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大橋純子コミュの大橋純子さん 2010年夏・クラブサーキット 6(完)

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MC
ようやくノって来たと思った頃にはもう次の曲が最後の曲になります。

(お約束の)「え〜・・・」(笑)

MC
いいのよ、ちょっと物足りないくらいが・・・だって今日満足しちゃったら、もう次に来てくれないでしょ?(笑) ちょっと聴き足りないなあ、と思ったらまた次も行こうかな、って気になるじゃない(笑) そういうもんなのよ(笑)
60年間、いい人生だったと思う。この時代に生まれてきて良かった。歌を歌ってきて良かった。命の大切さと、この世に生まれてきたことへの感謝をこめて、この歌をうたいます。「愛は時を越えて」 今日はホントにどうもありがとうございました。

「愛は時を越えて」
ギターはエレアコに持ち替え。
イントロは余韻を利かせた生ピアノの音で。Terra 2でお目見えしたピアノアレンジをベースとしたアレンジです。突き刺さるような厳しさのようなものを感じされる空気感の中でジュンコさんの静かな熱唱に感情が移入されてくる。
1コーラスが終わるとそこからバンドが合流。これがジュンコバンドならではの今のアイトキのアレンジ。これ、最高です。今までこの曲はいくつかアレンジを変遷してきましたが、ついにベストと思えるものに行き着いたという感が強いです。ゴトウさん奏でるウィンドチャイムの涼しげな音も絶妙。ロクさんの親指弾きによる4弦ミュートアルペジオも「生まれ〜て〜・・・」の部分にアクセントになってましたね。
途中の間奏はバンマスのクラシックなバックグラウンドを感じさせる流れるようなピアノソロからテナーに導かれる気持ちの良い連携でした。
さて、このアレンジは素晴らしいと同時に歌うジュンコさんに毎回挑戦を要求する。「あなたに会えない日が来ても・・・・」の部分はバンドの演奏が止み、小さな音量の中でピアノだけをバックに小さな声で歌うのだが、小さな声で感情移入しつつ高音を持続するというのはかなりの難関。毎回毎回、聴いている方もドキドキしてしまう。が、そこを通り過ぎてまたバンドと合流するときのあの安堵感のようなものはなんだろう。まるで自分もバンドと一緒になって演奏しているような行き詰まる緊張感と安堵感。これがアーティストとオーディエンスの一体感というものなのかもしれない、そんな気がします。
そしてイントロ同様ピアノだけのフレーズでエンディングへと導き、最後はバンド全員の音が広がったところで終わる。ブラボー。


本編が終わり、ゆっくりとその余韻に浸っていたいところですが、そうもしておられません。アンコールの拍手でまた彼らを呼び戻さないと・・・・・・拍手拍手・・・

そして、戻ってきてくれました、まずはジュンコさん、そしてバンマス、おっさん、ゴトウさん。ん? バックが3人というのはナカナカ珍しい。

MC
あら、メンバーが足りないんじゃない、とか思ってるんでしょう? ちょっとずつ小出しにするのよ(笑)
これから少なくとも14年、歌っていくためにはいろいろなことを考えるんだけど、これはその一つ。前から好きで歌ってみたいと思っていた、Julie Londonの1950年代(1956年)のヒット曲で、"Cry Me a River" ジャズを歌いたい、というよりはこの曲が好きで歌いたいという感じ。

おっさんはエレクトリックギターを手にする。ゴトウさんはテナー。そしてバンマスはもちろんピアノの音でプレイだが、バンド全体で演奏するときと違い、ちょっと中低域を強調したレトロなサウンド。(「バンドで演奏するときはあまり丸い音にすると埋もれてしまうんで、なかなか使えない音なんですよ。」(和田さん談)
おっさんの”渋っ!”なギターソロから始まり、ピアノが合流、ギターはなんだかアンプのトレモロを効かせているようなゆらゆらサウンド。それに乗ったジュンコさんの張りつめた声が凛とした空気感をつくりだす。あ、なんか切ないな・・・。サビのあたりからテナーが合流してきて、そのまま間奏になだれ込むとそこはゴトウさんのNYジャズワールド。ホントに同じ楽器なの?って思うくらいテナーが切々と響く。音色すらそれまできこえていたものより乾いていて、やはりこの人、根っからのジャズの人だな〜と思ってしまう。ホント、この曲でのゴトウさんのテナーソロは音色、フレーズともに絶品でした。ときおり混じってくる「ブキョー」という音もたまりません。続いてギターもソロをとるが、これまたど渋く、そしてフレーズの先読み不能な、いつものおっさん特有のプレイでした。
この曲は2006年のSTBではバンマスのピアノだけをバックに披露しており、あれも味わい深いものでしたが、今回のゴトウさん、おっさんが合流したテイクは一段と渋みを増し、一つの完成形になったように思えます。そして演奏後にジュンコさんが3人を紹介。

MC
さあ、じゃあ他のメンバーも呼んじゃおうかな?

残りのロクさん、ウエちゃん、そしてユキコさん、ヒロコさんが登場し、一人一人をジュンコさんがご紹介。 (28日は暑かったせいか、ユキコさん、ヒロコさんが例のピンクうちわをもって登場。ジュンコさんに「なんだか盆踊りに来たみたいね」と笑われる。(^^ゞ )

MC
ちょっと自分の曲じゃないのが癪だけど、去年、ウケがよかったから今年もやるわよ。夏と冬に、頼みもしないのにきこえてくる、非常に効率の良いアーティスト、山下達郎さんの"Ride On Time"。

去年のライヴバージョン同様、スタジオ盤には無かったバースのイントロから。バックではボトルネックを使ったギターがカモメの声のようなサウンドを奏でる。そしてつづいて本編。2つ打ちのバスドラムをバックに歌い始め、だんだんノって来たところでバンドが合流。ロクさんの重くハネたスラップベースが映える。
途中でジュンコバンドご自慢の混声コーラス隊が入るが、今回"LoveLoveLove"でコーラスデビューしたばかりウエちゃんはここでも力強いバスドラを踏みながら颯爽と歌ってました。そしてエンディングへと導くパートではジュンコさんのフェイクが冴えまくる。こういうところではもうジュンコさん、放し飼い状態だ。


・・・ということで2010年夏のクラブサーキット、オーラスの六本木STB公演は幕を下ろしました。ジュンコさん、ちょっと体調が万全でないこともあり、自身の体調と相談しつつベストを尽くしてくれていたのかもしれないが、バンドとぴったりの一体感で素晴らしいパフォーマンスを聴かせてくれました。

次は冬にありそう、という噂もありますが、また少しでも早い機会に聴ければいいなあ、と心から願う次第です。

ジュンコさん、バンドの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

長〜いレポートに最後までお付き合いいただいた、愛読者の皆さんもどうもありがとうございました、お疲れ様。

コメント(10)

佐助さん:
あの曲は東京では2006年、2007年でアンコールに歌っていますが、いずれもバンマスだけが演奏してました。
2006年
http://homepage3.nifty.com/gusharaku/06.07.28J.OHASHI.html
2007年
http://homepage3.nifty.com/gusharaku/07.08.10J.OHASHI.html

どこかでバンマス+おっさんの伴奏だったんですね・・・そしてその発展型が今回のバンマス+おっさん+ゴトウさん、だと・・・。
佐助さん:

2回目のアンコールがあったんですか? いいなあ・・・。

こちらはお客さん、すぐ諦めちゃうから、まだ照明も点いてないのに拍手やめちゃうんですよ。

早っ!
東京はねぇ…

29日の「サファリ・ナイト」で腕を上げながらフト斜め後ろを振り返ったら、シ〜ンとしていました。

見なかったことにしましたが…冷や汗冷や汗冷や汗

関係者が多かったこともあるんでしょうが、あれじゃあ純子さんも緊張するわけだがまん顔
HANKOさん:

> 29日の「サファリ・ナイト」で腕を上げながらフト斜め後ろを振り返ったら、シ〜ンとしていました。

聴かなかったことにします(^^ゞ

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