間に加え、依頼者であるシャダム博士の家を訪ねる。

訪ねた矢先にいきなり爆発が起こったり、珍妙なお茶汲みロボを見せられたり、青白く光るクッキーを振舞われたりしたが、とりあえず「ドゥームの砲塔を探してくる」という依頼を受ける。

音無亭で情報屋・ボロゾフからアル・メナス時代の遺跡の情報を仕入れ、早速遺跡に向かう。中には数体の魔動機械がいたが、全て問題なく撃破し、2階部分を守っていたドゥームから砲塔を手に入れる。

ドゥームがいた扉の奥の書斎からは、魔動機文明語で「飛空艇の作り方〜第1巻〜」と書かれた書物を見つける。

シャダム博士の家に戻った一行は、報酬を受け取ると共に本を博士に譲り、「飛空艇が完成した暁には、我々の御用達になって欲しい」という約束を取り付けたのであった。


今回入手金額/累計入手金額  1200G/1800G
今回入手経験点/累計入手経験点 2500/5000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 40/85
第3話『ティダン第13課』(2012年10月28日)

ティダン神殿の過激派司祭・アンデルセンから、ディーネの街での侍祭失踪を調査するよう依頼を受けた一行。

現地のティダン司祭・テッドから話を聞くかぎり、失踪したエルト侍祭は人々からの信頼も篤く、様子のおかしかったところもないという。神殿に居合わせたメイス神官とテッド司祭に挨拶をし、情報収集のため大通りの宿屋「笛吹亭」に向かう。

笛吹亭のマスターに訊いたところ、この街では半年ほど前から馬の失踪が起こっているが、人が失踪したのは初めてだという。そして、エルト侍祭と仲の良かったライフォス司祭・ルートに話を訊いて見てはどうかと。

ルート司祭に会って事情を説明すると、彼はエルト侍祭の家へ案内してくれる。生活感が残ったままの部屋には、彼の手記があった。そこには、「少し気になることがある」「まだ皆には話さない方がいい」などと書かれていた。

テッド司祭に話を訊く為、再びティダン神殿に向かう途中、メティシエ神官と数人のゴロツキに待ち伏せされる。あっさり返り討ちにする一行。事情を吐かせるために脅しをかけると、エルト侍祭失踪について嗅ぎ回っていたために一行を襲ったこと、馬の失踪事件も自分たちが上の指示で行ったことなどを白状する。

街に着いてから半日足らずで襲撃された以上、黒幕は自分たちが接触した人物である可能性が高いと目星をつけた一行は、テッド司祭、ルート司祭、笛吹亭のマスターにディテクト・フェイスをかける。3人の潔白は証明されたが、メイス神官だけは会うことができなかった。しかも、マスターの話では、メイス神官は以前は宗教とは無縁のゴロツキであったが、ある時急に改心し、神殿に勤めるようになったという。また、メイス神官の家は郊外の人気のない場所、そしてすぐ近くには墓地があるという。

夜、メイス宅の近くで彼を待ち伏せる一行。急ぎ足で現れたメイスを問い詰めると、メイスに化けたレッサーオーガが正体を現し、レブナントと共に襲ってくる。

レッサーオーガを倒した一行は、今回の件は蛮族による「魔法を使えるレブナント」作成の実験であったことを知る。そして、そのレブナントこそが失踪したエルト侍祭であることも。

レブナントから発見したエルト侍際のティダン聖印、そしてレッサーオーガが持っていた黒いコインを手に入れ、一行は報告へと向かうのであった。


今回入手金額/累計入手金額  1800G/3600G
今回入手経験点/累計入手経験点 2500/7500
今回入手名誉点/累計入手名誉点 41/126
第4話『組織との因縁』(2012年11月4日)

ダーレスブルグから東に3〜4時間ほど歩いた距離にある観光スポット「虹の丘」。その頂上に住むロアンという人物に手紙を届けて欲しいとピヨータに頼まれた一行。

ロアンはピヨータのかつての冒険者仲間。10年前にブラッドトロールの“虐殺者”ギーグを倒して名を上げた冒険者PT「自由の歌い手」の一員らしい。
“蒼き鋼”ブルーワン。
“愛の探求者”ピヨータ。
“博識の”ロアン。
“堅実な”オザリンド。
“不死殺し”アンデルセン。
今ではPTを解散し、それぞれの道を歩んでいる。

特に危険もなく一日で終わる仕事だから、と軽く引き受けた一行。丘の頂上には、使い魔の黒猫と、サングラスにローブ姿の青年が住んでいた。ロアンに手紙を渡し、ついでに以前手に入れた黒いコインの鑑定を頼むと、鑑定を引き受けるかわりに、南の森に住むドワーフのゼケト爺さんからサングラスを受け取ってきて欲しいと依頼される。

ゼケト爺さんの家に着くと、なにやら困った様子のドワーフがいた。彼がゼケト爺さんらしい。事情を訊くと、孫のように可愛がっていたアルラウネのノノが姿を見せなくなったとのこと。サングラスを受け取り、そのままノノの捜索を始める一行。森の南部でゴルゴルゴールドに襲われていたノノを救出し、ゼケト爺さんのところに連れて行くと、爺さんは涙を流して喜び、感謝した。

サングラスを持ってロアンの家に戻ると、室内が荒らされていた。待っていた使い間の黒猫に訊くと、ロアンが蛮族に誘拐されたという。使い魔の感覚共有で蛮族の行方を探り、どうやら森の中を東の沿岸部目指して慎重に移動しているらしいことを知った一行は、街道を全力で移動し、蛮族の目的地と思しき海岸に先回りする。

やがて陽が沈み、日付が変わった頃、海から一隻の小型帆船が現れる。それから数十分後、森の中にロアンを連れた蛮族が現れる。蛮族を手早く無力化しロアンを救出した時、帆船から身の丈4mはあろうかというトロールが現れる。

“飛竜の爪”第一軍八番隊隊長、“人喰らい”ガロウズと名乗ったトロールは、一行に戦いを挑んでくる。圧倒的な攻撃力とガロウズの持つ“魔剣ゾルガーン”に苦しむも、激戦の末にガロウズを倒すことに成功する。沖に残っていた帆船からこちらを見ていた何者かが、一行に向けて剣を突き出した後、帆船はそのまま去っていく。

家に戻ったロアンは、自分がバジリスクであること、かつては“飛竜の爪”に属していたこと、10年前に「自由の歌い手」と共に“飛竜の爪”の重鎮・ギーグを倒して以来、奴らはおとなしくしていたはずであること、なぜ今更自分が狙われたかはサッパリ分からないことを話す。黒いコインについては、かつて一部の蛮族の間で流通した通貨で、今は全く使われていないらしい。

救出のお礼として「飛空艇の作り方〜第2巻〜」を貰い、一行は一週間ぶりに音無亭に帰還するのであった。


今回入手金額/累計入手金額  2100G/5700G
今回入手経験点/累計入手経験点 4000/11500
今回入手名誉点/累計入手名誉点 123/249
今回獲得称号 “蛮族喰らい”
第5話『宝石を追え!』(2012年12月9日)

ロアンから「蛮族組織の隠れ家らしき場所を発見した」との手紙を受け取った“謝肉戦隊”ことパーティ一行は、早速その建物を調べに行く。ダーレスブルグから徒歩1時間程度の場所にあるその建物は、朽ちた平屋だった。

一通り調べるが何も手がかりが出てこなかったため、一旦音無亭に帰還すると、新たな依頼が入っていた。依頼人はダーレスブルグ公国のリーナ・エルマル伯爵。“月の涙”と呼ばれるサファイアが盗まれてしまったため、取り戻して欲しいとのことだった。

その日の夜、もう一度平屋を調べに行くと、平屋に近づく男を発見する。不審に思い男を捕らえるが、蛮族との繋がり等は分からなかったため、とりあえず憲兵に引き渡すことにした。

そのまま盗賊ギルド「天の橋」に行き、“月の涙”窃盗に関する情報を求める。ギルドには情報屋・ボロゾフがいた。彼の話で、数日前に別の盗賊ギルド“黒い熊爪”に“月の涙”の調査依頼が持ち込まれたこと、その依頼人・リカルドは郊外の平屋で何度か目撃されていることが判明する。

翌日、以前から“月の涙”を欲しがっていたという宝石商・トロンを訪ねる。状況を理解したトロンは、数日前にサファイアを求めてきた男がいたこと、その男に“月の涙”の映像を見せたことを話してくれる。男は名乗らなかったそうだが、人相の特徴はリカルドと一致していた。

音無亭に戻った一行を、憲兵が訪ねてくる。昨夜捕らえた男が、“月の涙”窃盗に関与していたこと、今夜“月の涙”を例の平屋で何者かと取引することを吐いたそうだ。

深夜、平屋に使い魔を放ちつつやや離れた場所で様子を伺っていると、平屋に黒いローブを着た人物が、次いでリカルドらしき男が現れる。“月の涙”が手渡されたことを確認し、強襲をかける一行。するとローブの人物が正体を現す。彼はドレイクだった。

「貴様らがガロウズを倒した謝肉戦隊か! 貴様らの首を持ち帰れば組織内での私の地位も上がる!」と息巻いて襲い掛かってきたドレイクを難なく撃破し“月の涙”を奪還、捕らえたリカルドを憲兵に引き渡して依頼を完了。エルマル伯爵は「また何か困ったことがあれば、君たちに依頼しよう」と約束してくれたのであった。


今回入手金額/累計入手金額  3000G/8700G
今回入手経験点/累計入手経験点 3500/1500
今回入手名誉点/累計入手名誉点 135/384
第6話『かってに改造』(2012年12月9日)

音無亭に、エルフの女性が訪ねてきた。シーバラと同郷だという彼女・ローシーによると、自分たちの集落・ショクラの里と同盟を結ぶマーマンたちが、敵対するギルマンに襲われて危機に瀕しているという。援軍を送りたいが、ショクラの里も人員に余裕がないため、ショクラの里出身の冒険者であるシーバラに依頼に来たのだそうだ。

依頼を受け、マーマンの集落に向かう一行。集落の長・ルルの話では、数日前にギルマンたちの襲撃を受け大きな被害が出たとのこと。またその際、ギルマンたちは今まで見たこともないような名状しがたい生物を引き連れていたらしい。

ルルの話が終わった時、ギルマンたちが襲撃してくる。集落の入口に向かうと、2人のギルマンと2匹の名状しがたい生物が見張りのマーマンを襲っていた。敵を倒し、ギルマンを尋問したところ、この名状しがたい生物は彼らの隊長が造り出しているものであることが判明する。

そのまま間を置かずギルマンの集落を襲撃する一行。集落内のギルマンたちを倒し、最奥の部屋に辿り着くと、より名状しがたい生物と、白衣を着たギルマンがいた。“改造屋”ズードと名乗った白衣のギルマンは、魔改造によって名状しがたい生物を造り出していたらしい。

より名状しがたい生物・ズードくん36号をあっさり倒し、そのままズードも倒すと、ズードは自分が“飛竜の爪”の隊長の一角であること、“飛竜の爪”に敵対する謝肉戦隊に、今に上級隊長たちが襲い掛かるであろうことを言い残し、絶命するのであった。


今回入手金額/累計入手金額  3000G/11700G
今回入手経験点/累計入手経験点 3500/18500
今回入手名誉点/累計入手名誉点 84/468
今回獲得称号 “埋葬屋”
第7話『オロナ図書館』(2013年1月13日)

シャダム博士から「クィンドゥームの脚部を持ってきて欲しい」との依頼を受けた一行。情報屋ボロゾフからクィンドゥームがいる遺跡の情報を買い、徒歩半日の距離にあるというその遺跡に向かう。

魔動機文明時代の物らしい遺跡に入ると、エントランスホールに確かにクィンドゥームがいた。一行が身構えると、クィンドゥームは魔動機文明語で何事か話してきたが、誰も魔動機文明語の会話ができなかったため、そのままクィンドゥームを破壊する。

遺跡の中には本棚が並び、大量の本が収められていた。値打ち物の本を数冊見つけ、喜ぶ一行。二階の部屋も同じく探索しようとした時、本に宿ったポルターガイストに不意打ちを受け、戦闘の末に「飛空艇の作り方〜第3巻〜」「飛空艇の作り方〜第4巻〜」を手に入れるが、ブルタークが死亡してしまう。

一旦街まで退却し、ブルタークを蘇生させた後、再び遺跡探索に向かう一行。前回探索できなかった地下に降りると、巨大な魔動機械が立ち塞がっていた。

「我ガ名ハ【ヘルドゥーム】……資格無キ者ヨ……コノ場ヨリ立チ去レ……。」無機質な機械音声で告げるヘルドゥームに只ならぬものを感じた一行は、その言葉に従い、遺跡を後にするのだった。


今回入手金額/累計入手金額  3000G/14700G
今回入手経験点/累計入手経験点 4000/22500
今回入手名誉点/累計入手名誉点 70/538
第8話『“村潰し”ボルガノン』(2013年1月27日)

月神シーンの神官・ミーナをカシュカーンより北東の開拓村・パーシスまで護衛するという依頼を受けた一行。北の大橋を通り、レーゼルドーン大陸へと渡る。未だ蛮族の勢力が強いこの大陸を開拓するため、カシュカーンには大勢の冒険者や商人が集まっていた。

この町で1・2を争う人気店だという「蒼き鋼の紳士亭」に入ると、評判通り大勢の客で賑わっていた。この店の店主の名はブルーワン。ピヨータと同じく、元「自由の歌い手」のメンバーである。彼の話では、最近“飛竜の爪”の活動が活発になっているため、この町にいつも以上に冒険者が集まっているのだという。

無事にパーシスまでミーナを送り届けた一行は、とりあえず村の酒場へ向かう。そこで「村長のハディさんが最近蛮族絡みで何か悩んでいるようだ」との話を聞き、ハディに会いに行くことにした。

ハディから「最近この辺に出没する蛮族の目的を調査し、可能であれば阻止して欲しい」との依頼を受け、北東の「暗闇の森」に向かう一行。森の中で蛮族の斥候隊と遭遇し、これを退治する。蛮族が持っていた指令書には、「来るべき襲撃作戦に備えて、パーシス村を調査せよ」と書かれていた。

一旦村に戻りハディに注意を促した後、「暗闇の森」の更に先、「嘆きの山」まで足を伸ばす一行。そこで見たものは、100体を超える蛮族の侵攻だった。大急ぎで村に戻りハディに報告すると、ハディは村の幹部による緊急会議を開き、この村を放棄して、村人全員で撤退することを決定する。

しんがりを任された一行は、次々と襲い掛かる追っ手を休みなく撃破し続ける。さすがに息切れしかかった時、軍馬に跨った一人のダークトロールが現れた。「俺の名は“現”飛竜の爪第一軍八番隊隊長・トール! 今こそガロウズ隊長の仇を討つ!」それは、かつてガロウズを打ち倒した際、去り行く船からこちらに剣を向けていたトロールだった。トールとの戦闘に入ろうとした瞬間、「待てい、トール!」の怒号と共に、ワイバーンに乗ったトロールが現れた。その名は飛竜の爪第一軍一番隊隊長・“村潰し”ボルガノン。愛弟子ガロウズを倒した程の冒険者である謝肉戦隊と、是非とも戦いたいという。

「さて、では死合うとするか!」トールに支援に徹するよう命じ、己の力で謝肉戦隊を叩き潰そうとするボルガノン。彼の持つ“豪炎斧ホムラ”の力もあり、苦戦を強いられる一行。しかし、戦いの終わりを悟ったボルガノンはトールに撤退を命じる。最後の攻撃を“不屈”によってギリギリで耐え抜いたベルタの反撃と、くりぃむの追い討ちの魔法によって、ついに倒れるボルガノン。トールは改めて謝肉戦隊への復讐を誓い、撤退していった。

数日後、カシュカーンに滞在していた一行の元に、堅物そうな騎士が訪れる。ボルガノン討伐の功績を認め、ダーレスブルグ公国騎士団からメダルを授与するという。騎士の名はハウル・バルクマン。カシュカーンの警備隊長である。彼は、「姫様は『今後も謝肉戦隊の活躍に期待する』と言っておられた。期待を裏切らぬよう努めるように」と言って去って行くのだった。


今回入手金額/累計入手金額  15000G/26700G
今回入手経験点/累計入手経験点 5000/23500
今回入手名誉点/累計入手名誉点 236/714
今回獲得称号 “火消しの風”
第9話『公国の暗部』(2013年2月10日)

ダーレスブルグ公国は現在、政治的・軍事的に不安定な状態にある。政治的には国内の保守派・開放派が対立し、南のルキスラ帝国が公国を再併呑しようとしているとの噂もある。軍事的には、北のオルボン砦が3人の蛮族によって陥落し、南で帝国に睨みを利かせていた“大戦士”サイラスを北の最前線に派遣することになった。公国は現在、人族にも蛮族にも狙われていると言える。

どう見ても麻呂なジップ・デクレー伯爵に会食に誘われた一行は、そこで執政であるシド・アドルファス侯爵の護衛依頼を受ける。3日後にシド執政がデクレー伯爵領を巡察に行くので、往路の護衛を頼みたいという。護衛は一行だけであり、目的地に着いたら解散して良いとのこと。

シド執政の国民からの評判は悪く、「保守派にも開放派にも尻尾を振るコウモリ」「殿下が亡くなってからやりたい放題」「シドが執政になってから外圧が増えた」などと言われている。

3日後、集合した場所には無愛想な老人・シド執政と、5人の正騎士がいた。デクレー伯爵によると、昨日急に執政が「こちらで別に護衛を用意する」と言い出したらしい。

各地を回る間、護衛を務めようとする一行を冷たくあしらう執政。最終目的地であるランチェスの街に着くと、執政はその場で依頼料を渡し、さっさと宿舎へ行ってしまう。釈然としないものを感じながらも、使い魔で執政の監視をしながら酒場に入る一行。

その夜、5人の黒装束に襲撃を受ける執政。使い魔の視点でそれを見た一行は執政を助けに入り黒装束を捕縛。覆面を取ると、それは執政の護衛の騎士達だった。すぐに駆けつけた現地の騎士達に黒装束を引き渡し、それから執政は宿舎に一行を招き、様々な事情を話す。デクレー伯爵にルキスラ帝国との内通の疑いがあること。巡察の本当の目的は、ここで行われるという取引の現場を押さえるためだということ。だが、取引の情報自体が執政を釣り出し暗殺するための罠だったらしいこと。伯爵の目的は、シド執政を暗殺し、帝国の力を背景に自分が執政として実権を握ることだということ。道中、一行を自分の周りに近づけなかったのは、伯爵が用意した護衛は信用できなかったからだということ。そして、伯爵は執政の姪であるマグダレーナ将軍を持ち上げて保守派と帝国との繋がりを深めようとしていること。

新たに執政から復路の護衛とマグダレーナへの面会の依頼を受けた一行は、首都に帰還次第、盗賊ギルド「天の橋」で情報を集める。そこで、伯爵は盗賊ギルド「真昼の鳶」との繋がりがあることを知る。「真昼の鳶」は、ルキスラの盗賊ギルド「闇夜の鷹」の関連組織である。

マグダレーナと面会し、事情を話す一行。マグダレーナは納得し、すぐに「真昼の鳶」を襲撃すると宣言。姫将軍の勢いに乗せられるように同行する一行。「真昼の鳶」のアジトのドアを蹴破り、いざ戦闘かと思われたが、相手のボスらしき男があっさりと降参。しかも、伯爵との繋がりや、伯爵の依頼で行った政治工作等を一切隠さず話し始める。

都合が良すぎることに不信感を感じながらも、とにかくデクレー伯爵邸に押しかける一行とマグダレーナ。「真昼の鳶」との繋がりや執政暗殺未遂等で問い詰めるも、肝心の物証がないことから容疑を否定される。しかし、伯爵がランチェスの護衛の騎士達に宛てた命令書の記述の矛盾から論破に成功。伯爵が呼び出した護衛を蹴散らし、伯爵を捕縛する。

しかし、今回の件にルキスラ帝国が関与している証拠は「なかった」。どうやら伯爵はトカゲの尻尾切りに遭ったのだろう。公国を巡る情勢は、未だ不安定なのであった。


今回入手金額/累計入手金額  10000G/36700G
今回入手経験点/累計入手経験点 4500/28000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 700/1474
今回獲得関係 シド執政と「顔見知り」、マグダレーナ将軍と「友人」
第10話『父の仇』(2013年2月24日)

シド執政から依頼が入った。
かねてから蛮族との繋がりの疑いがあった地方領主・バランタイン男爵の、蛮族との内通の証拠を掴んだが、彼が立て篭もった研究所は魔剣の迷宮を改装したものであり、並みの兵士では歯が立たないらしい。
そこで今や公国でも有数の冒険者である謝肉戦隊を派遣しようという訳だが、理由はもう一つ。バランタイン男爵は、かつてグレンの父・ブラインドを謀殺した男であるとのことだった。

父の仇を取るため、依頼を引き受けたグレンと謝肉戦隊。早速出発しようとする一行に、執政は胃を押さえながら「実は、今回の任務にぜひ同行したいという人物がいるのだ」と告げる。
メンバーの半数が不在だった一行は、その人物が腕利きの神官戦士であるとのことで、喜んで承諾。諦めたような表情の執政に促されて現れたその人物とは……「というワケで、今回同行することになったマグダレーナ・イエイツだ! よろしく頼む! 私のことは、気軽にマグちゃんと呼んでくれ!」

迷宮に入ると、各所の壁に壁画が彫られていた。どうやら何かの物語風になっているらしい。壁画の内容をまとめると、
・かつて栄えた近代的な都市。
・都市を破壊する巨大なドラゴン。
・5人の人物と1人の犠牲者、そして降臨する1柱の神。
・神と5人の人物が、ドラゴンを押し戻す。
・神と犠牲者の女性が、共に天に帰る。
というものだった。マグちゃんによると、この話は大破局の様子を語ったザルツ地方に伝わるおとぎ話で、ザルツ地方の人間なら子供の頃から聞かされているという。

また、書庫らしき部屋で「飛空挺の作り方〜最終巻〜」を発見する。最後に書かれた筆者の名前は、「オロナ・ハーベスト」となっていた。

いくつかのトラップや「あんまりだァァァ〜〜〜!」と泣き喚くバンシーを乗り越え、ついにバランタイン男爵と対峙する一行。男爵は、密造する「穢れの酒」を自らも飲み続けた結果、生きながらにしてアンデッドと化していた。
「貴様は確か、ブラインドの息子か……。愚か者の子はやはり愚か者よ!」と告げて襲い掛かる男爵。しかしマグちゃんの助けもあり、これを危なげなく撃破。
部屋には穢れの酒と、かつてグレンの父が持っていたサカロスの聖印があった。

最後の部屋には、台座に突き刺さった奇妙な赤い槍があった。台座には三つ目のマークと、シャドウ語で「我と共に来たり、我と共に滅ぶべし」という文字が刻まれていた。どうやらシャドウ族の宝であるらしい。ブルタークが手を伸ばすと、槍は簡単に抜け、赤い輝きを放った。

ダーレスブルグに戻り執政から報酬を受け取ると、執政に説教されに引きずられていくマグちゃんを尻目に、一行は音無亭に帰還するのであった。


今回入手金額/累計入手金額  8000G/44700G
今回入手経験点/累計入手経験点 5000/33000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 63/1537
第11話『激闘・赤男爵』(2013年3月10日)

エルマル伯爵から一行に名指しでの依頼が入った。将来の入植候補地であるレーゼルドーン大陸ネーベン半島の地形調査を飛行船を使って行うため、その飛行船を護衛して欲しいとのこと。

護衛を引き受けた一行は、早速翌日飛行船に搭乗する。操縦士兼整備士であり、シャダム博士の孫でもある天才少女・ラディカルと知り合い、地形調査を行うキュール博士とその助手たちに挨拶を済ませると、いよいよ飛行船イカロス号は空へと飛び立つ。

ネーベン半島上空に着いた日の夜、レッサーヴァンパイアが襲撃を仕掛けてくる。何とかこれを撃退するも、続けて行われた長距離からの魔法攻撃に為す術もなく、イカロス号は損傷し、ネーベン半島へと不時着する。

各々が用意した墜落対策のおかげで大したダメージもなかった一行を、休む暇なくナイトメアの兄弟が襲う。上空で魔法攻撃を仕掛けてきた張本人であり、蛮族として生きることを選んだナイトメア=ダークナイトである兄弟を、苦戦の末に倒し、捕虜とする。

敵とはいえ、その境遇に同情した一行は、死後の蘇生を約束する代わりに情報提供して欲しいと取引を持ちかける。弟は聞く耳持たずの様子だったが、兄は少し瞑目した後、ネーベン半島の地図を渡し、“赤男爵”なる者の存在をほのめかす。死後の蘇生を拒否した兄弟は、直後に身に付けた首輪が爆発し、物言わぬ二つの死体となった。

ラディによるイカロス号の応急修理が終了した後、一行は一旦ダーレスブルグに帰還し、シド執政から正式に赤男爵討伐の依頼を受ける。ネーベン半島北部の山の中に建つ赤男爵の塔にイカロス号で強襲を掛け、最上階に突入する一行。

奥の部屋で待ち受けていたのは、ネーベン半島の支配者にして“飛竜の爪”第3軍軍団長であるドレイクレッドバロン、“赤男爵”リーフェンだった。尊大かつ傲慢な赤男爵は、一行に人数分の首輪を放り投げ、家畜として自分に仕えろと言ってくる。当然のように拒否した一行は、意を決して赤男爵との戦いに臨む。子爵に匹敵する力を持つ赤男爵に苦戦するも、赤男爵の慢心もあり、辛くもこれに勝利する。赤男爵の命が尽きると同時に、床に落ちていた首輪が音を立てて砕け散った。

ダーレスブルグに向け飛び去るイカロス号の下では、首輪から開放された大量のコボルドやゴブリンたちが歓声を上げているのだった。



今回入手金額/累計入手金額  18000G/62700G
今回入手経験点/累計入手経験点 9000/42000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 331/1868
今回獲得称号 “飛竜の仇敵”
第12話『クトゥルフ海賊団』(2013年3月24日)

ダーレスブルグ公国海軍が、海賊退治の為に人員を募集しているという。数ヶ月前からアレスタ海に出没するようになった「クトゥルフ海賊団」。今まで対応が後手に回っていたが、この度、連中の襲撃パターンの解析に成功した為、この機会に一気に殲滅したいのだという。そのパターンとは、連中は「満月」「悪天候」の日を好んで現れるということだった。

色々と強烈な訓練教官・ハートマン軍曹の下で10日間の水上戦闘訓練を受け、海軍・冒険者共同の海賊討伐作戦に参加する一行。作戦内容は、商船に偽装した船で連中の出没海域に乗り込み、相手が襲撃をかけてきたところを返り討ちにするという囮作戦である。

作戦当日、満月に加え折り良く悪天候となった海に出航する一行。問題の海域に入ると、果たしてドクロのマークを掲げた海賊船が現れる。不意を衝かれて苦戦する一行だが、何とか海賊の先発隊を撃破することに成功。逆に相手の船に乗り込んで親玉を倒そうとする。

敵の親玉は、“(自称)海賊王”ゴーノレド・ロヅャー。異界の魚神・ダゴンを崇拝する神官戦士だった。敵の司祭が呼び出した「ダゴンの化身」を無力化するため、司祭を最優先で倒したが、その隙にゴーノレドが後衛を狙い、くりぃむが殺されてしまう。

犠牲を払いながらも何とか海賊討伐に成功した一行は、帰還後すぐにくりぃむを蘇生させたのだった。



今回入手金額/累計入手金額  10000G/72700G
今回入手経験点/累計入手経験点 5000/52000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 0/1868
第13話『りゅうたま』(2013年4月28日)

街の広場に吟遊詩人ブルー・リブ・リベットが来ているから観に行こう、とマグダレーナに誘われる一行。リブの歌は、かつて世界を荒らした邪竜とそれを討伐した5人の英雄の物語だった。

歌が終わった後、お付きのマッチョマンたちに引きずられていくマグダレーナを尻目に音無亭に戻ると、レッサードラゴンに騎乗した女性が現れた。彼女の名は“堅実な”オザリンド。かつてピヨータと共に闘った“自由の歌い手”のメンバーの1人である。今は公国ライダーギルドの幹部として、ルキスラ帝国の都市ディザに出張中だという。ディザで起きた幻獣の卵盗難事件の捜査に、謝肉戦隊の力を借りたい、とのことだった。

デュボール王国ライダーギルドから交流の証のために公国ライダーギルドに贈られるはずだった幻獣の卵が、2日前にディザで何者かに盗まれたという。卵の数は、竜の卵が1個、その他の卵が10個。すぐに街には検問を敷いたため、大きくて目立つ卵が街の外に持ち出された可能性は低い。もちろん両国のライダーギルドが捜査中だが、人員不足であまり捜査が進んでいないため、公国の信頼できる冒険者を派遣することになったらしい。

依頼を受けた一行は、「フライト」の連続使用で3日後にディザに到着。冒険者の宿「そよぐ南風亭」でマスターに話を聞くと、まずはライダーギルドに行ってみるといい、と場所を教えてくれる。

ライダーギルドで聞いた話では、事件当日の夜、卵を保管していたギルド内には、宿直のハーネン(40代の男性)とネイ(20代の女性)、そして卵の護衛依頼を受けた4人の冒険者がいたという。ハーネンとネイはそれぞれ自宅と宿舎で謹慎中、冒険者もまだこの街に逗留しているらしい。また、犯人の心当たりとしては、ライダーギルドのやり方に反対する「ディザ幻獣愛護団体」、そこから分派した過激派「ディザ幻獣愛護戦線」の連中が最も有力だ、とのことだった。

そよぐ南風亭に戻ると、店の隅で愚痴っている冒険者達を見つけた。彼らが件の冒険者らしい。話を聞くと、事件当日の夜、ギルド内でボヤ騒ぎがあったという。宿直のギルド員にその消火活動に協力するように言われ、2人を護衛に残そうとしたが、「ギルドが焼け落ちたら報酬が払えない」と半ば脅され全員で消火活動に参加。30分ほどで火を消し止めて卵を保管してあった部屋に戻ってみたら、ドアの鍵が開いていて、卵が全て無くなっていたのだそうだ。

謹慎中のネイに話を聞くと、冒険者全員に消火活動を手伝うように言ったのはハーネンの指示だったという。また、ハーネンは10年以上もギルドに務めている古参であり、性格も温厚で皆に好かれていたので、悪いことを考える人ではない、とも。

次にハーネンの家に行ってみるが、玄関のドアには鍵がかけられており、中からは人の気配がしなかった。通りすがりの近所のオバちゃんの話では、おとといの夕方、ハーネン宅の裏口から怪しげな黒ローブの人物が出て行くのを見たと言う。ギルド所長の許可を得てハーネン宅に侵入すると、中には誰もおらず、裏口には郊外へと向かう足跡が残っていた。

愛護団体の本部で聞いた話では、愛護団体はあくまで穏便な方法でライダーギルドに抗議しており、それを生温いとした過激派が勝手に愛護戦線を名乗って分派したのだという。愛護戦線の人数は4人で、郊外に本拠地を構えているらしい。

(続く)
ハーネン宅の裏口から続く足跡を辿ってみると、愛護戦線の本拠地と思われる小屋に続いていた。中に人がいないことを確認して侵入・探索すると、床下に地下へと続く抜け道を、暖炉の中に「ライダーギルド襲撃計画」と書かれた紙の焼けカスを見つける。抜け道を通ると、途中にギルマン語で「穢れの結晶の封印を解くために捧げる幻獣の卵を確保せよ」と書かれた紙が落ちており、更に進むとディザの東にあるローラ河沿いの林の中に出た。

そこから、更に続く足跡を辿ってローラ河を北西に進むと、途中の林に、人間4人分の死体があった。野生動物に食い荒らされた様子から見て、死後数日経っているらしい。更に進むと、ローラ河沿いの大きな岩山があり、そこに空いた洞窟の中に足跡は続いていた。

洞窟に入ると、初めは自然だった内部が、途中から明らかに人の手が加えられたと思われる広間になっていた。広間の奥には祭壇があり、不気味に輝く結晶と、その周りに幻獣の卵が供えられていた。そして広間には、数体のオーガと名状しがたい生物、巨大なアンデッドと、白衣を着たギルマンがいた。

「ンフフ、初めまして皆さん。吾輩の名はドクターゲルゲド。ここで我ら“飛竜の爪”の仇敵である謝肉戦隊と遭遇するとは、吾輩は運がいい。」ドクターゲルゲドと名乗ったギルマンが怪しげに笑う。どうやらオーガの内の1人がハーネンを殺して変身し、愛護戦線を利用して卵を盗み出したらしい。「このゲルゲドくん666号は吾輩の最高傑作でしてね。人族の臓器を生きたまま摘出して使用しておりますので、鮮度もバツグンですぞ。」ゲルゲドの隣で不気味な呻き声(良く聞くと「コ…ロシ…テ…」等の声も聞こえる)を上げるアンデッド。

取り巻きのオーガと名状しがたい生物を先制攻撃で一掃し、666号を攻撃する一行。ゲルゲドのスタン・クラウドと666号の洗脳光線に苦戦するも着実に戦力を削いでいく一行に、この場は不利と悟ったゲルゲドは、「どうやら準備不足だったようですね。次に遭うときには、皆さんを吾輩の作品の材料にして差し上げますよ。ンフフ。」と言い残して退却する。何とかアンデッドを倒した一行だが、残念ながら幻獣の卵は竜の卵を除き全て破損していた。

事の顛末をライダーギルドに報告し、「穢れの結晶」を持って(どうやっても破壊できなかった。)公国へ帰還した一行。「穢れの結晶」はシド執政に預け、城の保管庫で厳重に保管することになった。オザリンドは依頼達成した謝肉戦隊に、今後公国ライダーギルドが便宜を図ることを約束してくれたのだった。



今回入手金額/累計入手金額  6000G/78700G
今回入手経験点/累計入手経験点 6000/58000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 28/1896
第14話『復讐鬼』(2013年5月19日)

音無亭に1人の冒険者らしき男が一行に助けを求めて駆け込んできた。男の名はヤッケル。ルキスラを拠点とする冒険者らしい。話を聞くと、彼らは5人PTで南西の「漆黒の砂漠」にある古代都市ピルクスの遺跡を探索していた時、突然6人の蛮族に襲われ、全員捕まってしまったという。その蛮族たちのリーダーらしき「黒い髑髏のついた大剣」を持ったダークトロールが、この手紙を謝肉戦隊に渡せと言って自分を開放したのだと。

手紙には巨人語で「謝肉戦隊、指定した遺跡まで来い。5日待つ。来なければ人質を殺す。人質は4人。積年の恨みを晴らす。覚悟しろ。」と書かれていた。手紙の内容とヤッケルの話から、敵は因縁のダークトロール・トールだと判断した一行は、ヤッケルから人質の救出という形で依頼を受け、遺跡へ向かう。

指定された遺跡は、魔法文明時代の遺跡を魔動機文明時代の人々が改造して何かの施設として利用していたようだった。未だに稼動する罠や魔法生物を乗り越え、遺跡の最奥に辿り着くと、そこは玉座の間のようだった。

玉座の間にはトールと他4人の蛮族、そしてサキュバスの少女と傍らに控えるザーケラがいた。「遅かったな。待ちかねたぞ、謝肉戦隊!」 黒い髑髏の大剣を持ったトールが叫ぶ。トールは人質を解放すると、他の4人と共に戦闘態勢に入る。

後の玉座に座っていたサキュバスの少女が「ねえトール、その人たちがリーフェンやボルガノンを倒した謝肉戦隊?」と訊くと、トールが「はっ、アリネラ様。こやつらが我ら“飛竜の爪”の仇敵、謝肉戦隊です。」と答える。「ふーん、貴方たち強いのねえ。クスクス。」妖艶に笑いながら一行を眺める、アリネラと呼ばれた少女。「安心していいよ。私たちは手を出さないから。頑張るのはトールたちだもん。ね?」「はっ。我ら一同、ここで奴らを討ち果たしてご覧に入れます。」そして一行に向き直るトール。「貴様らを倒すため、強敵と戦い、己を鍛え続けた。今こそガロウズ・ボルガノン両隊長の仇を討つ!」

先制攻撃で相手の戦力を大きく削り、戦いを有利に進める一行だが、トールの「アブソリュートディフェンス」と彼の持つ魔剣の能力で決め手に欠く一行。そのうち、何かを記録していたらしいザーケラが「アリネラ様、そろそろ……」と声をかける。「え? もうそんな時間?」「はい。かなり良質なデータが取れました。これで更なる強化が可能になるでしょう。」「んー、楽しみ♪ それじゃトール、そろそろ帰ろっか。」

「し、しかし、自分はまだ戦えます! ここで倒れた部下たちの為にも……!」なおも戦おうとするトールに、アリネラは困ったような顔をして、「あんまり聞き分けが悪いと、あの人に怒られちゃうよ?」と告げる。それを聞いたトールは、悔しそうに歯噛みしながらも「……承知しました。」と答えた。挑発する一行に憎悪と苦悶に満ちた視線を向けるトール。直後にアリネラはフォルゴーンを召喚し、トール、ザーケラと共にエスケープで離脱する。

フォルゴーンを一蹴した一行。だがその時、遺跡が轟音を立てて崩れ始める。どこからか衝撃音と爆発音も聞こえる。元の通路は崩れた岩で塞がれ、為す術もない一行に向けて、天井が崩れてくるのだった……。



今回入手金額/累計入手金額  0G/78700G
今回入手経験点/累計入手経験点 6000/64000
今回入手名誉点/累計入手名誉点 0/1868
第15話『幻想都市』(2013年5月26日)

ピルクスの遺跡の崩落に巻き込まれた一行。硬い床の感触で目が覚めると、一行を心配そうに覗き込んでいる少女がいた。見慣れない服装の少女・ロロナが言うには、ここはピルクスの防空壕で、一行はここで血まみれで倒れていたらしい。「蛮族の空襲」が終わって外に出てみると、そこには見たこともないような近代的な街並みが広がっていた。

ロロナや街の人々の話から、ここがアル・メナス時代のピルクスであると判断した一行。情報収集の結果、最近蛮族の活動が活発になっていること、この街にはロロナの祖父である天才魔動機師・オロナ博士が作った蛮族迎撃装置があること、オロナ博士は更なる決戦兵器開発のため、離れた場所にある研究所に篭っていて留守であることなどを知る。とりあえず拠点となる宿屋を決め、一泊する一行。

夜中に轟音と衝撃で目覚めると、街は火の海に包まれていた。慌てて宿を飛び出し、ロロナの家に向かう途中、正体不明の魔物3体と遭遇する。強力な魔法を使う魔物に成す術もなく、一行は全滅する。

気がつくと、遺跡で心配そうに一行を覗き込むロロナの姿があった。話を聞くと、一行とは初対面だという。どうやら、時間がループしてロロナとの出会いの時まで戻ったらしい。

蛮族の襲撃の真相を確かめるべく、中心街の迎撃装置を見張る一行。夜中、突如迎撃装置が蛮族襲撃の警告を発した後、遥か上空に向かって攻撃する。が、百を超える蛮族をも一撃で葬る迎撃装置の攻撃を、遥か上空の何者かは耐え抜き、数秒後に黒い炎による圧倒的な破壊を撒き散らす。迎撃装置と共に、一瞬で全滅する一行。

再びループした一行は、今度は襲撃の際に防空壕へ向かうことを選ぶ。無事に防空壕に辿り着いた一行と数十人の市民の前に、山を思わせるような巨大な竜が舞い下りてくる。その圧倒的な存在感と瘴気は、人の身で何をしようと太刀打ちできない存在であることを思い知るには充分だった。竜の胸部の鱗が「穢れの水晶」であることに気がついた直後、一行は竜の吐く黒い炎で街もろとも破壊される。

またもループした一行は、この事態の解決のために情報収集を行う。ルミエル・カルディア系列の神殿があるはずの空白地、一行の時だけ作動しないテレポーター、透明な壁があるかのように外に出られない門、砂漠が写るマナカメラ……これらの情報を考慮した結果、この街が過去ではなく幻であることに気がついた一行は、図書館で「幻を操る魔物」を調べる。魔物大辞典に不自然な空白ページを見つけ、本来そこに書かれているはずの魔物が「メルマザール」であることを見抜いた一行。だが、既に今回の大破局は始まっていた。襲撃中にロロナとオロナ博士の写真が入ったロケットペンダントを見つけるが、持ち主であるロロナは既に邪竜の犠牲になっており、一行も抵抗むなしく全滅する。

そして再び目覚めた遺跡でバーサタイルを使い、魔神メルマザールの姿を発見した一行は戦いを挑むが、「穢れの水晶」の力を得て強化されたメルマザールに破れる。全滅する直前、突然メルマザールが「穢れの水晶」に取り込まれ、一行も「穢れの水晶」に吸い込まれる。

目が覚めると、そこはダーレスブルグ王城の宝物庫だった。傍には以前手に入れ、シド執政に預けた「穢れの水晶」が安置されていた。シド執政に会い、一行がピルクスの遺跡に向かってから半年が経っていることを知らされる一行。そしてシド執政は一行に、「この国の存亡に関わる重大な任務」を依頼するのだった……。


今回入手金額/累計入手金額  0G/78700G
今回入手経験点/累計入手経験点 3400/67400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 0/1868
第16話『カシュカーンの陰謀』(2013年6月9日)

一行が幻想都市に囚われていた半年の間に、ダーレスブルグを巡る情勢に変化があった。エイギア地方の蛮族が活発化・凶悪化し、その対応のために公国第4軍・神官戦士団などがカシュカーンに派遣されたらしい。しかし5日前から突然、カシュカーンの軍事司令官であり、公国軍の総大将でもある“大戦士”サイラスと連絡が取れなくなり、それと時を同じくして「カシュカーン軍が蛮族に大規模な反攻作戦を行う」という物騒な噂が流れ始めたという。そしてそれを立案したのが他ならぬサイラス将軍であると。

カシュカーン軍は町を守るのが仕事であり、単独で反攻作戦など、自殺に等しい。サイラスはそんな軽率な判断をする軍人ではないと不審に思ったシド執政は、カシュカーンで何が起こっているのかを調査し、可能ならば解決してもらいたいと一行に依頼する。

依頼を受けた一行は、ピヨータの勧めで出発前にシャダム博士に挨拶に行く。シャダム博士の家の周りは、以前はポツポツと建物があったが、今は大きな空き地になっていた。家の床に地下への階段を見つけ、地下へと降りる一行。広大な地下室には、巨大な飛空艇が鎮座していた。シャダム博士の話では、船体はほぼ完成しているが、これを飛ばすだけの出力のある飛行装置のコアがないのだという。

シャダム博士と別れ、カシュカーンへ向かう一行。カシュカーンでは、反攻作戦に備えて情報漏洩を防ぐために町から出ることを制限しているという。役所でサイラスに面会を申し込むが、軍議のため面会を断られた一行は、明日の午前10時に面会の約束を取り付け、次はティダン神殿に向かう。

ティダン神殿には、ダーレスブルグから派遣されたアンデルセン高司祭がいた。アンデルセンも、今回の反攻作戦には疑問を抱いており、サイラスの作戦とは信じられないという。もし蛮族による陰謀だとしたら、もしもの時にはぜひ自分に声をかけるように、と協力を約束してくれる。

ブルーワンの「蒼き鋼の紳士亭」に宿を取った一行は、その夜、蛮族に襲撃を受ける。問題なく返り討ちにし、蛮族の手引きをしたメティシエ神官を尋問すると、既に多くの蛮族が人族になりすましてカシュカーンに潜伏しているという。

公国軍駐屯所にその事実を報告に行った一行は、その帰りに路地裏で、大イビキをたてているハゲで髭面で全裸で筋肉ムキムキで血まみれの大男を発見する。周りには数体の蛮族の死体が転がっていた。大男を起こし事情を聞くと、何も覚えていないという。どうやら記憶喪失であるらしい。また、短時間の会話で、この大男が真性の変態紳士であることが発覚する。

大男をつれて紳士亭に戻ると、ブルーワンが人目につかないところに移動しようという。ブルーワンによると、この大男が“大戦士”サイラスであることは間違いないという。記憶喪失、そして偽者との入れ替わりという状況からリャナンシーアサシンの暗躍と見当をつけた一行は、翌日、役所で「サイラス」と面会をする。

「サイラス」はどう見ても本物よりはるかにまともな人物だったが、リムーブカースで本物のサイラスの呪いを解くと、リャナンシーアサシンが正体を現す。同時にピルクスで見た正体不明の魔物も現れピンチに陥るが、駆けつけたブルーワンとアンデルセンの協力もあり、何とか勝利を収める。リャナンシーアサシンは、息絶える寸前、「ガ、ガイゼル様……」と呟いた。

反攻作戦は中止が決定されたが、今回の件で蛮族に、カシュカーンの守りの剣が偽者であることが露呈してしまう。加えて蛮族の中にアブソリュートディフェンスを持つものが増えており、公国にとって今後の課題は依然として山積みなのだった……。


今回入手金額/累計入手金額  28500G/107200G
今回入手経験点/累計入手経験点 8000/75400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 609/2505
今回獲得関係 サイラス将軍と「友人」
第17話『ルエリを救え!』(2013年7月28日)


サイラスから、「虹の丘」に住むロアンから最近連絡がないので様子を見てきて欲しい、との依頼を受けた一行。何でも、ロアンには蛮族に関する研究を依頼しているのだが、彼は研究が煮詰まると引き篭もる癖があるのだという。

ガロウズと戦った時以来となるロアン宅に行くと、ロアンは快く迎えてくれた。サイラスからの依頼の件を話すと、ロアンは難しい顔で、最近の蛮族についての情報を教えてくれる。

最近の蛮族が身につけたアブソリュートディフェンス(AD)は、邪竜オルクスの鱗から魔力を抽出し、それを蛮族に注入した結果発現した能力であること。邪竜オルクスとは、神紀文明時代よりはるか以前から存在し、大破局の際には人族を攻撃して6つの国を滅ぼし、最後は5人の英雄(後に五英雄と呼ばれる)との戦いで相打ちになったと言われる古竜であること。その邪竜オルクスの復活が目前まで迫っていること。そもそも“飛竜の爪”とは、オルクスが自らの完全復活を目論み、「蛮族が邪竜の爪となって働く」という意図で結成した組織であること。オルクス復活のためには人族・蛮族問わず大量の血が必要となり、カシュカーンあたりで大きな戦でも起これば、復活には充分過ぎるほどであること。

ロアンは以前からこのことを知っていたらしいが、止むに止まれぬ事情があって今まで話せなかったという。その事情とは、彼の妹・ルエリが“飛竜の爪”の人質になっており、オルクスに関する研究を強要させられている、ということ。既に蛮族軍がADを発動できる段階までオルクス復活が近づいているなら、いまさら公国軍が動いたところで、自分が秘密をバラしたとは思われないだろうと判断し、一行に事情を話したらしい。

その上で、ロアンは一行に「ルエリの救出」を依頼する。ルエリは「なげきの山」の山頂付近のオルクス研究所に軟禁されており、見張りとしてヘカトンケイレスの“阿形”ズイカクとファイアジャイアントの“吽形”ショウカクがついているという。

依頼を受け、「なげきの山」の頂上へ向かう一行。途中でロック鳥2匹と遭遇するがこれをやり過ごし、難なく頂上へ到達すると、果たして一軒の建物とズイカク・ショウカクと思しき2体の巨人がいた。一行はズイカクとショウカクの会話から、ロアンはかつてルエリを助けようとして“飛竜の爪”の総大将・ガイゼルに挑み、叩き潰された挙句に魔力の源である魔眼を抉られたこと、“復讐鬼”トールが力を求めるあまり、何やら不穏な事態になっていることを知る。

ズイカク・ショウカクを真正面から戦い、打ち破った一行。その直後、建物から眼鏡をかけた女性が現れる。彼女がルエリらしい。事情を説明するとルエリは喜び、オルクス研究の資料を集めて、一行と共にロアンの下へ帰還する。

ロアンはルエリに飛びついて喜び、ルエリと共に公国に蛮族とオルクスの情報を伝えることを約束する。2人と共にダーレスブルグに戻った一行に、ピヨータがシド執政からの伝言を伝える。曰く、「重要な任務を依頼したい。戻り次第王城に来るように。」とのことだった……。


今回入手金額/累計入手金額  31000G/138200G
今回入手経験点/累計入手経験点 12000/87400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 200/2705
第18話『続・オロナ図書館』(2013年8月11日)

シド執政に呼び出され、王城に向かった一行。通された部屋には、執政とマグダレーナ、そしてシャダム博士と初めて見る利発そうな少年がいた。少年はエリオットと名乗る。マグダレーナによると、エリオットは現ダーレスブルグ公王の孫で王位継承権第1位、つまり皇太子であるという。

執政によると、御前会議によってカシュカーン周辺においての蛮族軍に対する徹底抗戦が決定し、それを受けてザルツ地方諸国に援軍を要請、ザルツ連合軍として蛮族に対抗することになったという。

次に、ルエリがオルクスに関する情報を話す。オルクス復活がもう目前まで迫っていること。復活阻止のためには“飛竜の爪”の本拠地に行き、「穢れの水晶石」を破壊する必要があること。“飛竜の爪”の本拠地は、血まみれ山脈の北部、ネビューラ山の山頂にあること。

ネビューラ山を徒歩で登るのは至難の業であり、かといって【フライト】や公国の飛行船「イカロス号」で向かおうとしても、途中で撃墜されるのがオチだという。空路で山頂を目指すには、シャダム博士が建造中の飛空艇が必要になるのだと。

博士曰く、船体部分はほぼ完成しているが、それを飛ばすほどの大出力を持つコアがないという。そこで、一行が以前訪れたオロナ図書館、そこに天才魔動機師オロナ博士が遺したコアが眠っている可能性があるので、探索してきて欲しいという。

依頼を受け、オロナ図書館へ向かった一行。以前と変わらず地下を護るヘルドゥームを撃破し、未探索部分へと足を踏み入れると、そこは明らかにアル・メナス時代の建造物と思しき機械的な様相だった。

通路を進むにつれて、オロナ博士が遺した音声メッセージが再生されていく。300年前の大破局で、オルクスに故郷ピルクスと最愛の孫ロロナを奪われたこと。オルクスを倒すための研究を続ける中、オルクス討伐に力を貸して欲しいという5人の若者が研究所を訪れたこと。彼らと別れた後、伝承にある「邪を滅する5本一組の聖剣」のレプリカを4本作り出したこと。その後再び若者たちが研究所を訪れたが、彼らの内の1人が、オルクスに対抗するために【コールゴッド】でザイア神を呼び出し、命を失っていたこと。4人の若者に4本の聖剣を託したこと。その後、オルクスの姿を見ることはなくなったが、オルクスの眷属が各地に出没することから、オルクスが完全に滅ぼされてはいないと悟ったこと。そして、再びこの研究所を訪れるものに、自分の生涯をかけた研究、邪竜を滅する遺産を託す、と。

最後の扉を開くと、そこは広大な研究所だった。中心には蒼く輝く飛空艇のコアがあり、その周りには5本の剣が浮遊している。そこに、1機のドゥームが現れる。ドゥームは自分がオロナであると名乗った。自分の記憶をドゥームに移植し、ヘルドゥームが倒されると起動するようにセットしておいたと。

オロナ博士に事情を説明すると、博士は納得し、コアと聖剣を譲り渡してくれる。さらに一行の防具を強化し、そして、かつてここを訪れた5人の若者の1人、ザイア神を召喚して命を失った少女が使っていたと言う大剣「封竜剣アライブ」を授けてくれた。

オロナ博士は、このドゥームに移植した記憶が間もなく崩れ去ると言い、最後に自分を休ませて欲しいと頼む。頼みを聞き、ドゥームの電源スイッチをOFFにする一行。後には、もう動かないドゥームが残るだけだった。

王城に帰還し、執政とシャダム博士に報告する一行。シャダム博士は早速コアの調整に入ると言って出て行き、執政は、図書館が盗賊や蛮族の根城にされないよう、速やかに兵を派遣して公国の管理下とすると約束するのだった……。


今回入手金額/累計入手金額  50000G/157200G
今回入手経験点/累計入手経験点 12000/99400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 0/2505
第22話『蛮族飛竜騎士団』(2013年8月25日)

カシュカーン絶対防衛線の要であるボイド砦が、蛮族の竜騎士団に襲撃された。何とか撃退することはできたが、砦は大きな被害を受け、次にまた襲撃されたらとても防ぎきれないという。

執政から竜騎士討伐の依頼を受け、ボイド砦に向かった一行。砦の指揮官・ハシューが言うには、ダーレスブルグ兵とルキスラ・フェンディル兵との連携がうまくいかず、ADを持つ蛮族相手に苦戦を強いられているとのこと。

砦に到着した日の夜、さっそく5人の蛮族飛竜騎士団が襲撃をかけてきた。が、これを一行はあっさりと撃破する。

その直後、慌ててハシューが一行の元に駆けつける。たった今本国から連絡が入り、なんと本国を蛮族の竜騎士が襲撃、王城が炎上しているという。

【テレポート】で王城に急行する一行。王城はあちこちが破壊され火の手が上がっていた。町にも大きな被害が出ているようだった。近くで倒れていた兵士が、一行に「すぐに謁見の間に向かって下さい……!」と懇願する。

謁見の間では、中央に巨大な黒竜と竜騎士がおり、それと対峙するようにサイラスと鎧に蒼鷲の紋章をつけた騎士風の男が身構えていた。そして、部屋の隅にはエリオットとシド執政、二人をかばうようにして立つマグダレーナがいた。

一行は飛竜と竜騎士の相手を引き受け、5人を逃がす。そしてデューガと名乗ったトロールの竜騎士と、ジュアルと呼ばれた黒竜との戦いが始まった。敵の強力な攻撃を受けながらも何とかジュアルを倒すことに成功するが、その直後にデューガの連続攻撃を受け、ブルタークが死亡する。最後はベルタが捨て身カウンターでデューガに止めを刺した。

デューガは最後に「ガイゼル様はオルクス様を信奉するノスフェラトゥ……闇の祝福を受けしクリューの氏族……。我らを倒したとて、油断せぬことだ……。」と言い残して絶命する。

翌日、ザイア神殿で略式の授与式が行われ、国を救った英雄として勲章を授与される一行。ブルタークが蘇生の影響で穢れが溜まり具合が悪そうにしているのを見た執政は、後天的な穢れを消す方法を探してみようというのだった……。


今回入手金額/累計入手金額  50000G/207200G
今回入手経験点/累計入手経験点 22000/121400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 1315/4020
第23話『神々との邂逅』(2013年10月13日)

マグダレーナとサイラスの野球拳で盛り上がっている音無亭に、シド執政が訪れる。店内の惨状を見て胃薬を飲む執政と共に店を移し、近くの喫茶店で執政の話を聞く一行。

穢れ祓いの件を調べたという執政の話によると、ルキスラから東に徒歩3日の距離にあるルマ湖郡、その中央の小島に「四神の塔」と呼ばれる建物があるらしい。その塔を制覇した者には、神が祝福を与えると言われている。もし本当に神の祝福を得られるなら、後天的についた穢れを祓えるかもしれないと。

執政の話を信じ、ルマ湖郡に向かう一行。途中で出会ったエルフのレンジャーに話を聞くと、四神の塔は強力なガーディアンに守られているため塔に辿り着くことすら難しく、運良く辿り着いたとしても、そこから戻ってきたものはいないという。

ガーディアンであるロック3匹を苦もなく倒し、塔に辿り着く一行。塔に入ると、どこからともなく女性の声が聞こえてくる。「神への階段を目指すなら、その覚悟と意思と力を示すため、魔法陣に乗り上層階を目指しなさい。」一行はその言葉通り、部屋の中央にある魔法陣に乗り、上層階へと進む。

次の階には、イフリート、ジン、タイタン、ミーミルの四大妖精が待ち構えていた。どうやら彼らと戦うことが「覚悟の試練」であるらしい。四大妖精とはいえ今の一行の敵ではなく、先制攻撃で一気にカタをつけ、「覚悟の試練」を突破する。

次の階に進むと、そこは一面の荒野であり、細く延びた道沿いには、千人ほどの人々が磔にされていた。そして、空には赤い文字で「道を進めば先に続く扉がある。汝らは彼らを助けても良いし助けなくても良い。ただし、彼らは神の祝福なしには救われない。」と書かれていた。

磔にされた人々を助けながら先に進む一行。やがて辿り着いた扉の先はどこかの市街地の広場のようであり、広場の中心には銀色の杯が設置されていた。そしてそこを行きかう人々は互いに殺し合いをしては他者の血を杯に捧げていた。空には、赤い文字で「千人の血を杯に捧げよ。さすれば扉は開かれる。」と書かれていた。

思案の末、別に千人を殺さなくても、千人が少しずつ血を杯に入れるだけで良いということに気がついた一行は、連れてきた千人と元から市街地にいた人々に協力を呼びかけ、千人の血を杯に捧げる。すると「よくぞ意志の試練を突破した。上層階に進むが良い」という声と共に魔法陣が現れた。

次の階には、美しい女性が一人いた。ローラと名乗った女性は、自分が妖精神アステリアに仕える神族であり、ここで「力の試練」を行う番人でもあると告げる。戦闘によってローラを追い詰め、力を認められた一行を、ローラは天界へと転送する。

天界で太陽神ティダンと面会して「太陽の紋章」を貰い、続いて妖精神アステリアと面会して穢れ祓いと様々な恩恵を受けた一行は、神となって天界に住むのではなく、地上に戻って“飛竜の爪”や邪竜オルクスと戦う道を選ぶのだった……。


今回入手金額/累計入手金額  0G/207200G
今回入手経験点/累計入手経験点 60000/181400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 5500/9520
第24話『死闘・飛竜の爪』(2013年11月24日)

一行が半神となってから10日後。いよいよ飛竜の爪との決戦前日となり、作戦の確認のため執政に呼び出される一行。作戦の概要は、蛮族軍をザルツ連合軍がカシュカーンで迎え撃ち、その間に一行がシャダム博士の飛空艇で飛竜の爪の本拠地に乗り込み、ルエリから預かった「清めの水晶石」でオルクス復活の鍵となる「穢れの水晶石」を破壊、その後連合軍が反撃に転じ、ADを失った蛮族軍を掃討する、というものだった。

マグダレーナが乗ってきた飛空艇が王城に突っ込むというアクシデントがあったものの、とにかく完成した飛空艇を目の当たりにした一行は、飛空艇を「インビンシブル」と名付ける。最終決戦に向けて準備を整え、夜は「蒼き鋼の紳士亭」で大宴会が行われた。

翌日、ついに蛮族軍との戦争が始まる。作戦通り、飛空艇に乗り込み敵の本拠地・ネビューラ山を目指す一向。遭遇した蛮族を全て振り切り、数十分後、ネビューラ山山頂の塔に辿り着く。

塔に入る前にメテオ・ストライクで塔を攻撃してみるが、強力な結界に守られているらしく、塔には傷一つ付かなかった。仕方なく正面から乗り込んでみると、そこには大量のアンデッドが徘徊しており、どこからともなく魔改造博士・ゲルゲドの声が聞こえてくる。「そいつらは私の失敗作。ですが、足止め程度の役には立つでしょう。ンフフ。」

アンデッドの大群を神罰で消去し2階に上がると、ゲルゲドが一際大きなアンデッドを隣に侍らせ待ち構えていた。「ゲルゲドくん999号」と呼ばれたアンデッドを、一行は圧倒的な火力で瞬殺する。ゲルゲドは焦りをにじませながら「こうなったら、奴の封印を解くしかないようですね……。」と呟き、隣の部屋へと逃げる。

ゲルゲドが逃げた先は魔法的な処置が施された部屋になっており、そこには見たこともないような禍々しい姿の蛮族がいた。ゲルゲドがその蛮族に指示を出す。「さあ、吾輩の最高傑作よ! 今こそ奴らを倒し……」言いかけたゲルゲドの体を、蛮族の剣が真っ二つにする。そして蛮族は一向に振り返り、声を上げる。「ジ、ジャニグゼンダイ、ゴロズ……!!」それは、因縁のダークトロール・トールの変わり果てた姿だった。

トールの持つ魔剣ライフスティールの超再生能力に手こずるも、何とか魔剣の破壊に成功する一行。魔剣を失い倒れたトールは、元の姿に戻りながらも、その体は少しずつ崩壊していく。「戦神ダルクレムよ、御許にて我が魂を鍛え直し給え……! 謝肉戦隊よ、次に会う時こそ、俺は、貴様らを……」言い残して、トールの体は完全に崩壊した。

3階に上がると、一見がらんどうの部屋にアリネラが現れる。人族・蛮族を問わず大量の血が流れることがガイゼル様の望みであり、私はそのためのお手伝いをすると言うアリネラは、ガイゼルの障害となる一行を始末しようと、魔神の正体を現して襲い掛かってくる。

アリネラを倒した直後、どこからともなく声が聞こえてくる。声は、アリネラをオルクスへの贄にすると宣言する。「ま、待ってくださいガイゼル様!」叫ぶアリネラを、黒い霧が包み込む。悲痛な悲鳴だけを残し、アリネラは霧に飲み込まれるように消えていった。

(続く)

次の階への螺旋階段を上る一行。しかし、数十分上り続けても階段の終わりが見えてこない。どうやら魔法的な結界に閉ざされた空間に閉じ込められ、同じ場所をループしているらしい。一行が途方に暮れていると、突然ベルタの持つ封竜剣アライブが光を放つ。そして、アライブから女性の声が聞こえてくる。

声の女性はエリーゼと名乗った。アライブのかつての持ち主であり、300年前にオルクスとの戦いでザイア神を召喚して命を失った五英雄の一人であるという。今は神族としてザイアに仕えており、アライブを通して一行に話しかけているとのことだった。

エリーゼは様々なことを話してくれる。かつてのオルクスとの戦いで、エリーゼを失った五英雄がオロナ博士に託された「破邪の聖剣」でオルクス封印を試みるが、5本揃わない聖剣は力を発揮しきれず、やむを得ずリーダーであるロイドが、自らの聖剣「イスティア」を犠牲にしてオルクス封印を成し遂げたこと。その直後、消耗した彼らの前に現れたのがオルクスの封印を解いた張本人・覇王ガイゼルであること。五英雄は消耗したままガイゼルと戦い、一人、また一人と倒れていくも、ロイドが最後の力でガイゼルをこの地に縛り付けたこと。しかし、それと相打ちとなって、五英雄の魂はガイゼルの秘術「魂の牢獄」に囚われてしまったこと。以来300年、五英雄の魂は輪廻の輪に戻ることもできず、「魂の牢獄」の中で悪夢を見続けていること。

そしてエリーゼは一行に、彼らの魂を「魂の牢獄」から開放して欲しいと頼む。この空間からの脱出には、自分が力を貸すから、と。快く引き受けた一行は、エリーゼに言われた通り、アライブを目の前の空間に向けて全力で振り下ろす。すると空間が裂け、はるか先へと続く光の通路が現れた。

戦いの準備を整え、光の通路に飛び込む一行。辿り着いた先は、謁見の間のような部屋だった。玉座の前に黒い靄が収束し、やがて靄は人型をとる。彼こそが飛竜の爪の総大将、覇王ガイゼルである。ノスフェラトゥでありながらメティシエ信仰を棄てた異端であるガイゼルは、全ての神々を「ただの愚物」と切り捨て、オルクスと共に全ての神々を滅ぼし、太陽を手に入れると宣言。そのために、一行の魂を「魂の牢獄」に繋ぎ止め、そこから一行の持つ絶大な力を魔力として抽出し、自らの力として取り込むという。

大神に匹敵する力を持つガイゼルとの戦いは凄絶を極めた。ガイゼルの持つ「魔剣ソウルクラッシュ」と「黒死剣ゼーレ」、そしてガイゼル自身の圧倒的な力に苦しむも、長期戦の末、何とかガイゼル撃破に成功する。「魂の牢獄」を破壊し、囚われていた魂を開放する一行。天に還っていく魂たちの中で、一行に話しかけてくるものがあった。「僕の名はロイド。皆を代表して、君たちに心からの感謝を……。」そして、囚われていた全ての魂は天に還っていった。

ガイゼルの滅びを見届けた後、穢れの水晶石を破壊しようとする一行。しかし、清めの水晶石を使う直前、どこからともなく声が響く。「時は満ちた。神々の従僕よ。我々竜族の楽園を穢した汝らに裁きを。──我はオルクス。全ての神を喰らい、屠る者なり!」

声と共に崩壊を始めた塔から、一行はテレポートで脱出するのだった……。

今回入手金額/累計入手金額  0G/207200G
今回入手経験点/累計入手経験点 60000/241400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 11000/20520
今回入手称号 「魔を狩る者」「太陽の守護者」
第24話『決戦・邪竜王』(2014年1月12日)

塔を脱出した一行が見たものは、空中に浮かぶ巨大な大地だった。ただならぬ気配を感じた一行は、報告のために一旦カシュカーンへと帰還する。

蛮族軍との交戦中であったはずのカシュカーンは、しかし戦闘は行われておらず、兵士達が復旧作業を行っていた。一行を出迎えたサイラスが言うには、北東の方角に黒い閃光が見えたかと思ったら、蛮族軍の大半が消え去ったという。また、マグダレーナによると、消えなかった蛮族はみなADを持っていなかったらしい。どう考えてもオルクス絡みで間違いないと結論した時、上空を無数のドラゴン達が北東へ向かって飛び去っていった。

その直後に執政に呼び出され、一行はダーレスブルグに戻る。執政とエリオット皇太子は一行に、ドラゴン大移動の理由を探るべく、ルデア山脈に住む古竜アーデルタイドに会うためにデュボール王国に出向き、“竜騎士王”ベルナール・ファルクに面会するよう依頼する。

インビンシブルでデュボールに向かい、首尾よくベルナール王に面会しルデア山脈への入山許可を貰った一行は、そのままルデア山脈へ向かう。アーデルタイドの巣と思しき洞窟の前では、4匹のレッサードラゴンが何事か騒ぎ立てていた。問答無用で襲い掛かってきたレッサードラゴンを軽く叩き伏せると、洞窟から一人の老人が現れた。彼こそが古竜アーデルタイド。今はポリモルフで人の姿をしているのだった。

アーデルタイド曰く、オルクスが復活したことにより、ルデア山脈のドラゴン達も動揺しているらしい。オルクスに味方して竜族の繁栄を取り戻そうと主張する連中が出てきたというのだ。長老であるアーデルタイドや、その片腕であるメディウスとナギはオルクスを危険な存在と考えているが、オルクスに逆らえばルデア山脈のドラゴン達は皆殺しにされる可能性があるという。そのため、オルクスを倒そうとする一行に力を貸すことは出来ないと。

話し合いが膠着した時、巣の外にオルクスの遣いのドラゴン達が現れる。一行は巣の中で様子を見ていたが、親人間派のドラゴン・ファーアリエルがオルクスの遣いを攻撃し返り討ちに遭ったのを見て、巣の外に飛び出す。ここに至ってオルクスを敵に回す覚悟を決めたアーデルタイド達と共にオルクスの遣いと戦う一行。取り巻きのドラゴン達を倒すと、遣いのリーダーである冥竜タルタロスは撤退していった。

アーデルタイドによると、空飛ぶ大地はドラゴンズヘブンと呼ばれる、かつての竜族の楽園であり、そこに侵入するには封竜剣アライブが必要であるという。アーデルタイドはアライブを持つ一行に「竜の守り」を与え、オルクス打倒を託す。

ドラゴンズヘブンへの出撃が3日後の正午と決まり、準備を整える一行。3日後の未明、外からの喧騒で目を覚ますと、ダーレスブルグの四方の門から、邪竜の眷属が無数に襲い掛かって来ていた。直後に執政から連絡が入る。どうやら、ダーレスブルグだけでなくザルツ諸国が邪竜の眷属に襲われているらしい。予定を繰り上げ、一行はすぐさまインビンシブルに搭乗しドラゴンズヘブンに向けて出撃する。

ドラゴンズヘブンの前には、2匹の古竜・冥竜タルタロスと雷竜ユピテルが陣取っていた。タルタロスの全力ブレスを受け、甚大なダメージを受けるインビンシブル。一行は全力で2匹の古竜を攻撃し、何とか撃破に成功する。アライブでドラゴンズヘブンの結界を破り内部に侵入した時、一行を黒い光が包み込む。と、一行は何処かへ転移する。

(続く)
気がつくと、そこは荒れ果てた荒野だった。ここがドラゴンズヘブンであるらしい。慄然とする一行の前に、山を思わせる巨大なドラゴンが現れた。邪竜王オルクス。かつて古代神達に封じられ、300年前に不完全ながら復活を果たした時、五英雄によって再び封じられたドラゴンロードが、覇王ガイゼルの手により、完全な力を取り戻して再び復活したのである。

まさしく無敵の力を持つオルクスと対峙し、破邪の聖剣を取り出しキーワードを唱える一行。すると、破邪の聖剣はオルクスの周りに突き刺さり五芒星の魔法陣が現れる。魔法陣の光を受けてわずかに苦悶の声を漏らすオルクス。が、その効果は辛うじて攻撃が通用するようになっただけだった。

30秒の間、攻撃を甘んじて受けるという余裕を見せるオルクスに、全力で攻撃を仕掛ける一行。しかし、その攻撃が効いているのかどうかも定かでないほどにオルクスの力は圧倒的だった。そして約束の30秒が過ぎた時、オルクスの咆哮によって一行は全員瀕死状態となる。

「竜の守り」によって辛うじて死を免れた一行だが、もはや成す術なく、万事休すであった。それでも諦めない一行に対し、再びオルクスが攻撃態勢に入る。

その時、東の空に夜明けの太陽が昇る。すると、太陽の光に呼応するように魔法陣が輝きを増し、オルクスが突如苦しみ出す。どうやら、日の光が不十分だったため破邪の聖剣が不完全な形で発動していたらしい。破邪の光を受けて明らかに弱体化したオルクスだが、それでも瀕死の一行を葬るには充分すぎると再び攻撃態勢に入った時、アライブから声が聞こえてくる。声の主はエリーゼ。かつてのアライブの持ち主であり、300年前のオルクスとの戦いでザイア神を召喚して命を落とした五英雄の一人。彼女は、一行が「魂の牢獄」を破壊してくれたことにより天界で五英雄の仲間達と再会できたと感謝し、そのお礼として一行の力を全快してくれた。

ありったけの力でオルクスに攻撃を加える一行。最後はベルタのアライブがオルクスを切り裂き、オルクスの断末魔が響き渡る。

灰となって崩れ去りながらも、オルクスは最期の力でドラゴンズヘブンに脱出不可能な結界を張った。オルクス消滅と共にドラゴンズヘブンが異次元に飲み込まれ崩壊していく。エリーゼは、アライブを地面に突き刺せばオルクスの結界は消えるという。……結界はアライブを地面に突き刺している間のみ消える、と。

アライブに別れを告げ、テレポートで脱出する一行。ドラゴンズヘブンは、やがて完全に異次元に飲み込まれ消滅した。

数日後、公国から「名誉侯爵」という珍妙な爵位を与えられながらも、いつもと変わらず気ままな毎日を送る一行。今やダーレスブルグの観光名所となった「静寂の音無亭」には、今日も今日とてマグダレーナとサイラスの、そして“五英雄”謝肉戦隊ワイバーンの喚声が響き渡るのだった……。


Fin


今回入手金額/累計入手金額  0G/207200G
今回入手経験点/累計入手経験点 0/241400
今回入手名誉点/累計入手名誉点 120000/140520
今回入手称号 「古竜殺し」「五英雄」

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