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ロバータ・ フラックコミュのロバータWowfes出演の模様です!

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こんにちは!寒くなってきましたがお元気でおすごしですか?

先週武道館に行かれたラッキーな方もいらっしゃいますか?
本当に珍しく素晴らしいショーでした!

実はロバータさんは相当ノドをやられていて、水曜日はステージ上でノドが万全ではなかった様子でしたが、でも凄い!!!というショーでした。(マネージャーいわく、何とか終わらせた!!という位体調が悪かったんだそうです)
打ち上げでは素晴らしい終演のスピーチをしましたが、あいさつに行った時、素晴らしいショーでした!!と言う私の目に一瞬“I'm really sick"とつぶやきながら、また笑みを取り戻し次の方と歓談されるのを見て、プロ意識の高さに脱帽でした。。。
おそらく、ホテルに帰った後はベッドに流れ込むように倒れられたのではと思います。


以下に友人のソウルサーチャー吉岡正晴さん(音楽ジャーナリスト)のブログから記事を拝借して来ましたので、ぜひお読み下さい。

【WOW FES! Raul Midon, Hirai Ken, Roberta Flack】

ダニー。

日本の人気シンガーが自分の好きなあこがれのシンガーと共演するという有料衛星放送局ワウワウ(WOWOW)主催の番組用ライヴが、2010年10月26日、27日日本武道館で行われた。イヴェントは、WOW FES!(ワウ・フェス)と題され、昨年から始まった。今年のタイトルは、「ザ・ミラクル・オブ・ミュージック」ということで、音楽が引き起こす奇跡をテーマにしている。

平井堅があこがれるラウル・ミドンとロバータ・フラックを招き、それぞれが30分程度ずつライヴを行い、途中に平井とラウル、平井とロバータ、ラウルとロバータ、そして、3者という組み合わせのコラボレーション曲が歌われる。

観客はほぼ9分9厘平井堅ファンと思われる。7-3で女性が多い。平井堅が新人のラウルとヴェテランで彼があこがれたロバータを平井のファンに紹介するというニュアンスだ。ステージ前にレールに乗ったカメラが3台、横にクレーンで2台、ステージ左右に2台、手持ちが1台、客席から数台、相当数のカメラでステージの上の奇跡を追っていた。なお、場内に流すいわゆる「サーヴィス映像」と、実際放送された映像は違う。

バンドは、ドラムス、ギター2、ベース、キーボード、ピアノ、パーカッション、コーラス3という基本編成。ロバータ・フラックのときは、これにロバータ本人のピアノとシェルトンのキーボード、ニコラスのベースが加わる。

ギター一本で登場したラウルは、ステージ中央にほぼ直立不動でギターを弾き、歌い、そして、マウス・トランペットを吹いた。マウス・トランペット(口でトランペットの音を真似て出すやり方)を知らないファンは、トランペットの音が出てきた瞬間、どこにトランペッターがいるのか探す。ギターは相変わらず超絶、そしてマウス・トランペットも絶好調、歌も気持ちいい。2005年に初来日して以来、何度となく日本の地を踏んでいるラウル。途中の「シッティン・イン・ザ・ミドル」は、彼がダニー・ハサウェイに捧げた作品だ。

平井堅のライヴを初めて見た。けっこうよくしゃべる人でおもしろい。一度ゆっくりフル・ショーを見てみたい。この日は選ばれた曲のせいか、ソウル系というより日本のシンガー・ソングライターやフォーク・シンガーをもう少しモダンに洗練させた感じを受けた。ソウルのカヴァーだけ歌うようなライヴはないのだろうか。彼が恒例にしている「ケンズ・バー」は、目黒のブルース・アレイから始まっているそうだ。それにしても、彼にとっては、こんな夢のようなステージはないだろう。ラウルとロバータにはさまれたステージ。まさに歌手冥利に尽きるのではないだろうか。川口真紀さんが書いたパンフレットによると、平井堅はかなりダニー・ハサウェイが好きだという。ダニーと共演したロバータを迎えて、デュエットするということは、ダニーの影を追い求めて、ここにその究極の夢が実現した感じだ。

つい先月9月にも来日していた大御所、ソウル・レジェンド、ロバータ・フラック。さすがに他アーティストと共演となると、きっちり作りこんだステージにまとめている。このセットリストの中での圧巻は、ピアノのシェルトンとのデュエットで、ダニー・ハサウェイと共演した「ベイビー・アイ・ラヴ・ユー」。ロバータはステージでも「これを含めたアルバムは、たったの3日でできたのよ」と語る。シェルトンの声が、張り上げ系なので、しっとり系がおおいこの日のパフォーマンスの中ではひときわ目立つ。パフォーマンス的にはこの日最大のハイライトだ。

平井堅とデュエットしたときに感じたが、2人のマイクの位置が違う。平井堅はマイクを口にぴったりつけるが、ロバータは10センチほど離している。それでも、あのクリアな声が実によく通る。とても70歳を超えた声とは思えない。武道館が、ロバータの色にすっかり染まる。まさに声だけで空間を支配できる稀有な声だ。この声は、まさに世界遺産と言っていい。いや、彼女は現役なので、世界財産か。

ここ2−3年のライヴの中で、ロバータが必ずといっていいほど歌うのが「ソフト・アンド・ジェントル・レイン」。しっとりした実にいい曲だ。これは1960年代に活躍したニューヨークのギタリスト、作曲家、スチュワート・シャーフの作品。ロバータはステージで、「彼は32本のギターを持ち、そのギターが(自分に)曲を作らせてくれる、と言っていたわ」と振り返る。シャーフと、ロバータは長いつきあいだったようだが、シャーフは2007年11月7日に死去している。さすがにこの日も、「キリング・ミー・ソフトリー」は、ロバータ曲の中でも一番人気だった。

ライヴ後、バックステージでのかるい打ち上げのあいさつで、ごきげんなロバータはこう言っていた。「私が日本に初めて来たのは1973年のこと。そのとき、武道館でした。以来、私は最近はほぼ2年ごとくらいに日本に来ていますが、武道館は初めて来て以来のこと。だからとても、嬉しく思っています。さあ、明日もやりましょう」(実際は、もうない)と言って受けていた。

根っからのダニー・ハサウェイ好きが、ダニーに捧げた作品も歌い、しかも、ダニー的なにおいを出しているラウル・ミドンと、実際ダニーの盟友であり、デュエット・パートナー、音楽的パートナーでもあったロバータ・フラックを招き、ダニーの作品を歌う。そういう意味では、平井堅がダニー・ハサウェイというキーワードのもと、ロバータ、ラウル、平井の3者を結びつけた。これがこの夜、武道館にダニーが起こした奇跡かもしれない。

10月27日の模様は生中継されたが、再放送もされるようだ。日にちは未定。

■メンバー
Wowfes 2010: Raul Midon, Hirai Ken & Roberta Flack, October 27, 2010 @ Budoukan

Members:

Singers:

Raul Midon
Hirai Ken
Roberta Flack

Musicians:

Takebe Satoshi (musical director)
Shelton Leon Becton (co-musical director)
Nicholas Edward Brancker (co-musical director)
Tsuruya Tomoo (drums)
Toriyama Yuji (guitar)
Ishinari Masato (guitar)
Takeshita Yoshinobu (bass)
Ramsey (percussion)
Murata Akira (keyboard)

Imai Masaki (chorus)
Arisaka Mika (chorus)
Ohtaki Yuko (chorus)

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opening act

Soul Matics (vocal group)

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■セットリスト
Setlist : Wow Fes! : Raul Midon, Hirai Ken, Roberta Flack, October 27, 2010 @ Budoukan

Performance started 19:02

=Soul Matics=
01. Total Praise

=Raul Midon=
02. Invisible Chains
03. Bonnie’s Song
04. Sittin’ In The Middle
05. State Of Mind
06. Next Generation
07. Someday We’ll All Be Free (with Hirai Ken)

=Hirai Ken=
08. Sing Forever (with Soul Matics)
09. キャッチボール
10. Life Is…
11. Pop Star
12. アイシテル
13. Where Is The Love (with Roberta Flack) (+Nicholas E Brancker on bass, Shelton Becton on keyboards)

=Roberta Flack=
14. Feel Like Makin’ Love〜A Riff Of “You Sure Love To Ball” [Marvin Gaye]〜 Feel Like Makin’ Love
15. Will You Still Love Me Tomorrow
16. Baby I Love You (with Shelton Becton) [song Roberta recoded with Donny Hathaway]
17. Soft & Gentle Rain [written by Stuart Scharf]
18. The First Time Ever I Saw Your Face
19. Making Love
20. Killing Me Softly With His Song (with Raul Midon)

Enc. Tonight I Celebrate My Love (with Raul, Ken)
Enc. You’ve Got A Friend (with Raul, Ken)
Show ended 21:10

(2010年10月27日、水曜、日本武道館=ワウフェス! ラウル・ミドン、平井堅、ロバータ・フラック・ライヴ)

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