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刑事コロンボ研究コミュの死者の身代金

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シリーズ化に先駆け、パイロット版として製作された一本。前作は単発ものとして製作され、あくまでシリーズ化の構想はなく、この作品が市場調査を兼ねたパイロット版の模様。その間に4年の歳月が流れている。
資産家の旦那を殺した敏腕女性検事とコロンボの対決というお話。旦那殺しを誘拐犯の仕業と見せかけるというトリックだが、微妙な心理の襞を突かれてコロンボの勝ちとなる。こうした第三者の存在を匂わせた力技のトリックは隙がありすぎて好みではない。また、継子いじめという昔ながらの話が挿入されるのも辛い。
ただし、どうしても納得できないのは、最後の切札としてコロンボが使った手である。ここまで周到な犯人が、どうして最も足が付く現金(身代金)を使ってしまうのか説得力がない。その他の点も伏線がいまいち効いていなくて緊張感がない展開となる。後続する諸作品が素晴らしい分、残念である。
監督は前作と同じリチャード・アーヴィングだが、これといった特徴はない。典型的なTV用監督である。ファッションや調度品もこれといったものはなく、気になる70年代初頭の米国風景もない。主演のリー・グラントは美しいが、演技が下手。情感表現が曖昧なのである。バリバリのFBIの捜査官たち(実は犯人に翻弄される)と、うだつの上がらないコロンボという対比は、この後、おなじみのパターンとなるが、ここではそれほど強調されない。自家用飛行機に乗せられてコロンボが動揺するという話も「いかにも」の領域である。ただし、一つだけ興味深かったのが、コロンボのプライベートライフが垣間見られた点。玉突き屋兼食堂にいるコロンボを娘が訪れるという設定だが、コロンボは玉突きの後にチリを注文する。食堂の親父にメニューを要求するコロンボに対し、親父は「メニューを見ても注文するのはどうせチリでしょ」と言い返す。それでもメニューを見せろというコロンボのやり取りは面白い。この後、懸命に継母を犯人と訴える娘に「この店はチリがうまい」と勧めるコロンボという図式だが、このメニューを見るの見ないというのが伏線になっていないので肩透かしを食らわせられる(『ホリスター将軍』では店の親父との会話がヒントとなり解決に至る)。
この作品がパイロット版として成功したからこそ、シリーズ化が成ったので、たいへん重要な作品であることは確かだが、もう少し脚本を練って欲しかった。

コメント(12)

DVDで2回め、トータル4回めを見ました。
前回は渋い評価をしてしまいましたが、今回は楽しめました。
犯人役のリー・グラントの性格描写は、きちんと出来ており、また、それが理由で墓穴を掘ってしまうのは、「殺人処方箋」と同じ展開である。
緊迫した舞台劇をベースとした「処方箋」と比べて、テレビドラマ用に書かれた「死者の身代金」は、仕掛けが大掛かりで、面白いが、犯人の性格をプロファイリングして、罠に嵌めるという手法は、相似形を成している。
ここからも、「ただのミステリーにはしないぞ」というレビンソン&リンクの狙いと意気込みが、はっきりと見えてくる。
(以下、ネタバレ注意)
しかし、これだけクールなリー・グラントが、たかが娘っ子にプレッシャーをかけられただけで、安易に金を出してしまうのは、依然としておかしい。
だって、ゆすって犯人が金を出せば、それを警察に訴えるだけで、遺産全額が娘に転がり込んでくるので、グラントは娘に対して絶対に金を出せないはず。
ここは、第三者からのゆすりというシチュエーションがほしかったかも(でも、その手は次の「構想の死角」で使うのですがね)。
動機が弱い点と安易に金を出してしまう点が、気に入らないが、まずはいい滑り出しではないでしょうか。
皆さん、いかがでしたでしょうか?
>桜町中将さん

>これだけクールなリー・グラントが、たかが娘っ子にプレッシャーをかけられただけで、安易に金を出してしまうのは、依然としておかしい。
だって、ゆすって犯人が金を出せば、それを警察に訴えるだけで、遺産全額が娘に転がり込んでくるので、グラントは娘に対して絶対に金を出せないはず。

私は、お金を出したのはおかしくないと思います。
犯人はお金や権力が全てのような人ですから、義理の娘が犯人に執拗に付きまとうのはお金目当てと信じ込んでも(義理の娘の芝居にのせられても)不思議には思わないです。実際、こういう娘も世の中にはいるでしょうし。

お金さえ渡せば、警察へは言わず黙ってヨーロッパへ行ってくれる。もう、つきまとわれることもない(証拠はでっち上げるは、銃は向けられるは、ではさすがの犯人にとっても相当わずらわしいはず)。
犯人はこう考え、お金を渡すことは良策と思ったのでしょう。

コロンボも“あんた(小池さん怒りモードですから、あなたではなくあんた)は真に受けた。それはあんたがそういうタイプだからだ。でも肉親を殺された恨みはそう簡単に消えるものではない”というようなことを言っています。

この冷たさ(娘が父よりも金を選んでも当然と思う)が墓穴を掘ったということが大事だと思われますので、ここは第3者ではなく「“徹底して犯人を攻撃していた”娘が脅す、そしてそれにのる」という展開の方が良いと思います。
cikobyさんのおっしゃる通りなんですよ。
解説本の解釈も全くその通り。
ただ、金に執着するなら、全額いただくために、「恐れながら」と警察に訴えることも考えられる。
つまり、このままでは、年に25000ドル貰えるだけなので、全額すぐに相続するために、「義母から金払ってもらうことになりました」と警察に訴えもおかしくないかなと…。

まあ、ずるずる考えていてもしゃーないことですが(笑)。
>桜町中将さん

>解説本の解釈も全くその通り。
そうなんですか。
解釈本、残念ながら見たことすらありません。また、今後の入手も私には難しいと考えられます。しかしながら、その本には興味がありますのでGoogle等で検索してみます。

ところで、その解釈本は管理人さまにとって、どのような存在なのでしょうか?あるいはどのように評価なさっていらっしゃるのでしょうか?

>ただ、金に執着するなら、全額いただくために、「恐れながら」と警察に訴えることも考えられる。
つまり、このままでは、年に25000ドル貰えるだけなので、全額すぐに相続するために、「義母から金払ってもらうことになりました」と警察に訴えもおかしくないかなと…。

ご趣旨、拝読いたしました。
しかしながら、この娘さんの本当の願いはお金ではなく犯人の逮捕ですよね。
ですので、いかに取引きを成立させ相手を陥れるかがポイントになると考えられます。

相手(犯人)がのってきそうな設定(殺害したのは義母であると思い怒っているが、その犯行によって自分にもお金が入るなら、それはありがたい。犯行には目をつぶり、そのお礼として警察には何も言わない。その代わりある程度のお金はもらう)は妥当だと思われます。
それが年に25000ドルでしょうか。

この取引(犯人からすれば義理の娘を一生つきあっていく“共犯”とする)はいいんじゃないでしょうか。

>まあ、ずるずる考えていてもしゃーないことですが(笑)。
その通りですね(笑)。しかし、こういうことをずるずる考える、あるいはぜんぜん考えない、みんながそれぞれ楽しみながらやっていけるのがこのコミュの良さですよね?。
解説本とは添付の写真です。
この本は、たいへん役に立っています。
>桜町中将さん

情報ありがとうございました。
先日、出張途中で実家に立ち寄った際に、自宅に送ったテープのなかにありました!
(15年前に日テレで放送されたモノでした)

パイロット版とは、知らずにみましたが、私は面白かったですよ!
コロンボのキャラクターも固まっていますし、チリも出てきましたし・・・
犯人役の心理?価値観?は、普通ではないと思ってみると、なんとなく納得できました!
 
美人さんが困るって構図は、あたしの大好物なんで
色々考えずにいつも楽しんで観てます♪
ほんとに綺麗ですよねえ・・

こんな風にブロンドの美人さんに生まれたかったなあ・・って親を見ろと言われれは黙るしかないぜええええ


いつも思う事なんですけどね、、、
コロンボさんは、一体何台車を持ってるのかしら??????
あたしが認識してるだけで、軽く10台は超えるんですけど(爆)
            
>撲殺君さん

>こんな風にブロンドの美人さんに生まれたかったなあ・・

ブロンドに青い眼、最高です。
まわりにそういう人がけっこういる場所で暮らしているので幸せです!じろじろ見ないように気をつけてます(笑)。

>って親を見ろと言われれは黙るしかないぜええええ

それにはなんとも申し上げられません(笑)。

ところで本作の被害者のお嬢さん役の方(めがねの女の子)とてもラヴリーで大好きです。
今日、久しぶりにTVを録画していたものを見ました。

☛ ビデオの録画日が、平成4年2月29日となっていましたので、18年振りと云うことに成りましたが、、、、。

途中までは、ストーリも忘れていましたが、 娘のマーガレットが出てきた頃から ああ、そうだ!! と思いだし、最後の 空港で犯人逮捕のシーン前の、コロンボの台詞まで、思い出しましたよ。  自分の性格がそううだと、他人も同じだと思うという指摘に関しては、正にその通りだなぁと改めて思い出させてくれました。


おまけ

TVを録画していたので、途中のCMも見ましたが、 宮沢りえと北野武志が、隣合わせに座って、カップ麺(エースコックのスーパーカップ)を食べてるシーンも懐かしかったです。
わかる、わかる。
たまに、押入れの奥から見つけたVHSとか見ると、当時のCMがやけに懐かしいんですよね。
山東昭子元参議院副議長が吹き替え、いまとなっては財産ですね。

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